1年

リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
単位認定試験
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
英 語
PT夜間主 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
Mark Tuffs
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
100%
評価の 方 法
科目名
10 回
理学療法士,および作業療法士に必要な基本的な英語表現と,医学英語の習得を目指す。
到達目標
一般的な医療に関する語彙や英語表現の習得を目指し,医療現場において,実際に英語でのコミュニケー
授業の概要
学習者への期待
(含準備学習)
ションを自ら積極的に行える能力を養う。
授業にはテキスト,ノート,辞書,ファイル(授業で渡されたプリント等を整理できるもの)を持参す
ること。また,授業の前に予習しておくこと。
回数
授業計画
イントロダクション,家族の呼び方 UNIT 1, 2
2
数,日付関係 UNIT 3
3
病院の診療科名,道順 UNIT 4, 5
4
人体各部の名称 UNIT 6, 7
5
The Human Body CHAP. 1
6
The Skeletal System CHAP. 2
7
The Muscular System CHAP. 3
8
The Nervous System CHAP. 9
9
リハビリテーションの単語について
10
講義のまとめ
教科書
参考文献
1年
1
「クリスティーンのやさしい看護英会話」知念クリスティーン・上瀧真紀恵著,医学書院
「医療従事者のための医学英語入門」清水雅子著,講談社
特になし
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
コミュニケーション演習
PT夜間主 必修
1年
担当者
開講時期
後期
授業形態
演習
鈴木 寿則
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
レポート等
10%
受講態度
20%
10 回
1.コミュニケーションの基本的な方法について習得する。
到達目標
2.さまざまな場面についてのコミュニケーションについて習得する。
3.授業を通して,さまざまな人とのコミュニケーションを円滑に行うことができる。
【科目の位置づけ】
この授業では,これから理学療法士として様々な専門科目を学ぶにあたっての心構
えを考え,他の演習等に先立ち,実習等などにおいて求められるコミュニケーション能力を向上するため,
授業の概要
良好な人間関係を積極的に構築する姿勢や態度を養う。
【授業の方法】 テキストを使いながら板書を行い,
テキスト中の演習(実践)問題等を踏まえながら,ロー
ルプレイや共同作業を通じ,体験・演習を行う。
講義を受けるにあたっては,相手と「話し」
,
「聞き」
,お互いに意見を「交える」ことも行いますので,
学習者への期待
主体的に取り組んでいただきたいと思います。また,医療従事者として,医師をはじめとするスタッフや,
(含準備学習)
患者さん・利用者さんとの関係を意識した生活(特に,あいさつやお礼など)を,日頃から取り組んで
頂きたいと思います。
回数
1
2
1年
3
4
5
6
7
8
9
10
授業計画
【学生に必要なコミュニケーション力】
理学療法士を目指すにあたり,学校での心構え,臨地実習で必要とされるコ
ミュニケーション能力について考える。
【自己管理能力】 医療従事者は,対人援助のため心身ともに健康でなければならない。そのために,自立や認知能力,
自分の性格・態度について考える。
【コミュニケーション力(1)】 「みる」ことを中心に,観察する目,観察した内容をどのように活用するのか,臨床
現場などでの観察の注意点について学び,実践する。
【コミュニケーション力(2)】 「きく」ことを中心に,傾聴,よい聴き方とはなにか,言葉以外の情報をいかに聴く
かについて学び,実践する。
【コミュニケーション力(3)】 「伝える」ことを中心に,伝えるためのポイント,伝わるための確認ポイントについ
て学び,実践する。
【自己管理と自己実現】 時間管理やスケジュール管理を踏まえて,自己実現のための目的と目標の設定,行動指針と
行動目標,アフォーメーションについて考する。
【社会人としてのマナー(1)】 就職活動も踏まえながら,社会人のマナーとしてのコミュニケーションについて学び
実践する。
【社会人としてのマナー(2)】 教員や研究室,実習施設での他部門への訪問や,電話のかけ方,エレベータの乗り方
について学び実践する。
【社会人としてのマナー(3)】 お礼状の書き方,手紙を書くタイミング,電子メールについてのマナーなどについて
学び実践する。
【臨床におけるコミュニケーション】
医療面接での対話,質問の仕方,話題の提供の仕方など,さまざまな場面を想
定し,基本的臨床技能としてのコミュニケーションについて学ぶ。
教科書
参考文献
「PT・OTのための これで安心 コミュニケーション実践ガイド」山口美和著,医学書院
授業の中で,適宜紹介します。
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
言語表現法
PT夜間主 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
講義
鈴木 寿則
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
レポート等
10%
受講態度
20%
10 回
1.文章を書くにあたって基本的な「きまり」を習得する。
到達目標
2.文章を書くための発想,段落構成,表現方法を習得する。
3.文章読解,小論文の執筆などを習得する。
【科目の位置づけ】 この授業では,
「文章を書くことができない」
,
「何をどのように書いたらいいのか分
からない」の悩みに対して,実際に文章を書くために,自分で考え,表現する力を養う。これは,他の
授業の概要
授業のレポート,報告書,要約などを書くときにも応用できる。
【授業の方法】
授業は,指定したテキストを使用して板書を中心に進めていく。その中で,自分のノー
ト等に実際の文および文章を書きながら進めていく。
この授業を受けるにあたっては,単に「聞く」だけという受け身の姿勢にならないように,実際に自分
学習者への期待
で「考え」,自分の文章などを「表現」するために,主体的に取り組んでいただきたいと思います。また,
(含準備学習)
最近では,パソコン等による文章作成が主流ですが,実際に「書く」ことを意識し,折にふれてパソコ
ン以外で文章を書いてみることをお勧めします。
回数
1
2
4
5
6
7
8
9
10
【はじめに,ガイダンス】 文章の書き方がわからない,そのような悩みに,最低限「このようにすればなんとかなる」
という基本的な文章の枠組みについて学ぶ。
【説明の方法(1)】 文と文章の違いについて理解し,どのようにすれば「よい」文や文章になるのか,実際に表現
するコツについて学ぶ。
【説明の方法(2)】 自分の考えを表現するために,
より効果的な実例の提示および根拠の提示の書き方について学ぶ。
1年
3
授業計画
【文の構成】 実際に文章を書くにあたり,単純に表現するのでは,自分の考えを相手に理解してもらえない。そのた
めに,基本的な文章の構成について学ぶ。
【問題の表現】 上記の【文の構成】の中に「問題の提起」がある。そこで,なぜ自分がそのように考えたのか,問題
と思ったのかを表現する方法について学ぶ。
【課題作文(1)】 就職試験やその他の試験では「課題作文」が出されることも少なくない。そこで,与えられた時
間の中で,いかに表現するのかについて学ぶ。
【課題作文(2)】 課題作文として,与えられた時間,量(文字数)およびキーワードなどの中で,いかに自分の考
えを表現するのかについて学ぶ。
【口述表現】 グループ演習として,クラスの中で会話を通して,自己紹介を行い自分を理解させ,また他己紹介など
について実践する。
【はがき,礼状などの書き方】 はがきや礼状の基本的な書き方を習得し,自分の「気持ち」を伝えるための表現方法
について学ぶ。
【学会における発表など】 いま,早急に必要なものではないが,これから求められる医療関係学会などのポスター,
口頭発表,抄録の書き方について基本的なことを学ぶ。
教科書
参考文献
「管理栄養士・栄養士になるための国語表現」田上貞一郎他著,萌文書林
授業の中で適宜紹介します。
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
情報科学
PT夜間主 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
講義
杉崎 新一
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
受講態度
30%
10 回
理学療法士・作業療法士として,論文作成やいろいろなデータの処理計算を行う事は欠かせない。Word
到達目標
では,基本的な編集方法や少々応用的な編集方法も習得し,Excelではいろいろなデータ処理に必要な計
算の基本や便利な関数,そして資料として用いるための印刷機能の準備設定方法を学び,PowerPointでは,
研究発表のツールとして基本的事項を習得する。
理学療法士・作業療法士として,直接的なコミュニケーションはもちろんのこと,いろいろなケースで
授業の概要
PCによる表現をすることは今や必須のスキルである。レポート提出や研究発表などもPCを利用する機会
が多いので,この授業では基本ソフトのWord・PowerPoint・Excelを用いて,その基礎から触れて行く。
PCを用いての授業は,キーボードに慣れているとより積極的に取り組むようになり,慣れていないと
学習者への期待
だんだん敬遠するようになる傾向がある。この授業ではキーボード練習に時間をかけず,このWord・
(含準備学習)
PowerPoint・Excelの機能について説明する。キーボードに慣れるには時間がかかるので,自分で積極的
にPCに向かうようにして下さい。
回数
1
授業計画
授業概要,成績評価について,Word:ビジネス文書作成,ビジネス文書の基礎知識(文書の型)
,文字の設定変更,
編集機能ほか
1年
2
Word:表を用いた文書作成,表の基礎操作(表の挿入・編集・罫線の種類変更)ほか
3
Word:ビジュアル文書作成,ワードアート,箇条書きの自動挿入,クリップアートの挿入ほか
4
Word:まとめ・補足説明(Word分野の実習試験)
5
PowerPoint:プレゼンテーション基礎,プレゼンテーションツールの種類,PowerPoint基礎ほか
6
Excel:基礎知識,データ入力方法と消去法,オートフィル機能,合計と平均計算のいろいろほか
7
Excel:計算式のコピー,セル内の文字の調整,複数セルの結合,罫線操作とセルの書式変更ほか
8
Excel:割合の計算時のセルアドレスの固定方法,印刷の準備設定ほか
9
Excel:入力規則の設定,COUNTIF関数,IF関数ほか
10
Excel:まとめ・補足説明(Excel分野の実習試験)
教科書
参考文献
使用しない。必要な部分は,プリントとして用意します。
特に指定しない。WordやExcelに関する本は沢山あるので自分にあったものを探して下さい。
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
生物学
PT夜間主 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
後藤 伸治
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
受講態度
30%
10 回
生命の尊厳を知る社会人としての生物学の教養を涵養するとともに,理学療法士・作業療法士としての
到達目標
専門・臨床科目を理解するための生命科学の基礎的知識を修得することを目的とする。
