第27回プライマリ・ケア学会 - 広島県医師会

広島県医師会速報(第1872号)昭和26年8月27日 第3種郵便物認可(22)
ラ
イ
マ
リ
・
ケ
ア
の
質
の
向
上
の
た
め
に
も
、
プ
ラ
イ
う
か
の
チ
ェ
ッ
ク
が
で
き
る
と
い
う
こ
と
で
あ
る
。
プ
イ
来 ン
年 テ
の ー
第 マ
28 ﹁
回 地
日 域
本 社
プ 会
ラ に
イ 応
マ え
リ よ
・ う
ケ ﹂
ア に
学 て
会 広
は 島
、 市
岡 で
田 開
慶 催
夫 さ
元 れ
滋 た
賀 の
医 は
科 記
大 憶
学 に
学 新
長 し
が い
担 と
当 こ
し ろ
、 で
京 あ
る
都 。
者
な 等
お 2
本 5
学 0
会 0
は 名
、 が
平 参
成 加
8 し
年 、
6 本
月 学
15 会
∼ な
16 ら
日 で
、 は
広 の
島 多
県 職
医 種
師 で
会 の
︵ 横
福 断
原 的
照 討
明 議
会 が
長 な
︶ さ
の れ
担 た
当 。
に
よ
り
、
メ
り
が
提
供
し
て
い
る
医
療
サ
ー
ビ
ス
の
質
が
良
い
か
ど
る
医
療
で
あ
る
、
と
し
た
。
そ
し
て
、
医
療
の
質
を
測
る
と
い
う
こ
と
は
、
そ
の
病
医
院
及
び
職
員
一
人
ひ
と
の
う
え
で
も
た
ら
さ
れ
る
患
者
の
福
祉
を
最
大
化
で
き
本
学
会
に
は
、
全
国
か
ら
医
師
、
歯
科
医
師
、
薬
剤
師
、
看
護
師
、
そ
の
他
の
医
療
職
、
保
健
福
祉
関
係
期
待
し
う
る
効
果
と
予
測
し
う
る
損
失
と
の
バ
ラ
ン
ス
一
般
演
題
︵
ポ
ス
タ
ー
︶
や
教
育
講
演
6
題
等
が
2
日
間
に
わ
た
り
熱
心
に
討
議
さ
れ
た
。
ア
﹂
、
﹁
在
宅
緩
和
医
療
こ
ろ
﹂
、
﹁
プ
ラ
イ
マ
リ
・
地 ケ
域 ア
に と
お E
け B
る M
在 ﹂
宅 の
緩 3
和 題
医 、
療 さ
の ら
役 に
割 ﹁
﹂ 食
等 事
の 困
6 難
シ 者
ン に
ポ 対
ジ す
ウ る
ム 食
、 支
ま 援
た と
272 口
題 腔
の ケ
療
に
お
け
る
質
と
そ
の
評
価
﹂
、
そ
し
て
特
別
講
演
に
は
﹁
わ
が
国
の
医
療
と
介
護
・
福
祉
﹂
、
﹁
ケ
ア
の
こ
会
頭
講
演
﹁
こ
れ
か
ら
の
医
療
環
境
に
お
け
る
プ
ラ
イ
マ
リ
・
ケ
ア
﹂
を
は
じ
め
、
基
調
講
演
と
し
て
﹁
医
ラ
イ
マ
リ
・
ケ
ア
は
如
何
に
あ
る
べ
き
か
﹂
を
中
心
に
開
催
さ
れ
た
。
迫
ら
れ
て
い
る
医
療
制
度
の
中
、
医
療
の
質
を
確
保
し
、
﹁
患
者
さ
ん
の
満
足
度
と
安
全
性
を
重
視
し
た
プ
で
あ
り
、
高
齢
化
の
急
速
な
進
展
と
医
療
技
術
の
進
歩
を
背
景
と
し
た
医
療
費
の
増
大
の
も
と
で
、
変
革
を
し れ
メ た た 平
イ 。 。 成 ン
神 16
テ
奈 年
ー
川 6
マ
県 月
は
で 5
﹁
の 日
プ
開
ラ
催 ・
イ
は 6
マ
2 日
リ
度
・
目 、
ケ
で 梅
ア
、 雨
の
今 入
質
回 り
の
は し
向
神 た
上
奈 ば
を
川 か
目
県 り
指
医 の
し
師 パ
て
会 シ
︵ フ
苦
田 ィ
難
中 コ
の
忠 横
時
一 浜
代
会 ︵
の
長 横
医
︶ 浜
療
が 市
を
初 ︶
考
め で
え
て 開
る
担 催
当 さ
﹂
広
島
県
医
師
会
常
任
理
事 松 ︱
神
奈
川
県
医
師
会
の
担
当
で
全
国
よ
り
約
2
5
0
0
名
が
集
い
、
横
浜
市
で
︱
第 日 27 本 回 プ
ラ
イ
マ
リ
・
ケ
ア
学
会
開
催
さ
る
!
