新上五島町立東浦小学校 平成25年度学校関係者評価報告 Ⅰ 評価の

新上五島町立東浦小学校 平成25年度学校関係者評価報告
Ⅰ 評価の実施について
1 開催期日
平成26年2月19日(水)19:00~20:10
2 開催場所
東浦小学校校長室
3 評 価 者
陣内康昭
PTA会長
PTA副会長
PTA副会長
学校評議委員
学校評議委員
七目郷長
中野郷長
奥浦郷長
阿瀬津郷長
鯛ノ浦郷長
校長
森
望
教頭
Ⅱ 評価について
1 校長より
学校関係者評価の実施については、学校教育法において努力義務と定められており、
また、実施した際には、報告が義務づけられている。このような法の背景には、学校
が実施している教育活動を、保護者や学校に関係のある地域の方々の広い視野をもっ
て吟味し、子どもたちにとってよりよい教育活動を築きあげる目的がある。
前年度も、この会でいただいた意見は、教育委員会にも、また、保護者や地域の皆さ
んにも広く周知広報するとともに、次年度(平成25年度)の教育活動の工夫改善に
大きく役立つものであった。
※ 昨年度の提言及び具体的対応
●子どもたちを認め、励ます活動を中心とする教育の基本方針は踏襲しなが
ら、集団生活の基盤となるルールや決まりを守る事や、目上に対する言葉遣
いなど、厳しさや強さに関する部分も併せて育成していただきたい。
↓
○学校経営のグランドデザインへの付与
自己肯定感・自己有用感をもたせる学校
+
背伸びとジャンプ(困難な目標に向かって努力する強さに自信をもつ子へ)
●ふるさとを愛する心をはぐくむ教育活動を重視していただきたい。
↓
○気づく力感じる力の育成(東浦学・ゲストティーチャー活用・地域のかがや木)
今回も、様々な視点から素直な意見を頂戴し、平成26年度の学校経営に生かしていき
たい。
2 評価概要
(1) 全体について
3年間(平成23~25年度)の評価指数の推移が示すように、ほとんどの項
目において向上が認められており、また、数字自体も非常に高い結果となってい
る。このことから、全体傾向としてはきわめて良好に推移していると判断される。
また、中でも、評価項目の1(学校や子どもたちの様子を知らせようと努力して
おり、また、学校の教育方針に共感できる)と評価項目の10(校長は、子どもた
ちや保護者・地域・学校職員を大切にしている)については、極めて高い結果と
なっており、学校の取り組みが保護者や地域住民にも十分に浸透し、共感的に理
解されていることを物語っている。
また、実際に目にする子どもたちの姿にも、のびのびとしている様子が見られ
るようになっており、好循環している感じを受けている。
なお、この数値については、アンケートの回収率が非常に高く、一部の意見で
はなく全体の意見として捉えることに差し障りはないが、一方、
「よくわからない」
部分については、
「記入しないでよい」こととなってはいるものの、実際には、「よ
くわからないから4に○をつけよう」とする場合が少なくないとも考えられるの
で、あくまでも指標の一つであり、絶対的なものではないことを留意しておく必
要がある。
※ 立場によって、「よくわからない」という項目があることは事実であるが、項目
に挙げられていることによって、学校が重点的に取り組んでいる項目が分かり、
かつ、「○○な点をよく見ておこう」という意識に至るので、いたずらに項目を
削る必要はない。
(2) 留意すべき項目等について
上述したように、全体的には非常に良好な状況と考えられるので、以下におい
ては、比較的に下位に位置した項目や留意すべき点について記述する。
①
評価項目の2(学校は、子どもたちが「勉強がわかった」
「勉強ができた」と
感じるように、授業や家庭学習を工夫している。)については、全項目中でも低
位に位置しており、学校の教育活動の中心が授業であり学習であることを考え
ると、早急に対応の必要な課題であると思われる。
学習に関する面については、
「期待と充足(願いと結果)
」の兼ね合いも大き
な影響を及ぼすものであり、一概に数値のみを追うのはなく、総合的な対応が
必要であると思われる。
また、子どもたちが「勉強がわかった」「勉強ができた」となるためには、
まず好きになることが重要であり、一人一人の特徴を踏まえて、長所を伸ばし
ながら好きにさせることも考える必要があると言える。
なお、学力については、単なる学校の勉強で終わるのではなく、社会の中で
生きる学力であってほしい事を切に願うものである。
②
評価項目の4(学校は、子どもたちが「気持ちのよいあいさつ」ができるよ
う指導している。
)については、数値は高水準で安定しているものの、意見文
中には厳しい内容が含まれている。このことは、良くはなってきているが、も
っと高い姿が期待されていることを示していると考えられる。
あいさつについては、以下のような特徴があることを踏まえて指導を進めて
ほしい。
※
人が生きる中での基本中の基本であり、しっかりとした指導が必要で
ある。
※ あいさつをされて嫌な気になる人はない。「爽やかなあいさつ」は、地
域の大きな魅力である。地域を挙げて取り組む価値があることである。
※
あいさつの指導は、本来家庭がおこなうものであり、その延長線上に学
校や地域の指導がある。そのことを家庭が自覚する必要がある。
※ 子どもの性格によっては、あいさつをすることが大きなプレッシャー
となる子もいる。一人一人に子どもの状況に応じる必要もある。
※ 子どもたちは、知らない人には、あいさつができづらい。あいさつをさ
れる大人になる努力も必要なのかもしれない。
③
評価項目の9(学校は何でも相談しやすい雰囲気である)については、
全項目中もっとも低い数値となっている。
以前は、学校に相談することはなく、保護者間や地域の中で話し合い、
解決する機能があった。従って、学校に相談を持ち込むこと自体が、望ま
しい事ではないという意識があることは想像に難くない。
従って、この項目自体が、何を意図して設定されているのかを再度吟味
する必要がある。また、文言の意味もやや漠然としてり、わかりにくい。
併せて改善を望む。
④
保護者からの文章意見の中に「この一年は、あまり学校を信頼できませ
んでした」との内容があった。不信の原因となる何かがあったと想像され
る。事案が想定されるならば、すぐに対応し、改善が図られるよう望む。