生物としてのヒトを中心に生命現象の全般的な分野について授業を行う。高校で生物を履修してこなかっ
授業の概要
た学生にも理解できるように平易に解説する。そのため,必要なプリントを適宜配布し,DVDなどの視
聴覚教材も利用する。
学習者への期待
(含準備学習)
教科書を予習して授業に臨んでほしい。理解できないことがあったら授業中でも手を挙げて気軽に質問
してほしい。
回数
授業計画
生命現象におけるタンパク質の役割
2
遺伝学Ⅰ(メンデルの法則,DNAの構造と遺伝子の発現)
3
遺伝学Ⅱ(ヒトの遺伝,ヒトゲノムマップ,iPS細胞)
4
細胞の構造と機能(核,細胞質,細胞小器官)
5
発生のしくみ(生殖細胞,受精,器官形成,クローン)
6
神経の構造と機能(脳,感覚器,興奮の伝導と伝達)
7
免疫(免疫細胞,抗原と抗体,アレルギー)
8
進化(生命の起源,古細菌,分子進化,ヒトの進化)
9
生物と環境(大気汚染,環境ホルモン,温暖化)
10
生命倫理(脳死,ES細胞,体外受精)
教科書
参考文献
1年
1
「生命科学入門」丸山工作・丸山敬著,東京教学社
「生物科学入門」石川統著,裳華房
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
到達目標
担当者
物理学
PT夜間主 必修
1年
開講時期
通年
授業形態
講義
菊池 康夫
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
80%
授業時小テスト
20%
10 回
将来医療現場ではたらく技術者として必要となる物理学一般の基礎知識を習得し,様々な医療機器の動
作原理を理解する能力を身につけることを目標とする。
人体の動きから人体内部の生命現象まで,物質が関与する現象は物理学の原理にしたがっている。また,
授業の概要
医療の現場では多くの医療機器が病気の診断や治療の目的で使われている。
本講義では物理の基礎を理解した上で,力学,流体,熱と体温,音と光,電気と磁気,原子と放射線等のテー
マに基づき,人体と物理学の関係を学ぶ。
授業の資料が配布されるからといって漫然と聞いているだけでは理解することはできない。授業中はテキ
学習者への期待
ストや配布資料の重要個所にマークやメモを記入しながら説明を聴き,あとで復習としてメモを整理し,
(含準備学習)
説明を加え,後から見てもわかる自分自身の資料を作り上げてほしい。練習問題には積極的に取り組ん
でほしい。また,返却されたテスト答案はよく見直して授業内容の理解を深めてほしい。
回数
授業計画
1
テーマ「物理の基礎」 内容:物理量と単位系,測定と有効数字,直角三角形の幾何学(ピタゴラスの定理,三角関数)
2
3
テーマ「力学と人体(1)」 内容:静止している物体の力学(力のつりあい,作用反作用の法則,物体の重心,力のモー
メント)
テーマ「力学と人体(2)」 内容:運動している物体の力学(等速直線運動,等加速度運動,運動方程式,運動量,
1年
運動量保存の法則,衝撃力,仕事とエネルギー)
4
テーマ「力学と人体(3)」 内容:人体の力学(てこの原理,頸部・側部・前腕部のてこ)
5
テーマ「力学と人体(4)」 内容:医療機器と力学(定滑車と動滑車の原理,牽引機)
6
7
8
9
10
テーマ「流体と人体」 内容:静止流体の物理学(圧力,大気圧,水圧,浮力)
,運動流体の物理学(連続の式,ベル
ヌーイの定理),血液の流れ,流体と医療
テーマ「熱と体温」 内容:熱と温度の基礎知識(温度と温度計,絶対温度,熱と比熱,融解と蒸発)
,体温調節のし
くみ,体温測定の原理
テーマ「音と光と人体」 内容:波の性質(たて波と横波,波長と周波数)
,音波(聴覚のしくみ,超音波の性質と医
療への応用),光(光の屈折と反射,光のスペクトルと色,レンズとめがね,レーザーの性質と医療への応用)
テーマ「電気と磁気の世界」 内容:電気と磁気に関する基礎知識(電場と磁場の概念,電磁誘導,電磁波),生体の
電気現象,医療における主な応用機器
テーマ「原子と放射線」 内容:原子と原子核に関する基礎知識,医学における放射線,医療への応用機器
教科書
参考文献
「医療系のための物理」佐藤幸一・藤城敏幸著,東京教学社
授業の中で適宜紹介する
講義と演習問題を中心として進める。講義ではテキストに沿った説明を行い,説明に必要な図表はスク
備考
リーンに映写し,同じ内容の図を資料として配布する。講義の中では必要に応じて例題とその解法を紹
介し,毎回の授業の後半には授業内容についてテストを行う。答案は次の授業で返却し正解と解説を示す。
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
到達目標
授業の概要
担当者
保健体育
PT夜間主 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
実習
菅原 一昭
単位数
2 単位
授業時間数
50 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
受講態度
30%
25 回
運動を実践する習慣をつけ,スポーツに対する関心を深め,各個人が自分の健康や体力の状態について
管理する。
保健体育を通して運動の楽しさや喜びを深く味わうことが出来るようにし,身体の調子を整え,体力の
向上を図り,公正・協力・責任などの態度を育て生涯を通じて継続的に運動できるようにする。
学習者への期待
運動時ケガのない様,日常的に体操・ストレッチをし,身体がスムーズに動けるようにする。
(含準備学習)
また授業時には万全な体調で臨めるよう準備する。
回数
授業計画
教室:授業ガイダンス,スポーツ(一般常識編)
2
教室:欲求とストレス
3
教室:ライフステージとスポーツ(ニュースポーツ・レクリエーション・生涯スポーツ)
4
教室:ライフステージとスポーツ(ニュースポーツ・レクリエーション・生涯スポーツ)
5
教室:生活体力診断
6
教室:スポーツビデオ鑑賞
7
教室:応急手当の重要性,応急手当Q&A 「プロジェクター使用」
8
教室:救急法(実技)呼吸の確認,胸骨圧迫
9
教室:特殊な傷病,傷病者管理 「プロジェクター使用」
10
教室:救急法(実技)気道確保,人工呼吸,AED
11
体育館:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(バレーボール)
,クールダウン
12
体育館:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(バレーボール)
,クールダウン
13
体育館:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(ミニサッカー)
,クールダウン
14
体育館:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(ミニサッカー)
,クールダウン
15
体育館:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(ティーボール)
,クールダウン
1年
1
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
回数
授業計画
16
体育館:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(ティーボール)
,クールダウン
17
体育館:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(バスケットボール)
,クールダウン
18
体育館:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(バスケットボール)
,クールダウン
19
体育館:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(卓球ダブルス)
,クールダウン
20
体育館:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(卓球ダブルス)
,クールダウン
21
体育館:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(ソフトバレーボール)
,クールダウン
22
体育館:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(ソフトバレーボール)
,クールダウン
23
体育館:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(バドミントンダブルス)
,クールダウン
24
校舎:ウォーミングアップ,ストレッチ,基礎技能練習,実技(バドミントンダブルス)
,クールダウン
25
校舎:各自ウォーミングアップ,ストレッチ,実技(バドミントン2人1組ラリー)
1年
教科書
参考文献
備考
特になし(プリントをこちらで準備)
特になし(プリントをこちらで準備)
A4サイズのクリアファイルを持参すること。
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
単位認定試験
対象学科
必修・選択
配当年次
健康スポーツ科学
PT夜間主 必須
1年
担当者
開講時期
前期
授業形態
講義
村瀬 雅敏
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
100%
評価の 方 法
科目名
10 回
現代社会は,日常生活において身体活動が著しく不足する傾向があり,さまざまな生活習慣病の発症を助
長している。そのため,意識的に運動・スポーツを組み込んだライフスタイルの構築が必要である。そ
到達目標
こで,この講義を通して,運動・スポーツの生理学的基礎理論と解剖学の理解を踏まえて,生涯にわたっ
ての運動・スポーツを取り入れた生活が,健康の保持・増進にとっていかに重要であるかを理解し,自発的,
積極的な運動・スポーツ実践や運動・スポーツ指導につながることを目標とする。
スポーツの歴史と変遷,運動・スポーツの生理学的基礎,及び健康の保持・増進という視点から運動・スポー
授業の概要
ツの理論を学ぶことで,運動・スポーツが子どもや女性の健康の保持増進,中高年者の生活習慣病の予
防に及ぼす効果などについて理解する。また,老化防止・介護予防に及ぼす運動・スポーツの有効性に
ついても教授する。
学習者への期待
出来るだけ予習を行ってください。
(含準備学習)
回数
授業計画
オリエンテーション・健康モデルについて
2
生活習慣と健康について
3
心の健康について
4
ストレスと健康について
5
感染症について
6
体力とは何かについて
7
運動の意味・効果について
8
スポーツ障害① 肘,肩関節のスポーツ障害など。
9
スポーツ障害② 足,膝関節のスポーツ障害などについて
10
スポーツの役割について
教科書
参考文献
備考
1年
1
「大学生の健康スポーツ科学」大学生の健康スポーツ科学研究会著,道和書院
特になし。
必要に応じて,参考資料を配布します。
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
倫理学
PT夜間主 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
池田 準
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
80%
受講態度
20%
10 回
医療・福祉の分野と密接に関わる生命倫理学の概念を理解し,日常生活や医療現場で直面する様々な倫
到達目標
理問題について一定の説得力を有する根拠に基づいて自分の意見を組み立て,他者に説明することがで
きるようになる。
「規範」「尊厳」などの倫理学的概念を説明し,それを用いて「健康」
「障がい」
「死」などの生命倫理を
授業の概要
学習者への期待
(含準備学習)
めぐる具体的な問題に対するいくつかの考え方を紹介する。
授業は講義形式で行うが,授業で紹介した考え方を参考にして,各回の「問い」に対する自分の考えを
