FT コース FT8 期 冬季合宿感想文 合宿と 2 年間を振り返って 所属:学習院大学法学部政治学科 学籍番号:11-012-017 氏名:飯山 勇樹 今回の冬季合宿は各自が個人研究の成果を報告することが最大の目的であり、合宿先に到 着し、準備を整えたのちにプレゼンテーション会場へ移動した。希望者から発表し、発表者 が次の発表者を指名する形式で進められた。就職活動の最中であり、就活生ならではの企業 それぞれの発表は各々の FT 生としての 2 年間を象徴するようで非常に印象的だった。 冬季合宿で FT コースのプログラムが全て終了であると考えた時、改めて名残惜しいと感 じた。この合宿がいかに充実していたのかを確認すると同時に、FT コースの学生として過 ごした 2 年間を振り返ろうと思う。 高等科生の頃から意識していた FT コースの面接において、涙が出るほどボロボロの回答 しかできなかった時のことを時折思い出すが、今でも鬱屈とした感情がよみがえる。しかし、 そこで一度自分を否定されきったからこそ 2 年間の活動で様々なものを吸収できたのではな いかと思う。学長との面談から始まり様々なところへ訪問させていただき、様々な方に講演 していただいた。その中で人の話をうのみにするのではなく自分の中で咀嚼してから判断す ることや積極的に手を挙げて質問する姿勢を獲得することができたと考えている。 私は FT コースの学生として褒められたものではなかったが、こうしてすべてのプログラ ムを受け終え、修了を残すのみという現在まで来るには本当に多くの方々の協力があっての ことであった。FT8 期の担当教員を 2 年間務めてくださった磯崎教授に感謝の念を伝えたい。 そして FT 専用科目で実践的なスキルをご教授くださった先生方、共同研究室の副手の方々、 先輩・後輩の FT 生、そして同期には感謝してもしきれない。改めて、FT コースの一員とな れたことに感謝する。
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