5 今年度の重点課題(学校アクションプラン) 平成22年度 富山商業高等学校アクションプラン ―1― 重点項目 学習活動 重点課題 教科指導の充実と確かな学力の向上 現 状 ・生徒の学習意欲や学習理解度に差が見受けられる。そのため、各教科において指導内容や 指導方法の改善を図ることにより、生徒に意欲をもって授業に取り組ませ、確かな学力 を身に付けさせることが必要である。 達成目標 ①互見授業の実施 ②学習状況調査の実施 年間1回以上(1月末までに実施) 方 策 授業に対する興味・関心度70%以上 ・各教科において互見授業を計画し、他教 ・生徒の学習に対する取り組み方や授業内 科の教員も積極的に参観する。授業実施 容の理解度、満足度に関する学習状況調 後は互見授業シートに記入し、学習指導 査をアンケート方式で各学期に1回実施 の改善に資する。 する(1月末までに実施) 。分析した結果 ・教科部会において学習指導に関する研究 は教科部会で検討し、今後の学習指導の を行う。 改善に資する。 <評価基準> A:達成した B:ほぼ達成した C:やや不十分だった D:不十分だった 平成22年度 富山商業高等学校アクションプラン ―2― 重点項目 特別活動 重点課題 部活動の活性化と競技力の向上 現 状 達成目標 ・本校は運動部17、文化部11の計28部が設置されており、全員部活動制である。 ・運動部・文化部ともに多くの部が、県大会優勝や全国大会入賞を目指して熱心に部活動に 取り組んでいる。最近では、特に商業科種目の文化部が全国大会への連続出場を果た している。運動部男子団体での全国大会出場が待たれるところである。 全国大会出場生徒の割合(大会出場エントリー者の延べ人数÷全校生徒数×100%) 30%以上 方 策 ・部活動の一層の活性化を図るため、各部におけるトレーニング講習会や技術講習会の充 実を目指す。特に強化・競技力向上に努める。 ・各部、各部員の意識レベルや能力に応じたきめ細かな指導を徹底するために、部活動 において部活動ノートや個人ノートの作成、個人面接などの実施を推進する。 <評価基準> A:達成した B:ほぼ達成した C:やや不十分だった D:不十分だった 平成22年度 富山商業高等学校アクションプラン ―3― 重点項目 学校生活 重点課題 積極的なあいさつや身だしなみ等の自主的なマナー意識の向上 現 状 達成目標 ・本校生徒は、おおよそあいさつや身だしなみが良いと評価されている。しかし、最近あい さつの仕方や制服の着こなしが、以前と比較すると少々乱れてきているのではという声も 聞かれる。 ・儀礼的なあいさつであったり、顔を見ていてもあいさつをしない生徒が見られる。 積極的なあいさつをした(自己評価) よくできた 50%以上 方 策 ・あいさつをする大切さを十分に理解させ、校内外に関わらず儀礼的ではない自然なあ いさつを身に付けさせる。 ・全校または学年集会の折に、あいさつの大切さを説諭する。 ・年に2度のアンケートを取り、生徒にあいさつ・服装についての意識付けをする。 <評価基準> A:達成した B:ほぼ達成した C:やや不十分だった D:不十分だった 平成22年度 富山商業高等学校アクションプラン ―4― 重点項目 進路支援 重点課題 ・自己の適性、能力に合った進路選択 ・進路指導の組織的・計画的な取り組み ・進路選択の幅を広げる効果的な支援策の施行 現 ・職業観・勤労観に関する意識が希薄な生徒は進路選択が遅れる。 ・進路目標に適した受験学習を十分行わず受験に臨んでいる生徒がいる。 ・憧れと自己の実力が見合わないままに、進路選択を行い、結果に苦慮する生徒がいる。 ・センター試験対策など、学力差の大きい生徒の受験指導に対して苦慮する場合が多い。 状 達成目標 ①進路選択満足度 ②就職者の内定率 95%以上 方 策 100% ・個人面接、ホームルーム等を通じて適切な 進路情報の提供に努める。 ・保護者も参加する進路学習会を通じて生 徒の進路選択の心得、出願までの手続きを 説明し、学校と家庭が共通理解のもと進路 選択を行い、主体的に取り組む気持ちを持 たせる。 ・自分の考えを確立させ、ミスマッチのない 進路選択につなげる。 <評価基準> A:達成した ・生徒の選択の幅を広げるために教職員が 各企業を訪問し、求人開拓を行う。 ・生徒に個々の企業を研究させ、応募前見 学やインターンシップなどの参加を積極 的に支援する。 ・面接対策や基本的な学力指導を行い、選 考の際に実力が発揮できるようにさせる。 ・進路変更に伴い、就職希望となる生徒に ついてはハローワーク等とも連携し継続 的に指導を行う。 