持てるようにすること。その「問い」のうちの1つを期末試験で論じてもらう。
回数
授業計画
1年
1
倫理学では何をどのように学び,そして学んだことによって何を得るのかを確認する。
2
WHOの定義を参照しつつ,現代社会において「健康」とは何かを倫理学的観点から考える。
3
「科学に基づいた医療」の重要性を確認する一方で,
「アートとしての医療」の可能性を探る。
4
「アートとしての医療」の観点から,
「障がい」の受容をめぐる問題を考える。
5
安楽死・尊厳死の議論を通して患者の「QOL」を評価することに含まれる問題を検討する。
6
パーソン論とそれに対する批判を検討して「QOLを高める」とはどういうことかを考察する。
7
「ターミナルケア」の意義に触れながら,人間にとっての「死」の意味を考える。
8
「インフォームド・コンセント」の重要性を確認し,
「自己決定」のあり方を問う。
9
個人の生が様々な他者との「共同性」によって成り立っていることを「承認」の観点から検討する。
10
これまで学んできたことをまとめ,
「善く生きる(well-being)
」とはどういうことかを考察する。
教科書
参考文献
「生命倫理学入門」第3版 今井道夫著,産業図書
授業において適宜,指示する。
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
教育学概論
PT夜間主 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
飯田 明葉
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
受講態度
30%
10 回
教育が人間形成と人間の営みに対してどのような役割を担い,またその過程においていかなる問題や課
到達目標
題を提起しているのかを理論的かつ実践的に捉えることにより,多角的な視点から教育やそれとのかか
わりにおける人間形成の問題について考察し,理解を深めることができるようにする。
前半部分では教育の本来的な意味とその枠組みについて理論および制度的側面から知識を深め,後半で
授業の概要
は学生同士の議論を交えながら教育の問題の本質を導き出し,それに対する今後の課題と展望を描いて
いく。
学習者への期待
(含準備学習)
本講義では「考える」ことを何よりも必要とします。答えの無い問いに対して考え,積極的に自分なり
の答えを見出していきましょう。
回数
授業計画
1
「教育」の必要性
2
「教育」と「発達」
教育制度とその仕組み
4
海外の教育制度と日本の教育制度の特質
5
教育問題の実態とその社会的影響① ~いじめ,自殺~
6
教育問題の実態とその社会的影響② ~学校教育と家庭教育~
7
教育問題の背景とその要因① ~社会的側面から見た教育問題~
8
教育問題の背景とその要因② ~制度的側面から見た教育問題~
9
教育の課題と展望① ~教育問題とどう向き合うのか~
10
教育の課題と展望② ~「誰」が「何」を担うのか~
教科書
参考文献
備考
1年
3
授業にてレジュメを配布する。
授業にて適宜指示する。
日頃より教育に関するニュースなどをチェックするよう心掛けましょう。
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
心理学概論
PT夜間主 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
真覚 健
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
80%
受講態度
20%
10 回
人間活動を理解する基礎として,心理学の知識を理解する。併せて心理学的な考え方を理解し,将来PT
到達目標
として活躍する際に心理学的知識や考え方を活用できるようにする。
知覚,学習と記憶,感情と欲求,パーソナリティやこころの健康などの心理学的領域について,日常生
授業の概要
学習者への期待
(含準備学習)
活上のできごとと関連づけながら,心理学的知見や考え方について説明する。
テキストを読んで授業にのぞむこと。講義日のうちに復習を行い,その日のうちにしっかりと理解する
こと。
回数
授業計画
1年
1
心理学とは:「こころ」を自然科学的に扱おうとする心理学の立場について説明する。
2
知覚と認知:外界から情報を抽出する役割をもつ知覚と認知について,複雑な処理が行われていることを理解する。
3
学習:学習に関する理論と基本的な現象について理解する。
4
記憶:記憶の情報処理過程について理解する。
5
感情:感情の表出・理解に関する基本的な現象について理解する。
6
欲求:欲求の機能について理解する。
7
知能:知能の理論,測定の仕方について理解する。
8
パーソナリティ:パーソナリティの理解を通して,個人の多様性の把握について考える。
9
対人認知:他者に関する情報がどのように抽出され,判断されているのかについて理解する。
10
こころの健康:こころの問題のとらえ方について理解し,こころの健康の維持について考える。
教科書
参考文献
「こころへの挑戦 心理学ゼミナール」藤田主一ほか著,福村出版
授業の中で適宜紹介する。
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
到達目標
授業の概要
担当者
統計学
PT夜間主 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
鈴木 寿則
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
レポート等
10%
受講態度
20%
10 回
1.医療と統計学の関係について理解することができる。
2.統計学の基本的な知識を習得することができる。
3.医学文献等を読むにあたり,統計学的見地から批判的吟味を行うことができる。
4.科学的根拠に基づく医療(EBM)について考察できる。
【講義の位置づけ】 近年,EBMの実践を重視する立場から,理学療法士にも統計的知識や判断力が求め
られている。授業では,計算ではなく,統計学の考え,方法論を重視して進める。
【授業の方法】 テキストを使用して板書を中心に進める。また,実際にパソコンを使用して,簡単な統
計処理(グラフの作成,関数)について実践し,今後,医学関係の学会などで発表やプレゼンテーショ
ンを行う際に役立てるようなものにする。
「統計学=数学」として苦手意識を持たないでほしいと思います。これから,統計学的思考や考察は,必
ず必要になってくるため,講義のなかで気づいたこと,復習することなどを自分なりにノートにまとめ
(含準備学習)
て主体的に勉強に取り組んでください。
学習者への期待
回数
1
2
4
5
6
7
8
9
10
【医学における統計学の役割】 医療従事者が,なぜ統計学を勉強しなければならないのか,何が求められているのか
について考察する。
【変数について】 生活習慣(原因)と疾病(結果)のモデル図を理解し,
そのために必要な「変数」の考え方について
学ぶ。
【縦断調査と横断調査】 調査時間や調査方法といった研究デザインの違いから,どのような利点・欠点があるのかに
ついて学ぶ。
1年
3
授業計画
【悉皆調査と標本調査】 調査法の代表的な分類として,悉皆調査と標本調査があります。この2つの調査において,
統計処理はどのように違うのか。調査手続きについて学ぶ。
【実験計画,分散分析】 実験(投薬による人体の変化など)を行うにあたり,注意をしなければならないこと,また
実験における代表的な分析について学ぶ。
【無作為比較試験の概要】 多くの研究の種類がありますが,それらの中でも,研究結果として最も信頼されている無
作為化比較試験(RCT)について,概要を学ぶ。
【度数分布表,代表値】 調査の結果,与えられた変数が1つの場合,それぞれ質的データおよび量的データのときの
分析方法について学ぶ。
【分散,標準偏差】 平均値とともに表記される標準偏差について,実際に計算し,その求め方・考え方を学びます。
また,正規分布との関係についても考える。
【クロス集計,回帰分析】 調査の結果,与えられた変数が変数が2つの場合,それぞれ質的データおよび量的データ
のときの分析方法について学ぶ。
【その他の統計処理について】 調査や実験における統計的な仮説の立て方(帰無仮説)
,考え方(統計的有意・棄却)
について学ぶ。
教科書
参考文献
「実証研究の手引き―調査と実験の進め方・まとめ方」古谷野亘・長田久雄著,ワールドプランニング
授業の中で適宜紹介します。
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
社会福祉概論
PT夜間主 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
佐藤 和美
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
受講態度
30%
10 回
最近,「福祉」,「ボランティア」などという言葉を新聞やテレビでも頻繁に耳にするようになった。私た
到達目標
ちの生活と社会福祉は切り離せないものである。福祉を身近なものと感じ,自分の問題として捉えるよ
うに理解することを目標とする。
現代における社会福祉の意義・理念について理解させ,福祉の法体系制度,介護保険制度などの要旨を
授業の概要
学習者への期待
理解させる。理学療法士,作業療法士として関連分野である福祉の実情を学ぶ。
社会福祉に興味を持ち,関心を寄せ,ニュース,新聞などを注意してみてほしい。
(含準備学習)
回数
1
2
3
1年
4
5
6
授業計画
社会福祉の基礎概念・社会福祉という考え方/人権・ライフステージ
社会福祉の援助における価値1
幸せと福祉の関係,憲法25条,社会福祉を取り巻く現状/ソーシャルインクルージョン
社会福祉と社会保障・貧困と現代の貧困
公的扶助/生活保護の実施体制・生活保護の種類と内容・生活保護の原理原則
自立と自律/社会福祉の援助における価値2
人口からみた少子高齢社会について/社会状況の変化・現代家族の動向と変化・専門職の必要性 子育て支援・児童虐待への対応
障害者福祉/成年後見制度・障害者雇用対策の現状と課題・障害者の権利保障とアドボカシー
リハビリテーション
国の機関,地方の機関/福祉事務所,児童相談所
地域福祉/地域福祉の概念・住民参加と小地域活動・コミュニティケア・介護予防
7
高齢者福祉/高齢者福祉理念・地域包括ケアシステムの確立・介護システムとケアマネジメント
8
介護保険制度/高齢化社会の進展と介護問題・制度の概要・介護保険のサービス各種
9
10
社会福祉の援助と方法/援助の展開過程の実践と理解・スーパービジョン
エンパワメントとストレングス視点
21世紀型社会福祉の構築をめざして/これからの社会福祉の課題と社会福祉を支える人たち
教科書
参考文献
「よくわかる社会福祉(やわらかアカデミズム・
〈わかる〉シリーズ)」山県文治・岡田忠克編,ミネルヴァ
書房
特になし
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
解剖学概論
PT夜間主 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
赤松 千鶴
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
レポート等
20%
受講態度
10%
15 回
肉眼レベルでの人体の基本的構造と機能を把握する。
到達目標
骨格筋の名称,起始・停止,支配神経,作用を記憶する。
人体を構成する細胞とその集団である組織及び組織により構成される骨系,筋系,呼吸器系,泌尿器系,
授業の概要
生殖器系,内分泌系,脈管系,神経系,感覚器系という人体の器官及び器官系に関する解剖学について
幅広く学習する。
覚える用語が多いため,予習・復習は必須。
学習者への期待
初回の授業の予習として,教科書①の以下のページをひととおり音読し,不明な点を抽出しておくこと。
(含準備学習)
pp. 1 - 18, 105 - 113.
