第２７４５号２０１４年（平成２６年）４月５日（土曜日）第３種郵便物認可（１２）東北・福島応援企画　座談会福島県観光物産交流協会渡辺　隆氏みなみやま観光湯田　弘信氏陽日の郷あづま館鈴木美砂子氏常磐興産　スパリゾートハワイアンズ酒井　憲司氏日本修学旅行協会河上　一雄氏ＪＴＢ　向田　淳氏日本旅行　営業企画本部法人営業統括本部団体推進本部教育旅行部長直江　晃彦氏トップツアー　旅行営業本部教育旅行事業部営業推進担当部長佐藤　卓男氏観光部業務担当部長営業企画部統括課長出席者女将営業部グループリーダー理事長旅行事業本部教育旅行担当部長スキー合宿で延べ７千人近い学生を受前は大分、鹿児島などから２泊３日のもそのほとんどが九州方面から。震災ら教育旅行はスキー目的が主で、しかスキー場」があります。ということかあり、車で  分以内に「あだたら高原岳温泉は磐梯朝日国立公園のなかに館でメーンに今まで受けていました。というと一般客で、修学旅行は東三番業をしています。あづま館はどちらかづま館」「東三番館」の２館体制で営の二本松市岳温泉にあり「、陽日の郷あとありますが、私たちの旅館は中通り鈴木福島は浜通り、中通り、会津河上氏は確定が５校に増えた。少しずつ仮予約が入ってきて、  年度ャラバンや学校へのセールスを行い、かけに  年度は３校が来た。県とのキるいは思い切ったシフトをするのであか。この三つの地域のバランスは。あ中でどこが誘致の軸になるのだろうがこれから必要だろう。三つの地域のでもって教育旅行誘致をしていくこと特徴を持っている。それが福島県全体津はまったく違う。それぞれの地域が河上福島県は浜通り、中通り、会めの課題は。ルスマンに現地研修を実施している。夏に全国から招集した教育旅行のセーそうしたことを徹底するため、毎年何らかの布石が生じるのではないか。した営業努力をしていくことによってでも振り返ってもらえるような、継続る。その中で先生たちの１人でも２人きるプログラムの企画書を渡し続けラムなど一過性ではない人間教育がでも提出し、学校の体育館で実際に説明デオレターを作り、放射線量のデータが「南会津は安心、安全だ」というビ  年はわずか１校だった。それも町長校、４千人以上だったが、  年はゼロ、ＰＴＡ連合会や校長会でアピールを南会津で地元の人との交流を深めて福島県だからこそ学べる素材を生かす河上氏湯田氏渡辺氏酒井氏をして、やっと決まった。それをきっその農村生活体験なのだが  年は  渡辺氏年度は約  万人まで回復してきたもの  ％程度まで落ちこんでしまった。  で、震災直後の  年度が  万２千人と、  年度が延べ宿泊人数、約  万３千人入れ県として自負してきた。震災前の数、約  万７千人で、教育旅行の受け２００７年度のピーク時は延べ宿泊人渡辺福島県の教育旅行の入込数は島県への教育旅行の現状を聞きたい。心に各地へ年９回の誘致キャラバンを東京、千葉、埼玉、九州地方などを中前、本県に教育旅行で来ていただいた  年度の誘致活動の柱として震災払拭につながっていないのが現状だ。落ち込んでいる。なかなか風評被害のい。  、  年度は県外の比率が  ％台と内が  ％、県外が  ％と断然県外が多合、  年度をベースにすると比率は県宿泊内訳を県内と県外に分けた場で、まだまだ回復には至っていない。（司会＝編集部・板津昌義）福語り合っていただいた。（東京・池之端の観光経済新聞社本社で）社の教育旅行担当者に、福島の教育旅行を元気にするためには何が必要かを決に向けて、受け入れ側である福島の観光関係者、送客する側の大手旅行会高校などの教育旅行の実施校はいまだに数えるほどしかない。その課題の解桜」の効果もあって一般観光客の需要は回復してきているが、対して、中学、発事故から３年が経ち、元気を取り戻しつつある。ＮＨＫ大河ドラマ「八重の福島観光は、２０１１年３月  日の東日本大震災とそれに伴う福島第一原福み島ん県なへのの力教で育元旅気行に済波及効果が大きいからだ。