議事録(PDF:18KB) - 新潟市

白根地区公民館運営審議会会議概要
実施日時
会場
主な議題
白根地区公民館
平成23年10月19日
平成23年度 第2回 運営審議会
白根学習館
傍聴人
0 人
(1)平成23年度公民館事業経過報告について
(2)その他
上記の内,審議された議題について,以下に記載する。
審議内容
(発言又は質問内容と該当委員名)
これより次第に従い,始めさせていただく。開会します。
古川主任
(議長あいさつ)
これより議題にのっとり議事進行を行う。
関根議長
(1)平成23年度公民館事業報告について 〈職員 資料に基づき報告〉
関根議長
村山委員
事務局より23年度の事業について報告があったが,ご質問ご意見は無いか。
実施された内容についてよく取り組んでいるということがわかった。
表の見方を教えてもらいたい。数字のところが読みきれない部分があった。白根地区
公民館の事業1番の回数2,参加者36,延参加者数36とあるが,どのような見方を
すればよいのか,回数と参加者数と延参加者数の定義が分からないので教えて欲しい。
また,事業15番の回数が2,参加者15,延参加者15とあるが,こちらも同様に回
数と参加者と延参加者との関連性がどのように計算をしているのか教えて欲しい。
古川主任
参加者数と延参加者数が同じということであるが,2回事業を行い1回目の参加者数
が36人で,2回目も参加者が同じ人の場合は延参加者数に加えない。同じ人が2回参
加しても延参加者数は72人でなく,36人と計算している。
堤副議長
今の説明からいくと,例えば白根地区公民館9番,10番参加者数23人,回数5回,
延参加者数99人ということは,毎回違う方が参加していたということか。
古川主任
同じ方もいるが,違う方も参加しているので同じ方にプラス新しい人を加えた数が延
人数となっている。
堤副議長
新飯田地区と月潟地区で地区の運動会を学校と共催でやっているが,公民館が主導な
のか,学校がどのように関わっているのか,また,いつから一緒にしているのかも含め
て教えて欲しい。
月潟地区公民館 主催は小学校ではなく,公民館,コミュニティ協議会,自治会とで行っている。今年
渡辺主査
で36回で,月潟地区には8地区あるが途中で2自治会が抜けることもあったが,昨年
度からは8地区全て参加している。午前中の半日開催で公民館が主催となり,コミ協,
自治会が共催となり,選手名簿等は各自治会からもらい,協働で運営から名簿作成など
を行っている。
堤副議長
私の方で誤解していた。コーディネーターからは中学生も参加してたと話を聞いた。
月潟地区公民館 中学生は今年度初めて参加した。以前は職員も大勢いたので,職員がボランティアで
渡辺主査
協力していたが,今では職員の数も減り競技役員が少なくなり,今年度中学生に審判な
ど運営ボランティアで協力してもらった。
川上臨時職員
新飯田公民館のふるさとキャンプは公民館主催で,事業費は公民館と,参加者からの
負担金で事業を行っている。小学校と合同で行っている運動会は,自治会,公民館推進
委員とスポーツ振興推進委員会などの協力を得ながら実行委員会を立上げ,公民館長が
事業委員長になり,実行委員会が中心となり,小学校は小学校に関する種目など,お互
いの代表同士が集り種目の順番を決め,関わり方等について実行委員会を2回開いた。
堤副議長
少子化で学校の児童数生徒数が減っており,運動会の運営がなかなかうまくいかない
という話を良く聞く。味方地区でも生徒数が減っており,生徒が出ずっぱりになってい
るので,競技数を減らしたり時間を短縮したりしているという話をきくので,このよう
に地域と共催で行い,その中身を良くさせることに関心を持っていたのでお聞きした。
関根議長
他に質疑等がなければ経過報告について承認する。
(2)その他 (公民館使用料の制度統一について) 〈館長 資料に基づき報告〉
関根議長
館長より公民館施設の使用料の説明,市議会の流れ,今後の進め方などの説明があっ
た。以前から話題となっていた話で委員の皆さんも分かっていたことだが,改めて話を
聞いて,質問など聞きたいことがあったらお願いしたい。