;y y;
y; y;
y; y;
こ
と
で
あ
り
、
質
の
高
い
医
療
と
は
治
療
の
全
過
程
で
は
、
医
療
の
良
さ
と
か
医
療
サ
ー
ビ
ス
の
良
さ
と
い
う
能
評
価
機
構
の
岩
崎
榮
理
事
が
講
演
し
、
医
療
の
質
と
﹁
医
療
の
質
と
そ
の
評
価
﹂
と
題
し
て
、
日
本
医
療
機
2.
基
調
講
演
る
と
強
調
し
た
。
村 −
マ
リ
・
ケ
ア
を
提
供
し
て
い
る
人
の
知
識
・
技
術
・
態
−
度
を
評
価
し
、
フ
ィ
ー
ド
バ
ッ
ク
す
る
こ
と
に
よ
り
、
府
で
開
催
さ
れ
る
予
定
で
あ
る
。
次
回
は
、
W
O
N
C
A
︵
世
界
一
般
医
・
家
庭
医
学
会
︶
ア
ジ
ア
太
平
洋
−
本
学
会
の
ハ
イ
ラ
イ
ト
に
つ
き
概
略
を
報
告
す
る
。
学
術
会
議
と
の
併
催
で
あ
り
、
世
界
か
ら
プ
ラ
イ
マ
リ
・
ケ
ア
へ
の
取
り
組
み
が
報
告
さ
れ
る
。
;
;
;
;
;
;
;
;
;;;;;;;;;;;;;;;;
2004年(平成16年)7月5日
マ
リ
・
ケ
ア
の
使
命
は
日
々
の
研
鑚
に
励
む
こ
と
で
あ
医
療
﹂
を
提
供
す
る
こ
と
と
し
た
。
そ
し
て
、
プ
ラ
イ
わ
ち
﹁
い
つ
で
も
ど
こ
で
も
誰
に
で
も
素
早
い
最
善
の
で
質
が
高
く
、
効
率
的
で
、
患
者
中
心
の
医
療
、
す
な
誠
プ
ラ
イ
マ
リ
・
ケ
ア
が
目
指
す
も
の
と
し
て
は
、
安
全
医
療
費
抑
制
策
に
つ
き
述
べ
た
う
え
で
、
2
1
世
紀
の
変
化
、
特
に
国
民
の
医
療
に
対
す
る
ニ
ー
ズ
の
変
化
と
演
し
、
現
在
の
わ
が
国
の
医
療
環
境
に
起
き
つ
つ
あ
る
ア
﹂
と
題
し
て
、
田
中
忠
一
神
奈
川
県
医
師
会
長
が
講
﹁
こ
れ
か
ら
の
医
療
環
境
に
お
け
る
プ
ラ
イ
マ
リ
・
ケ
1.
