8 学校アクションプラン 平成26年度 中央農業高等学校アクションプラン -1- 重点項目 学習活動 重点課題 学習習慣の確立と学習意欲の向上 現 ・生徒は各自の進路希望に応じて、各種の資格取得に取り組んでおり、1人あた り一昨年 3.6 種目、昨年 3.7 種目の資格を取得している。(日本農業技術検定、 漢字検定、危険物取扱者等)しかし、複数の資格を取得できた者は一昨年 84 %、昨年 88 %にとどまっている。 平成 24・25 度資格取得状況(卒業時資格取得種目数、人、%) 状 2種目以上 1種目 0種目 24 年度 25 年度 24 年度 25 年度 24 年度 25 年度 人数(人) 67 72 7 7 6 3 割合(%) 84 88 9 8 7 4 複数の資格取得率 90% 達成目標 ※生徒1人あたり複数の資格取得率(卒業時) 方 策 〈評価基準〉 ・テキストや問題集を使用した指導を行うとともに、模擬試験を実施する。 ・教科指導と連携し指導法の改善・工夫を行い、各教科で学習習慣の確立を行う。 ・資格取得に対する意欲を高める取り組みとその指導を行う。 A:達成した 平成26年度 B:ほぼ達成した 学校生活(安全意識の育成) 重点課題 危険回避の力を育てる 状 策 〈評価基準〉 -2- ・身のまわりの危険に対する状況判断力が弱く、中農坂での自転車事故や一般道 でも交通事故の被害に遭う生徒がいる。様々な活動や取り組み等対策が必要で ある。 達成目標 方 D:現状より悪くなった 中央農業高等学校アクションプラン 重点項目 現 C:現状維持 自転車による交通事故の発生件数 年間0件 ・交通マナーの遵守を呼びかけるとともに福沢地内での指導も行う。 ・通学生には「 (駐輪場)中農坂下部」の使用の指導を行う。 ・寮生には中農坂での自転車の運転を禁止する指導を行う。 ・全校生徒には交通安全教室を実施する。 A:達成した B:ほぼ達成した C:現状維持 D:現状より悪くなった 平成26年度 重点項目 重点課題 現 状 中央農業高等学校アクションプラン -3- 進路支援 インターンシップの体験率の向上 ・本校は農業をはじめ多様な分野で就職をする生徒が多い。そのため、生徒の適 性や関心・意欲を高め適切な進路決定ができるように、第2学年の夏期休業中に 5日間程度のインターンシップを実施している。体験率の向上のためには第2学 年での体験者を増やす工夫が必要である。 <過去3年間の実施状況> 第2学年での H23年度 体験者数 41 / 84 人 (49% ) ↓ ↓ 第3学年まで H24年度 の体験者数 55 / 80 人 (69%) (※分母は在籍数) H24年度 55 / 82 人 (67%) ↓ H25年度 67 / 82 人 (82%) インターンシップ体験率 達成目標 H25年度 50 / 85 人 (59% ) ↓ H26年度 80%以上 ※高校3年間で1度でもインターンシップを体験した生徒の割合 方 策 〈評価基準〉 ・保護者会・同窓会等の協力を仰ぎ、広く受け入れ先の確保に努める。 ・学科主任及び第2学年主任を中心として受け入れ先を確保する。 ・学校設定科目「フィールドスタディ」の単位修得を勧め、生徒や教員の意識を高め る。 A:達成した B:ほぼ達成した C:現状維持 平成26年度 中央農業高等学校アクションプラン 重点項目 農業と環境(野生動物)の共生学習活動 重点課題 農業実習生産物の野生動物被害対策 現 状 D:現状より悪くなった -4 - ・富山県のみならず近年、中山間地における農業生産物の野生動物(サル、イノ シシ等)による被害が顕著であり、その対策が重要課題となってる。 ・本校においても、生徒らが実習等で栽培した農業生産物が年々大きな被害を受 けるようになり、平成 24 年度には、ハウス内のトマトや科目「農業科学基礎」等 で栽培した夏野菜類のほとんどがサルによる食害を受けた他、水田内にイノシシ が進入し、試験区のイネが踏み倒され充分な試験結果と教育効果を得ることがで きなかった。 ・ 11 月の中農祭で販売する秋野菜類は大きなダメージを受けてはいないが、富 山県自然保護課からの指導では、今後被害を受けるのは時間の問題で早急に有効 な対策を講じる必要性があると指摘されている。 <平成 25 年度の状況> ・夏野菜類のサルやハクビシン等による被害率が約 10 %程度となり、H24 年度の 約 90 %と比べ大幅に減少させることができた。 ・水田に侵入したイノシシの行動面積は約 30 アールとなり、イネが倒され、収量 は大幅に減少した。今後も被害が拡大することが予想される。 達成目標 方 策 〈評価基準〉 科目「農業と環境」(旧科目名:農業科学基礎)栽培圃場の被害率10%以下 イノシシによる水稲の被害面積10アール以下 ・夏野菜の圃場においてサル、ハクビシン、タヌキ用の電気柵の継続設置 ・水田において東福沢地区と連携したイノシシ用電気柵の新たな設置(地域とし て予算確保) ・モンキードック犬の養成 A:達成した B:ほぼ達成した C:現状維持 D:現状より悪くなった 平成26年度 中央農業高等学校アクションプラン 重点項目 特別活動 重点課題 読書に対する興味・関心の向上 現 状 達成目標 方 策 〈評価基準〉 ・読書に興味・関心をもてない生徒が多い。 ・平成19年度は「朝の読書週間」を、平成20年度から「朝の読書」を校時に 組み入れている。 ・ 平成20年度から、一斉読書を開始した。 ・ 平成21年度に初めて朗読鑑賞会(年間3回)を実施し、活字を苦手とする生 徒の読書に対する動機付けを行った。 ・平成23年度には、①一斉読書(全学年)、②朗読鑑賞会(全学年)を実施した。 また、学級文庫を配置し、本に親しむ機会を増やした。 ・平成25年度には朝読書の充実を図った。 興味・関心を高める取り組み・・・ 一斉読書(全学年)朗読鑑賞会(1・2年) ※朝読書が自主的に始められる取り組み 各クラス70%以上 ・一斉読書を朝の読書またはホームルームの時間に実施する。 ・本に興味を持てない生徒のために読み聞かせ(朗読鑑賞会)を行う。 ・課題研究の調べ学習時に、図書室の本を利用させる。 ・朝読書を自主的、主体的に始められるよう、放送で呼びかける。 A:達成した B:ほぼ達成した 平成26年度 C:現状維持 特別活動(環境・リサイクル意識の育成) 重点課題 ボランティア意識を向上させる 状 策 〈評価基準〉 -6- ・生徒の活動分野は生徒会活動、農業クラブ活動、寮生会活動と幅広いが、活動 エネルギーが分散し総花的となりやすい。 ・生徒会行事の企画・運営は、生徒が主体的に活動に取り組む意欲を持たせる指 導の工夫が必要である。今年度も引き続き生徒会で、エコキャップ回収活動に取 り組み、ボランティアへの意識を向上させる。 達成目標 方 D:現状より悪くなった 中央農業高等学校アクションプラン 重点項目 現 -5- エコキャップの回収 年間;75,000個 ・全校生徒への呼び掛け(活動内容を積極的に知らせる) ・各クラスに回収ボックスを設置(意識を高める) ・各月ごとの回収量を明示(意識を高める) A:達成した B:ほぼ達成した C:現状維持 D:現状より悪くなった 平成26年度 中央農業高等学校アクションプラン -7 - 重点項目 学校(寮)生活 重点課題 食農教育の推進 現 ・現在寮給食では、国産食材95%以上を使用している。しかし、県産食材の割 合は、1割にも満たない。野菜類の納入業者には県産を入れるように要望をして いるが、栽培の季節や分量の問題から難しい事が多い。そこで積極的に県産野菜 を取り入れる日を取り入れたいと考える。 状 平成24年度:0 回 達成目標 平成25度:0 回 年間の実施回数 食農教育を推進する取り組み 2日 方 策 〈評価基準〉 取り組み数 2 ・寮生会執行部や厚生委員会を中心に、食農教育推進チームを立ち上げる。 ・命をいただくことに感謝するため、「いただきます」、「ごちそうさまでした」 といったあいさつを励行する。 ・本校の収穫物を積極的に給食に取り入れる。また、実際に育てた生徒たちの メッセージなどを掲示することにより、食と農に対する意識の向上を期する。 ・県産野菜の使用比率がわかるようにする。 A:達成した B:ほぼ達成した C:現状維持 D:現状より悪くなった
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