2.62MB - 加茂さちえ

鈴木さとし
加茂さちえ
三浦ゆずる
加茂
三浦
編集部 筑西市玉戸34 TEL0296(25)6511 FAX0296(25)6513
平成 年4月開校予定
のつくば薬科大学(学校
法 人 広 沢 学 園 ) に つ い て、
市当局は今年3月議会に
続き6月議会でも、市財
源で補助することを明言
しました。
6月議会では、市独自
の財源を持ち出して補助
す る の か ど う か を 問 わ れ、
「大学では開学3年以内
に 体 育 館 や 運 動 場 、 食 堂、
キャンパスなど計 億円
を必要としている」(市
長公室長)と答弁しまし
議会答弁より
変る「薬科大」発言
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平成 年3月議会
市長「大学設立者は、市も
財政負担が大変だから、負
担などはできるだけかけな
いようにしたい、と言って
おります」
た。
大学側の資金計画に市
財源での助成を盛り込ん
であるのかという質問に
は、「9月議会前後に全
議 員 に 説 明 す る 考 え だ が、
答弁は控える」(同)と
して避けました。
今の筑西市は、実質公
債費比率という財政指標
で県内ワースト4位の借
金体質です。市民に対し
て、今年度は国保税の大
幅値上げをおこない、来
年度は水道料の値上げを
できるか検討しているとこ
ろ だ」
平成 年3月議会
(市財源での補助を問われ)
市長「我々もその地域のメ
リットというものがあると
するならば、できるだけ支
援をしていきたいと、(中
略)…(方針変更は)歴史
と申しますか、時は刻々と
流れていることも事実であ
ります」
平成 年6月議会
市長公室長「経済効果があ
るし、県内の市で大学新設・
増設に助成している例があ
る。市の相応の助成・支援
は極めて妥当と思っている。
財政当局と検討している」
計画し、施設利用の有料
化も検討中です。市民の
負 担 を 次 々 増 や す 一 方 で、
薬科大学には財政支援。
「活性化の面があるとし
ても、今の筑西市じゃ、
そんな余裕はないだろう」
という声が広がっていま
す。
茨城県最北に位置する北
茨城市。市立病院の再建で
は多くの教訓がありました。
市長と院長を訪ねて研修し
てきました。
北茨城市立病院は、平成
~ 年にかけて 名中
名の医師が辞め、存続の危
機に。議会や執行部が関係
機関に出向き、市民にも知
り合いの医師の情報提供を
呼びかけ、文字通り全市を
あげて医師確保に当たりま
した。その結果、以前を上
回る医師を確保、救急にも
対応できるようになりま
した。今、建替えを目指
しています。
市長は、「医師確保に
は一年間で 回出かけま
した。医師引き上げにも
説得して引き止めた。市
長が頑張れば、院長も頑
張れます」と語り、院長
は、「自分は医師確保が
仕事です。病院存続の点
がブレていては医師は来
ません」と言っていまし
た。
3月議会で値上げ賛成17、反対8で議決した国保税が7月の納付書で通知されました
『議会報告』発行のためみなさんのカンパをお願いいたします。(一口100円から)
樋口9 7 3 -5
TEL 24-0 2 7 8
一本松1 3 6 6 -5
TEL 2 4 -9 0 7 3
門井1 2 6 9 -8
TEL 5 7 -5 4 1 3
鈴木
22
平成 年3月議会
市長「ほかでも薬科大学は
できておりますが、もう地
元自治体がお金を出して大
学つくるというような時代
ではない。(学校法人の)
理事長にも市としても厳し
い財政事情の中でお金で支
援するというわけにいかな
い。…お金でない何が支援
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茨城県の医師数は
全国ワースト2位 さらに
筑西市は県内ワースト2位
27
11
26
市長は「この地域が医療砂漠になっ
ては大変、病院は存続してゆきたい」
と言うものの、市長から医師を確保
した報告は一度もありません。
市長は、市民病院の経営形態を見
直すとして6つの選択肢(①公設公
営 ②公設民営 ③指定管理者制度
④独立行政法人 ⑤売却 ⑥廃止)
があるとし、病院運営審議会や議会
の特別委員会等の意見を尊重して一
刻も早く結論を出したいといってい
ます。しかし、市民病院は存続する
厚生労働省や茨城県の資料による
と、救急等に対応できる地域の中核
病院の医師数は、茨城県が全国ワー
スト2位、さらに筑西市は茨城県内
でワースト2位(全9医療圏中)と
なっています。つまり、当市の医療
環境は全国最低レベルとなっていま
す。
市民からは救急
医療の充実が叫ば
れています。市長
は最大限努力して
市民の切実な要望
に応えるべきです。
解せない市長の態度
16
去る2月、下館地区のある市民が
「胸が痛い」と救急車を呼んで車に
乗りましたが、受け入れ先の病院が
決まるのに一時間もかかり、手遅れ
となり心筋梗塞で亡くなりました。
家族は、「身近に救急病院が整備さ
れていたならば」と悔やんでいまし
た。急病で救急車は来てくれたけど、
搬送先の病院が決まらず、手遅れに
なった話しは後を絶ちません。
といいながら、売却や廃止も選択に
あるという矛盾した態度をとってい
ます。
病院運営審議会会長の副市長は、
昨年11月に病院の経営形態は「公
設公営」か「公設民営」の意見書を
