冬の浅草岳 山行報告書 ~鬼ヶ面の岩肌と純白の稜線観賞&美味しい地酒を堪能~ 【 日 程 】 2013年3月15日(金)~17日(日) 【メンバー】 【 行 程 L=くま、KAN、新潟(新潟県)(3/16:日出=5:54 、日入=17:52) 】 ○ 3/15 (金) (歩行時間 0時間00分) 新八柱駅 14:22…大宮駅 15:13/38…(とき 329 号)…浦佐駅 16:36/53…大白川駅 17:57…(送迎)…音松荘 松戸 21:10…三郷南 IC…三芳PA22:00/20…小出IC 0:20…音松荘 1:00 (仮眠) ○ 3/16 (土) (歩行時間 9時間50分(休憩含む)) 快晴 音松荘 6:10-浅草山荘前 6:30–大滝 9:10-嘉平与ボッチ 11:00-前岳 11:30-浅草岳(1585m)11:45/12:00–音松荘 16:00 ○ 3/17 (日) (歩行時間 0時間00分) 大白川駅 10:02…小出駅 10:45/11:07…浦佐駅 11:15/51…(とき 322 号)…大宮駅 12:54 音松荘 9:10…小出IC…三郷南 IC…松戸 13:30 頃 【 報 告 】 <くま> 車が1台のため電車と車でそれぞれ宿である音松荘へ。車組は深夜到着で仮眠。 宿の裏手斜面を登り浅草山荘前へ行き、そこから登り始める。夏道は無く、踏み跡も無い雪面を地形を頼りに登っていく。 2名はスキーで、他のメンバーは雪面が硬く歩いても潜らないためアイゼン無しで登っていく。1時間程でムジナ沢へ。 そこからは夏場は沢の沢筋をずっと登る。沢筋のため風も当たらず日差しが強く冬とは思えない気候。 途中、雪面に付いている動物の足跡を見てウサギだ鹿だと皆で色々観察も、この日差しと暖かさならでは。 振り返ると真っ白な守門岳と青い空のコントラストが眩しい。 大滝手前から右斜面を大きく迂回し、大滝の上流部へ出たら左の浅草岳尾根方向の斜面を登る。この斜面は雪面が硬い ためスキー組み以外はアイゼンを装着して登る。 尾根に出ると風も強くなる。しかし天気が良いため前方には目指す前岳が見え、展望も良くなり遠くの山々まで見られる。 嘉平与ボッチの美しい雪庇を過ぎ、前岳を越えると右手には荒々しい岩肌と白い雪の鬼ヶ面山が現れる。夏山には見られ ない素晴らしい表情に感動する。 前岳から浅草岳山頂はすぐで、山頂に着くと物凄い強風のため長くはいられない。 すぐに下山し、風が弱まったところで休憩。下りも景色をゆっくり楽しみながら来た道を気持ち良く戻る。 気温上昇により雪面も緩くなったため、大滝から先はそれぞれ持参のワカンやスノーシューを着けて下山。 宿に戻るとすぐに懇親。温泉や美味しい夕食と地酒で今日一日の余韻を皆で楽しんだ。 <KAN> 気温が低くて天気が良かったのでこれ以上は望めない絶好の条件で大展望を楽しめました。 アイゼンやワカンもフルに活用した山行でお酒もすすみました。 <レイ> お天気も最高で、眺めも最高で、音松荘も最高で… うさぎやカモシカの足跡を追いながらの登りは、我々の足跡を残すのが申し訳ないくらいの真っ白い世界でしたよ 雪もほどよくしまっていて帰りの途中からワカン、スノーシューを着けたくらいで、時間にも余裕が持てました みんなに今回も大変お世話になりました たのしかったね~ 今から紅葉の浅草岳が楽しみだ~い! <あつ> 昨年 4 月の守門岳に続き、またまた天気に恵まれ、 素晴らしい越後の山々をみながらののんびり山行でした。 時期的にまだ雪も溶けていなかったので守門岳のような難所もなく、 体力的にもきつくはなかったのですが、稜線にでてからの風はかなり強く、 なかなか前に進むことができなく、風との戦いという感じでした。 雪庇は守門岳に比べて少なかったですが、嘉平与ボッチの雪庇の形の美しさは見事でした! 山行中もずっと山々の景色が楽しめるし、鬼が面山の大屏風は圧巻の存在感、 私の中で守門岳を越えました。今から紅葉の浅草岳楽しみです。音松荘のご飯も♪ ムジナ沢の登り 浅草岳方面の尾根への登り ムジナ沢の登り(後方は守門岳方向) 浅草岳の稜線 嘉平与ボッチ手前 (向こうは鬼ヶ面山) 嘉平与ボッチの雪庇を通る 浅草岳山頂 嘉平与ボッチへの登り (奥は前岳) 浅草岳山頂直下の最後の登り(後方は鬼ヶ面の岩峰) 下り前岳付近
© Copyright 2024 ExpyDoc