愛の手で みんなに贈ろう 幸せを 野田中1年・新山 陸 あい さ つ - 野田村

― 助け支え合う村づくりを 第8回野田村社会福祉大会 ―
愛の手で みんなに贈ろう 幸 せを 野田中1年・新山 陸
きょう か
しゅう きょう ◇褒章
︻個 人︼楢 見 舘 ハ ツ、坂 上
美紀子
◆福祉標語コンクール
︻最 優 秀 作︼日 當 誠=野 田
小6年、新山陸=野田中1
年、下舘千明=久慈工2年、
米田俊幸=下泉沢
︻優 秀 作︼三 上 京 史=野 田
小1年、中村樹里=野田小
4年、中村隼斗=野田小6
年、宇部彩香=野田中3年、
外谷隼人=久慈工3年、廣
した。
崎つか子=北区
福祉大会で表彰された人
︻優 良 作︼小 野 寺 菜 々 花=
は、次のとおりです。
︵敬称略︶ 野田小1年、三上壱京=野
田小3年、大家誠=野田小
◆村社会福祉大会長表彰
6年、中野海月=野田中2
◇社会福祉事業功労
年、船渡夏美=久慈工3年、
︻社会福祉協議会役職員︼
中野富雄・理事
障子上幸子=上泉沢
︻社 会 福 祉 団 体 役 職 員︼岩
山三四二・野田村老人クラ
ブ 連 合 会 理 事、万 平 ミ ヨ・
野田村母子寡婦福祉協会副
会長
︻民 生・児 童 委 員︼金 子 美
枝子・玉川地区
◇ボランティア活動功労
︻団 体︼ボ ラ ン テ ィ ア ハ ー
トぽっぽ
◇共同募金運動功労
︻団体︼株式会社伊東薬局、
有限会社大沢菓子店
下泉沢・米田俊幸
福祉標語コンクールで最優秀作に選ばれ、沢口栄一・
村社会福祉協議会長から表彰状を手渡される日當誠さん
平成22(2010)年2月号 №443 広報のだ
3
しゅう
笑いの絶えない講演で会場を沸かせた
臨済宗南宗寺の田口豊實住職 久慈工高2年・下舘千明
社会福祉事業功労を受章し小田村長から
表彰状を手渡される岩山三四二さん ささえあう
人と地域に 笑顔咲く の価値観に問い掛けている
表彰式に続き、大会宣言
・
何事にも疑問を持ち
も の で し た。
﹁こ の 花 は な
が採択されました。野田中
・・・・・
・・
そして考えて行動を
んぼうだべと思う人は欲た
2 年の欠端杏佳さん=下泉
りん ざい ・・
かりな人なんです﹂と話す
沢=が宣言案を朗読。主な 大会宣言に続き、臨済宗
なん じ
た ぐち とよ み
と会場が笑いに包まれまし
内 容 は 3 つ。①誰 も が 住 み
南宗寺の田口豊實住職=八
た。正解は﹁きれいだなあ﹂
慣れた地域で安心した生活
戸 市=を 講 師 に 迎 え、
﹁価
いく
ですと住職。損得だけを考
ができるようきめ細かなサ
値観の饗育﹂と題して講演
えずに素直で良い心を持ち
ービスを充実②誰もが自ら
が行われました。
さと
感性を磨くよう諭していま
の能力と経験を生かしたボ
した。
ランティア活動や福祉活動
人間の定義を住職は4つ
に積極的に参加できるよう、
挙 げ ま し た。
①必 ず 死 に 至
活動基盤の整備に努める③
る存在。だから生き延びよ
誰もが家庭や子育てに夢を
うとする②無常。常に変化
持ち、安心して子どもを産
し続ける。人生山あり谷あ
み育てることができるよう
り③助け合い。困っている
な環境づくりに努める︱こ
人を助けましょう④規則が
とが会場にいる参加者の満
ある︱。空気、水、食べ物
場の拍手により決定されま
がありがたいと思っている
した。
田口住職は、先輩に怒ら
人は価値観がわかっている
れて過ごした修行僧時代を
そうです。
振り返りながら、謎かけ風
と そ
の禅問答にならい、参加者 お屠蘇は正月に何で飲む
かと言えば、1年でバラバ
に物事を深く見詰め直すき
っかけを与えてくれました。 ラになった心を鮮やかによ
みがえらせるためなんで
住職は、演台に飾られて
す︱と何事にも意味がある
いる花を見て﹁この花は生
ことを強調していました。
きていますか﹂と問い掛け
ます。返答を考えていると 田口住職は﹁相手を思い
やる心を忘れずに、常に考
﹁そ ん な こ と も わ か ら な い
え て 何 事 に も 疑 問 を 持 ち、
んですか﹂とすかさず突っ
そして行動に移してほし
込まれます。この花は生き
い﹂と 笑 い を 交 え な が ら、
ているか死んでいるかだけ
楽しいひとときを過ごしま
を聞いていたのでなく、人
あいさつは 人と人とを
つなぐ橋
大会宣言を朗読する野田中2年の欠端杏佳さん