ス)を担当 した。 内容 を整理 した上 で、可能 な限 り多 くの国 の多 くの時代 の特徴 を、丁貫 した 視座か ら論ず る ことを目指 してい る。未 だ 目棲 は達成 されない上 、浅薄 な紹 介 に流 れ歴 史学 本 来の醍醐味を犠牲 にす る危険 を感 じる。個別 の政治過程の 固有性 への拘 りと広 い比較 の視座 、 事象の具体的叙述 と分析 の ク リアさを両立 させ るべ く更 に努力 したい。 その他 に1998年産前期 、1999年度前期 に外国書購読 (美音 )を行 った。学 生側 の具体 的 ニー ズを掴み きれ ていないため もあ り、内容 や進行方法 な ど未 だ模索 中であ る。 b .大学院 外国文献研究 (英書 )を担 当 した。1998年 度前期 に は G o sta Esping−Andersen,Poお滋cぶ A g αiれぶ 亡肋 rゐe亡 ぶごm e ぶocよ αg かem ocrα出c 月0αd ね P o∽er(P rinceton :P rinceton U n iv .P ress ,1985 )を中心 に社 会民主主 義の歴史 に関す る文献 を購読 した。 199 9年度前期 は G ianfranco Poggi,meぶねねこぬ他山re,加uegqpme鴫α几d舟0甲eC亡,(Stanford: S ta n fo r d Univ.Press,1990)の他、近代国家の成立と変容に関する文献を購読した。 4 .学 会・ 研究会報告等 「 書評 : J ytte Klausen,Wbrα几d W白妙reご血rqpeα几d£んe U花加d5ね£eぶ,J9射ね亡九e P r eぶe几亡 (N ew Y o rk :S t.M a rin , s P ress ,1998 )」、歴史政治学 研究会、東京(東京大学 )、1999年 3 月 「 ドイツの州議会選挙」、 日本選挙学会 、秋 田(秋 田経済法科大学 )、1999年 5 月。 「『新 しい中道』 によ る『革新』 ? :ドイ ツ社 会民主 党の現在 」、 日本 比較 政治学会 、東 京(早稲 田大学)、 1999年 6 月 。 この他、 1999年 5 月 に 日本 国際政 治学 会大会(木更津)の国際政治史分科会 で上原 良子 氏 の報告 「 フ ランスの欧州統合政策 」の コメ ンテーターを務 めた。 5 . その他 の学 外活動 1 998年 10 月 よ ら2000年10月 まで日本政治学会幹事 を務 めた。1999年 10月 よ り、ゲ ッテ ィンゲ ン大 学 ( ドイ ツ連邦共和国)社会科学部政治学科 客員研究 員。 浦野 由紀 子(民法・ 助教授 ) 1 .総 括 当該期 間中 は、以前か らの主 た る研究 テーマであ る、遺言 の解釈 をめ ぐる問題 につ いて引 き続 き 考察 をすすめ、私法学会 において研究報告 をお こな う機 会に恵 まれた。遺言制 度を め ぐるその他 の † 問題 について も、若干 の検討 を試 みたが、当該期 間中には十分 な成果 をあ げることはできなか った。 遺言制 度全体を視野 に入 れた研究 は、今後 も、継続 して進 めて いきた いと考 えて い る。 J 93 2 .公表 された論文・ 著書 等 共著 ・『 シ ョー トカ ッ ト民 法』(他五名 と共著。初版 :1999年 3 月、第二 版 :200 1年 1 月 、 法 律 文 化 社) その他 ・「遺言 の補充 的解釈 」(「私法」6 1号所収、 1999年 4 月) ・「近 藤英吉『判 例遺 言法』」(加藤雅信編集代表『民法学説百年史』所収( 1999年 、12月 、三 省 堂) ・「< 史料 >留置権法(二・ 完 ) 」(民商法雑誌 118巻 3 号、−1998年 6 月) ・「< 史料 >先取 特権 (四)」(民商法雑誌 12 1巻 2 号 、1999年 11月) ・「< 史料 >先取 特権(七)」(民商法雑誌 122巻 1 号 、2000年 4 月) 3 . 教育活動 2 001年 4 月 よ り本学 に移籍 したため、当該期 間中に は、本学 において担 当 した授業等 はな い。 4 .学会報告 ・ 私法学会第62回大会 にお いて、研究報 告(「遺言 の補充的解釈 」)をお こな った( 1998 年 10月 )。 5 . その他 ・ 故辻正 美教授者『 民法総則』( 1999年 4 月 、 成 文堂 ) の 出版 にあ た り、第一 章 序説 ∼ 第 二 節 ( 行 為能 力)の部 分の補訂 を担 当 した。 島並 良 (知 的財産法・ 助教授) 1 .研究教育活動の総括 2 000年 4 月 に本研究科・ 学 部 に赴任 したため、本 ファカルテ ィレポー ト掲載対象期 間 は一年 間で ある。 この間、私 自身 にと って初 めて の講義 を学部 と大学院 で担 当 し、その準備 に多 くの精 力が費 やされたが、それ に伴 い知的財産法全般 に渡 り体 系的 に勉 強 し直す機会 を得 た ことは、大変有 意義 であ っ た 。 教育面 で は、一方的 な口述講義 の弊 害を克服すべ く、 A V 施 設 とプ レゼ ンテー シ ョンソフ ト(パ ワーポイ ン ト) を活用 した講義 を本学 部で初 めて行 った。 また問答形式を なるべ く取 り入れ るため に、教室内 を周回 し参加者 にマ イクを向 けつつ講義 を進行 させ た。学生 には当初 は戸惑 い も見 られ たが、次第 に積極 的な発言 が 目立っ よ うにな り、 またパ ワーポイ ン トの活用 も概 ね好評 であ った。 もっとも、単 な る知識 の伝達で はな く、思考力 を養成す るとい う当初 の 目的が、 どれは ど達 成 され J 9 4
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