小林委員
使用料問題については,苦しい財政であり,ランニングコストもかかるので使用料を
取るのはいいことだと思う。ただそこで色々問題が出てくる。公民館本来の目的に沿っ
た事業であるならあくまでも,無料であることが原則。それ以外の使用は経費をもらう
のは正しい。問題は,その内容をどこまで判定できるのかだ。最近チラシが貼ってあっ
たのを見て,学習館を利用した子どもバレエ教室。新聞折込で見つけた募集の場所が学
習館になっていた。個人的な塾や,営業に関わる内容がすでに学習館を利用するという
形で募集されている傾向がある。果たしてこれはどうなっているのか。どこでどのよう
に使用状態が変わったのか分からないが,市民の皆さんからも色々な学習関係,塾など
やりたいという要望があったが,私自身もそれは難しいと答えてきたのに,あのように
新聞に折り込みチラシが入っていたり,チラシが商店などに貼ってあると,私に「話が
違うじゃない。」と言われる。そのあたりがどこまで判定できるのか,大きな問題があ
る。 減免する団体リストの中に文化協会の名前がありがたいことに入っている。文化
協会には多くの団体が入っている。文化協会の名前を借りればそこに所属している団体
は無料で借りる。そのようなことになると,それは違うと思う。文化協会として大きな
事業をやるとなれば無料でいい。しかし所属している団体が全て無料扱いされると,抜
け道が多すぎる。色々な問題も抱えている。現に過去にそういった問題があって質問し
た事があるが,「やむを得ないから」という形で,例外がでてきた。それが今,表にで
てきている。また,駐車場に問題があり,市内は有料の所が増えている中でここは無料
関根議長
なので,狙われる傾向にあるので,これらをはっきりさせておかないと困ると思う。
このようなシステムには必ず裏を読む人がいる。そのことについて説明願いたい。
関根館長
減免の部分で文化協会という具体的な話があったが,文化協会に加盟する団体名で申
込した場合それは有料になる。小林委員が言われるのは,申請のとき実際は単独の加盟
団体のひとつの活動なのに,うまく利用して申請団体を文化協会にすれば無料になると,
公民館長会議でもその件も多々出てくる。これは文化団体に限らず伝統芸能の継承など
色々あるが,どこまで線引きをしていいか分からないことがある。これについて最終的
には有料化を通すため,今回団体を具体的に上げるように議会から言われ,このように
明確に出している。実際に施行していくとこのような問題にぶつかる。これについては
加盟団体の申込は駄目というものの,実質それをチェックする機能がない。館長さんた
ちとも話しているが,全市としてどのように取り扱っていくか,こういった違反めいた
ものが見受けられれば,館長会議などで検討していきたい。民間の習い事の制限はなか
なか決め手がない。また,学習館の稼働率がだいぶ低いのでそれを考えるともう少し稼
働率を上げたい。大変申し訳ないが,今までどおり活動内容を見ながら貸し借りの許可
,許認可を行っていきたい。また,稼働率を上げたいという部分には,使用料が今まで
の3分の1になり,そうなると年間の費用,頂くお金も3分の1になる。今300万円
くらいある収入が100万円くらいに落ち込む。こちらとしては,この際,学習館条例
は残し、例えば一般企業の皆さんから沢山利用してもらい,商品開発など多いに利用し
て欲しい,その時には学習館条例の料金を頂く。今までと同じ料金で,1時間500円
や1000円などは残す。もう少し門を広げてやっていきたい。中央公民館からも了解
を得ている。しかしどんな団体もOKというわけにはいかないので,これから内部で詰め
ていく。
小林委員
私も市民大学は公民館の共催で,全ての講座を無料扱いにしてもらって大変ありがた
い。ただ,市民大学の本来の目的は習い事の講座だけをやることだけではなかったが,
現実問題習い講座のみになっている。同じ書道を習うにしても個人で塾を経営するには
それなりの経費がかかるが,私達市民大学の講座は講師の謝礼だけで会場を無料で使わ
せてもらい,公民館本来の文化活動の普及という形をとれば,同じ講座生が何年にもわ
