山王小だより 開校40周年 狭山市立山王小学校 児 童 数 434名 平成28年 2月29日 №12 子供の笑顔・元気・夢をはぐくむ山王笑楽校 子供の成長を親子で振り返る 校長 佐 藤 潤 学校の木蓮の花がつぼみを膨らませています。6年生の子供たちは、卒業前の奉仕作業を始 めました。先日は校舎前にケン・パー用の円を色とりどりのペンキで描いてくれました。春の 訪れを感じるこの時季、少しの寂しさとともに、心がはずむときでもあります。早いもので本 年度も残り1カ月を残すだけとなりました。 さて、先週の授業参観・懇談会には多くの皆様にご来校いただき、ありがとうございました。 授業参観では、お子さんの成長に思わず涙腺が緩んだ方も多かったのではないでしょうか。 なんといっても我が子の成長は、日頃の子育ての苦労や悩みを取り払ってくれる妙薬ですね。 子供たちは、日に日にできなかったことができるようになり、精神的にも大人びて思いもよら ない言葉を発するようになります。ふと、「こないだまでおむつを替えてやっていたこの子が・ ・・。」と、その成長に思わず心和んだり、腹を立てたりするものです。でも、そんな毎日を楽 しめることが、きっと子育ての醍醐味なのでしょう。子供にとっても親の楽しむ姿を見ること は幸せなことにちがいありません。 アメリカの教育学者 デニス・ウェイトリーの詩をご紹介します 「子どもの話に耳を傾けよう」 デニス・ウェイトリー きょう、少し あなたの子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう。 きょう、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても。 さもないと、いつか子どもは あなたの話を聞こうとしなくなる。 子どもの悩みや要求を聞いてあげよう。 どんなに些細な勝利の話も、どんなにささやかな行いもほめてあげよう。 おしゃべりを我慢して聞き、いっしょに大笑いしてあげよう。 子どもに何があったのか、何を求めているかを見付けてあげよう。 そして、言ってあげよう、愛していると。毎晩、毎晩。 叱ったあとは必ず抱きしめてやり「大丈夫だ」と言ってやろう。 子どもの悪い点ばかりをあげつらっているとそうなってほしくないような人間になってしまう。 だが、同じ家族の一員なのが誇らしいと言ってやれば、子どもは自分が成功者だと思って育つ。 きょう、少し あなたの子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう。 きょう、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても。 そうすれば、子どももあなたの話を聞きに戻ってくるだろう。 まとめの3月。本年度の自分を振り返るだいじな期間です。「振り返りがしっかりできる人は 力のある人」と言います。ご家庭でもお子さんのこの一年間の成長をお子さん自身の話をとお して感じ取っていただければ幸いです。たくさん話を聞いてやってください。よい親子の時間 になりますように。 3月23日は、6年生73名の卒業の日。そして25日は在校生の修了式。残りわずかな時 .... 間です。健康と安全に留意して、みんなでよい時間にしたいものです。 3月も保護者の皆様、地域の皆様のご支援とご協力をお願いいたします。
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