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授業科目名
ディジタル回路
履修年次・学期
2013・E5・後期
科目区分
専門科目・選択
教育目標との対応
2.電気・電子機器を作るための
専門的な基礎能力がある
単位数
1
オフィスアワ-
放課後
担当教員名
衣笠保智
授業点検教員名
片山 優
JABEE 科目区分
専門工学
JABEE 学習・教育目標
との対応
5-2 システムをつくる上で
の課題を見出し、対応策を提案で
きる
総時間数
30 時間
授業概要
近年、IT(インフォメーション・テクノロジー)が急速に発展し、情報はほとんどすべてデ
ィジタルで扱われるようになってきた。ディジタル社会において、基礎となる最も重要な技術
はディジタル回路技術といっても過言ではないであろう。
ディジタル回路の履修によって、基本的なディジタル回路を設計できる力を身につける 。講義
では、基本ゲート回路、論理関数の標準形、非同期式フリップフロップ回路、同期式フリップ
フロップ回路、カウンタ回路の基本動作、入出力変換回路などの各種のディジタル回路を解説
し、これらの設計法について述べる。そして、ディジタル IC の特性や IC を用いての回路製作,
A/D,D/A 変換器についても解説する。
本科目は、大学学部向けに編集された教科書を用いてその内容を理解し、活用できるレベル と
なるよう到達目標および評価基準を設定する。
到達目標
(1)基本ゲート回路の基本動作を理解できる
(2)基本的な組み合わせ論理回路の設計ができる
(3)ディジタル IC の回路構成,分類,特性を説明できる
(4)アナログーディジタル変換を理解できる
全出席(実験系)
成績評価方法
・評価基準
教科書
(参考書)
その他
2/3 出席
○
出席要件無
到達目標(1),(2)について中間試験で,到達目標(3),(4)について期末試験で評価
する.中間試験+期末試験の得点が120点以上(200点満点)を合格とする.
評点は,
(中間試験得点+期末試験得点)/2とする.
湯田春雄,堀端孝俊 共著:しっかり学べる基礎ディジタル回路,森北出版
教科書に記載されている概要および演習問題が理解できれば 優が可能なレベルの試験を
行う.
授業計画・内容
講義ガイダンス,ディジタル回路の概要
第1回
/
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非同期式フリップフロップ回路,同期式フリップフロップ回路
カウンタ
第6回
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主加法標準形,主乗法標準形
フリップフロップ回路
第5回
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基本ゲート回路,PLA
論理関数の標準形
第4回
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論理代数
ゲート回路
第3回
実施日
ディジタル回路の概要
ディジタル回路の数体系
第2回
実施予定日
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カウンタの基本動作,n進カウンタの設計
演習および解答
/
中間試験
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ディジタル IC(1)
/
第7回
第8回
第9回
半導体素子とゲート回路,ディジタル IC
ディジタル IC(2)
第 10 回
IC の特性,出力結合
ディジタル IC(3)
第 11 回
/
D/A 変換器(重み抵抗型,R-2R 型など)
アナログーディジタル変換(3)
第 14 回
/
標本化,量子化
アナログーディジタル変換(2)
第 13 回
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ディジタル回路の製作
アナログーディジタル変換(1)
第 12 回
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A/D 変換器(並列比較型,逐次比較型,2 重積分型,パイプライン型等)
演習および解答
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期末試験
/
第 15 回
第 16 回