たって無料の扱いを受けることは好ましいことではない。先程味方の水墨画は3年間を
もって終了という形で,あとは引き受けない。公民館いう立場から考えるとむしろ正し
いと思う。市民大学も10年になるが,2年なり3年なりの大学が文化の普及の講座生
としての期間が終わったら難点だが,研究生などの形で会場費は払うというようにして
いかないと,一般の市民の方に申し訳が立たないと考えている。そういう方向で市民大
学も料金表を変えていこうと思っている。今回のことなどを踏まえ,色々考え,ランニ
ングコストを考えると,コーラスグループはステージの上で練習し,これは光熱費がも
のすごくかかる。会員は25名でステージでなく,プレイルームにピアノがあるので,
そこで練習すればコスト節減で,相当役立つと思う。そのことを私の市民大学の部内で
話を進めようと思う。やはり税金の厄介になっているので,使う方も自粛していかなく
てはならない。その点では色々改善の余地もあるだろうし,条例そのものについては賛
成だが,その辺を明確に事務局が返答できるものでないと,今度は事務局が困ると思う。
「これは,これは」と言われると判定できないだろう。そのことをしっかりと決めても
らいたい。
関根議長
小林委員の意見について館長どうか。
関根館長
補足説明も含めて話をする。公民館は色々な主催事業をしている。しかし、ただ講座
を開けばいいというわけではない。そこで仲間作りをしてグループ・サークルになって
いただく。自主的なサークルになったときには、部屋を借りると有料になる。そうなる
と文化振興や普及につながらないわけで、「作れ、作れ」と言っておきながら、いざ作
ったらすぐお金を取るということになると、逆に支障がでてくる。これは先ほどの3年
が良いのかどうか検討を進める必要があるが、市内の公民館長さん方の考えとしては、
3年は面倒みたい。申し込みは公民館で部屋を押さえるなどしたい、それ以降は独り立
ちしてもらうなどの話が出ている。利用申込で制限を作っても抜け道や除外が出てくる
ことも考えられるが、講座の開設は、各公民館、生涯学習センターで実際に今行ってい
る。そこの決まりごとも参考にしながら、説明が出来るように検討する。
関根議長
その他に意見はないか。
成田委員
趣味で陶芸教室を利用しているが,新しい料金表で9時∼1時または3時まで使う場
合,午前の時間と午後の時間を合わせた料金になるということか。今までは1時間いく
らという料金だった。例えば10時∼12時の場合では1時間の料金はいくらなのか。
関根館長
午前は9時∼12時までで,例えば10時∼11時の1時間を使いたいといった場合
も,9時∼12時までの1コマのお金をもらう。
成田委員
1時間使っても300円。9時∼12時まで使っても300円か。
関根館長
そういうことになる。
成田委員
時間帯は10時∼12時までとか,10時∼2時までなど自由に設定できるのか。
関根館長
その通りである。
成田委員
コマ割で使わなければならないというわけではなく,時間は自由なのか。
関根館長
料金をもらう予約画面ではコマ割りになっており,途中の時間からでもそのコマは埋
まることになっている。時間割からコマ割りになるので,慣れないと難しい。
成田委員
午前と午後という感覚ではなく,時間のコマで考えないと利用する申し込みもきちん
としていかなければならないものと了承した。
高橋委員
使用料免除とあるが,いままでこの団体の免除はなかったということか。
関根館長
中央公民館は無料だった。
男女共同参画の一環でグループを作っているが,公民館より年間使用についての説明
高橋委員
会や案内がきて,1年間使用すると登録した場合,使用するごとに料金を払うというこ
関根館長
とだったが。
その通りである。
高橋委員
その免除団体に属するかどうかの判断も難しいのではないかと思っている。免除につ
いて,私たちの団体も会費を払いながら活動し,その中で使用料金を払い,年間で結構
大きな予算だった。免除の話を聞くと,今までの活動を通して,公民館使用の考え方が
不公平になるのではないか,今まで強い思いがあった。免除について賛成できない。他
