様式 1 平成23年度 西 宮 市 施 策 評 価 シ ー ト 1.基本情報 いきがい・つながり 政 策 名 施策№ 評価担当部(室) 市長室 記載責任者 垣尾 憲治 関連部局 ― 3 施 策 名 多文化共生社会の構築と国際交流の推進 基 本 方 針 国籍や民族の違いを超えた人権意識の醸成に取り組み、お互いの文化や習慣などを理解し、 尊重し合う多文化共生社会の構築をめざすとともに、市民の草の根レベルでの幅広い国際交 流活動を促進することにより、諸外国との相互理解と一層の友好親善をめざします。 ※H22年度調査 2.施策の現状 3.市民意識 施策の現状 ・本市には、約6,500人もの外国人市民が、地域社会の一員として暮らしている。また、市内の 小中学校には、多くの外国人児童・生徒が通っている。 ・アメリカ・スポーケン市、フランス・ロッテ・エ・ガロンヌ県及びアジャン市、中国・紹興市などの姉 妹友好都市を中心とした交流など、市民団体による国際交流活動も定着しつつある。 ・市民一人ひとりが国際的な視野に立ち、国籍や民族の違いを超え、互いの人権や文化を認 め合い、尊重し合う多文化共生の地域づくりがより一層求められている。 まちづくり 評価アンケート 満足度 4.38 3.66 アンケート結果分析 ギャップ値 ギャップ順位 0.72 48 ※ギャップ値とは「期待度-満足度」 の差を表す 満足度が平均値を超えているが、期待値が47位と低く なっている。身近な施策として捉えられていない可能性が ある。 法令・制度の変更 4.指 標 重点 期待度 指標の考え方 指標名 指標の説明 単位 ◎ 人 「国際理解講座」等国際交流関 「国際理解講座」、「エンジョイトーキ ング」等の参加者数 係講座参加者数 達成率(%) ○ 多言語生活ガイドホームページ 多言語メニューサイト(英語、中国 語、韓国語)のページビュー集計 アクセス数(月平均) NIAカード登録者数 国際交流協会の相談件数 西宮市国際交流協会における外国 人向け情報の希望者数 西宮市国際交流協会における各種 相談の利用件数 実績及び見込み数値 H21 145 H22 155 H23 170 48.3 51.7 56.7 件 16,771 19,052 19,500 達成率(%) 83.9 95.3 97.5 人 達成率(%) 件 達成率(%) 393 28.1 289 82.6 412 29.4 251 71.7 500 H30 目標値 300 20,000 1,400 35.7 260 74.3 350 ベンチ マーク 外国人市民との共生を考える場合に、人権意識の啓発と共に、 民族、文化、習慣などの違いを超え相互理解を深めることが大 切であり、それを計る指標としては、国際理解講座等の参加者 数、ホームページアクセス件数、NIAカードの登録者数等が適 切である。 指標の分析 「国際交流協会の相談件数」を除く各指標で達成率が上昇して いる。これは、中国・紹興市の友好都市提携25周年事業、また アメリカ・スポーケン市との姉妹都市提携50周年事業の実施方 法を、市民参加による実行委員会方式としたことが、市民の施 策に対する意識を高めることにつながったものと考える。NIA カード登録者数については、外国人登録者数がこの10年で約 400人の減少を示しており、東日本大震災でさらなる減少が見 込まれることから、H30年の目標値の達成は困難となっている。 5.今後の方針 施 策 の 課 題 災害時の対応については、外国人市民のコミュニティの形成が課題である。また、災害時の情 報伝達等を考えた場合、平常時からの情報伝達のあり方が重要である。外国人市民施策等を 推進する際に、外国人市民が相談しやすい体制を検討する必要がある。また、姉妹友好都市 との交流について、草の根の市民交流を活発化することが求められている。 施 今 策 後 展 の 開 外国人市民との共生を考えた場合、言葉の壁の解消、生活・文化の相互理解、外国人市民のコミュ ニティづくり、さらに外国人市民を含んだ地域コミュニティづくりということが大切である。また災害時 の情報伝達等の課題解決のためにも、外国人市民も含めたコミュニティ社会の形成が重要になって くる。今後とも情報伝達と啓発活動に取り組み、相互理解を図っていく。また、姉妹友好交流につい ては、国際化が進行している今日にあって、多文化共生社会・平和な社会の構築が重要である。今 後、周年事業の年に関わらず、それぞれの都市の紹介及び市民友好団体の活動を紹介するなど 交流活動の啓発に努め、本施策を身近なものとして捉えてもらえるよう、努めて行く。 様式 2 事業費 (人件費を除く) <施策内事業方針一覧> № 区分 事務事業名 所管課・グループ H21 決算 事業費 (人件費を除く) うち 一般財源 H22 決算 (単位:千円・人) 施策評価における 事業評価・H24方針 事業費 (人件費を除く) うち 一般財源 H23 予算 うち 一般財源 従事職員 H23 人件費 H23 重要度 優先度 重点配分 1 既存事業 姉妹・友好都市交流事業 秘書・国際課 16,072 16,072 19,370 19,370 14,314 14,314 1.25 10,245 普通 2 既存事業 国際交流協会補助事業 秘書・国際課 28,231 27,731 47,230 47,230 42,183 42,183 1.05 8,606 普通 3 既存事業 外国人人権啓発事業 秘書・国際課 142 142 903 903 244 244 0.50 4,098 普通 44,445 43,945 67,503 67,503 56,741 56,741 2.80 22,949 集 計 前年度並み 配分 前年度並み 配分
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