回数
授業計画
PT・OTと解剖学のかかわり,解剖学とは,人体の大要と解剖学用語,人体の構成,骨学総論
2
骨学各論(頭蓋・脊柱・胸郭),筋学総論
3
骨学各論(上肢の骨・下肢の骨,PT・OTとの関連事項)
,筋学各論(上肢帯・上腕の筋)
4
関節靱帯総論,筋学各論(前腕の筋)
5
関節靱帯各論(頭蓋・脊柱・脊柱と頭蓋,胸郭の連結)
,筋学各論(手の筋)
6
関節靱帯各論(上肢・下肢の連結,PT・OTとの関連事項)
,筋学各論(大腿の筋)
7
神経系総論,筋学各論(下腿の筋)
8
中枢神経系(脊髄・脳幹),筋学各論(足の筋)
9
中枢神経系(小脳・大脳),筋学各論(咀嚼筋,浅・側頸筋,舌骨上筋,舌骨下筋)
10
中枢神経系(伝道路),筋学各論(椎前筋,斜角筋,浅・深胸筋)
11
末梢神経系(脊髄神経,脳神経),筋学各論(横隔膜,腹部の筋,背部浅側の筋)
12
末梢神経系(自律神経系),筋学各論(棘肋筋群,固有背筋群,後頭下筋群)
13
循環器系,消化器系,筋学各論(外眼筋,眼瞼部の筋)
14
呼吸器系,泌尿器系,生殖器系,筋学各論(喉頭筋)
15
内分泌系,感覚器系,発生
教科書
参考文献
備考
1年
1
①「標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 解剖学」野村嶬編,医学書院
②「人体解剖カラーアトラス原書」Peter H. Abrahams著,南江堂
特になし
コクヨ 情報カード 名刺サイズ横 横罫100枚 シカ - 40(他メーカーの製品でもOK)
サクラクレパス暗記用スタディセット(赤いシートと赤ペンのセット,他メーカーの製品でもOK)
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
生理学概論
PT夜間主 必修
1年
開講時期
通年
授業形態
講義
靖 大錚
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
60%
小テスト
30%
レポート
10%
15 回
生理学知識を学ぶことによって,
ヒトの生理的状態が解析できるようになる。疾患が罹る状態において,
到達目標
生理的状態と病理的状態を別に識別し,リハビリテーション治療方針の確立と身体回復の判断に役立つ
ことである。
理学療法士・作業療法士を養成するための生理学授業は在校中における専門教育の基礎教科-入門篇
で,臨床実習に臨床症状を理解するための必要な知識で,国家試験に合格するための共通教科である。以
授業の概要
上の特徴に基づき,神経系・筋肉系・感覚器系・循環器系・呼吸器系・消化代謝を詳しく説明するが,ほ
かは重点的に講義する方針をとっている。
授業は画像教育を中心にして展開すると同時に,グラフの理解と応用についても詳しく説明し,今後
仕事をする際,臨床データをまとめられるように工夫する。
学習者への期待
(含準備学習)
生理学の知識を学び,体各部の器官系の機能と関連を理解する。まず,自らの日常生活上における身
体的機能と変化を解釈し,次いで内科学・小児科学など臨床各科の勉強において,病態の理解に役に立ち,
理学療法・作業療法の治療方針の作成と実施に役に立つ。
回数
1
2
授業計画
神経基本機能:静止膜電位,活動電位,イオンチャンネル,興奮伝導,合成電位,興奮伝達
筋肉基本機能:筋肉・筋分類,骨格筋構造,筋収縮仕組,筋細胞膜興奮仕組,骨格筋収縮,張力,筋収縮エネルギー,
筋タイプ,平滑筋,心筋
1年
3
神経系:脊髄構造:脊髄構造と基本機能,体性神経系・自律神経系
4
神経系:脳幹構造:脳幹神経機能と神経回路,
5
神経系・内蔵機能:自律神経(交感神経・副交感神経)
6
神経系・運動機能-脊髄:脊髄運動機能・脊髄反射
7
神経系・運動機能-脳幹:脳幹運動機能
8
神経系・運動機能-小脳:小脳機能
9
神経系・運動機能-基底核:基底核機能
10
神経系・運動機能-大脳皮質:大脳皮質構造・機能
11
神経系・大脳皮質高次機能:脳波,連合野統合機能,言語機能,覚醒と睡眠,視床下部,辺縁系,記憶,左右脳機能
12
感覚器系:体性感覚と伝導路,視床と大脳感覚野,嗅覚,味覚,視覚,聴覚,平衡覚
13
内分泌器系:視床下部と下垂体ホルモン,GH,PRL,ADH,OXY,甲状腺,Ca代謝
14
内分泌器系:副腎皮質髄質ホルモン,膵臓ホルモン,血糖の調節,生殖機能
15
消化器系:消化運動,消化液,消化ホルモン,肝臓胆嚢
教科書
「シンプル生理学」貴邑冨久子他著,南江堂
「生理学テキスト」大地陸男著,文光堂
参考文献
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
生理学各論
PT夜間主 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
演習
靖 大錚
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
60%
小テスト
20%
生理学実習
20%
10 回
生理学知識を学ぶことによって,
ヒトの生理的状態が解析できるようになる。疾患が罹る状態において,
到達目標
生理的状態と病理的状態を別に識別し,リハビリテーション治療方針の確立と身体回復の判断に役立つ
ことである。
理学療法士・作業療法士を養成するための生理学授業は在校中における専門教育の基礎教科-入門篇
で,臨床実習に臨床症状を理解するための必要な知識で,国家試験に合格するための共通教科である。以
授業の概要
上の特徴に基づき,神経系・筋肉系・感覚器系・循環器系・呼吸器系・消化代謝を詳しく説明するが,ほ
かは重点的に講義する方針をとっている。
授業は画像教育を中心にして展開すると同時に,グラフの理解と応用についても詳しく説明し,今後
仕事をする際,臨床データをまとめられるように工夫する。
学習者への期待
(含準備学習)
生理学の知識を学び,体各部の器官系の機能と関連を理解する。まず,自らの日常生活上における身
体的機能と変化を解釈し,次いで内科学・小児科学など臨床各科の勉強において,病態の理解に役に立ち,
理学療法・作業療法の治療方針の作成と実施に役に立つ。
回数
授業計画
栄養と代謝:栄養,代謝
2
体温調節:体温の発生と維持,体温調節機構,鬱熱と発熱
3
循環器系:血液,心臓
4
循環器系:血圧,血管,リンパ管系,局所循環
5
呼吸器系:呼吸器構成,換気,ガス交換,O2運搬,CO中毒,CO2運搬
6
泌尿器系:腎構造,糸球体濾過,濾過量,尿細管再吸収・分泌,排尿
7
体液とその調節:アシドーシス,アルカローシス
8
1年
1
生理学演習Ⅰ:心電図,血中酸素飽和度,二点弁別,聴力曲線の測定。視力,視野,盲点の計測。瞳孔対光反射,瞳
孔輻輳反射,眼底の観察。
9
生理学演習Ⅱ:等尺性筋張力,筋収縮時EMGの記録,呼吸代謝測定
10
生理学演習Ⅲ:尿・尿沈渣の検査,澱粉分解,血球観察,大腸菌培養。肺活量測定,総腓骨神経運動伝導速度測定
教科書
「シンプル生理学」貴邑冨久子他著,南江堂
「生理学テキスト」大地陸男著,文光堂
参考文献
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
運動学概論
PT夜間主 必修
1年
開講時期
通年
授業形態
講義
石井 賢治
単位数
2 単位
授業時間数
60 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
80%
受講態度
20%
30 回
身体の構造や身体運動・動作のメカニズムについて,専門科目あるいは演習・実習等で必要となる基礎
到達目標
知識を習得する。また,身体運動・動作に関連する用語を理解し,それらの用語を用いて運動を表現で
きるようになる。
運動の機序,各体節の構造・運動,運動・動作の観察や分析の方法など,身体運動に関連する基礎的知
授業の概要
学習者への期待
(含準備学習)
識を中心に学習する。
解剖学・生理学など他の基礎科目との関連を常に意識しながら学習を進めて下さい。
動きを想像し,また実際に身体を動かしながら学習を進めて下さい。
回数
授業計画
1年
1
身体の表現方法 運動の軸と面
2
生体力学の基礎① 観測表と運動学的分析
3
生体力学の基礎② モーメントとてこ
4
生体力学の基礎③ 物体運動の物理的法則と身体運動
5
関節の構造と分類
6
骨格筋 骨格筋の構造・分類と筋収縮様態
7
上肢帯・肩関節の構造
8
上肢帯・肩関節の運動
9
肘関節・前腕の構造
10
肘関節・前腕の運動
11
手関節の構造
12
手関節の運動
13
指関節の構造と運動
14
股関節の構造
15
股関節の運動
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
回数
授業計画
膝関節の構造
17
膝関節の運動
18
足関節の構造
19
足関節の運動
20
頸椎の構造
21
頸椎の運動
22
胸椎の構造
23
胸椎の運動
24
腰椎の構造
25
腰椎の運動
26
頭部の構造と運動
27
顔面の構造と運動
28
姿勢①姿勢と重心位置との関連,重心動揺
29
姿勢②姿勢の安定性と姿勢制御
30
姿勢③姿勢の分類と異常姿勢
教科書
参考文献
備考
1年
16
「基礎運動学」中村隆一・齋藤宏・長崎浩著,医歯薬出版株式会社
特に指定しない。
参考図書等は特に指定しませんが,解剖学や生理学を含め,資料等は自由に持ち込んで構いません。
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
運動学各論
PT夜間主 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
