ゴ~ルドマンサックスとの協働事業 - ゴールドマン・サックス・ギブズ

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ゴールドマン0サックスとの協働事業
くノ
NP0法人キッスドア主催のボランティア説明会。
クラブ活動などを楽しむ<永裕はないという
のが 現 状 で す 。
前号に続き、東京ポランティア'市民活
動センターがグローバルな金融機関である
施設の子どもたちが
大学に進学できない理由
厚生而省﹁1一的毛叢の現状につ
GS社)
と協働で2010年から{諾しているゴー
て﹂(平成25年3月版)にょれぱ、最奴畢
ゴールドマン・サックス(以下、
ルドマン・サックス・ギブズ・コミユニティ
歴ガ大芋卒業以上である御合は約54%と
1J
支援プログラムについてご紹介します。
志で奨学金を出すなどの支援を行ったこと
学涯十には大きな壁があることキL知り、有
もたちと触れ分うなかで、子どもたちの大
ンティア活動を通じて旧叢福祉築訣の子ど
大学・大当院卒を比較した場合、生涯賃金
歴の述いは1y入の格差につながり、J県十と
の2009年の調査では、こうした最終孚
立子j.正女法人労耐⑪女策而升究・
出身名ではH%にとどまっています。ま
なっていますが、東﹂尿都内の児童養護施設
から始まりました。そして、一人でも夕夕く
ベースで、男性で4000万門女性では
GS社の社中昂ポラ
の子どもたちが大学涯子ヘの夢をかなえら
6000万円の差が,1Ξじています(定年ま
このプログラムは、
れるよ、つ、ゴールドマン・サツクス・ギブズ
で。退職金を除く)。
1冴修武識
コミユニティ十張プログラムとして、支援
ている団付の組織力徐化に社叩祭ランティ
ジエクト﹄、そして、子どもたちを支援し
庭を対象とした﹃ひとり親就労十益プロ
た﹃進学火援プロジエクト﹄、ひとり親家
め、陶輩福祉築醜の子どもたちを対象とし
本プログラムは貧困の連鎚τ断ち切るた
方缶、^双を出ていくまでに、自︺乞ξ主力今のため
ちは高校の時からアルバイトを始め、
もたtうが夕夕くいます。このため、子どもた
ついて家族からのナ'が受けられない子ど
や{謬と暮らすことができず、太玉学に
で一界らす子どもたちはさまざまな一畢情で親
が低い理由のひとつは、璽納力です。施設
児童養護施設の子どもたちの大学進黒十
アが取り組む﹃。フロボノ・。フロジエクト﹄
四質五をだけではなく、^一^のための資金、も
の規惇τ拡大しました。
の3つのプロジエクトから成り立っていま
貯めておかなければなりません。こ、つした
学に進学することを支援する﹃准f父援プ
分回は、児一:里侶ネ止施設の子どもたち力ゞブ
の一部を補うだけで、子どもたちは複数の
民間の将てテ勺三ξΣもあります力ゞ、雌ーブく参賢用
子どもたちの進学を支援する行政の助成金
18歳
す。
ロジエクト﹄をレポートします。
1整支援当木、③中学生支援事業、
することを目的として、①大学進学支援事
の仕方を教えること、立女佼の就労に向け
ポートを強化すること、体調や<嚢の管理
アルバイトをしながら暮らしており、大学
業、
ての支援があげられます。
ゴールドマン・サックス・キブズ・コミユ
を本センター一様用し、架吹のスタッフと
ました。そこで、杢巣ではケースワーカー
準¥できるようになりました。また、将奉
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大
生
軍代、一寝3年生はさらに夏示t
勉強を応援するために、高校2年生は年問
本ホ畢では、大学に進学するため四系
②高校生支援事業
④小学生轟事業の4つの誕が生まれた
のです。
①大学進学支援事業
大当途妥援事業は、毎年3名の奨学生
4イf間のプく当^の才
聖萪全額を支給します。また、毎村、生活
^圃栢^と凾i1妾一ぐ盡ξ毛.し、
そのため学校の授業についていけない子ど
費を4年間十希しており'李生がある程
度アルバイトをすれぱ、無理なく大学生活
が送れるようになっています。
本出桑の特徴はアフターケアにありま
す。墾剛の調査の中で、子どもたちが架心
避済的に不調になったときに大学を
を出て一人一甘しを始めると、身体的.