に今までそういう意見はどうだったのか。
関根館長
有料館の私達も非常に考え方が似ていて,今の学習館でもコミ協や自治会が使いたい
としても免除団体にしていない。利用料を支払う団体は利用していない。実際のところ
6月から9月に事務局で検討していた中では,当初皆さんに運営審議会でお示ししたと
おり,コミ協,自治協,PTA,老人クラブなど4団体を挙げていた。色々な団体を名
指しで表現すると細かい部分で線引きなど,問題が出てくるので絞って表記していた。
しかし、細かな団体名を上げてなかったため,議会からの了解を得ることができなか
った。それが継続審議になった理由でもある。また,事業という形で申請してもらい減
免していくという意見もあった。減免する団体をある程度抑えながら,団体名に関係な
く,事業の内容で有料,無料の判断をしていく。事務局としては今日どちらかと言えば
,こちらの方を優先に考えていたが,議会側は団体名を挙げなさいという形になったと
聞いている。学習館で行っている,減免のあいまいな団体からは減免申請をしてもらい
,事務局で活動内容等を調べ,最終的に対象の団体なら減免している。全市がこの方法
でどうかと検討している。各館長さん方からは運営審議会で図ってはどうかという意見
も出たが,それでは皆さん方委員も大変だという意見があった。
関根議長
他にないか。
小林委員
関根館長
公民館使用料ということで,各地区のセンターの使用料はどうなっているか。
今回の条例の中には各地区の分館の使用料の設定はない。除くことになった。コミュ
阿部委員
ニティ施設という面で検討を進めている。
事業という観点から南区での免除は合理的な考え方だと思う。しかし1つの事例とし
て新潟日報に載せられていたが,大通地区でも元幕僚長の田母神さんを呼び,それにつ
いて読者の方からおかしいとの声が寄せられた。南区役所の担当課からの説明が載って
おり,それに対してまたおかしいとの記事が載っていた。公民館利用はコミ協や別の免
除団体に当てはまるかどうかは別として,思想信条,宗教的なものが含まれていながら
コミ協だから免除団体であるとの理由で免除されるのも危惧される。そうなると事業とい
堤副議長
う観点は欠かせないと思う。意見として述べた。
広い部屋の負担軽減とのことで,中央公民館の軽運動室をはじめ,ホールなどの使用
料について,先ほどの案では味方公民館の講堂の料金が破格の料金で,1,400円,
1,100円とあるが,講堂ではあるが実際運動場のような建物。動いて使う目的で使
用する建物と,動かないで座って使用する建物の広さは単純に違いはあるが,普通の部
屋より平米単価はそれでも安くなっているというが非常に高く,これでは利用者が逆に
減ってしまうのではないか。この議会で見直すとのことで安心した。ふれあい推進課は
学校開放をしているが,その料金表では味方の中学校体育館が1コマ600円,広い体
育館が600円なのにその半分の大きさの講堂が1400円で料金設定そのものに問題
があるのでは。とは言え,学校開放の利用団体も限られ安くて広いからそっちに行きた
いという団体,場所が無いから仕方なく公民館を利用するという団体では不公平が生じ
る。公民館だけでなく,管轄は違うと思うが学校開放などさまざまな施設の料金設定も
加味した上で,料金設定をして欲しい。
味方地区公民館
今の意見で,新しい試算では1,400円で,200㎡以上は単価が1.8円に下が
市村館長
って講堂は800円になっている。ただ,学校開放は600円,こちらは800円で2
00円の差がある。これらの調整協議は教育委員会内部の中で決定したもので,公民館は
話の中に加わってなくどうにもならない。
どうにもならないのは納得がいかない。
堤副議長
味方地区公民館
公民館の意見を述べ,中央公民館が学校側,生涯学習課等で調整してもらうことにな
市村館長
る。
当局は本日委員から貴重な意見が出されたので,ぜひ,参考にし,今後の公民館事業
関根議長
の運営にあたってもらいたい。
公民館施設の利用についての説明事項を終了する。
以上をもって23年度第2回公民館運営審議会を閉会する。