講義
石井 賢治
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
80%
受講態度
20%
10 回
身体の構造や身体運動・動作のメカニズムなどの解剖学や生理学・運動学の基礎的知識と,実際に生じ
到達目標
ている運動・動作との結びつきを理解し,理論的・科学的に説明できるようになる。
身体運動・動作のメカニズムに関する基礎知識,特に歩行動作の観察・分析や病態・障害との関連につ
授業の概要
学習者への期待
(含準備学習)
いて学習する。
解剖学・生理学など他の基礎科目との関連を常に意識しながら学習を進めて下さい。
動きを想像し,また実際に身体を動かしながら学習を進めて下さい。
回数
授業計画
1年
1
歩行① 歩行の定義と歩行周期
2
歩行② 歩行の運動学的分析
3
歩行③ 歩行の運動力学的分析
4
歩行④ 小児・高齢者の歩行と異常歩行
5
歩行⑤ 走行と階段昇降
6
体力と運動処方① エネルギー代謝機構と運動強度
7
体力と運動処方② トレーニングの原則と運動負荷試験
8
運動発達① 反射と運動発達
9
運動発達② 原始反射と運動発達
10
運動学習
教科書
参考文献
備考
「基礎運動学」中村隆一・齋藤宏・長崎浩著,医歯薬出版株式会社
特に指定しない
参考図書等は特に指定しませんが,解剖学や生理学を含め,資料等は自由に持ち込んで構いません。
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
単位認定試験
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
病理学
PT夜間主 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
講義
三木 康宏
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
100%
評価の 方 法
科目名
10 回
疾病の成り立ちと身体の変化について理解する。さらに,種々の疾患によって生じる人体の変化をイメー
到達目標
ジできるようになることを目的とする。
「病理学」とは「やまい(病)
」の「ことわり(理)
」を学ぶ学問である。種々の疾患(腫瘍,循環器系,
授業の概要
免疫など)によって,組織・細胞は様々な適応(環境変化に対する適応)をとるが,
「病理学」ではその
意味と疾患との関わりについて解説する。
学習者への期待
(含準備学習)
「病理学」の理解のためには「解剖学」や「生理学」などの基礎医学の理解が必要です。毎回の「病理学」
の講義の後に,自分なりに他の基礎医学と関連付けて考えてみるのも面白いと思います。
回数
授業計画
「病理学概論」:病理学とはどういう学問なのか,
「病因論」
:病気の発生要因について
2
「退行性病変」:細胞の死などのnegativeな適応,
「進行性病変」
:細胞の増殖などのpositiveな適応
3
「炎症と感染」:生体防御反応のための組織の変化
4
「循環障害」:生体内の体液の廻りと滞り
5
「免疫−概論」:“疫から免れる”その現象について
6
「免疫と疾患」:アレルギーについて
7
「腫瘍」:“腫瘍・新生物・がん・癌”とは?
8
「腫瘍の広がり」:身体各所にひろがる腫瘍細胞
9
「遺伝と疾患」:遺伝子と病気について
10
「病理学再考」:最後に病理学はなぜ必要かを考える
教科書
参考文献
1年
1
「シンプル病理学」笹野公伸編,南江堂
「標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 病理学」梶原博毅・横井豊治 編,医学書院
備考
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14/03/18 16:11
リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
医学概論
PT夜間主 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
鈴木 寿則
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
レポート等
10%
受講態度
20%
10 回
1.人体の構造と機能の基本的な知識を習得し,理解する。
到達目標
2.人体の構造別に,代表的な疾患について基本的な知識を習得し理解する。
3.学習する専門科目を学ぶにあたって,その理解を深めるため基礎的な知識を習得する。
4.現代における医学の役割および課題などについて,自分で考えることができる。
【講義の位置づけ】 理学療法士にとって必要かつ基本的な医学全般について学ぶ。そのため,生理学や
授業の概要
病理学とも関連し,医学を総合的に理解する。
【授業の方法】 テキストを使用して板書を中心に進める。また,最新の医学知見や,現在,問題になっ
ていること,その都度プリント等の資料を配布する。
学習者への期待
(含準備学習)
講義のなかで気づいたこと,復習することなどを自分なりにノートにまとめて主体的に勉強へ取り組ん
でください。また,専門的知識に偏らず,現在の理学療法士に求められているものはなにかを考えるた
めにも,テレビや新聞などで,医療に関するニュースや記事に関心をもってください。
回数
1
2
1年
3
4
5
6
7
8
9
10
授業計画
【ガイダンス,医学の定義】 健康および疾病,障害の定義について学び,健康増進や疾病予防のために必要な医療・
医学の概要について学ぶ。
【医学の歴史】 古代(ギリシアのヒポクラテスなど)から近代にいたるまで,医学がどのように発展してきたのかに
ついて学ぶ。
【近代医学の概要,医の倫理】 現代の医学(感染症対策や画像診断など)について学び,求めれれる医学倫理につい
て学びます。また,インフォームドコンセントについても考える。
【人体の構造と機能:細胞,血液の成分と作用】
人体の基本的構造と,赤血球・白血球・血小板の役割について学び,
それに関する疾患を理解する。
【循環器系(総論)
:心臓の役割,虚血性心疾患・狭心症】
心臓の構造と機能を理解し,現代の心疾患の統計等も踏まえ,
その予防のため,虚血性心疾患の危険因子などについて学ぶ。
【循環器系(各論):血管の機能,動脈硬化,血圧】
血管の特徴について学び,その障害等から発生する生活習慣病
の基礎疾患について理解し,糖尿病や高血圧の合併症について学ぶ。
【呼吸器系:肺・胸郭,呼吸運動】 呼吸の構造と機能を理解し,それが障害を受けた際の症状または疾患について学
ぶ。また,近年,問題となっているCOPDについても考える。
【消化器系:胃,大腸,肝臓,潰瘍について】
消化の役割について理解し,消化器系の構造と役割について学ぶ。ま
た,それぞれの代表的な疾患(胃がんなど)についても理解する。
【泌尿器系:腎臓,人工透析】 腎臓の構造と役割を理解し,代表的な疾患,その医学的対処と予防について学ぶ。ま
た,近年,増加している人工透析についても考察する。
【まとめ】 現代の医学情勢において,理学療法士に求められる質とは何かについて,
「理学療法士及び作業療法士法」
を参考に考察する。
教科書
参考文献
「コメディカルのための専門基礎分野テキスト 医学概論」北村諭著,中外医学社
授業の中で,適宜紹介し,プリント等の場合は配布します。
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
リハビリテーション論
PT夜間主 必修
1年
担当者
開講時期
前期
授業形態
講義
佐直 信彦
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
80%
受講態度
20%
15 回
1. リハビリテーションの理念(定義)
,科学,サービス提供について説明できる。
到達目標
2.「生活機能」について正しく説明できる。リハビリテーションの諸領域について説明できる。
3. 疾病治療とリハビリテーション医療の特殊な問題について説明できる。
4. 主要な疾病・障害のリハビリテーションについて説明できる。
リハビリテーションは障害を対象とする。障害が普遍となった超高齢化社会にあって,生活機能とその
授業の概要
障害を正しく理解できるように学修する。リハビリテーション医療の特性と包括的なアプローチについ
て学修する。
学習者への期待
(含準備学習)
専門の科目は全て新しく学ぶ分野なので,授業中に理解できるように集中し,解らないことは質問する
こと。授業後は,ノートやレジメへの書き込み等を整理し,復習に重点を置くこと。
回数
1
授業計画
リハビリテーションとは ①障害者と[理念]としてのリハビリテーション
②「科学」としてのリハビリテーション
2
③「サービス提供」としてのリハビリテーション
病気と障害 医学モデルと慢性疾患モデル
4
病気と障害 障害モデルと生活機能モデル
5
病気と障害 障害予防とヘルスケア
6
人間活動とリハビリテーション:リハビリテーションと心理,障害受容
7
1年
3
リハビリテーション医学・医療:①診断と機能評価 ②疾病治療とリハビリテーション医療
8
リハビリテーション医療における特殊な問題 廃用症候群(1)総論,筋・骨格系,循環・呼吸器系
9
リハビリテーション医療における特殊な問題 廃用症候群(2)代謝・内分泌系,神経・精神系,他 10
疾患別リハビリテーション 脳血管疾患(1)脳血管疾患の病態・症候学
11
疾患別リハビリテーション 脳血管疾患(2)早期リハと機能回復,リハ・プログラムの実際,在宅生活
12
疾患別リハビリテーション 脳損傷,神経筋疾患
