a ne s ep oem of 3 1 syllables Ja p ひといっ き ば *Ha ごじゅ iku p o em * Co m み っ つ く さ つま 狂 句 (有明町さつま狂句同好会) ひといっ ずるっじばば し よ ふ しょがっ ま ic H a i k u * 2012.12 俳 句 (ぎんなん俳句会) 目黒 文恵 本村ミツ子 北川 雨水 刀坂由美子 堂園 悦子 竪山 ヨリ 川上 豊 和田 洋文 ※ 月 に 行 っ た 5 歳 児 歯 科 健 診 で、 む し歯も処置歯もな かった子どもたち です。 思はざる天為の命枇杷の花 河野 通人 小春日や弥生を身近にせし古墳 冨山 達次 共に食む熱き味噌汁小鳥来る 冨山 茂子 名月や煌めく水面舟溜り 和田 千恵子 読み聞かすイソップ童話秋の夜 北野 治美 無花果やおもしろきことまだ多し 吉村 万里 永吉佐代子 実南天延命橋に色を添へ 団栗や思い出一つ拾ひあげ 山々の遠くに秋のちぎれ雲 立冬や肩の力を少し抜き 冬めくやフランスパンの温かし 散り敷ける銀杏の黄葉宝満寺 もみじ 単行本読みふけりゆく夜長かな かんざ いねか 山口 良子 隈元 チエ 野口 順子 石橋 道子 川添八重子 中島 昭 大迫 鈴子 吉元 道子 山口 カツ 藤田ミチ子 公園の水無き小川落葉塚 兼 題「 一 息 」 も一息 頑張れち郷中ん 道路作い 丸目南兵衛 しょがっ 作業です。みんなで力を合わせもう一息。爺の励ましで疲れも吹っ飛んだ。 何思うて投石ひとり冬の海 さだっわろ 齢化が進み若手が少なくなった。寂しいけれど高齢者だけで親睦を図ろう。 兼 題「 正 月 」 上座かい 全部爺婆で 寄い正月 畑山 敏昭 正月を迎えるとすぐ、親族一同が寄り集まっての新年会。最近は過疎、高 (評) さだっ 南 史郎 有馬ケイ子 沼田の稲刈りは天気の影響が大きい。夕立に悩まされる心の怒りが噴出した。 小蓬原忠則 兼 題「 夕 立 」 夕立奴 稲刈いの衆を 振い回えっ 専業農家ではコンバインなどの機械化営農が進んでいる。だが自家用にとか、 (評) 短 歌 (はなさい短歌会) 露ふふむ葉牡丹は手に重たかりゆるゆる上る年の瀬の坂 内山 幸夫 江蔵 成子 今年また沢山の実を落としてる銀杏大樹のほこらを覗く 野も山も紅燃える里の秋夕日の彼方鷹柱ゆく 柿の実のたわわ実りて色付きぬ秋陽をあびて真赤に輝き 藁しべが長者になりたるいい話藁つと納豆発酵はじむ 幾年を耐えて来たのか銀杏の木再び敷かる黄金のじゅうたん 満園 正夫 渡辺クミ子 松原ひろえ 折田 縫子 小 宮 展子 東郷ミイ子 前庭の石灯籠を見る度にひ孫の成長案ずる夕暮れ 小笊二つ赤唐辛子ぎんなんも干されて午後の縁先のお茶 若武者の放つ鏑矢的射貫き装束まぶしあぶみも安定 名月や白さぎ一羽声高く地に影おとし夜空翔けゆく 短 歌 (松山南船短歌会) 11 2012.12 ■市報しぶし 24 多くの皆様の投稿をお待ちしています。 (評) 老いも若きも集落総出での道路美化、補修作業。夏の暑さの残るきつい 梅雨明けの葉群はみ出す八朔の顔あり三十個湯呑みのほどなる 畑 美佐子 仏像の台座に彫られし蓮葉型みどりの大葉が雨をころばす 前原 恭 永田ミツエ デイに行き帰りし庭にうぐいすの一声高く吾を迎へる 市の企画「元気はつらつ」週一回思わぬ悦び食慾も増し 夕暮れの舗装道路を散歩する演技するがに燕の低空 初めての海外だよとイギリスへ孫旅立ちぬホームステイに あじさいの色も何だか寂しくて人恋しげに唄っているよな 亡き姉の早三回忌仏前にあふれるほどのカサブランカを よさこいの激しき踊りに入所者の飛び入り踊るもバランスくずす 竹永 南海 暉峻 康瑞 池ノ上一枝 「今は唯楽しさだけが甦える」長姉九十苦を苦ともせず ニュース聞き金星食と知らされし不思議なるかな宇宙の世界 長雨に庭の雑草はびこりて何時まで続く草との戦い 長き日を病と闘い義兄逝く小雨降る夜の亡夫と重なり 短 歌 (南船志布志短歌会) 一対のとんび舞ひ去りまた一対無人の駅頭天に雲なし お陰様でみんな忘れて満月とお話ししてます特老の個室 夕陽を西へ西へと追いかけて落ちる地平線一度は見たし 平川 澄子 益倉 睦美 松下 芙美 庭先の広場に立ちてながめをりしばしただよふ秋あかねかな 岡元 初子 無料でも登りたくなしスカイツリー画像の地の面に身震いがする 児玉 末子 林 靜子 母の日や節目ふし目を祝ぎくれし嫁の心根私の宝 住む者の老い老いたれば古家のあちこち痛むも詮方なしや 転ぶなと言われる齢ころんでもやり直しきく頃がなつかし れ あ まひろ な み 文芸コーナーでは市民の皆様のオリジナルの未発表の写真や絵画、イラスト等を紹介します。 25 市報しぶし■ 2012.12 志布志イルミネーション 2012 (詳しくは 1 月号に掲載します) 末永蓮空ちゃん 大峰麿海ちゃん 新越菜未ちゃん せいじ みやび な な はな しゅうと しおん 外岩戸晟士ちゃん 井上 雅ちゃん 森重奈々ちゃん 重久 華ちゃん 永田脩大ちゃん 安留詩恩ちゃん 夕庭にひぐらしの声細くなりうつつも人も移ろい速し 金柑に羽音震はす蜜蜂のおりおりこぼす白き微塵花 宮原 順子 三十三回忌迎えて知りたる姑の恩われ姑となり三十年を過ぐ 山田 和子 たったっと夜半の降り出づ雨だれよ眠れぬままに歌詠みいる 山元ハツミ 若松田鶴子 さよならの言葉言い得ず別れたる駅のホームの秋深き朝
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