浜名湖花博から 行事報告 アカトンボ観察会 - 磐田市

住所:438-0016 磐田市岩井 315
FAX:0538-39-3023
電話:0538-39-3022
浜名湖花博から
①<磐田農業高校Bチーム> 題「トンボの里」
ガーデニングコンテスト
② ビジターセンターの
て ん じ
最優秀賞受賞
<ドングリコーナーに展示してあります>
花博「昭和天皇自然館」から 昭和天皇の読まれた歌
ははみや
ひろ
「母宮の 拾いたまへる まてばしい
や
み そ の
焼きていただけり 秋の御園に」
マテバシイ
ははみや
ていめいこうごう
・母宮(貞明皇后)がマテ
み
い
バシイの実を炒って食べさ
おさな
せてくれたという 幼 い日の
桶ケ谷沼をイメージした作品です。
思い出を歌ったものです。
がいろじゅ
街路樹にもなっているので、実をさがしてみましょう。
◎
行事報告
アカトンボ観察会
秋晴れの10月17日(日)、29名の参加者で行われました。
ビジターセンターでの福井順治さんのお話。
・ アカトンボは、県内に16種類もいる。
かくにん
・ 桶ケ谷沼には12種類が確認されている。
・ アカトンボの代表のアキアカネが全国的に5年ほど前から少
なくなってきた。原因は不明。
み
き ろふ う
きょうみ
・三木露風作詞の『赤とんぼ』は何トンボだろう、などの興味あ
る説明がありました。
かくにん
その後、現地観察をし、確認したアカトンボは5種類でした。
さいしゅう
よう き
さんらん
よう す
また、アキアカネやナツアカネのメスを採 集 して水の入った容器に産卵させ、その様子を観察しました。
<水たまりでのトンボの産卵の説明>
5種のアカトンボ
・アキアカネ
・ナツアカネ
・マユタテアカネ
・リスアカネ
・ノシメトンボ
<アキアカネの産卵の様子を観察>
◎
11月はじめのトンボ情報
・11月になるとアカトンボの種類や数は、めっきり少なくなります。しかし、ナツアカネやアキア
ちゅうじゅん
カネ、マユタテアカネなどのアカトンボは11月 中 旬 頃までは見られます。また、アキアカネは、
げじゅん
数は少ないけれど11月下旬でも見られることがあります。
ふゆ ご
成虫で冬越しするトンボは3種類です。オツネントンボ、ホソミオツネントンボ、ホソミイトトン
あたた
ボで桶ケ谷沼にもいます。冬の 暖 かい日にさがしてみてください。
じ
き
さんらん
アキアカネやナツアカネ等のように、秋の遅い時期に産卵したものは、卵で冬越し
う
か
をします。多くのトンボは、やご(幼虫)で冬を越し、翌年の春から夏にかけて羽化
して沼の上をスイスイと飛びはじめるのです。
・・・・・・・
参加申し込みはビジターセンターへ
11月の行事
・日 時
・会 場
電:39−3022
11月14日(日)
午前9時受付∼11時30分終了
桶ケ谷沼ビジターセンター及び桶ケ谷沼周辺
・内容と講師 『桶ケ谷沼でキノコを観察し、キノコ汁を作って食べます』
・大庭 俊司さん(県立磐田農業高校)
・その他
・長ズボンなど野外観察のできる服装。
・
・・・・・・・・・・・・・・・・
えっとうこんちゅう
12月の行事
・日 時
越冬 昆 虫 観察会
12月26日(日)
・会 場
受付9時∼9時30分
ビジターセンター及び樹木に「わらまき」をした桶ケ谷沼周辺の現場
・内容と講師 樹木にまいた「わらまき」をはずして、冬越しをしている昆虫を観察する
・井上智雄さん
・その他
◎
(野路会)
・長ズボンなど野外観察のできる服装。
沼の動・植物 紹介コーナー
トンボ紹介 6
マイコアカネ
野鳥紹介 6
アカトンボの1種で桶ケ谷沼では7月∼11月
ふ
マイコアカネという
せいじゅく
名(舞妓 茜 )は成 熟
した雄の顔や首の後ろ
ころも
が「白っぽくて、 衣 が
こが ら
最近 高い木の先に止
まって尾を振りながら、
中旬頃まで見られる美しいトンボです。
ま い こ あかね
モズ
かわ い
赤く、小柄で可愛い」
「キイー、キイー、キイー、
キツ、キツ、キツ」と大き
な声で鳴いています。
なわ ば
自分の縄張りを知らせる
たか な
ためで、これが『モズの高鳴き』です。
ゆ う し てつ
昆虫やカエルなどの小動物を木のとげや有刺鉄
という意味からつけら
せん
さ
しゅうせい
れたといわれます。最近では桶ケ谷沼でも大変数
線などに刺しておく習 性 があり、これを『モズの
が少なくなっています。
はやにえ』といいます。さがしてごらんなさい。