13
疾患別リハビリテーション 脊髄損傷(1)脊髄損傷の病態と症候学,ASIA高位診断
14
疾患別リハビリテーション 脊髄損傷(2)高位レベルとリハ・プログラムの実際,環境調整と在宅生活
15
疾患別リハビリテーション 内部障害とフィットネス
教科書
参考文献
「入門リハビリテーション概論」中村隆一・佐直信彦編 医歯薬出版株式会社
「入門リハビリテーション医学」中村隆一監修,岩谷・佐直他編集 医歯薬出版株式会社
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
理学療法学概論
PT夜間主 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
村瀬 雅敏
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
90%
受講態度
10%
10 回
理学療法の歴史,理念,倫理を学ぶ中で,望まれる理学療法士像を理解する。また,リハビリテーションは,
到達目標
チームでのアプローチが基本となる。他職種と職域を理解することで,円滑なチームの中での役割を果
たすことができるようになること。
本講義では,理学療法の歴史,理念,リハビリテーション関連職種の役割,理学療法の役割などを教授する。
授業の概要
学習者への期待
(含準備学習)
理学療法の概要を学ぶことによって,理学療法士として何故・何を学ぶ必要性が有るのかを理解するこ
とで,勉学のモチベーションの向上に役立ててほしい。
回数
授業計画
1年
1
理学療法の歴史
2
理学療法の役割と関連職種,チームアプローチ
3
理学療法の対象疾患の概要① 総論
4
理学療法の対象疾患の概要② 理学療法の対象疾患
5
運動療法の概要 6
疾患別運動療法の概要① 総論 7
疾患別運動療法の概要② 事例研究
8
物理療法の概要
9
日常生活動作の概要
10
地域理学療法の概要
教科書
参考文献
備考
「概説理学療法」嶋田智明編,文光堂
「理学療法ハンドブック」細田多穂・柳澤健編著,協同医書出版社
必要に応じて,資料を配布する。
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
(病院組織とシステム)
PT夜間主 必修
到達目標
1年
担当者
開講時期
後期
授業形態
講義
山崎 瞬
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
基礎理学療法学Ⅰ
科目名
単位認定試験
80%
受講態度
20%
10 回
病院の役割,チームアプローチ,理学療法士の役割,感染対策の方法について説明できる。
チーム医療を担う一員として,自らが所属している組織とそのシステムについて知ることは不可欠であ
る。本科目においては,日本における医療制度と各種病院組織の特徴,急性期・回復期・維持期の各領
授業の概要
域におけるリハビリテーション職種の病院組織内での位置付けについて知ることを目的とする。さらに
臨床においては,医師,看護師,栄養師,介護士,ソーシャルワーカー,臨床心理士など多職種が同じ
組織で働いており,相互理解によりコミュニケーションを円滑にし,チーム医療の一員となることを学ぶ。
講義とグループワークを中心に行います。臨床実習Ⅰを視野に入れた授業となるので,これから自らが
学習者への期待
なる理学療法士とはどのような職業なのか,何が求められるのかを理解し有意義な臨床実習となるよう
(含準備学習)
に十分な準備をしましょう。
回数
授業計画
病院の役割
2
病院で働く職種
3
チームアプローチとは
4
理学療法士の役割
5
医療コミュニケーションについて
6
感染対策について① 感染症対策がなぜ必要なのか
7
感染対策について② 具体的な感染対策方法について
8
臨床実習Ⅰについて① 臨床実習Ⅰの概要
9
臨床実習Ⅰについて② 臨床実習Ⅰの準備
10
まとめ
教科書
参考文献
1年
1
「感染対策マニュアル」大野義一朗監修,医学書院
「概説理学療法」嶋田智明編,文光堂
特になし
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
病態運動学Ⅰ(基礎)
PT夜間主 必修
1年
担当者
開講時期
後期
授業形態
講義
坂上 尚穗
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
80%
レポート等
20%
10 回
基本動作および歩行に必要な関節運動を説明できる。
到達目標
運動学を基礎に基本動作(起き上がり動作・立ち上がり動作など)
・歩行における各関節運動の意義を通
授業の概要
学習者への期待
して,各動作に必要な機能を学習する。
実際の症例を将来対応することを想定して,授業に臨むこと。
(含準備学習)
回数
授業計画
1年
1
理学療法と動作分析の関係 ― 動作分析の意義
2
関節運動の表記方法
3
関節モーメント ― 「てこ」の種類とその機能
4
姿勢の名称・動作を姿勢の変化として表現
5
実技 ― 動作の表現
6
起き上がり動作の分析(上肢・体幹の関節運動の意義)
関節モーメントの観点から
7
起き上がり動作の分析(下肢の関節運動の意義)
筋長と発揮する筋張力の関係から
8
立ち上がり動作の分析(各関節運動の意義)関節モーメントの観点から
9
立ち上がり動作の分析(各関節運動の意義)筋長と発揮する筋張力の関係から
10
歩行(各関節運動の意義) ― 重心移動の観点から
教科書
参考文献
「基礎運動学」中村隆一・齋藤宏・長崎浩著,医歯薬出版株式会社
「標準理学療法学 専門分野 臨床動作分析」高橋正明編,医学書院
「日常生活活動の分析―身体運動学的アプローチ」藤澤宏幸編,医歯薬出版株式会社
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
臨床実習Ⅰ(臨床体験)
PT夜間主 必修
1年
担当者
開講時期
集中
授業形態
実習
村瀬 雅敏 坂上 尚穂
佐々木 和江 山崎 瞬 小関 友記 遠藤 正典
単位数
1 単位
授業時間数
45 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
実習態度,提出物
70%
受講態度
30%
−回
学内で学んだリハビリテーションを必要とする者を対象とした権利擁護の視点と職業倫理観,理学療法士
授業の概要
観とともに,理学療法士の役割と責任を臨床の現場で体験する。あわせて臨床実習指導者の指示・監督下
での基本的理学療法を体験する。
臨床実習に臨むに当たっての意義や目的等は,本手引き書の他に臨床実習オリエンテーションや各教科の
授業において示してきた通りであるが,臨床実習開始に際し,特に以下のことに留意し,有意義な学習
学習者への期待
に努めてほしい。理学療法士が利用者に関わる際に提供する内容は,すべて利用者のもつ問題点の改善・
(含準備学習)
維持のためのものである。実習生が関わる際でも同様である。実習生の自己中心的な考えや行動は,利用
者の利益を害するものとなる。実習生は,利用者に関わる職員と同様の責任を負うこと肝に銘じる必要が
ある。
授業計画
教科書
参考文献
1年
①実習期間
平成26年11月17日(月)〜 11月28日(金)の期間中の6日間
②実習目的・目標
専門職の働いている場面を体験し,医療場面での多職種との関わり,利用者との関係を理解するとともに理学療法士を目
指す自覚を高めることを目標とする。
1) 利用者を尊重し,共感的態度をもって,良い人間関係を形成できる。
行動目標としては
・利用者に対して社会人として相応しいコミュニケーション(適切な挨拶,言葉使い等)がとれる。
・利用者に対して一般人としての手助けができる。
・医療人としての自覚をもち利用者(家族を含む)と良好な関係をつくり,維持することができる。
・心理的社会的側面への配慮ができる。
2)職場における理学療法士の役割と責任について理解し,その一員としての自覚をもった行動がとれる。
行動目標としては
・職場のスケジュールにしたがって行動することができる。
・医療専門職として求められる態度を理解し,責任をもって行動することができる。
・実習指導者と十分なコミュニケーションを保って良好な関係を維持することができる。
3)基本的理学療法の体験・実践を通して,自己の理学療法観を陶冶できる。
行動目標としては
・病院・施設における理学療法部門の位置づけ(他部門との関わり方)を把握できる。
・理学療法士の利用者に対する臨床業務(評価・治療)の内容を把握できる。
・各部門の業務と役割分担の概要を説明することができる。
・自己管理能力,生涯学習の態度を身につけることができる。
・理学療法士になることへの動機づけを高めることができる。
・十分な意欲をもち実習に参加することができる。
③実習計画
1)実習場所:理学療法士が治療業務に従事している施設
2)実習時間:従事する理学療法士の勤務時間に準ずる。
3)オリエンテーション,実習施設,理学療法に関連する他部門,理学療法士の治療業務を見学する。
4)毎日の実習状況記録を,臨床実習指導者に提出し指導を受ける。
5)施設実習期間終了後,臨床実習記録,学内の課題などを提出するとともに,学内でのグループワークなどにより,実
習成果の共有を図る。
特に指定しない
「臨床実習の手引き」を配布する。
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
理学療法評価学概論
PT夜間主 必修
1年
担当者
開講時期
前期
授業形態
講義
大友 篤
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