会
頭
講
演
;y y;
y; y;
;
y
;
y
y; y;
y; y;
y; y;y;
y;
y;
広島県医師会速報(第1
872号)昭和26年8月27日 第3種郵便物認可
(23)2004年(平成16年)7月5日
菌
が
最
も
多
く
、
サ
ル
モ
ネ
ラ
、
カ
ン
ピ
ロ
バ
ク
タ
ー
、
は 倒
、 的
旅 に
行 1
者 週
の 間
30 以
∼ 内
80 の
% 疾
が 患
罹 が
患 多
し い
、 。
毒 下
素 痢
原 性
性 疾
大 患
腸 で
か
な
所
見
の
な
い
心
身
の
不
調
を
訴
え
る
患
者
に
は
、
治
教
授
が
講
演
し
、
日
常
診
療
に
お
い
て
検
査
で
明
ら
い
る
と
し
た
。
で
の
研
修
病
院
の
地
域
医
療
保
健
研
修
に
反
映
さ
せ
て
−
別
と
治
療
症
状
と
潜
伏
期
間
を
参
考
に
診
断
し
、
潜
伏
期
間
は
圧
﹁
日
常
診
療
で
遭
遇
す
る
不
安
と
身
体
症
状
発
熱
あ
る
い
は
発
熱
に
下
痢
、
咳
、
発
疹
、
あ
る
い
は
来
感
染
症
が
疑
わ
れ
る
の
は
、
最
近
の
海
外
渡
航
歴
と
6.
ラ
ン
チ
ョ
ン
セ
ミ
ナ
ー
院
の
相
楽
裕
子
感
染
症
部
長
が
講
演
し
、
海
外
旅
行
由
研 施
修 し
で た
得 経
た 験
結 に
果 つ
と き
成 報
果 告
を が
平 あ
成 り
16 、
年 医
度 師
の 会
岡 と
山 し
県 て
下 本
年
か
ら
の
1
年
間
前
倒
し
で
の
新
卒
後
臨
床
研
修
を
実
師 ﹁
会 卒
後
の 臨
取 床
り 研
組 修
み 地
﹂ 域
に 医
つ 療
い ・
て 保
発 健
表 に
が 対
あ す
り る
、 岡
平 山
成
県
15 医
﹁
海
外
旅
行
者
感
染
症
﹂
に
つ
い
て
横
浜
市
立
市
民
病
4.
教
育
講
演
で
A
D
L
が
改
善
さ
れ
る
と
報
告
し
た
。
し
、
早
い
時
期
に
食
べ
ら
れ
る
口
を
再
構
築
す
る
こ
と
り
な
ブ
ラ
シ
﹂
︵
吸
引
つ
き
︶
に
よ
る
口
腔
ケ
ア
を
紹
介
科
医
院
の
黒
岩
恭
子
院
長
は
、
自
ら
考
案
し
た
﹁
く
る
つ
と
し
て
重
要
で
あ
る
と
強
調
し
た
。
ま
た
、
村
田
歯
タ
ー
発
表
を
行
っ
た
。
ま
た
、
岡
山
県
医
師
会
か
ら
は
師
会
病
院
内
科
の
坂
井
賢
哉
氏
が
、
そ
れ
ぞ
れ
ポ
ス
高
齢
者
た
こ
つ
ぼ
型
心
筋
症
の
死
亡
症
例
﹂
を
呉
市
医
病
院
地
域
医
療
支
援
セ
ン
タ
ー
の
溝
岡
雅
文
氏
が
、
﹁
超
ン
タ
ー
の
診
療
支
援
の
現
状
に
つ
い
て
﹂
を
県
立
広
島
−
﹂
で
は
、
杏
林
大
学
保
健
学
教
室
の そ
田 の
島 鑑
出
血
症
状
な
ど
が
加
わ
っ
た
場
合
で
あ
る
。
渡
航
先
、
住
民
の
命
と
暮
し
を
守
る
こ
と
と
し
た
。
の
人
生
に
対
し
て
、
人
格
的
全
体
性
に
根
ざ
し
、
地
域
と
述
べ
、
プ
ラ
イ
マ
リ
・
ケ
ア
の
目
標
は
、
生
病
老
死
で
あ
り
、
愛
す
る
故
に
仕
え
る
の
が
こ
こ
ろ
で
あ
る
、
く
ば
り
﹂
と
い
う
