平成24年度 事務事業評価シート(一般) - 久喜市

平成24年度 事務事業評価シート(一般)
整理番号
0001391200
事務事業名
し尿処理事業
0480-85-1111
電話番号
菖蒲総合支所環境経済課
環境衛生係
[email protected]
担当課・係
内 線
216
E-mail
●事務事業の位置付け
□自治事務(任意) ■自治事務(義務) □法定受託事務
事務の種類
□直営 ■全部委託 □一部委託 □補助金等 □その他( )
実施方法
汲取、浄化槽 根拠法令等 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条の2
久喜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例・施行規則
等の継続期
昭和39年7月、鴻巣市、久袂市、吹上町、菖蒲町、川里村が一部事務組合として、「北本地区衛生組合」を設
立し、伝染病予防や公衆衛生向上を目指し、清潔で明るく住み良い生活環境づくりに資するため事業を運営
事業開始の することになった。昭和62年1月に吉見町が新加入し対象区域の拡大。その後、施設の老朽化により平成5
背景 ・ これまで 年度から3年をかけて新処理施設を建設し、コンピューターを駆使した最新の技術を導入し、日量136KLの
の経緯・現状 処理能力を有する処理施設として平成7年度から運転を開始した。その後は生活環境保全のために継続して
し尿・浄化槽等汚泥を適正に処理してる状況です。久喜市として合併後、将来には久喜宮代衛生組合との一
元化に向けた調整を行っていくことが課題である。
実施期間
昭和39年
~
●事務事業の整理
目 的
菖蒲地区におけるし尿及び浄化槽汚泥等を適正に処理し、生活環境の保全及び公衆衛生の向上に努める。
※市民視点を踏ま
えて記入してくださ
い。対 象
菖蒲地区におけるし尿汲取り世帯、浄化槽世帯
※誰を・何を
事務事業の内容 年度の一般廃棄物(し尿等)の処理に関する実施計画を策定し公表する。
一般廃棄物(し尿)取扱業務を収集運搬業者と委託契約を締結し、し尿を適正に収集運搬し処理施設へ搬入
(手 段)
※事務事業をまっ する。
たく知らない人で 浄化槽清掃業の許可書を浄化槽世帯の浄化槽汚泥を清掃するため、許可申請に対して許可書を交付する。
も、事務事業の実 浄化槽世帯・事業所から依頼があった場合、許可業者は浄化槽法に基づき適正に清掃を行い、処理施設へ
施内容や実施方法 搬入する。
の概要が分かるよ し尿収集運搬委託業者から提出される月ごとの実績報告書により委託業者へ委託料を支払う。
うに記入してくださ 浄化槽清掃業の許可業者について、月ごとに浄化槽世帯や事業所の浄化槽を清掃した基数報告の提出が
い。
ある。
汲取世帯から下水道、農業集落排水、浄化槽へ切替た場合、し尿収集業委託業者へ汲取廃止の事務連絡を
行う。
年間処理数 世帯券:2,184枚 人数券:2,544枚 年間処理量 し尿:373.53KL 浄化槽汚泥:2,120.97KL
農業集落排水:1,541.56KL 合計:4,036.06KL
成 果
菖蒲区域おけるし尿及び浄化槽汚泥等を適正に処理することができる。
※具体的に数値等
を分かりやすく記入
してください。
他市の状況
(類似事業)
前年評価と
改善点
北本地区衛生組合構成団体である、鴻巣市、北本市、吉見町の状況をみると、事務事業の手段としてはほぼ
同様の対応を行いし尿及び浄化槽汚泥等を適正処理を行っている。
前年度の総合評価
平成23年度中に改革・改善した点
し尿台帳が平成13年度に作成され、合併後、下水道、農業集落排水等へ切り替
えた世帯を調査し、汲取り世帯の把握に努めた。
●事務事業の事業費と業務量の推移
年 度
経
費
直
接
費
従事職員
平成22年度
平成23年度
予 算 額
3,321,000 円
3,092,000 円
決 算 額
3,089,018 円
2,893,092 円
