平成28年度学校評価表 島根県立大東高等学校 評価値の基準:A(100~75)・・・・十分できている B(74~50)・・・ほぼできている C(49~25)・・・不足気味である D(25~0)・・・できていない 評 価 計 画 教育目標 重点目標 自 己 評 価 目標達成のための方策 担当 分掌 (1)他人を思いやり、自他の人権 全教職員が人権・同和教育についての共通 を尊重し、豊かな人間関係を育 理解を持ち指導が行えるように、教職員研 図書研修 む。 修を実施し、指導力の向上につなげる。 知 ・ 徳 ・ 体 調 和 の と れ た 人 間 の 育 成 内部 評価値 現 状 認 識 73 部落差別に歴史に関する校内研修や各学年の学習指導案協議等を通じて教職員の 人権感覚を磨いたり、指導力を向上させたりしている。また、経済的な就学支援に関 する情報を、文書や保護者面談をとおして生徒及び保護者に提供している。 保護者 評価値 77 学校関係者評価 次年度への改善策 コメント 生徒の授業風景や校外の活動をみて、 今後も教員が共通理解を持ち指導にあたることができるようにし 落ち着いた生徒集団だという印象をもっ たり、校内の教職員研修を継続する。次年度は校外研修への参 ている。継続をお願いしたい。 加をより声がけしていきたい。 地域とつながる教育活動と進路実現との関係を明確にし、学習意 生徒が主体的に学ぶ姿勢が身につくよ 欲を高める取組と、課題提出の徹底、家庭学習時間の確保、教 うな取組を期待する。 員の授業力向上についてともに取り組んでいきたい。 学習時間調査などで生徒の状況を把握しな がら、生徒が学習に向かう体制を整備す る。 教務 70 学習習慣の定着については、学習時間調査を年間数度実施したりしているが、十分 とは言えない状況である。課題を手がかりとしながら取り組んでいきたい。学習時間 調査の結果は、職員会・主任会で報告し対策を立てていく。 (2)基本的生活習慣を確立し、節 挨拶の励行やルールやマナー及びふるま 度ある自律的な生活態度を育成す いの向上に生徒会を中心として生徒主導型 る。 で取り組むことができたか。 生徒 指導 82 服装検査や自転車の鍵かけ運動などについては、昨年度より生徒会執行部や交通 安全委員が生徒に訴えたり、自転車の点検をしたりするなど生徒が中心となって進 めるようにして効果が見られてる。継続していきたい。 日常の清掃活動を徹底し、生徒の美化意 識を高める。 保健環境 69 生徒・教員数の減で手が回らない現状がある。生徒会や部活動による掃除により、 美化が進められている。 掃除は、生徒の落ち着きの重要な要素で 生徒数及び教員数が減少する中、従来型の清掃分担では対応で ある。工夫をして環境美化を図ってもらいた きていない面がある。大掃除時間の延長など具体的に改善を図 い。 りたい。 ICTを活用しながら、生徒が主体的に活動 する授業を展開するための授業研究を行 う。 教務 67 ICTを毎時間利用して効果をあげている教員も増えてきているが、機器の整備や教員 の活用技能の面で、全校で行うまでになっていない。公開授業への参加も満足でき る状態にない。 ICTの利用は自分たちの高校時代にはな 教科を超えて自由に見学できる機会としたが、実施方法について かったものである。生徒の学習意欲を高め は教科主任会で検討していきたい。ICTについては、機器整備、 るものでもあり、充実を期待する。 1. 広く知識を求 め、不断の勉 (3)基礎・基本を大切にしながら、 学に努める生 自主的な学習態度を養い、思考 徒を育成する。 力、判断力、表現力をより一層向 生徒が中心となって服装・交通安全指導等に取り組むことを継続 75 保護者による登下校時の送迎に問題を感じ していく。その際生徒が多忙とならないよう活動の精選も併せて ることがある。保護者に説明が必要ではな 行っていく。 いか。 教科としての研究授業を年1回実施するとともに公開授業週間も 研修参加を管理職を中心として計画的に行いたい。 70 上させる。 生徒図書委員会の活動の支援や、図書館 の活用のための環境を整備する。 2. 自己を大切 にすると共に、 他者を思いや ることのでいる 心豊かな生徒 を育てる。 