様式 1 平成24年度 西 宮 市 施 策 評 価 シ ー ト 1.基本情報 あんしん・あんぜん 政 策 名 施 策 名 基 本 方 針 医 療 サ ー ス の 充 保健所 ・ 中央病院 記載責任者 山本 英男 ・ 宮島 茂敏 関連部局 - 20 施策№ ビ 評価担当部(室) 実 高齢化の進展や医療需要の高度化・専門化に対応できる医療体制の充実を図ります。 市立中央病院は、答申に基づき、経営の健全化に努めるとともに、公立病院としての役割を果たし、地域医療を充実させる ための取り組みを進めます。 2.施策の現状 3.市民意識 施策の現状 ◆応急診療の、内科・小児科は西宮市応急診療所等で、耳鼻咽喉科・眼科は尼崎医療センターで、歯科は西宮歯科総合福祉センターで実 施している。◆小児科医師不足により、平成13年度から兵庫県が、小児科救急対応病院群輪番制をスタートさせ、平成20年度からは阪神南 圏域で第2次救急小児科病院群輪番制を開始した。さらに、兵庫県小児救急医療電話相談に加え、平成20年度から阪神南圏域小児救急医 療電話相談を実施している。◆医療機関等立入の監視項目数増加に伴い、1件あたりの所要時間も増加しており、効率的な立入検査や職員 のスキルアップに努めている。 ◆中央病院は、平成23年度に病院施設の移転新築と経営の健全化を目指した「新病院基本構想」を策定した。同時に、新病院へのスムーズ な移行に向けた経営改善を行うため「改革プラン」を改定し、「新・改革プラン」を策定した。 法令・制度の変更 ◆平成18年6月21日付で公布された、良質な医療を提供する体制の確立を図るための医療法等の一部を改正する法律により、医療施設監視項目が増加してい る。 ◆病院事業の設置等に関する条例の一部改正(平成24年4月1日施行)により、中央病院において標榜する診療科目に呼吸器外科と乳腺外科を追加した。 施策の課題に対する これまでの取組み・進捗状況 ◆中央病院としては、内科・外科の2次救急週6日制の導入、消化器・呼吸器・内視鏡・糖尿病の各センターの設置、緩和 ケア病床の整備、人間ドックの拡充(半日ドック、脳ドックの新設)などに取り組んだ。 ◆西宮北部地域の医療需要動向などの実態把握を行うため、医療データの分析を行った。 まちづくり評 価アンケート ※H22年度調査(H23年度は未実施) 期待度 満足度 ギャップ値 5.20 アンケート結果分析 3.54 1.66 ギャップ順位 3 ※ギャップ値とは「期待度-満足 度」 の差を表す 期待度の高さ(第1位)がギャップ値を高めていると考えられ る。 4.指 標 重点 指標名 ◎ 中央病院救急体制日(週当たり) ○ 中央病院経常収支比率 医療監視率 指標の説明 単位 日 立入件数÷(病院+有床診療所+無 床診療所÷3) 実績及び見込み数値 H21 H22 H23 H30 目標値 H24 6 6 6 6 達成率(%) 85.7 85.7 85.7 85.7 % 89.2 88.7 88.3 90.6 達成率(%) 89.2 88.7 88.3 90.6 % 34.4 42.1 43.7 45.8 達成率(%) 34.4 42.1 43.7 45.8 達成率(%) 7 100.0 ベンチ マーク 指標の考え方 ◆「中央病院救急体制日(週当たり)」は、公立病院の役割とし て、市民から最も期待されている救急医療充実のための指標 である。 ◆「中央病院経常収支比率」は、中央病院の活動基盤の充実 のための指標である。 ◆「医療監視率」は、その向上を図り、安全で安心できる医療 提供体制の推進に努めるための指標である。 指標の分析 100.0 ◆「中央病院救急体制日(週当たり)」は、昨年度と同様に「6」である。 時間外取扱患者数は平成22年度より234人(約8%)減少したが、時間 外取扱入院患者のうち入院患者数は41人(約8%)増加し、2次救急 病院としての一定の役割を果たした。 ◆「中央病院経常収支比率」は、(旧)改革プランにおける目標である 90.9%を2.6ポイント下回った。 ◆「医療監視率」は、新規開設数に影響されるが、既設の医療機関の 立入り数を計画的に増やすことで、医療監視率を増加させた。 5.今後の方針 施 策 の 課 題 ◆応急診療所は、受付が23時15分までとなっており、夜間の救急医療体制(特に小児科)の充実が課題である。 ◆救急医療体制の整備は、近隣市や県との協力体制が必要である。 ◆新病院移転整備前の経営の健全化として、新・改革プランを着実に実施する。 ◆新病院基本構想を具体化する新病院基本計画の策定及び経営の健全化に向けた施策(地方公営企業法の全部適 用、医業収益に対する給与費比率の適正化)を実施する。 ◆医療安全相談内容の多様化及び困難事例に対して、保健所の相談機能の充実に努めるとともに、医療機関及び市 民に対し、医療安全に関する意識を啓発する必要がある。 ◆医療機関等立入の監視項目数が増加しており、効率的な立入検査の実施に努める必要がある。 施 今 策 後 展 の 開 ◆休日、夜間の救急医療体制(特に小児科)を充実させるため、近隣市や県、医師会等との調整が 必要である。 ◆新病院開院2年後には医業収益に対する給与費比率を54%以下にするとともに、7年後には黒字 化をめざす。 ◆市民の医療に関するニーズの増大に対応し、医療安全相談窓口の充実を図るとともに、医療機関 や市民に対し、ホームページや講演会などによる情報発信が必要である。 ◆医療機関等への効率的・計画的な立入検査を実施し、良質な医療を提供する体制の確保に繋が る指導が必要である。 様式 2 <施策内事業方針一覧> № 区分 事務事業名 所管課 事業費 (人件費を除く) H21 うち 決算 一般財源 事業費 (人件費を除く) H22 うち 決算 一般財源 事業費 (人件費を除く) H23 うち 決算 一般財源 事業費 (人件費を除く) H24 うち 予算 一般財源 (単位:千円・人) 施策評価における 事業評価・H25方針 従事職員 H24 人件費 H24 重要度 1 既存事業 応急診療所管理運営事業 地域保健課 196,500 6,330 145,240 12,342 158,535 1,190 144,883 14,824 0.38 3,123 普通 2 既存事業 救急医療対策事業 地域保健課 142,687 138,244 151,377 146,801 150,131 145,438 154,440 149,824 0.33 2,712 普通 3 既存事業 医事関係事務 保健総務課 466 0 515 0 500 0 665 153 1.82 14,959 普通 4 既存事業 薬事関係事務 保健総務課 314 0 280 0 320 0 583 215 1.52 12,493 普通 339,967 144,574 297,412 159,143 309,486 146,628 300,571 165,016 4.05 33,287 集 計 優先度 前年度並み 配分 前年度並み 配分 前年度並み 配分 前年度並み 配分
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