教科:数 学 科目:数学Ⅰ 様式 1 学習指導要領 (1) ア 数と集合 数 (ア)実数 と 数を実数まで拡張する意義を理解 式 し、 簡単な無理数の四則計算をするこ と。 芦花高校 学力スタンダード ・ 数の演算の可能性や方程式の解の存在などに関連付けて数の 拡張の意義を理解する。また様々な数の集合について、四則 演算の可能性について判断できる。 ・ 文字を含む絶対値の式を、条件をもとに計算できる。 (例) x が次の値をとるとき、 |x 2| | x 2 | の値を求めよ。 x0 (2) x 4 (1) ・置き換えなどを利用して、三項の無理数の乗法の計算ができる。 また分母と分子がともに二項である無理数の分母の有理化がで き、さらに無理数の整数部分や尐数部分を求めることができる。 (例)次の式を計算せよ。 (1) (2) (1 2 3 )(1 2 3) 2 1 2 1 の整数部分を a 尐数部分を b とするとき、a と b の値を求めよ ・三つの集合について、共通部分、和集合を求めることができる。 また二つの集合について、 「ド・モルガンの法則」を理解する。 (イ)集合 集合と命題に関する基本的な概念 を理解し、 それを事象の考察に活用す ること。 (例)U={1,2,3,4,5,6,7}を全体集合とする。Uの部分集合 A ={1,4}、B={2,4,5,6}について集合 A B 、 A B を求めよ。 ・ 背理法を理解し、 簡単な命題の証明に活用することができる。 (例)背理法を利用し、 5 が無理数であることを証明せよ。 教科:数 学 科目:数学Ⅰ 様式 1 学習指導要領 イ 式 芦花高校 学力スタンダード ・ 式を多面的に捉えることができ、展開や複二次式の因数分解 (ア) 式の展開と因数分解 など様々な式の処理ができる。 二次の乗法公式及び因数分解の公 (例)次の問いに答えよ。 式の理解を深め、 式を多面的にみたり 目的に応じて式を適切に変形したり すること。 (イ) 一次不等式 不等式の解の意味や不等式の性質 (1) (a b) 3 (a b) 3 (a 2 b 2 ) 3 を展開せよ。 (2) x xy 4 2 y 5 y 3 を因数分解せよ。 2 2 ・ 一次不等式や連立不等式について解くことができ、整数解の 個数などについて、解を吟味して解決することができる。 について理解し、 一次不等式の解を求 (例) 次の不等式を満たす最小の自然数を求めよ。 めたり一次不等式を事象の考察に活 1 1 4 (n 4) n 5 2 用したりすること。 (2) 図 ア 三角比 ・鋭角の三角比の定義を理解し、三角比を活用して、身近なもの (ア)鋭角の三角比 の長さ(高さ、距離等)や角度を求めることができる。 鋭角の三角比の意味と相互関係に ついて理解すること。 ・90°-θの三角比について理解し、適切に活用できる。 形 の 計 量 C 90 である直角三角形ABCにおいて、 4 cos A のとき、次の問いに答えよ。 5 (1) sin A 、 tan A の値を求めよ。 sin(90 A)、 tan(90 A) の値を (2) cos(90 A)、 (例) 求めよ。 教科:数 学 科目:数学Ⅰ 様式 1 学習指導要領 芦花高校 学力スタンダード ・ 座標平面を利用して、三角方程式、三角不等式を0°から1 80°の範囲で解くことができる。 (例) 0 ≦ ≦180 において、次の方程式及び、不等式を満 たす を求めよ。 1 (1) cos (2) sin (イ)鈍角の三角比 三角比を鈍角まで拡張する意義を 2 1 2 ・ 90°-θ、180°-θの三角比の考え方をもとに、9 0°+θの三角比を考察し、式の証明などに活用できる。 理解し、 鋭角の三角比の値を用いて鈍 (例)次の式の値を求めよ。 角の三角比の値を求めること。 cos 2 cos 2 (90 ) cos 2 (90 ) cos 2 (180 ) ・ 正弦・余弦定理を活用し、三角形の辺や角、外接円の半径を (ウ)正弦定理・余弦定理 正弦定理や余弦定理について理解 し、 それらを用いて三角形の辺の長さ や角の大きさを求めること。 求めることができる。 (例)次の問いに答えよ。 (1)△ABCにおいて、 c 6 、 a 2 、 C 60 のと き A 及び外接円の半径を求めよ。 (2)△ABCにおいて、a 8 、b 7 、c 13 のとき C を求めよ。 ・ 正弦・余弦定理を三角形の決定条件と関連付けて理解し、三 角形の形状、 、辺の長さや角の大きさを求めることができる。 (例) △ABCにおいて、 c cos B b cos C が成り立つとき、 この三角形はどのような形をしているか。 