よ
り
、
﹁
高
価
な
、
愛
す
べ
き
﹂
の
意
要
な
﹂
の
両
義
が
あ
り
、
ケ
ア
と
は
﹁
世
話
、
こ
こ
ろ
プ
ラ
イ
マ
リ
・
ケ
ア
に
は
、
﹁
は
じ
め
に
﹂
と
﹁
最
も
重
い
、
口
腔
周
囲
の
廃
用
を
予
防
す
る
こ
と
が
介
護
の
一
舌
・
口
唇
を
リ
ハ
ビ
リ
す
る
口
腔
ケ
ア
を
食
前
後
に
行
歯
で
し
っ
か
り
と
咀
嚼
で
き
る
よ
う
に
し
、
そ
の
上
で
に
な
る
こ
と
の
重
要
性
を
述
べ
、
ま
ず
適
合
の
良
い
義
科
在
宅
往
診
の
経
験
よ
り
、
口
か
ら
食
べ
ら
れ
る
よ
う
は
、
加
藤
歯
科
医
院
の
加
藤
武
彦
院
長
が
、
長
年
の
歯
﹁
食
事
困
難
者
に
対
す
る
食
支
援
と
口
腔
ケ
ア
﹂
で
意
点
を
加
え
た
。
ベ
ン
ゾ
ジ
ア
ゼ
ピ
ン
と
の
併
用
が
有
用
で
あ
る
、
と
注
安
や
不
眠
が
増
悪
す
る
例
も
あ
り
、
効
果
発
現
の
早
い
広
島
県
か
ら
は
、
﹁
県
立
広
島
病
院
地
域
医
療
支
援
セ
7.
一
般
演
題
イ
マ
リ
・
ケ
ア
は
、
そ
の
自
立
支
援
に
他
な
ら
な
い
。
た
と
こ
ろ
で
老
い
る
﹂
理
念
が
強
調
さ
れ
る
が
、
プ
ラ
近
は
﹁
健
康
は
自
分
で
守
る
も
の
﹂
さ
ら
に
﹁
生
ま
れ
5.
シ
ン
ポ
ジ
ウ
ム
た
だ
し
、
S
S
R
I
の
効
果
発
現
は
遅
く
、
初
期
に
不
な
治
療
薬
と
し
て
位
置
づ
け
ら
れ
て
い
る
、
と
し
た
。
で
あ
り
、
ベ
ン
ゾ
ジ
ア
ゼ
ピ
ン
系
抗
不
安
薬
は
補
助
的
大
学
の
阿
部
志
郎
学
長
が
講
演
し
た
。
そ
の
中
で
、
最
﹁
ケ
ア
の
こ
こ
ろ
﹂
と
題
し
、
神
奈
川
県
立
保
健
福
祉
3.
特
別
講
演
と
結
ん
だ
。
そ
の
人
の
質
の
改
善
を
促
進
さ
せ
る
こ
と
が
で
き
る
、
ク
チ
ン
接
種
が
望
ま
れ
る
、
と
し
た
。
策
の
ほ
か
、
渡
航
先
の
感
染
症
情
報
収
集
と
必
要
な
ワ
し
て
は
、
食
物
、
水
、
蚊
、
過
労
な
ど
の
一
般
的
予
防
鑑
別
診
断
す
る
必
要
が
あ
る
。
そ
し
て
、
予
防
対
策
と
マ
ラ
リ
ア
、
腸
チ
フ
ス
、
パ
ラ
チ
フ
ス
、
デ
ン
グ
熱
を
疾
患
で
は
、
最
も
多
い
の
は
呼
吸
器
感
染
症
で
あ
り
、
赤
痢
菌
、
コ
レ
ラ
菌
な
ど
が
含
ま
れ
る
。
ま
た
、
熱
性
不
安
障
害
す
べ
て
に
対
し
、
第
一
選
択
薬
は
S
S
R
I
を
考
え
て
診
断
治
療
を
行
う
必
要
が
あ
る
、
と
述
べ
、
の
不
安
障
害
、
三
番
目
に
身
体
表
現
性
障
害
の
可
能
性
病
、
次
に
全
般
性
不
安
性
障
害
や
パ
ニ
ッ
ク
障
害
な
ど
明
で
き
な
い
身
体
症
状
を
訴
え
る
患
者
は
、
ま
ず
う
つ
障
害
な
ど
が
隠
れ
て
い
る
こ
と
が
多
く
、
医
学
的
に
説
そ
の
背
景
に
う
つ
病
や
各
種
不
安
障
害
、
身
体
表
現
性