行が復活したとは言えない。地域の経以前の状況に戻らないと実際に教育旅生活体験だ。この農村生活体験が震災学旅行や林間学校で農家に泊まる農村かでも町を挙げて推進しているのが修オールシーズンで取り扱っている。な合宿、キャンプ、冬のスキー教室などいる。教育旅行は修学旅行、林間学校、社で、南会津町にお客さまを誘致して１００％出資の第三セクターの観光会湯田みなみやま観光は南会津町のロ校。  年度は  校に回復している。度は  校あったが  年度、  年度はゼ中心とした修学旅行は震災以前の  年現状として九州地方からのスキーをアにも数多く取り上げてもらった。この学校交流の様子は地域の各メディンス教室を行ったり大変好評だった。らい、被災時の経験を話したり、フラダも込めフラガール２人にも同行しても福岡、熊本、鹿児島の学校を御礼の意味は震災後に福島県を訪れていただいた２月の九州地区のキャラバン活動で行った。プン当初はさほどではなかったが、年活動をした。その効果もあって、オー  月のオープンまで全国にキャラバンの意味も込めてダンサーたちを連れてを回って歩いた歴史もあり、そのお礼ワイアンズがオープンした当時に全国の中で激励の電話や手紙をもらい、ハかというところまで追い込まれた。そ㍍近くも傾いて、営業を再開できるの大地震があり、プールなどの施設が１受けた。３・  の後、もう一度４月にということで震災の影響を一番大きく酒井ハワイアンズは福島の浜通りするかが課題と考えます。キー合宿を含め、その他の合宿を誘致れから岳温泉全体としてどうやってス効果は非常に薄いものがあるので、こ的なものがなく、岳温泉に対する経済も、県外客がいない。県内客では付帯中学生のスキー教室は入ってはいてスキー場については現在、県内の小います。全体は震災前の約８割まで戻ってきて現在もゼロ。しかし、本体のあづま館けていましたが、震災後は残念ながらて、  年度が２校、  年度も２校、  県外からの校数はいったんゼロになっ学旅行が福島の方へあった。  年度は  年度、  年度に県外からは  校の修模が異なるため一概には言えないが、震災を受けての状況だが、学校の規が組めたという適地であった。スも大きな問題がなくスムーズに行程にいろいろなコースが組めて、アクセのだが、特に農業型の素材はテーマ別く魅力的な素材だった。スキーもいいるいは関西、九州にとってはものすご学習など福島の素材は近県の東京、あ学校、それから農業体験といった体験直江安達太良を含めて磐梯の林間はそこから少しずつ戻ってきている。学旅行は数件になってしまった。現在スキーも半分以下に減ってしまい、修があった。ところが震災後の  年度は福島方面へ２００件以上のツアー本数ィッシュヒルズ」、スキー、部活などで旅行や校外行事、語学研修施設「ブリテ首都圏発で考えたとき震災前は修学まだ  ％に届かないのが現実だ。％ぐらいまで戻っているが、福島県はており、現状、東北全体で震災前の  てしまった。それから徐々には回復し言うと  年には対前年  ％以下になっ旅行は確かに減少した。福島県だけで向田ＪＴＢの中で東北方面の修学からも地道にやっていくしかない。の反対が一番大きいと聞くので、これに行ってしまったことがあった。父兄会で大反対にあって、結局ほかの地域の中で決まったことがあったが、父兄昨年、高校の修学旅行が一度、先生され、だいぶ予約が増えてきた。末にかけていろいろなメディアに紹介のだが、親は原発の問題から猛烈に反先生が福島で修学旅行をやりたかった河上首都圏の中学校での話だが、来てもらおうとしている。いプログラムを開発することで福島にそういった福島に来ないと体験できな電所などもある。プロジェクトでは、できているし、太陽光、地熱、水力発としている。風力発電所も布引高原にエネルギーの福島県」にもっていこうして設立される。