郷土資料紹介

明治 38(1905)年2月5日に,広島市の可
新着
案内
部―横川間において,日本で初めて国産乗
合自動車(バス)が運行されました。
この史実を基に書かれた小説を御紹介し
ます。
『自動車に夢を賭けた男たち:明治の若き群像』
自動車に夢を賭けた男たち:明治の若き群像』
郷
山崎 新光/
新光/著 風詠社 星雲社(発売) 2014
2014【H97/
97/ヤマシ 114
114】
明治 30 年代,広島市の横川から可部の間に乗合自動車を運行しようと
奔走した,実在の人物たちを描いたフィクション。自動車が珍しい時代に,
車の不調や馬車屋たちの妨害など,様々な困難に遭遇しながらも,運行に
こぎつけた人たちの情熱を感じることができる。
他に
も…
のように,各分野において,その道に情熱を
土
この乗合自動車の開業に力を注いだ人たち
傾け,様々な功績を残した人たちがいます。
そんな人たちを取り上げた本を紹介しま
『レトロバス復元物語:横川・可部』
レトロバス復元物語:横川・可部』
料
[レトロバス復元の会/編] レトロバス復元の会 [2004
2004]
【H68.1/
H68.1/レトロ 104】
104】
レトロバス復元の会(事務局:広島市西区横川町)が挑んだ,日本初の
国産乗合自動車の復元事業を,豊富な写真とともに記録している。大学や
自動車メーカー関係者,市民ボランティアなど,様々な人たちの力を結集
して成し遂げられた事業を通して,地域が活性化していく様子が伝わって
資
す。
くる。
『広島を元気にした男たち:明治・大正期の財界人群像』
広島を元気にした男たち:明治・大正期の財界人群像』
明治から大正にかけて,広島市を中心とした「広島財界」で活躍した人
きりはらつねさぶろう
物を紹介している。広島商業会議所の設立・育成に奔走した桐原恒三郎,
もりかわしゅうぞう
広島高等師範学校の誘致を行った森川 脩 蔵 ,広島財界の大御所的存在だっ
やす だ や そ きち
た保田八十吉など,広島の発展を願い,尽力した 20 名を取り上げている。
【H367/
H367/シヨセ 85】
85】
昭和 58(1983)年から翌年まで続いた『中国新聞』夕刊の連載をまとめ,
たけうち と し こ
やすだ
資料等を加えたものである。童謡作家武内俊子,安田学園の創立者安田リョ
は だ
ウ,大正7(1918)年に設立された羽田別荘少女歌劇団など,山陽地方の近
代女性史に名を残した女性や団体を紹介している。続編も刊行されている。
※【 】は,広島県立図書館の請求記号です。
広島県立図書館かわら版 第 40 号(平成 27 年4月)
介
『山陽路の女たち』
山陽路の女たち』広島女性史研究会/編著
広島女性史研究会/編著 ドメス出版 1985
紹
田辺 良平/著
良平/著 渓水社
渓水社 2007【
2007【H33/タナリ
H33/タナリ 107】
107】