22 社会教育主事講習［B］講義レジュメ講師期内容・テーマ真栄城日勉 2月2日生涯スポーツの意義と計画 1.生涯スポーツの意義 1）地域スポーツクラブを取り巻く環境の変化・日本全体の社会的背景を説明し、その中での地域スポーツを取り巻く環境の変化について、地域の実情やデータを示しながら説明する。・地域スポーツを取り巻く環境の変化を理解させた上で、総合型地域スポーツクラブへの期待、可能性について説明する。キーワード：少子高齢化・多様化するスポーツニーズ・学校スポーツ・企業スポーツ・「するスポーツ」「みるスポーツ」「ささえるすぽーつ」・子どもの体力低下・コミュニティの形成 2）スポーツ振興基本計画と健康日本２１・スポーツ振興基本計画の概要（３つの大きな柱）を説明する。・スポーツ振興基本計画のうち、「生涯スポーツの実現に向けた、地域におけるスポーツ環境の整備」について、政策目標を達成するために必要不可欠である施策について説明する。・健康日本２１について説明する。各都道府県及び市町村の「スポーツ振興基本計画」がある場合は、そのことについても説明する。キーワード：スポーツ振興基本計画・生涯スポーツ社会の実現・スポーツ実施率の向上・広域スポーツセンター・健康日本２１ 2.総合型の地域スポーツクラブ・マネジメントの仕組み・クラブとしての使命を達成するためには、地域住民のニーズなどを調査・分析し、戦略的な事業展開が重要であることを理解させる。・地域住民に愛され、必要とされるクラブにするためには、マネジメント・サイクルの実践が不可欠であることを理解させる。キーワード：ミッション・経営資源・ビジョン・マーケット情報・マネジメント参考文献 ----------------------------------------------------------------- 財団法人日本体育協会編：『公認アシスタントマネージャー養成テキスト』財団法人日本体育協会編：『公認スポーツ指導者養成テキスト（共通科目Ⅱ）』 22 社会教育主事講習［B］ (様式 1) 講義レジュメ講師期内容・テーマ生涯スポーツの実際真栄城日勉 2月3日（天候・年齢・人数に応じて決定） ☆屋外スポーツ 1：ターゲットバードゴルフ（Target Bird Golf）合成樹脂制の羽根付きボールを、普通のゴルフクラブで打つミニゴルフの一種。ボールを打つ動作・フェアウェイ上のルール等はゴルフと同じであるが、ホールはパラソルを逆さにした形状をしており、シャトルボールをふわりと高く打ち上げる技術が要求される。またコースは、ゴルフ場をミニ化したような常設コースから、公園の空地などにロープを張って作る仮設コースまでと、幅広く楽しむことができ、地域スポーツとしての村おこし、過疎対策などに活用されている。 ☆ 屋外スポーツ 2：ゴルフ（ Golf ）： ①審判員不在のゲーム・正直にプレーする習慣があってこそ競技が成立する・「正直・公正」は人間性を向上させる・ジェントルマンズゲーム ②自然との交流・自然と親しむ⇒自然を愛する心・ストレスの解消⇒リフレッシュ ③生涯スポーツ適正・適度な運動強度⇒幅広い競技人口・技術の幅があり、長い期間かかって上達する・社交性・ファッション性・エチケットを守る伝統 ☆屋内スポーツ 1：インディアカ（Indiaca）：羽根のついたボールを、６人制のバレーボールのルールに準じて、素手で打ち合うゲーム。専用ボールは「インディアカ」とよばれ、はねつきの羽根を大きくしたような形状をしている。打撃部分は平たくて、4 枚の大きな羽根がボールのスピードを緩和するため、性別、年齢、体力を問わず、だれでも容易にプレーできるスポーツである。また、交流・楽しみのゲームから高度な競技にいたる多様な楽しみ方ができるのと同時に、相手との身体接触がなく、心身にゆとりが生まれ、比較的安全で男女混合にも無理がない。１セット（15 分先取）行うのに、10～20 分の時間を要する。