様式6 平成25年度自己評価シート 校番 1 評価結果 - 高陽東高等学校

様式6
平成25年度自己評価シート
校番
69
学校名
広島県立高陽東高等学校
校長氏名
東内 孝司
全・定・通
本・分
1 評価結果の分析
中間評価に基づき,A~Dの評価を行った。その結果をまとめると次の表となる。
評 価
A
B
C
D
最終評価なし
学校経営目標
1 学習意欲を引き出し,進路目標を実現しうる学力を
1
2
身に付けさせる。
2 自主性,自律性及び社会性を育み,「心豊かな生
1
1
徒」を育てる。
3 生徒一人一人のキャリア発達を支援し,人として調
2
和のある発達を促す。
4 活力に満ち組織的に機能しうる学校運営体制を確
1
立する。
5 学校情報の発信及び地域への貢献を十分行い,
2
地域の無意図的教育力を活用する。
4(40%)
1(10%)
5(50%)
0
0
5つの経営目標をあげ,その目標達成のための行動計画として10の項目をあげている。その評価は,Aの評価が4
(40%),Bの評価が1(10%),Cの評価が5(50%)である。
(1) 成果
○ 「1 学習意欲を引き出し,進路目標を実現しうる学力を身に付けさせる。」について,
・生徒授業アンケートによる授業満足度は目標値90%を達成した(90.3%)。
・平均偏差値の実績値は昨年度よりわずかだが増加(1年次で2名,2年次で3名,3年次で1名増)した。
○ 「2 自主性,自律性及び社会性を育み,「心豊かな生徒」を育てる。」について,
・遅刻者については,1学期は,昨年度とほぼ同数であったが,2学期以降2/21現在まで,遅刻者数は減少している。
3年生が昨年度より遅刻者が多い。
・県以上の大会出場延べ人数の増加は,陸上部,男子バレー部を初めとする各部の活動の成果である。
○ 「3 生徒一人一人のキャリア発達を支援し,人として調和のある発達を促す。」について,
・「産社」「総合」の学校評価アンケートの肯定的評価は,2年生71.6%(昨年度63.0%,一昨年度56.9%),3年生80.7%(昨
年度74.9%,一昨年度66.2%)である。2年生,3年生の満足度の増加が大きかった。
・就職内定率においては,目標値を達成できた。特に,今年度は,校内での組織的な取組みも軌道に乗り,一般企業
希望者全員が1回目の入社試験で合格したことが大きな成果であった。
○ 「4 活力に満ち組織的に機能しうる学校運営体制を確立する。」について,
・教職員アンケートの「教職員間の情報伝達や共通理解」に関する肯定的評価は75.4%(昨年度68.6%)と上がっている。
○ 「5 学校情報の発信及び地域への貢献を十分行い,地域の無意図的教育力を活用する。」について,
・これまで実施してきた地域貢献活動に加え,全校生徒による校内・校外一斉清掃活動を実施した。
・文化祭,体育祭とも,それぞれ目標を超える来場者があり,当初の目標は達成できた。
(2) 課題
○ 「1 学習意欲を引き出し,進路目標を実現しうる学力を身に付けさせる。」について,
・授業満足度90%の維持,更なる上昇と予習と復習の習慣化を図る取組みが課題である。
・家庭学習時間の増加,部活動や保護者との協力,生徒のやる気を起こすこと等が課題である。
・全国レベルの模試に耐えうる学力を伸ばすことが課題である。
○ 「2 自主性,自律性及び社会性を育み,「心豊かな生徒」を育てる。」について,
・遅刻者の減少が課題である。
・スマートホン等に関する情報教育が課題である。
・生徒の部活動加入率は上昇しており全員加入が目標である。
・部活動のさらなる活性化が課題である。
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○ 「3 生徒一人一人のキャリア発達を支援し,人として調和のある発達を促す。」について,
・「産社」「総合」の学校評価アンケートにおける肯定的評価の上昇が課題である。
・国公立大学合格者数の増加が課題である。
・大学入試センター試験を経て,合格できる力を生徒につけることが課題である。
○ 「4 活力に満ち組織的に機能しうる学校運営体制を確立する。」について,
・「教職員間の情報伝達や共通理解」をさらに進めていくことが課題である。
・各所掌事項が個人としての取組みでなく,組織的運営にすることが課題である。
・PTA活動への理解と参加,部活動,学習指導ともに成果が上がる取組みを充実・継続することが課題である。
○ 「5 学校情報の発信及び地域への貢献を十分行い,地域の無意図的教育力を活用する。」について,
・地域貢献活動の内容,方法など検討・改善をおこない,より地域に貢献できる活動にしていくことが課題である。
・来場者数増加に対応できる取組みが課題である。
2 今後の改善方策
○ 「1 学習意欲を引き出し,進路目標を実現しうる学力を身に付けさせる。」について,
・授業づくりに取り組む。また,予習と復習の習慣化を図る取組みを全校で行っていく。
・家庭学習時間の増加については,面談を通して高い進路希望を持たせ,放課後補習等の取組みを強化し,予習・授
業・復習の学習サイクルを確立させる取組みを行う。同時に,部活動単位での放課後学習,保護者の協力を得ること,
生徒のやる気を起こすような課題を工夫すること等の取組みを実施する。
・成績上位層については,従来の取組みを継続していく。また中下位層については,スタディーサポートや実力判定模
試などの学習状況を振り返ることが出来る模試を活用しながら,段階的に全国レベルの模試に耐えうる学力を伸ばし
ていく。
○ 「2 自主性,自律性及び社会性を育み,「心豊かな生徒」を育てる。」について,
・遅刻者減少にめ向けて,時間を守ることの大切さを説諭し,家庭との連携をさらに密にしていく。
・スマートホン等に関する特別なLHRに取組み,日頃から情報教育への関心を高める。
・全学年の部活動加入率上昇に向けて,取組みをさらに進める。
・新入生の部活動参加に取組むことで,部活動の活性化を進める。
○ 「3 生徒一人一人のキャリア発達を支援し,人として調和のある発達を促す。」について,
・3年間で生徒に付けさせたい力と「産社」「総合」とキャリア教育の関わりを明確にし,内容編成の検討を進め,指導を
充実させる。
・小論文学習について,一層の時間確保と内容の精査を図る。また,成績上位層については,個別指導や補習授業へ
の参加を積極的に促す。そうすることで,大学入試センター試験を経て合格できる力をつける。
○ 「4 活力に満ち組織的に機能しうる学校運営体制を確立する。」について,
・分掌・学年会からの情報発信,きめ細かな情報伝達を行う。
・各分掌・学年の所掌事項の精選と見直しを行うとともに,個人としての取組みでなく,組織的運営を行う。
・教職員にPTA活動への理解と参加を促す。
・部活動,学習指導ともに成果が上がるよう,現在の取組みを充実・継続する。
○ 「5 学校情報の発信及び地域への貢献を十分行い,地域の無意図的教育力を活用する。」について,
・全校生徒による校内・校外一斉清掃活動について検討・改善を行う。
・各行事について,来場者数増加への対応策を検討する。
3 学校関係者評価を踏まえた今後の改善方策
・保護者の評価がどのような内容からされているかを具体化させ,さらなる改善を図る。
・総合学科の必履修科目である「産業社会と人間」や「総合的な学習」の内容等,研修を行い,意識統一を図る。
・高陽東高校の特長的な実践について,ホームページ等への掲載により広報活動を充実させる。
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