叩勺
4年問の砿希が
中退してしま、つケースもあることかわかり
ニティ支援プログラムは、
一緒にアフターケアに取り組んでいます。
今まで築醜の子どもたちは学費を払えそ
うな大学を選んでいましたが、本奨学金を
本センターでは、吠砕的なデータを収集
生お設四佐輩たちの口ールモデル(模範
ことにょって、オ又当に〒丁きたいブくぢ之に
分析するとともに旧釜偏祉施設の方々にヒ
となる人)になり、大学に進学することか
途中で挫折しないために、精神的な什
.業のi果昆亘レLしては、ヲ乙どもたナつか
ヤリングをし、また、 NP0やポランティ
1ノ
之梦﹂ではなく、﹁現実﹂となったのです。
の結果、貧困の連鎖を防止するために、
アにょる支援体制を作っていきました。そ
本プロジエクトを開始するにあたって、
プロジエクト﹄として使われています。
そのうちの2億4000万円が﹃迎牛十蚕
3億4000万円という巨大な哥手業です。
﹃進学支援プロジエクト﹄の中の4事業
る子どもたちも少なくありません。
太霊学は無理だとあきらめてしまってい
が難しい子どもたちもいます。このため、
への 助 成 金 は 出 て い ま す が 、 塾 に 通 う こ と
もたちがいます。行政からも中学生の塾代
工霧日できる状況ではありませんでした。
の子 ど も た ち が 学 校 に 通 っ た り 、 落 ち 着 い
設に入る前の不安{疋な生活の中では、多く
カゞ学:習に問是亘を1包えていることです。方
2つめの理由は、施設の子どもたちのタタ
中学生支援事業には、多くの大学生ボランティアが参加している。
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第8回
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に通っ時間もなく、ましてや、サークルや
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"希祉施設の子どもたちの太釜学を支援
ゴールドマン・サックス・ギブズ・コミユニティ支援プログラム
「進学支援ブロジエクト』
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小学生から段階的な支援を行い、大学進学につなげていく。
す。毎年、一寝2年生6名七寝3年生6
習も追加した<驫二一代を助成していま
に行かない子どもたちもたくさんいます。
学牛には塾代が行政から出ていますが、塾
その理由です。
況にあるために塾に通えないということが
劣白が嫌いだったり、精神的に不安定な淡
1J
名の合計12名が圭一暴と面接で選考されま
す。
行政から一寝生ヘ昼代の助成が鉦
人キッズドアと一輪し、年間5施設におい
NP0法
は重要な支援となります。また、塾に通う
て、大学生ポランティアや社会人ポラン
そこで、史1支梁棄では、
ことは、学力を向上させることだけではな
ティアがチームとなって、半年問月2回ず
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ゲームをしたり、秋には大学の学園祭を訪
い仕十争やそのための進路をぢぇるような
もたちのコミユニケーションカをつけるこ
題も出てきます。そこで、本或璽では子ど
思春期にも入り、いじめや不奪夜などの問
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問したり、また゛ポランティアから大学や
とにょって、学校に通、つことが楽しくなり、
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仕事の話を聞きながら、将来の夢や希望を
学写様が高まることをめざし、
嘆毛
育んでいます。不登校の子どもや勉強葬
人JAMネットワークと連携しなから、毎
になるか、あるいは、架吹の中に舞、話な
です。子どもたち力ゞ訂直常の撃工一に通うよう
亘は半年の学!習ナK十妥力ξ糸冬わった後の対
をサポートするとともに、コミユニケー
員も参加しながら、ワーケショップの稲菩
を全6回開催しています。毎回、数名の職
﹁ことばキャンプL一の実施一則佐には、全職
ションカの育て方を学んでいます。また、
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昌夕τ対象とした研修を3回{益しており、
の^怠手交やブ丁法^爾を方也^醜'、イオヌで^<有で
きるようにしています。
リ、ファシリテーターの話をじつとして聞
て考えたり、社会性を育むこともできるか
自己肯定咸ゞ¥局めたり、仕事や進学につ
1J
最初は全く自分の意見を言えなかった
いていられなかった子どもたちも、ゲーム
らです。
のポランティア活動にも期待したいところ
また、多くの人業の社金敲活動や社員
皆の前で堂々と発表できるようになりま
です。現在、塾を讐呂している企業の社員
設職員の研修カリキユラムに入れたり、職
ということがあります。都内の児菓談施
