平成24年度事業報告書 - 日本サッシ協会

平成24年度事業報告書
当年度の我国経済は、欧州経済の下振れ、前半の円高、電力問題などある中
で、復興需要により国内実質GDPは緩やかな回復基調で推移しました。
我々の業界も、住宅関連優遇税制の延長拡充、住宅エコポイントの再開や震災
復興等により緩やかに回復し、年度ペースでは、低水準ながら前年度比プラスと
なりました。
事業活動(定款準拠)
Ⅰ 開口部用建材等に関する性能・仕様の普及啓蒙
①住 宅 エコポイント 制 度 (延 長 ・復 興 支 援 )への対 応 、窓 等 の断 熱 性 能 表 示
制度への対応を通じて省エネ建材の普及促進を図った
②防犯建物部品の普及促進として各種イベントに参加するとともに、第18次・
第19次定期申請審査を実施し、目録登録品目(日本サッシ協会関係)総数は
9種類1919品目
③住宅サッシ・防火戸取扱い事業所登録制度の講習会を開催し、6月に会報
「窓快」第4号発刊
Ⅱ
開口部用建材等に関する統計の作成及び資料の収集並びに情報の提供
①平成24年度住宅用建材とビル用建材使用状況調査を実施、発刊
②平成25年度アルミ建材需要予測を公表
Ⅲ 開口部用建材等に関する国際交流
ISO/TC162の運営(国際対応)として、国内審議委員会を2回開催した
Ⅳ 開口部用建材等の技術・品質及び規格に関する調査研究
①JIS規格の策定、改正、メンテナンスの対応
1) JISA4706・A4702改正の見直し作業完了
2) JISA1525・A1505統合改正の見直し作業完了
②試験規格に関す調査研究
1)サッシ及びドアセットの断熱性に関する試験所間比較結果が提示された。
③BASISの改訂内容について抽出中(継続)
④サッシドアの製 品 安 全 に対 して、一 般 消 費 者 向 け注 意 喚 起 のパンフレット
作成配布済み
⑤調達、製造時のCO2排出量算定基準の策定継続中
⑥窓の省エネルギー調査研究
1)新省エネ基準定着に向け提言中
2)トップランナー基準に向け省エネサッシ性能底上げ
⑦樹脂内窓の基準作成9月報告書作成完了
Ⅴ 開 口 部 用 建 材 等 の製 造 業 及 びそれら の関 連 業 に従 事 する 者 を 対 象 と する
人材育成
①積算資格認定制度の運営及び積算マニュアル補足資料の作成
5月に事前講習会、6月に認定試験を全国8会場で実施
24年度 受験者401名、合格者289名、累計2,422名
②登録サッシ・カーテンウォール基幹技能者育成事業
特例講習会を東京・仙台で実施、修了者は33名、累計593名
登録講習を仙台、東京、大阪、福岡で実施、修了者90名、累計196名、
合計789名
③サッシ施工技能検定の受託実施
関東地区 1 都3県の職業能力開発協会からの受託 受検者106名
関西地区 受検者42名、東海地区 受検者13名
④ビル用サッシの契約適正化推進会議を開催し、「請負契約における具体 的
事例と対応策」について顧問弁護士を交えた意見交換会と契約適正化活動
の進捗状況の確認を実施
⑤スチールドア契約 適 正化全 国研 修会を11会場で開 催、参 加人 員は会員・
非会員含め257名、 内容は契約適正化ハンドブック(改定版)の紹介他
Ⅵ 開口部用建材等に係る情報収集及び提言
①平成25年版公共建築工事標準仕様書及び木造建築工事標準仕様書への
提言
Ⅶ 前各号に掲げるもののほか、本会の目的を達成するために必要な事業
①防火戸対応としてCASの使用登録審査、認定工場立入検査を実施
②協会ホームページによる情報提供として情報セキュリティ対策の資料を作成
し公開
③施工管理者安全推進大会を実施 参加者は東京150名、大阪40名
④一般社団法人への移行申請を行い、3月22日付にて認可され、平成24年4月
1日に登記移行済