国として「再生可能つくばの「産業総合研究所」から分割山に「再生可能エネルギー研究所」が、いる再生可能エネルギーだ。４月に郡今一番のテーマは福島県が推進してすることの３点でやっている。さんにお願いすること、行政にお願い会社ができること、サプライヤーの皆クト」を社内で作って、自分たち旅行ということで昨年から「福島プロジェそのため、いかに福島へ送客するかってもらうことが課題だ。てしまったので、これからは福島に戻っていたが、震災でほとんどなくなっ佐藤当社も多くの学校が福島に行回復していないのが現状だ。から、震災前と比較した時には大きくきょ福島に移った学校も含まれている先般の大雪の関係でほかの地域から急年度は実質的にはまだ３校だ。今年はリンふくしま」など地元の方といろい各ドライブインや水族館「アクアマなった。たちに見てもらいたいという気持ちに見て、この生の震災の状況をぜひ学生元の人が一生懸命に頑張っている姿もなところから激励の手紙をもらい、地ったから。しかし、震災後にいろいろのオリエンテーションで来るぐらいだ力を入れていなかった。せいぜい４月酒井震災以前は教育旅行にあまりん北に教向育か旅っ行てのい受るけ。入れ対応は。原あたりが主流だったものが、だんだだ。その九州地区のスキーも、志賀高ど、大部分は雪がない九州地区の学校校ぐらいが福島県に入っていたけれがほとんどない。震災が起きる前は  のは関東地域の学校はスキー修学旅行続けるのか、私は不安を持つ。という行の主体はスキーだ。これをいつまでてみると、福島県を中心とした教育旅今回は高等学校の話なので、分析し委員会としては非常に問題視をした。行事として成立するのかどうか、教育た。親が行かせなかった。これが学校生徒１２０人のうち欠席者が  人出局、福島で修学旅行を実施したのだが、の方が高かった。だが、だめだった。結て調べると、福島の数値は低く、学校対した。先生が放射線の計測器を持っられない。私は震災ではなくて、本来ないので、震災学習と言ってもこたえという要望もあるが、南会津は被害が学校からは震災学習をやってほしいいところだ。キー教室、合宿も含めて場所的にはいかる。スキー場はいっぱいあって、ス光からも２時間、尾瀬からも１時間か山の中で会津若松から１時間半、日ている。しいということで誘致キャラバンをしうと絆、地元の人との交流を深めてほうしかない。農村生活体験で、今で言言われたら、住民の素朴な人柄だと言然だけが豊富で、何を自慢するのかと湯田南会津の魅力は、ただ山、自したいと思います。り他の生徒たちとの体験などをお伝え身４カ月間生徒たちにお弁当を作ったで働く父親を持つ生徒、そして、私自地・福島の生徒たちの気持ちや、原発出でになられましたら、その時の被災あづま館や東三番館に震災学習におがあり、お受けした経緯がありました。けでの宿泊をお願いしたいとの申し出をもう一度一つにするためにも生徒だ傷つきばらばらになった生徒たちの心てしまいました。そこで監督が震災でになり、野球ももちろんできなくなっにあり、震災で学校も生徒もばらばらた。浪江は原発から  ㌔圏内のところちに放射線の正しい知識を勉強できるきないことなので、日本全国の子供た放射線問題は  年、  年では解決で告知してもらいたい。ためには、もう少し県の方で両施設を認識してもらうのがいいだろう。その方にそういった施設で福島県の安全をある。ＰＴＡの旅行などで、保護者の山には「福島県農業総合センター」がくった「除染情報プラザ」がある。郡だった。福島駅前には環境省と県がつ島県における放射線の正確な説明問題中でも、一番のネックは保護者への福島県を回ってもらった校長先生の話のこの前あるモニタリングで実際に福いるのが、足の問題と放射線の問題だ。へ誘客することで一番ネックになって佐藤九州から高校修学旅行を福島ジになるのではないだろうか。らアピールすることが大きなメッセーことをいち早く被災地である福島県かる。