ケーシヨンカをど、つ泌机的に育てていくか
課題としては、子どもたちのコミユニ
もっと増えてほしいと思います。その際に
にょる大学進学のための奨学金・助成金が
ろもあります。さらに、企業や市民の寄付
学習支援NP0に無料で提供しているとこ
の中で聲1を開催したり、孝文材やテキストを
がポランティアとして参加しながら、架双
叩呈けでなくポランティアの参飢などが老
は、奨学生が中退せずに崟を卒業し、就
労していくことをきめ細やかにサポートす
支援プロジエクト﹄は、既に3年目を迎え、
当初4年間の計画でスタートLた再ナ
いての調査では、日本の子どもの相対的貧
表した先進諸国における子どもの貧困につ
昨年、国際奨口のユニ七フの研究所が発
る体制も必要です。
今後の方向性を人央制しています。旧線構力
貧困であるという結果がでています。児童
国中9番目に﹂局く、子どもの6人に}人力
35か
困率はOECD (経済協力開発機構)
大していくためには、
品祉施設の子どもだけではなく握済仔
けではなく、より広く社会からの支援が必
要です。
的な聖旦由で孝女^育力ゞ七^又けられない日本の
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まず、行政の忠十生を対象とした塾代の
1果題であるといぇるでしょ、つ。
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(東条ランティア・市民活動センター)
ない
か、日本社会全体で取り組まなけれぱ
子どもたちキ﹂どのト?つに支援していくの
NP0にょる鍔白支援に
緒に学ぶことにょって、学力だけではなく、
多くの社会人や太釜のボランティアと一
も活用できないでしょ、つか。子どもたちは
塾だけではなく、
助成き局校生にも拡大したり、民闇企業の
GS社からの支1爰だ
施設の子どもたちへの進学支援をさらに拡
進学支援プロジエクトのこれから
えられるのではないでしょ、つか。
することもあります。
す。その姿を見て、架収職員鳶靭して浮
は、,目八刀の好きなこととその理由について
やおやつの時冏を楽しみながら、白黙回に
S4年生からだと言われています。また、
キ交での弓女習カミ蓮仙しくなるのは4、ぢ全オ交3
④小学生支援事業
二一
鬻白ナ'体制を作ることが必要となりま
NP0法
いでじつとしていられない子どもも参加し
高校生支援事業の中で、塾代の支援を受けながら、
美術大学を目指す学生の作品。
年5S7施設において、子どもたち向けの
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ており、ボランティアとの学習はとても人
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ワークショップ(以下、﹁ことぱキャンプ﹂)
一
会
膨,
珍,
゛一毛珍寸戸
気があります。
籾回のワークショップでは、将来つきた
美表
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中、大学進学をめtゞす子どもたちにとって
く、嘉子についての情都やアドバイス、ノ
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※児童福祉施設=児童養護施設、自立援助ホーム、母子生活支援施設、児童自立支援施設
を行いながら、涯子姦飢を高めています。
つ、ほぽマンツーマン体制で楽しく学習会
ノ、
ウハウなどが得られると大変好評です。
また、上記n傘生が夏休みの1日、
本木ヒルズの中にあるGS社を訪問し、社
叩条ランティアとの模擬面接やグループ
ディスカッションなどを行いながら、仕事
や進路について、また、困難を乗り越えて
一梦をどのように,笑現していくかを老三える
﹁キャリア・メンタリング・プログラム﹂
も実施しています。
本事業の課題としては、経済的な負担の
大きさから、 4年生大堂じはなく短大や専
門学校ヘの墾子や就労を希望する子どもが
タタいことや、近い将来の自立生活のために
アルバイトをしなけれぱならず、塾に通う
時間か取れないという子どもたちが夕夕いと
いう こ と で す 。
③中 学 生 支 援 事 業
大学に進学するためには、一寝袈が重
方包一
7
J1,又一
Ξ百
施
5
ル又一
施
7
九又
1 5施Ξル
旛
参者
力,
恰歳 22歳
3名
3名
円施設
3施設
3施設
名
ル又
248名
335名
45施設
9 12歳
62名
40名
220名
105名
12歳 15歳
71名
46名
5名
対象年齡
子ども
職員
16歳 18歳
U名
12名
児童福祉施設※
第2期
弗1期
第2期
弟1期
第2期
第1期
第2期
第1期
児童養護施設
対象施設
ム毛十
大卓進学支援事条一1 高校生支援事業二中学生支援事業 1 小学生支援事業
ネ"ト0ーク 20,3-6・7 30
ネットワーク 2013 , 6・フ
3]
要となります。前述したように、架醜の中
『進学支援プロジェクト』支援状況(第1期 第2期)