73 前年度に照明などの更新を行っており、本年度は学習活動の支援に力を入れた。放 課後の学習場所とし機能しているのではないか。 図書館などの利用が活発になっているのを 感じる。 85 地域との連携を深めながら、地域課題研究、カタリ場、地域貢献活動など、生徒の学 びの場を充実させることができた。3年間のキャリア教育の中での位置付けや、教科 指導や進路指導とのつながりが曖昧な点はあった。 生徒の主体的な学習を促すためにも、地域 での活動は重要であり、効果がでているの ではないかと受けとめている。コーディネー ターの配置があると聞いているので、機能 するよう準備を進めてほしい。 個別面談、進路希望調査、進路検討会等を とおして、生徒の実態把握に努めるととも に、教職員の共通理解を図る。 82 3年生については、昨年度につづき、就職希望者に対する受験指導及び推薦入試希 望者に対しての面接指導、小論文指導等を個別に丁寧に行った。1・2年生を対象と した進路検討会を12月の保護者面談の前に実施でき、効果を感じている。検討会自 体への参加教員が少ない点が残念であった。 各種講演会・説明会や出張講義を実施する とともに、オープンキャンパスの情報を整理 して生徒に示し、自主的な参加を促す。 80 学校見学、企業見学の機会を県の事業を利用して作ることができた。見学前の生徒 への働きかけを工夫し、より効果あるものにしていきたい。県・雲南市と協働して実施 した企業セミナーは2年生の就職希望生徒には有効であった。 地域と連携して、従来のキャリア教育を継 続して展開する。 3. 積極的に心 身の鍛錬に努 める生徒を育て る。 (4)生徒の個性を伸ばし、キャリア 教育を通して、進路実現に向けて 生徒を支援する。 情報図書 教務 自習スペースとしての利用について、今後も周知していきたい。 全職員が共通理解のもとキャリア教育を進める体制作りをすすめ る。 来年度配置されるコーディネーターとの役割分担を明確にし、連 携して進める。 保護者の理解が十分に得られるよに、情報発信を行う。 進路検討会の日程は、要望をきき、参加しやすい時期の開催とし たい。 2年生を対象とした企業セミナーは、地元就 特進クラスを対象とした動機付けのための大学見学を検討した 労を進める上で有効であると思うので、継 い。2年対象の企業セミナーは継続されるよう働きかけたい。 続されることを希望する。 73 教科会・学年会で模試結果を分析し、習熟 度別授業、平日補習、添削指導等、個々の 生徒の進路希望に応じた学力向上のため に支援を行う。 「進路・学年通信」を通じて、進路に関する 情報を伝達するとともに、保護者対象の講 演会・説明会を実施して、進路に関する情 報発信を行う。 『進路の手引き』を作成・発行して、「3年間 の流れ」を生徒に示す。 推薦入学者なども学習を続けるため、2月中は特別授業に参加し 進路指導 72 3年生については、昨年度につづき、就職希望者に対する受験指導、及び推薦入試 希望者に対しての面接指導、小論文指導等を個別に丁寧に行った。 推薦・AOで早期に合格した生徒が、卒業前 ている。時間を有効に使えるよう1年から指導していきたい。 まで時間を有効に使えるような指導がほし 模試分析については、職員会議に報告するなど目に見えるかた い。 ちにしていきたい。 66 保護者に対する研修会を開催することができたが、参加者を増やす工夫が必要だと 考えている。 「進路の手引き」について、原稿は作成したものの、発行できなかった。 PTA大会にあわせて、教育資金に関する研修会を開催する。 原稿を3月中に手直しして、春季休業中に印刷、新年度の初めに 配布する。 81 服装検査や自転車の鍵かけ運動などについては、昨年度から続いて、生徒会執行 部や交通安全委員が生徒に訴えたり、自転車の点検をしたりするなど生徒が中心と なって進めるようにした。主体的な取組となったと考えている。 主体的な清掃活動は、落ち着いた学校 生徒の活動の負担が大きくなりすぎないよう、生徒会執行部には 環境を作る意味でも重要である。継続 より良い活動を厳選してとりくむよう促したい。 を希望する。 HP・Facebook等を活用し、各部活動の活躍 を時機を逃さず校内外に広め、士気を高め る。 73 部活動に取り組む姿勢もよく、生徒の意欲を高めることができたと受けとめている。 