提出していますが、なぜか市長は今
日まで結論を引き延ばしています。
救急車は来たけれど…
「明日は我が身」
20
20
18
18
2008年8月発行
告
報
会
議
は、改善では済みません。
世論調査では、「廃止
してもとにもどすことに
賛成」 %、「反対」
%(「毎日」6月 日付)
と、廃止が多数です。
実は、先の「改善」の
意見書は、自民党茨城県
支部連合会が県議会に提
出したもので、それと全
く同じ文章で市議会に提
出されました。一時的な
改善で制度自体を残そう
と政府与党筋がはたらき
かけています。
今度の市議会では、
「改善」に賛成した議員
が多数でしたが、高齢者
は年金から天引きされる
たびに、『姥捨て山』の
実感が強まっています。
労省は改善を促し、県も
市町村から要望があれば
改善を検討する、と述べ
ていることを紹介し、
「県まかせではなく、県
に強く改善を求めること
が大事だ」と主張しまし
た。
な ぜ、 福 祉や 教 育を 削 って 筑 西幹
線 道路 か
長 は 左 表 の と お り 説 明 し、
沿線の全線通行はまだま
だ 進 ん で い な い 状 況 で す。
用地買収中または
工事中
9.9㎞
23%
完成したところ
8.3㎞
19%
当初、新市計画にもな
かった道路建設が合併特
例債を使えば工事費の1
筑西市部分(総工費約
億円)を急いでつくって
巨 額 の 借 金 を 増 や す よ り、
もともと県の事業である
以上県に返上すべきでは
ないでしょうか。
58%
写 真
はかり、徴収の効率化の
ために導入した」、「苦
情は300件あった」と
答弁しました。
加茂議員は「なけなしの
年金からの天引きが次々
拡大されるのは重大な問
題」と、徴収する側の都
合優先のやり方を批判し
ました。
割負担ですむと、強引に
進められています。国保
税の大幅値上げなどの負
担増の一方で、老人クラ
ブ育成補助金などわずか
な市民向け予算をも削っ
ています。加茂議員
は「県の道路になぜ
筑西市が肩代わりな
のか」、「古河市ま
での当幹線道路の進
捗状況はどうなって
いるのか」とただし
ました。
24.8㎞
60
ルート検討中等
と自校方式の充実
・市民病院の医師確保
・学童保育について
・非常勤講師の待遇
等を質問しました。
全長43kmの筑西幹線道路の
現状(岩瀬~古河)
歳から住民 税も年金天引き
市議会初日、住民税の
年金天引きを来年 月支
給分から行うことを盛り
込んだ条例改定が専決処
分 と し て 報 告 さ れ ま し た。
加茂議員はなぜ導入され
たか、昨年の住民税値上
げの時の苦情は何件あっ
たかをただしました。
部長は「納税者の便宜を
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歳 の障 害 者へ の マル 福 適用
74
割合
延長
進捗状況
今度の議会最終日、
「後期高齢者医療制度」
について、2つの意見書
で論議がありました。一
つは「廃止」を求めるも
の、もう一つは「改善」
を求めるもの。廃止と改
善は、どちらも現在の制
度には問題ありという立
場です。ちがいは、一部
の改善で済むのか、済ま
ないのかです。
「後期高齢者医療制度」
という保険制度は、当然
ながら、「病気になる人
もならない人も、お金を
出し合って助け合う」制
度です。 歳以上の高齢
者だけを集めたのでは保
険 制度が 成 り 立ち ませ ん。
制度の大本が違っていて
~
を!
市長は「古河市か
ら水戸市をむすぶ
分構想としての位置
づけだ」と答弁。部
その他の質問から
・後期高齢者医療制度
・国保税の滞納状況と特別
相談体制
・学校給食への地元産活用
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ホームページ
http:/www.kamosachie.jp/
度に加入したことが質問
で明らかになりました。
この措置は、茨城県を含
めて全国でわずか 道県
です。大半は従来どおり
国保に残ってもマル福が
使え、本人の選択として
います。加茂議員は、厚
10
65
74
65
~ 歳の重度障害者
に対して茨城県が「後期
高齢者医療制度へ加入し
ないと医療費助成(マル
福)対象から除外する」
としたことを受けて筑西
市では、対象者370人
全員が後期高齢者医療制
65
75
56
16
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○7月中旬に届いた 国保税の納付書を開
けてビックリした ある住民は、「財政難を理
由に値上げ値上げではた まんないよ。市政
を変えて税金の使い方を変えなくっちゃ」と
怒りをぶちまけていました。
○議会最終日。自公関係議員が提出した
『後期高齢者医療制度の改善を求める意
見書』は、既に県議会が賛成多数で可決し
た意見書をそ っくりそ のまま市議会に提出
したもの。当然、その意見書は「本県議会」
となってい た ので、議会事務局が「本市議
会」と文言をこっそり訂正していました。
○市長は市民病院の再生について、「なく
なったら地域が医療砂漠になる」、「全力を
あ げて医師確保に 努力する」と繰り返しま
すが、ある議員は「市長は全力でというが、
今まで1人も見つけてきた 話は聞いた こと
がない」と、語っていました。
2008年8月発行
告
報
会
議