482,915 円
367,302 円
一般財源
内
国・県支出金
訳 その他 (清掃手数料)
0 円
2,606,103 円
平成24年度
3,005,000
円
予算額の比較
(平成23年度と平成24年度)
0 円 予算
2,525,790 円 差額
△ 87,000
円
正規職員数
0.34 人
0.28 人 特記事項(予算額の増減等)
臨時職員数
0.00 人
0.06 人
正規職員 (正規職員数×平均人件費)
人件費
参考:平均人件費
2,878,100 円
8,465,000 円
2,369,920 円 若干処理量が減尐すること
8,464,000 円 を見込み減額とした。
事業費計 (直接費+正規職員人件費)
5,967,118 円
5,263,012 円
●評価指標
指 標 名
指標の説明・計算式
し尿
搬入量
単位 区分
KL
平成22年度
平成24年度
403.00
目標
411.64
実績
活
動
指
標
平成23年度
363
373.53
目標
実績
目標
実績
実施計画に対する搬入量の
搬入量の率
成 率
果
指
標
%
100
目標
実績
-
92.69
7,504
7,745
100
目標
実績
し尿に関する搬入量の収集
効 運搬単価
率
指
標
収集運搬費決算額(円)
÷実績搬入量(KL)
円
実績
/KL
実績
●事務事業の総括的評価
評価の視点
チェックポイント
事業実施の
必要性
観
点
別
評
価
事業内容の
有効性
事業手段の
効率性
評 価
■必要不可欠
廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づ
・公共性
□高い
・行政関与の妥当 性
き、公衆衛生、生活環境を向上させるため、し ので
□低い
・廃止・休止の影響
尿等を適正に処理する必要がある。
と評価した。
□大変有効である
・サービス水準の 妥当性 菖蒲地区におけるし尿及び浄化槽汚泥等を適
■概ね有効である
・成果向上のための工夫
正に処理することにより、公衆衛生の向上、生
ので
の余地
□改善を要する
活環境の改善を図ることができた。
・類似事業との統合
と評価した。
・直営での妥当性
・民間委託の妥当性
・受益者負担の適正性
判 断 理 由 し尿及び浄化槽汚泥を収集運搬する装備があ
■効率的である
る業者へ、今後も委託することが妥当と考え
□概ね効率的である
る。また、収集運搬費については、受益者負 ので
□改善を要する
担の原則により、し尿世帯、浄化槽世帯等が
と評価した。
負担することが妥当であると考える。
●今年度の事務事業の取組項目
取組項目(何を、具体的に)
平成24年度の
主な取組項目
達成水準(どこまで)
実施計画に示されたし尿及び浄化槽等汚泥を収
集運搬し、適正に処理する。
実施したし尿及び浄化槽汚泥等全量を適正に処理す
る。
●事務事業の総合評価
判 断 理 由
事務事業の
(方向性の種別を左欄から選択し、総合判断の理由、改革・改善案等を必要性、有効性、効率性の点を踏
方向性の種別
まえて記入してください)
方向性の種別 : 現状維持
総
合
評
価
現状維持
拡大
要見直し
縮小
民間委託
廃止・休止
終了
その他
廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、菖蒲区域のし尿、浄化槽等汚泥を適正に収集
運搬を行い、公衆衛生の向上、生活環境の改善を行うため、処理施設へ搬入し処理するす
総合判断 ることが、市の義務である。しかしながら、下水道、農業集落排水、浄化槽への切替により、
理由
し尿世帯の減尐は明らかで、県の計画である「埼玉県生活排水処理施設整備構想」では、平
成37年度の最終年度には、し尿世帯の汲み取りはなくなる見込み。今後、久喜市として、将
来には久喜宮代衛生組合との一元化に向けた調整を行っておくことが課題である。
評価責任者
菖蒲環境経済課長 岩﨑正夫 評価日
平成24年7月31日