教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 (1) ア 式と証明 い (ア)整式の乗法・除法、分数式の計算 広尾高校 学力スタンダード ・3 次式の因数分解の公式を活用できる。 例 次の式を因数分解せよ。 ろ 三次の乗法公式及び因数分解の公式を理解し、 (1) い それらを用いて式の展開や因数分解をすること。 (2) ろ また、整式の除法や分数式の四則計算について理 な 解し、簡単な場合について計算をすること。 式 + − ・整式の除法ができる。また、複数の文字からなる整式 の除法においても、特定の文字に着目し、除法が行え る。 例 3 +6 − − 4 + 2 − 8を − で 割るとき、次の場合の商と余りを求めよ。 (1) の整式とみたとき (2) の整式とみたとき ・二項定理の考え方を利用できる。 例 ( + 2 − 3 ) の展開式における の項 の係数を求めよ。 ・繁分数の計算が行える。 例 次の式を簡単にせよ。 (1) (2) 1− 1+ 1 1 1 1 1 + + + −1 +1 +3 1 +5 ・恒等式の性質を正しく理解している。 例 次の式が についての恒等式となるように、定 数 , , の値を求めよ。 (イ)等式と不等式の証明 ( + 1) + ( − 1) + = 等式や不等式が成り立つことを、それらの基本 +2 −7 的な性質や実数の性質などを用いて証明するこ ・条件つきの等式を証明できる。また、さまざまな性質 と。 から不等式を証明できる。 例 (1) 等式 示せ。 + =( + ) −3 ( + )を (2) 不等式 | | + | | ≧ | + |を示せ。 また、等号が成り立つときを調べよ。 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 イ 高次方程式 (ア)複素数と二次方程式 数を複素数まで拡張する意義を理解し、複素数 の四則計算をすること。また、二次方程式の解の 種類の判別及び解と係数の関係について理解する こと。 広尾高校 学力スタンダード ・複素数について理解し、簡単な計算ができる。 例 次の式を計算せよ。 (1) (1 + )(2 − 3 ) (2) ・文字係数を含む 2 次方程式の解を場合に分けて判別す ることができる。 例 2 次方程式 +( 種類を判別せよ。 − 1) + − 3 = 0の解の ・解と係数の関係について理解し、2 次方程式を作成す ることができる。 例 2 次方程式 2 − 6 + 3 = 0の 2 つの解をα, β とするとき、 2α + 1, 2β + 1を解とする 2 次方程 式を作れ。 (イ)因数定理と高次方程式 ・剰余の定理の成り立ちを理解し、活用できる。 因数定理について理解し、簡単な高次方程式の 解を、因数定理などを用いて求めること。 例 整式 ( )を − 1 で割ると余りは 3, + 3で割ると余りが-2 である。 このとき、 ( )を( − 1)( + 3)で割ったとき の余りを求めよ。 ・高次方程式の因数分解を因数定理により行うことがで きる。 例 次の式を因数分解せよ。 −7 +6 ・方程式の解が与えられたとき、因数定理の考えを利用 できる。 例 3 次方程式 + −3 + = 0の解の一 つが1 + 2 であるとき、定数 , の値を求めよ。 また、他の解を求めよ。 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 (2) ア 直線と円 図 (ア)点と直線 形 座標を用いて、平面上の線分を内分する点、外 と 分する点の位置や二点間の距離を表すこと。また、 方 座標平面上の直線を方程式で表し、それを二直線 程 の位置関係などの考察に活用すること。 広尾高校 学力スタンダード ・座標平面上の 2 点間の距離の公式を用いて、与えられ た 2 点の座標から等距離にある座標を求めることがで きる。 例 2 点 A(−1,2), B(4, 3)から等距離にある 軸上の点 P の座標を求めよ。 式 ・座標平面上を利用して、図形の性質を証明できる。 例 △ABC において、辺 BC の中点を M とするとき、 等式 AB + AC = 2(AM + BM )が成り立つこ とを示せ。 ・線分を内分または外分する点の座標、三角形の重心の 座標を求めることにより、図形に応用できる。 例 点 A(2, 1)に関して、点 P(-2, 3)と対称な点 Q の 座標を求めよ。 ・2 直線の垂直条件を利用して、図形の性質について考 察できる。 例 直線2 − − 3 = 0を とする。 に関して 点 A(1, 4) と対称な点 B の座標を求めよ。 ・点と直線の距離を求めることができる。 例 (イ)円の方程式 座標平面上の円を方程式で表し、それを円と直 線の位置関係などの考察に活用すること。 ・ 直線 2 − + + できる。 − 3 = 0と点 A(1, 3)の距離を求めよ。 + + = 0の表す図形について考察 例 方程式 + +2 −4 + + 3 = 0 が円 を表すような定数 の値の範囲を求めよ。 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 広尾高校 学力スタンダード ・2 つの円の交点を通る直線や円の方程式を求めること ができる。 例 2 つの円 + + = 1と + 4 − 4 + 3 = 0について次の問い に答えよ。 (1) この 2 つの円が 2 点で交わることを示せ。 (2) この 2 つの円の交点を通る直線の方程式を求 めよ。 (3) この 2 つの円の交点を通り、原点を通る円の方 程式を求めよ。 ・点と直線の距離を求めることにより、直線と円の位置 関係を考察できる。 例 半径 の円 + = と直線3 + 接するとき、 の値を求めよ。 イ 軌跡と領域 軌跡について理解し、簡単な場合について軌跡 を求めること。また、簡単な場合について、不等 式の表す領域を求めたり領域を不等式で表したり すること。 − 10 = 0が ・与えられた条件から図形の性質を用いて、動点の軌跡 を求めることができる。 例 点 Q が円 + = 4上を動くとき、点 A(4,0) と点 Q を結ぶ線分 AQ の中点 P の軌跡を求めよ。 ・連立不等式の表す領域を図示することができる。また、 領域内を点( , )が動くときの最大値、最小値を求め ることができる。 例 , が 4 つの不等式 ≧ 0, y ≧ 0, 2 + ≦ 8, 2 + 3 ≦ 12を同時に満たすとき、 + の最大 値、最小値を求めよ。 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 広尾高校 学力スタンダード (3) ア 指数関数 ・指数法則、累乗根の性質について正しく理解し、活用 指 (ア)指数の拡張 できる。 数 指数を正の整数から有理数へ拡張する意義を理 関 解すること。 例 次の計算をせよ。 数 ・ 対 数 関 数 ・指数関数 = のグラフの特徴を理解し、座標平面 (イ)指数関数とそのグラフ 指数関数とそのグラフの特徴について理解し、 上にグラフを描ける。また、そのグラフの特徴から指 それらを事象の考察に活用すること。 数関数の性質を理解し、活用できる。 例1 のグラフをかけ。 例2 の大小関係を調べよ。 ・置き換えを用いて、指数関数を含む方程式や不等式の 解を求めることができる。 例 次の方程式、不等式を解け。 ・ ・ ・対数の意味を正しく理解し、指数と対数の書き換えが イ 対数関数 できる。また、対数の性質を用いて計算を行うことが (ア)対数 対数の意味とその基本的な性質について理解 できる。 し、簡単な対数の計算をすること。 例1 次の対数は指数に、指数は対数に書き換えよ。 例2 次の値を求めよ。 例3 次の式を計算せよ。 (イ)対数関数とそのグラフ 対数関数とそのグラフの特徴について理解し、 それらを事象の考察に活用すること。 ・対数関数 = log のグラフの特徴を理解し、座標平 面上にグラフを描ける。また、そのグラフの特徴から 対数関数の性質を理解し、活用できる。 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 広尾高校 学力スタンダード 例1 例2 = log のグラフをかけ。 の大小関係を調べよ。 ・対数関数の方程式、不等式を解くことができる。また、 置き換えを用いて、対数関数を含む方程式や不等式の 解を求めることができる。 例 次の方程式、不等式を解け。 のとき 関数 の最大値 最小値を求めよ。 (4) ア 角の拡張 ・弧度法と度数法の違いを理解し、相互に表すことがで 角の概念を一般角まで拡張する意義や弧度法に 三 きる。 よる角度の表し方について理解すること。 角 例 次の角度を度数法は弧度法に、弧度法は度数 関 法に表し直せ。 数 イ 三角関数 ・三角関数のグラフをかくことができる。 (ア)三角関数とそのグラフ 三角関数とそのグラフの特徴について理解する 例 のグラフをかけ。 こと。 (イ) 三角関数の基本的な性質 三角関数について、相互関係などの基本的な性 ・三角関数の相互関係など、三角関数の性質を活用する ことができる。 質を理解すること。 例 のとき 次の式の値を求めよ。 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 広尾高校 学力スタンダード ・三角関数の相互関係や性質を利用して、三角関数を 含む方程式や不等式を解くことができる。また、関数 の最大値や最小値を求めることができる。 例 のとき 次の方程式 不等式を解け。 例 次の関数の最大値を求めよ。 ウ 三角関数の加法定理 ・加法定理を理解し、様々な問題に応用できる。 三角関数の加法定理を理解し、それを用いて2 倍角の公式を導くこと。 例 のとき、 次の式の値を求めよ。 例 のとき の 値を求めよ。 例 のとき の最大値と そのときの の値を求めよ。 ・三角関数の合成を用いて、関数の最大値や最小値を求 めることができる。 例 関数 最大値および最小値を求めよ。また、 そのときの の値を求めよ。 の 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 (5) ア 微分の考え 微 分 ・ (ア)微分係数と導関数 微分係数や導関数の意味について理解し、関数 の定数倍、和及び差の導関数を求めること。 積 広尾高校 学力スタンダード ・様々な関数について、定義通りに微分係数および導関 数を求めることができる。 例 関数 の における 微分係数を定義に従って求めよ。 分 の 例 関数 の導関数を定義に 考 従って求めよ。 え (イ)導関数の応用 導関数を用いて関数の値の増減や極大・極小を 調べ、グラフの概形をかくこと。また、微分の考 えを事象の考察に活用すること。 ・導関数を用いて関数の増減を調べ、グラフをかくこと ができる。また、微分の考え方を他の問題で活用でき る。 例 関数 の増減を調べ、 グラフの概形をかけ。 例 放物線 を とする。 点 点 点 をとり を通り 軸に垂直な直線と 放物線 の交点それぞれ点 このとき 四角形 とする。 の面積の最大値 を求めよ。ただし とする。 ・定数 を含む高次方程式の実数解の個数を微分の考え を用いて調べることができる。 例 方程式 の 異なる実数解の個数を調べよ。 イ 積分の考え (ア)不定積分と定積分 不定積分及び定積分の意味について理解し、関 数の定数倍、和及び差の不定積分や定積分を求め ・不定積分と定積分の違いを理解し、それぞれの性質を 活用することができる。 例 次の条件 を満たす関数 を求めよ。 ること 例 等式 関数 を 満たす を求めよ。 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 (イ)面積 定積分を用いて直線や関数のグラフで囲まれた 図形の面積を求めること。 広尾高校 学力スタンダード ・定積分を用いて、関数で囲まれた部分の面積を求める ことができる。 例 放物線 に原点 から 本の接線をひく。このとき、 本の 接線と放物線で囲まれた部分の面積 を求めよ。 例 関数 と 軸で囲まれた 部分の面積の和を求めよ。 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式
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