更新が遅いときがあるのが、気になる。 紙媒体が地元に対しては効果があるの 紙媒体での広報を検討する。 ではないか。 生徒図書委員会の活動の支援や、図書館 の活用のための環境を整備する。 73 学園祭や「図書館だより」作成を図書委員会の活動として行うことができた。 図書館などの利用が活発になっているのを 自習スペースとしての利用について、今後も周知していく。 感じる。 79 芸術鑑賞はタイムリーな時期に開催できた。吹奏楽部のコンサートも盛況であった。 展示スペースについては活用できなかった。 地域文化の理解を促す芸術鑑賞を計画したい。 85 計画通り健康診断を実施できた。生徒の受診が低調であり、声かけの必要を感じる。 治療が必要な生徒には、継続的に声がけを行っていきたい。 86 スクールカウンセラーが生徒、保護者の相談、及び教員のコンサルテーション等に対 して丁寧に対応してもらうことができた。学校に来られない生徒の保護者の利用も継 続的にあった。 SCと密に連携していき、生徒・保護者・教員の相談に対してより 丁寧に対応してもらうことができるようにする。必要に応じて保健 師など外部人材との連携を次年度も継続する。 不登校対策委員会を通して、当該生徒を早 期に把握してその対策を講じる。 79 不登校傾向を示す生徒への支援については、保健師など外部人材の協力を得て、 対応している。関係する教員の連絡会も適時行い、効果があったと考えている。 特別な支援を要する生徒についても、特別支援教育コーデイネー ターを中心に外部機関と連携して実態把握を進め、教職員が共 通理解に立った指導や支援が行えるようにする。 HP、Facebook、その他いろいろなルートを 使い日常的な話題も入れながら迅速な情報 情報図書 発信を行う。 79 年度当初に基本方針を定め、写真掲載についての生徒及び保護者への承諾をとっ た。HPにはFB掲載内容に加えて、学年だより等の広報物、部活動紹介、日々の行 事予定,会報誌などを随時掲載した。 FBについては、直接投稿してもらえる人をさらに増やしたり、機 会があるごとに外部に紹介し、利用度をさらに高めていく。HPに ついては、中学生に本校の情報が伝わることを意識し情報更新 を確実に行う。 百周年記念事業実行委員会・各委員会で 行程表にもとづいた具体的な準備活動を進 める 91 100周年記念誌の編纂業務に遅れがみられるものの、記念事業の募金活動などは 計画通りに準備を行うことができた。 各種運動・地域貢献のためのボランティア 活動など、生徒会で企画した活動を適宜行 う。 生徒指導 知 ・ 徳 ・ 体 調 和 の と れ た 人 間 の 育 成 1. 広く知識を求 (5)特別活動や部活動を通して、 め、不断の勉 情操豊かな心、たくましい体を育て HP等を通して芸術鑑賞や図書館情報を外 部に対して提供する。吹奏楽部の図書館コ 学に努める生 る。 ンサート、美術部・写真部の作品展示を継 徒を育成する。 続して実施する。 図書研修 73 健康診断を的確に実施し、その結果通知を 速やかに行う。 2. 自己を大切 にすると共に、 他者を思いや ることのでいる 心豊かな生徒 を育てる。 学級担任とスクールカウンセラーとの情報 交換を密にする。 3. 積極的に心 身の鍛錬に努 める生徒を育て る。 (6)ボランテイア活動、地域交流 活動などを通して、郷土の文化に 触れ、豊かな心を育む。 保健環境 総務 引き続き行程表にもとづき準備を進める。 84 生徒の美化意識を高めることができたか。 保健環境 69 HP等を通して図書館情報を外部に対して提 供する。吹奏楽部の図書館コンサート、美 情報図書 術部・写真部の作品展示を行う。 79 生徒会主催で校内外の清掃ボランティアを実施し、地域からよい評価を得ている。 図書館での吹奏楽部のコンサートは、学校としての一体感が深まる効果がある。 清掃活動の充実について、生徒会主体の活動とともに、大掃除 清掃は落ち着いた学校環境作りの基礎 時間の延長なども考えていく。 である。継続してほしい。 部活動とのコラボレーションは今後も継続する。
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