教科:数 学 科目:数学Ⅰ 様式 1 学習指導要領 イ 図形の計量 芦花高校 学力スタンダード ・正四面体などの体積、正四面体に内接する球の半径などの考察 三角比を平面図形や空間図形の考察 に、正弦定理、余弦定理などを活用できる。 に活用すること。 (例)1辺の長さが6の正四面体OABCがある。辺OAの中点 をL、辺OBを2:1に分ける点をM、辺OCを 1:2に分ける点をNとする。△LMNの面積を求めよ。 ア 二次関数とそのグラフ ・関数を表現する記号として f (x) を理解し、活用できる。 事象から二次関数で表される関係を (例) 関数 f ( x) 3x 1 について以下の問いに答えよ。 (1) f (2) を求めよ。 見いだすこと。また、二次関数のグラフ の特徴について理解すること。 (2) f (a 2) を求めよ。 ・二次関数 f ( x) ax bx c のグラフの特徴について理解し、 2 与えられた式を適切に変形して、二次関数を書くことができる。 また与えられた条件から二次関数の式を求めることができる。 (例1) 二次関数 y 4 x 8x 5 の軸と頂点を求め、グラフ 2 を書け。また頂点と軸を求めよ。 (例2) 軸が x 1 で2点(-2,9) 、 (1,3)を通る2次 関数を求めよ。 (例3) 3点(-1,0) 、 (2,0) 、 (1,1)を通る二 次 関数の式を求めよ。 (3) イ 二次関数の値の変化 二 次 (ア)二次関数の最大・最小 ・ 二次関数のグラフを活用して、制限された区間(開区間を含 む。 )における二次関数の最大や最小についても考察できる。 二次関数の値の変化について、 グラ (例) 次の二次関数の最大値、最小値があればそれを求めよ。 関 フを用いて考察したり最大値や最小 数 値を求めたりすること。 (1) y 4 x 2 8x 5(1≦ x ≦ 2) (2) y x 2 4 x 1(0 x ≦1) 教科:数 学 科目:数学Ⅰ 様式 1 学習指導要領 (イ)二次方程式・二次不等式 二次方程式の解と二次関数のグラ フとの関係について理解するととも 芦花高校 学力スタンダード ・ 二次関数を表す式を適切に処理し、グラフの平行移動につい ての考察ができ、二つの放物線の位置関係を説明及び式を求 めることができる。 に、 数量の関係を二次不等式で表し二 次関数のグラフを利用してその解を 求めること。 (例1) 二次関数 y x 2 x のグラフを y x 6 x 3 2 2 に 重ねるためにはどのように平行移動すればよいか。 (例2) y x 2 4 x を x 軸方向へ3、 y 軸方向へ-2平 行移動した二次関数の式を求めよ。 ・ 係数や定数項に文字が含まれている二次関数について、適切 な場合分けをして、二次関数の最大や最小を求めることがで きる。 (例) a は定数とする。 y 2 x 4ax の 0 ≦ x ≦ 2 における 2 最大値・最小値を次の場合について、それぞれ求めよ。 a ≦ 2 (2) a 1 (1) ・ 係数や定数項に文字が含まれる二次関数について、そのグラ フと x 軸との位置関係を判別式 D の符号により判断でき、x 軸との共有点が存在するとき、共有点の x 座標を求めること ができる。 (例) 次の二次関数のグラフと x 軸との共有点の個数を求め よ。 (1) y x 3x 4 2 (2) y x 4 x 4 2 ・ 二次関数のグラフと x 軸との共有点が1個または0個である 場合の二次不等式についても解くことができる。 (例)次の二次不等式を解け。 (1) x 6 x 9 ≦ 0 2 (2) x 6 x 10 0 2 教科:数 学 科目:数学Ⅰ 様式 1 学習指導要領 (4) ア データの散らばり 芦花高校 学力スタンダード ・ 標準偏差を計算して、複数のデータの平均値からの散らばり デ ― 四分位偏差、 分散及び標準偏差等の意 味について理解し、 それらを用いてデー (例) 次の量は変数 x, y のデータである。 タ タの傾向を把握し、説明する。 の を比較説明することができる。 x y 2 3 4 7 8 8 9 9 10 10 5 5 5 7 7 7 7 8 9 10 分 析 (1) x, y のデータの四分位範囲と四分位偏差を求めよ。 (2)x, y について、四分位範囲によってデータの散らばりの度 合いを比較せよ。 イ データの相関 ・二つのデータの対応表や相関表から相関係数を求めることがで 散布図や相関係数の意味を理解し、 そ きる。また散布図や相関係数を利用して、データの相関を的確に れらを用いて二つのデータの相関を把 捉えて説明することができる。 握し説明すること。
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