90%
受講態度
10%
10 回
理学療法業務を行う上で必要になる理学療法評価の位置づけ,重要性について理解し,説明ができるよ
到達目標
うになる。各検査項目(評価項目)の概要,
必要性を理解し説明できるようになり,
同時に正確な評価(検
査・測定)ができるようになるための足がかりとなってほしい。
よりよい評価を実践するためには理学療法評価の位置づけからその本質を十分に理解する必要がある。理
授業の概要
学療法の流れ,各理学療法評価の重要性について講義中心に行うと同時に,簡単な実演を交えながら授
業展開していく。
学習者への期待
(含準備学習)
理学療法評価の位置づけ,理学療法評価の重要性を理解し,正確な評価(検査・測定)できるようになっ
てもらいたい。そのためにはまず基礎的な解剖学,運動学を同時に修得していく必要があるため,復習
をしっかり行い,授業に臨んでほしい。
回数
授業計画
1年
1
理学療法評価とは,理学療法評価の位置づけ
2
情報収集の必要性
3
身体の面と軸,面と軸を用いた各関節運動方向について
4
関節可動域(ROM),ROM-T,end feel,ROM演習
5
筋力,徒手筋力検査法(MMT),MMT演習
6
感覚検査,感覚検査の種類(表在,深部,特殊)
,疼痛検査,感覚検査演習
7
疼痛,疼痛検査演習
8
筋トーヌス・腱反射,正常と異常の鑑別,異常の原因
9
協調運動,失調,協調性運動検査演習
10
日常生活活動動作(ADL),ADL評価についての各評価
教科書
参考文献
「標準理学療法学 専門分野 理学療法評価学」内山靖編,医学書院
「新・徒手筋力検査法」Helen J. Hislop,Jacqueline Montgomery著,協同医書出版社
「ベッドサイドの神経の視かた」田崎義昭著,南山堂
「理学療法検査・測定ガイド」内山靖編,文光堂
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
理学療法評価学Ⅰ
(基本評価)
PT夜間主 必修
1年
単位認定試験
担当者
開講時期
前期
授業形態
講義
大友 篤
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
100%
評価の 方 法
科目名
10 回
一般基礎科目で習得した内容,また理学療法評価学概論から学んだ内容を統合し実際の理学療法評価(検
到達目標
査・測定)に触れていくことを目的とする。本科目では理学療法評価の基礎となってくる関節可動域測定,
徒手筋力検査法の検査手技,正確な判定ができるようになってほしい。
各理学療法評価(検査・測定)についてデモンストレーションを交えながら,その評価の必要性につい
授業の概要
て講義を行う。本科目では理学療法評価の基礎となってくる関節可動域測定,徒手筋力検査法について
中心に実際の理学療法評価に触れていく。
学習者への期待
(含準備学習)
検査・測定に関する知識と技能を確実にするために,一般基礎科目で重篤した内容,また理学療法評価
概論から学んだ内容をしっかり復習し,授業に臨んでもらいたい。また練習した実技に関しては確実に
復習を行ってほしい。
回数
授業計画
血圧測定,四肢長,周径の測定
2
関節可動域測定① 上肢(肩関節,肘関節)
3
関節可動域測定② 下肢(股関節,膝関節)
4
関節可動域測定③ 手関節,足関節,頸部,肩甲帯,体幹
5
徒手筋力検査法① 上肢(肩,肘,手)
6
徒手筋力検査法② 下肢(股,膝,足)
7
徒手筋力検査法③ 頭頸部,体幹
8
感覚検査(表在感覚,深部感覚検査,特殊感覚)と疼痛検査
9
反射および筋トーヌス検査について
10
姿勢筋緊張,片麻痺機能検査について
教科書
参考文献
1年
1
「標準理学療法学 専門分野 理学療法評価学」内山靖編集,医学書院
「新・徒手筋力検査法」Helen J. Hislop,Jacqueline Montgomery 著,協同医書出版社
「ベッドサイドの神経の視かた」田崎義昭著,南山堂
「理学療法検査・測定ガイド」内山靖編,文光堂
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
単位認定試験
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
運動療法学概論
PT夜間主 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
講義
村瀬 雅敏
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
100%
評価の 方 法
科目名
10 回
運動療法の基本的理論を学ぶことにより,運動療法を実践するための基本・基礎的的知識を身につける。
到達目標
運動療法には,疾病や外傷後の機能回復だけでなく予防を目的とした治療の一手段です。
授業の概要
その対象は,脳血管障害,脳性小児麻痺,事故による骨折・脊髄損傷,呼吸器疾患,心疾患など,多岐
にわたります。本講義では,それらの疾病に対する運動療法の基本的知識を習得する。
学習者への期待
理学療法の基本的理論を学ぶ従業です。必ず予習・復習を行ってください。
(含準備学習)
回数
授業計画
1年
1
運動療法の歴史と基本的運動療法
2
関節運動と筋収縮
3
随意運動と運動制御
4
運動と呼吸・循環・代謝① 総論
5
運動と呼吸・循環・代謝② 呼吸,循環,代謝疾患に対する運動療法の概要
6
組織の病態生理と修復① 骨,関節疾患について
7
組織の病態生理と修復② 神経,軟部組織について
8
運動の種類 運動学的分類とその生理学的,運動学的効果
9
基本的運動療法① 総論
10
基本的運動療法② 各論(代表的疾患に対しての事例)
教科書
参考文献
備考
「標準理学療法学 運動療法学 総論」吉尾雅春編,医学書院
「理学療法学ゴールド・マスター・テキスト」柳澤健編,メジカルビュー社
「理学療法ハンドブック」細田多穂・柳澤健編著,協同医書出版社
必要に応じて,資料を配布します。
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
脳血管障害の運動療法
PT夜間主 必修
1年
担当者
開講時期
後期
授業形態
講義
小関 友記
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
レポート等
20%
受講態度
10%
15 回
脳血管疾患の分類,脳の機能局在,そこから生じる障害について理解できる。機能障害とADL,QOLの
到達目標
低下の関連性を考察することができる。実際の身体機能低下や活動低下に対してアプローチする初期技
術を修得する。
脳血管疾患は,理学療法士として接する機会が非常に多い疾患である。ここでは基本的な運動療法の概
授業の概要
念を基に,脳血管障害によって生じる片麻痺や運動失調に関して,病態理解に応じた適切な評価を行い,
治療目標を明確にした上で,具体的な治療プログラムを修得することを目標とする。多岐にわたる合併症
や,重篤な状態にある患者に対して介入する機会も多く,必要なリスク管理についても理解を深めていく。
学習者への期待
(含準備学習)
基本的にテキストに則って授業を行うため,毎回,授業計画に則って予習を行うこと。また実技を伴う
授業もあるため,授業内容に応じて動きやすい格好を用意すること。
回数
授業計画
中枢神経系理学療法の基礎知識
2
運動と感覚の中枢機能と構造
3
脳損傷の定義と病態
4
脳の損傷とその回復
5
脳血管疾患における医学管理
6
脳血管疾患におけるリハビリテーションの流れ
7
脳血管疾患後片麻痺患者の運動障害の特徴
8
脳血管疾患後片麻痺に対する評価(1)
impairment levelの評価
9
脳血管疾患後片麻痺に対する評価(2)
activity limitation levelの評価
10
脳血管疾患後片麻痺患者に対するトレーニング(1)課題志向型トレーニングと運動学習の理論的背景
11
脳血管疾患後片麻痺患者に対するトレーニング(2)歩行に向けて(座位・立位を中心に)
12
脳血管疾患後片麻痺患者に対するトレーニング(3)歩行を中心に
13
脳血管疾患における合併症
14
高次脳機能障害と理学療法
15
脳血管疾患における理学療法の実際
教科書
1年
1
「理学療法テキスト 神経障害理学療法学Ⅰ」石川朗編,中山書店
「理学療法フィールドノート1 脳血管障害・神経疾患」内山 靖編,南江堂
参考文献
「脳卒中に対する標準的理学療法介入 何を考え,どう進めるか」潮見泰藏編,文光堂
「理学療法ハンドブック第3巻,第4巻」細田多穂,柳澤健編,協同医書出版社
備考
理学療法評価学,運動療法学概論のテキストも参考になる。
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
単位認定試験
対象学科
必修・選択
配当年次
筋骨格系の運動療法
PT夜間主 必修
1年
担当者
開講時期
後期
授業形態
演習
山崎 瞬
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
100%
評価の 方 法
科目名
15 回
・骨折・脱臼・変形性関節症などの臨床で多く目にする整形外科疾患について説明することができる。
到達目標
・各整形外科疾患に対する基本的な理学療法について説明できる。
近年の急速な高齢化を背景に,
筋骨格系疾患が急増している。日本においても,
「健康日本21」が施行され,
日本整形外科学会ではロコモティブシンドローム(運動器症候群)という概念が誕生した。理学療法領