だから、安全、安心だ。そういうれ施設での防災の基準がこうなっていないか。例えば、特に震災後の受け入強いメッセージを出せると良いのではも万全の態勢で受け入れできるというしている学校に対して、災害が起きて福島県では、教育旅行で福島を予定でなかなか難しいのではないか。まで行くのは、限られた旅行時間の中ろうか。会津若松市からハワイアンズ校球児のお世話をさせていただきまし人ですが、あづま館では震災時浪江高震災学習で言えば、私も語り部の一ていきたいですね。な観点から岳をＰＲし、合宿を誘致し園の中にありますし、もっといろいろます。岳温泉は標高６００㍍の国立公ついてはこれまで弱かったと感じていしかし、高校の教育旅行の受け入れににはグリーンツーリズムも可能です。スキー教室ができますし、グリーン期０人、東三番館は２００人です。岳は鈴木本体のあづま館は収容が５５てもらえればと今やっている。した。そうやって少しでも福島を感じ況、住民の気持ちを生徒にいろいろ話プディスカッションでいわき市の状には、地元の人たちを招いて、グルー話をしている。この前、高校が来た時まを避難させるかといった危機管理のハワイアンズでは、どのようにお客さとで、いろいろ商品化を進めている。例えば津波のこんな話をするというころ話をして、うちに学生が来た場合は生活体教験育を旅メ行ーにン関にすやるっ福て島いのる魅。力やるさと」ととらえてもらえるよう農村点に置いていく。南会津は「第２のふの我々の目指す地域の人との交流を重のために何ができるかを徹底して考え我々は、学校が何のために修学旅行いかを地元の方と議論してきている。会社がどのような取り組みをすれば良用意し教て育い旅る行。の需要を促進させるたり、震災学習についてのコンテンツも部などの登録、養成にも取り組んでお光復興支援センター」を設置し、語りまた、震災後、県では「ふくしま観るので、スムーズな受け入れができる。育旅行の受け入れを十分経験されてい三つ目は宿泊施設が大変多くて、教まな方向にアクセスが可能だ。程度で行けてしまう。そこからさまざスを使っても県内の中心まで３時間半で郡山駅まで約  分、羽田空港からバセスが非常に良い。例えば東北新幹線二つ目は東京を起点にしたときアクができる。それが一つの大きな売りだ。学習、スキー体験などいろいろなものそのなかでさまざまな体験学習や自然ぞれ異なり、文化や人の気質も違う。り、中通り、会津と気候、風土もそれぐ全国第３位の広い県土を有し、浜通渡辺福島県は北海道、岩手県に次強みは何か。会を通じて、今ある素材や震災プログもう一つは企画書の提案だ。学校のと今後の対応を話してきた。り、教育旅行誘致のための現状の報告ラバンを組んで九州管内の全支店を回にも同行をお願いして昨年  月にキャ減った経緯があるから、宿泊施設の方関係は特に九州からの送客ががくんと回ずつ行っているところだ。修学旅行対するキャラバンを九州などで毎年２心にした東北に来てもらうお客さまに地と発地の考え方があるが、福島を中直江我々としてできることは、着携することが大変重要だ。をしているので、着発両方がうまく連るお手伝いを継続している。全国展開は、行政と協力しながら情報発信をすまた、着地であるＪＴＢ福島支店でロジェクトもその一環で行っている。を提案してきており、東北価値創造プで、その学校に合った課題解決の内容る取り組みを続けてきている。その中趣旨と違っても、学校にいろいろな機の、  年度をベースとすると  ％程度を実施するのか、その目的を理解し、そ〝震災〟の先に売れるツアーも検討中福島が抱える問題を教育現場に伝えたい酒井氏鈴木氏はなく、復興に向けて現地の方と旅行ただ研修をして現地を見てくるだけで社員が東北研修に行っている。それは値創造プロジェクト」というかたちで向田ＪＴＢでは震災以降「、東北価に向けて取り組んでいることは。施設が旅あ行れ会ば社いといしとて思需う要。回復、拡大湯田氏鈴木氏