B:ほぼ達成した C:やや不十分だった D:不十分だった 平成22年度 富山商業高等学校アクションプラン ―5― 重点項目 学習活動 重点課題 検定・資格習得の充実 現 状 達成目標 ・平成21年度全商主催検定1級合格者数 延べ507名 内訳 ・珠算・電卓実務検定 (145名) ・ワープロ実務検定 ( 22名) ・簿記実務検定 (118名) ・英語検定 ( 4名) ・情報処理検定ビジネス部門 ( 46名) ・商業経済検定 (141名) ・情報処理検定プログラミング部門( 31名) 全商主催の各種検定1級合格 延べ合格者数 延べ500名以上 方 策 ・検定取得の達成目標をもたせることにより、生徒の学習意欲を喚起する。 ・基礎基本の着実な定着を図るとともに、生徒の能力を最大限に伸ばすための学習指導体 制を充実する。 ・1月に行われる検定については、7限に補習授業を行い、学力の向上ならびに合格率の 向上を目指す。 <評価基準> A:達成した B:ほぼ達成した C:やや不十分だった D:不十分だった 平成22年度 富山商業高等学校アクションプラン ―6― 重点項目 その他 重点課題 「模擬株式会社 TOMI SHOP」を通して体験学習の充実 現 状 ・仕入先研修体験学習や模擬株式会社「TOMI SHOP」 (模擬会社組織による経営)の運営 を、起業家教育や進路学習に役立てている。 達成目標 ①模擬株式会社「TOMI SHOP」の来客数 7,500人以上 方 策 ②来客満足度(生徒・お客様) 90%以上 (1) 現場実習 ・顧客のニーズやそれに対応するビジネスでどのような商品が提供されているかの学習 を行う。 ・実際のマーケティング活動を体験させ、消費財の市場動向から、顧客満足度の高い商 品政策(マーチャンダイジング)の実際はどのようになっているかの学習を行う。 (2) 仕入先研修体験学習 ・ 「TOMI SHOP」の協力企業先で研修を行うことにより、商人のあり方を学び、その成 果を「TOMI SHOP」の経営に生かす。 ・課題研究発表会で体験報告を行う。 (3) 模擬株式会社「TOMI SHOP」(起業家の育成) ・模擬株式会社を設立し会社組織で店舗経営や販売活動を行う。 ・ 「株主総会」において営業報告、決算報告、利益処分を行う。 <評価基準> A:達成した B:ほぼ達成した C:やや不十分だった D:不十分だった 平成22年度 富山商業高等学校アクションプラン ―7― 重点項目 特別活動 重点課題 読書への関心・意欲を高め、読書の習慣化を推進する。 現 状 達成目標 ・図書館の利用者数、貸し出し数は増加している。さらに、生徒の読書欲を高め、読書 の習慣化が図られるように働きかけていく必要がある。 ・図書館を利用しての授業に対応していくためには、図書資料の充実を図るとともに、各 教科とのさらなる連携を図る必要がある。 ・図書館主催行事への参加数はやや伸び悩んでいる。 ①年間総貸出数 ②図書館だよりの発行回数 2265冊以上(生徒一人あたり3冊以 上、全校生徒数755名) 方 策 年10回以上 ・学級文庫のさらなる充実をはかり、生徒の読書への関心を高める。 ・図書館主催行事に生徒が参加しやすいように、内容・日程などを工夫する。 ・各教科との連携を密にする。 <評価基準> A:達成した B:ほぼ達成した C:やや不十分だった D:不十分だった 平成22年度 富山商業高等学校アクションプラン ―8― 重点項目 学校生活 重点課題 麻しん(はしか)予防接種の未接種者に対する積極的勧奨(対象3学年) 現 状 達成目標 ・対象となる本校3年生は、麻しん(はしか)第4期予防接種に対する意識が低い。 (昨年度3年生は、2月末の調査で87.3%) 予防接種率の向上 90%(216名)以上 方 策 ・麻しん(はしか)の罹患歴・予防接種歴調査を行う。 ・予防接種の未接種者に対する積極的勧奨を行う。 ・マンガ冊子やリーフレットを配布する。 <評価基準> A:達成した B:ほぼ達成した C:やや不十分だった D:不十分だった 平成22年度 富山商業高等学校アクションプラン ―9― 重点項目 その他 重点課題 PTA活動への関心を高め、自主的・積極的な参加を推進する。 現 状 達成目標 ・PTA総会への出席率は25.6%とまだ低い。(学年別懇談会29.3%) ・保護者宛の案内プリントが必ずしも保護者の手に渡っていない。 ・教育情報メールへの登録者数は32.2%である。 ・行事の大半が平日設定のため、保護者が共働きの場合、出席しにくい。 ①PTA総会(年1回)へ ②PTA役員会(年3~4 ③教育情報メールへの登録率 の保護者の出席率 回)の出席率 35%以上 方 策 50%以上 40%以上 ・PTAの定期総会・役員会・各事業の内容を見直し、魅力あるものに改善する。 ・諸会議・行事の日時設定を工夫し、保護者が参加しやすい環境を整えるように努める。 ・プリント配布による諸行事案内を補完するために、メール配信を多く活用する。 ・学校の各分掌との連携をより一層図り、保護者に有用な内容のメール配信を行う。 <評価基準> A:達成した B:ほぼ達成した C:やや不十分だった D:不十分だった
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