使っていない電気はこまめに 消すなど、身近なところから取 り組みましょう ▲ 今、地球温暖化問題は? 最近、桜の開花が早くなった り、日本や世界での大型台風やハ リケーン発生などの天変地異が多 いと思いませんか? 過去 100 年間に地球全体の平 均気温は 0.3 度∼ 0.6 度上昇し、 これだけ気温が上がっただけで、 海面は 10 ∼ 35 センチも上昇し ※ た といいます。この気温の上昇 は時代のキーワードとなっている 止の国際的ルールを定めた「京都 「地球温暖化」という現象で、産 議定書」が発効 ( 条約などが効力 業の発展や車の台数の急増などに をもつこと ) しました。この議定 わが国の「環境基本法」では、 よる影響から、本来、地球から逃 書 に よ り、 日 本 は 1990 年 に 比 広く国民や事業者が環境の保全に げるべき熱を地球自身がため込ん ついての知識と理解を深める目的 でしまい、その結果、地球が温暖 べ て 2008 年 か ら 2012 年 の 平 均で温室効果ガス ( 二酸化炭素な 化しているからなのです。 ど地球温暖化の原因となるガス ) を「環境月間」と定めています。 桜の開花時期や天変地異と地球 の量を6%減らさなければなりま 日本はもとより、世界各国で環境 温暖化を簡単に結びつけるのは少 せん。 を保全するさまざまな行事が行わ し無理があるかもしれませんが、 地球温暖化の主な原因は、車や れています。 多くの学者がその関連を警告して 電気の使用により発生する二酸化 この機会にごみ問題や地球温暖 います。このまま地球の温度が上 炭素が増えすぎるからです。地球 化を家族や職場、学校で考え、話 昇すると、2100 年には現在より 温暖化の進みを少しでも遅らすた し合い、できることから行動して も 1.4 度 か ら 5.8 度 上 昇 す る 可 6月は「環境月間」です で、6月5日を「環境の日」、6月 め、私たちは地道な取り組みを進 いきましょう。この地道な行動が 能性 があります。地球の温度が める必要があります。 私たちの子孫にきれいな地球、き 上昇することで、人間への影響の 誰もいない部屋の電気を消した れいなふるさと古河を残していく みならず、動植物がその急激な変 り、洗濯に風呂の残り湯を再利用 ことにつながるのですから。 化に耐えられず絶滅の危機に瀕し したり、車はできるだけ使わず自 たり、マラリアなどの熱帯性の病 転車や徒歩で出かけるなど、私た 気が日本に上陸したりするなど、 ちの心がけ一つでできる行動はた ※データはいずれも IPCC( 気候変動に 地球温暖化によるさまざまな懸念 くさんあります。太陽光発電施設 関する政府間パネル:気候変動に係る が指摘されています。 を家に付けるなど進んだ取り組み 研究と評価を行う世界有数の科学者が をする人もいますが、小さな行動 集う国際機関 ) 発表のデータによる。 ※ ひん 私たちに何ができるか 何をすべきか でも続けることにより大きな成果 を生み出します。まずは自分でで この地球温暖化を世界規模で取 きる範囲の行動から始めてみま り組むため、昨年2月に温暖化防 しょう。 【問】本庁 環境課 ☎92-3111 ラベンダーまつり 6月18日(日)午前10時から古 旧古河市では過去6回開催さ 河福祉の森会館隣の芝生広場で れ、たくさんの市民が来場し、 「ラベンダーまつり」を開催し 好評をいただきました。7回目 ます。ラベンダーの花穂を活用 となる今年の「ラベンダーまつ したグッズづくりや、香りにま り」も、これまでと負けず劣ら つわる試食コーナーなどが催さ ず楽しい企画を用意していま れ、さまざまなジャンルの音楽 す。ご家族、お知り合いお誘い の生演奏が華を添えます。 の上、ぜひお越しください。 ▲楽しい催しがたくさん 広報古河 2006.6.1
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