授業の概要
域においても対象者は増えており,適切に対処する必要がある。本科目においては,骨折・変形性関節症・
関節リウマチなどの筋骨格系障害に対する運動療法の知識・技術について講義・実技を通して学ぶ。
学習者への期待
(含準備学習)
筋骨格系の運動療法を理解し,実践できることが本科目の目標である。そのためには,解剖学・運動学・
生理学の知識が必須である。また各種整形外科疾患の概要を事前に知っておく必要がある。
回数
授業計画
1年
1
オリエンテーション 組織再生・修復
2
組織再生・修復
3
骨折と脱臼1 総論
4
骨折と脱臼2 評価と治療
5
高齢者とその骨折と運動療法
6
膝靭帯損傷と半月板損傷 評価
7
膝靭帯損傷と半月半損傷 治療
8
変形性股・膝関節症 評価と治療1 評価
9
変形性股・膝関節症 評価と治療2 治療
10
人工股・膝関節置換術 総論
11
肩関節周囲炎 評価と治療
12
肩の外傷 評価と治療
13
腰部疾患 評価と治療
14
捻挫と肉離れ 総論
15
まとめ
「標準整形外科学」中村利孝他編,医学書院
教科書
「15レクチャーシリーズ理学療法テキスト運動器障害理学療法学I」河村廣幸編,中山書店
「15レクチャーシリーズ理学療法テキスト運動器障害理学療法学Ⅱ」河村廣幸編,中山書店
参考文献
特になし
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
物理療法学概論
PT夜間主 必修
1年
開講時期
通年
授業形態
演習
小関 友記
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
小テスト
20%
受講態度
10%
10 回
痛みについての生理学的機序。物理療法学における熱力学や物理法則。物理療法の種類,それぞれの人
到達目標
体に対する生理学的,力学的作用。そこから考えられる適応,禁忌について理解する事を目標とする。
物理療法は理学療法において,運動療法と共に2大治療技術として相互に補完しながら発達してきた。現
在においても疼痛緩和や自然治癒能力促進を主体に,
そのニーズは高い。概論ではそもそも疼痛とは何か。
授業の概要
その痛みを和らげるために必要な熱力学や物理法則,それを提供する物理療法各種を講義や実演を持っ
て理解していく。
以下の授業計画に乗っ取って,教科書でその物理療法を予習してくる。ポイントとして①どのような物
学習者への期待
理法則を用いた機器なのか②何に効果があるのか③禁忌としては何が有るのか,といったことをおさえ
(含準備学習)
て学習してきてほしい。小テストを行うので,復習として授業内容を次の回までに理解しておくこと。
回数
授業計画
痛みについて
2
温熱及び寒冷の作用
3
ホットパック・パラフィン・極超短波療法
4
寒冷療法
5
超音波療法
6
マッサージ
7
光線療法
8
牽引療法
9
水治療法
10
電気療法
教科書
1年
1
「物理療法学」松澤 正ほか著,金原出版
参考文献
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
単位認定試験
対象学科
必修・選択
配当年次
日常生活活動学概論
PT夜間主 必修
1年
担当者
開講時期
後期
授業形態
講義
山崎 瞬
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
100%
評価の 方 法
科目名
15 回
・日常生活活動学の概念,生活の質(QOL)の概念,ICFなど基本的な知識について説明できる。
到達目標
・ADLを支援する機器について知り,説明できる。
・基本動作の介助を行うことができる。
理学療法において,日常生活活動は運動療法とともに大きな領域を占めている。本科目においては,日
授業の概要
常生活活動の概念や範囲,歴史的推移,国際障害者分類との関連性について学習し,理学療法における
日常生活活動の位置付けについて理解する。日常生活活動の評価及びその改善のための介助方法と指導
方法の基本について,基本動作を中心とした各動作の介助方法を実践する。
学習者への期待
(含準備学習)
講義と実習を行います。授業のペースが速くなるので,
予習復習で徹底的に学習するようにしてください。
また,体を使う時間が多くなるので体調を崩さないように細心の注意を払ってください。
回数
授業計画
1年
1
概論
2
ADLの概念と範囲
3
ADLと障害
4
ADLとQOL
5
ADL評価(1)ADL評価の役割
6
ADL評価(2)いろいろな評価法
7
ADLと運動学(1)運動学的分析の基礎
8
ADLと運動学(2)起き上がり立ち上がりの運動学的分析
9
基本動作(1)寝返りとその介助
10
基本動作(2)起き上がりとその介助
11
基本動作(3)立ち上がり,着座とその介助
12
ADLを支援する機器(1)自助具・日常生活用具
13
ADLを支援する機器(2)歩行補助具
14
ADLを支援する機器(3)車椅子
15
まとめ
教科書
参考文献
「標準理学療法学 専門分野 日常生活活動学・生活環境学」鶴見隆正編集,医学書院
「新しいコンセプトによる脳卒中リハビリテーション」古田晃ほか著,メディカルプレス
特になし
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
到達目標
地域理学療法学概論
PT夜間主 必修
1年
担当者
開講時期
後期
授業形態
講義
佐々木 和江
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
80%
受講態度
20%
10 回
地域理学療法の概念を理解する。
現代は,少産少死による社会の高齢化が加速化し,2010年には高齢化率が23%を超え,世界に類を見ない
授業の概要
超高齢社会が到来した。超高齢社会の中で,高齢者や障害者の介護問題はますます大きな問題となると
考えられる。そのような中,地域理学療法とは何か,地域理学療法における理学療法士の在り方を,歴
史的背景,社会的背景及び制度を学びながら考察していく。
学習者への期待
復習・予習を行い,主体的・意欲的に学ぶことを望みます。授業では,積極的に質問・発言をしてください。
(含準備学習)
回数
授業計画
地域理学療法学の歴史と社会的背景
2
地域理学療法の概念
3
福祉関連法的諸制度①障害者施策の基本理念と概念
4
福祉関連法的諸制度②介護保険1制度の概要
5
福祉関連法的諸制度③介護保険2介護保険における各種サービス
6
1年
1
福祉関連法的諸制度④地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備
に関する法律
7
ケアマネジメント
8
社会資源と理学療法士の関わり
9
地域リハビリテーションにおける関連職種との連携(チームアプローチ)について
10
地域理学療法が目指すもの
教科書
「標準理学療法学 専門分野 地域理学療法学」牧田光代・金谷さとみ編,医学書院
「地域リハビリテーション原論」大田仁史著,医歯薬出版
参考文献
「シンプル理学療法学シリーズ 地域リハビリテーション学テキスト」備酒伸彦・樋口由美・対馬栄輝編,
南江堂
備考
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リハビリテーション学科1年 理学療法学専攻 夜間主コース
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
生活環境論
PT夜間主 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
佐々木 和江
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価の 方 法
科目名
単位認定試験
80%
受講態度
20%
10 回
1.障害と生活環境の関連性を理解する。
到達目標
2.生活環境整備における理学療法士の役割を理解する
3.住環境整備に必要な福祉用具や住宅改修の制度や実際を理解する
高齢者や障害者が自立した生活を送り,社会参加を実現するためには,身体障害に対するアプローチだ
けでは不十分であり,高齢者や障害者の身体機能を生活環境へ適応させていくためのアプローチが不可
授業の概要
欠である。本授業では,理学療法士がリハビリテーション専門家として関わっていくために,生活環境
に関する必要な知識を踏まえ,街づくりの観点から生活環境整備,住宅改修を考えたときの評価方法や
具体的なアプローチ方法を学ぶ。
学習者への期待
予習復習を行い,積極的主体的に学習してください。授業では,自身の生活環境で気付いたことなど,積
(含準備学習)
極的に発言してください。
回数
授業計画
1年
1
生活環境論とは 環境整備の重要性について
2
住環境整備におけるPTの役割と姿勢
3
住環境整備の考え方 住環境整備の評価と基本技術について
4
福祉機器について
5
住環境整備の実際① 日常生活動作の基本
6
住環境整備の実際② 障害に応じた住環境整備について(高齢者)
7
住環境整備の実際③ 障害に応じた住環境整備について(脳血管障害者)
8
住環境整備の実際④ 演習 片麻痺患者を想定して改修案を考える。
9
地域における生活環境整備
10
住環境整備に関連する法律
教科書
参考文献
「標準理学療法学 専門分野 日常生活活動学・生活環境学」鶴見隆正編集,医学書院
「OT・PTのための住環境整備論」野村歡著,三輪書店
「理学療法学テキストⅩ生活環境論」千住秀明監修,神陵文庫
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