幼保連携型認定こども園整備事業の質問と回答 Q1.給食の調理について教えてください。 A1.市が作成する献立表に基づき給食の提供を行ってください。 ・0~2歳児までは、施設内で調理し、主食と副食を提供する必要があります。また、アレルギ ー対応食を実施してください。 ・0~2歳児までは、調理業務の委託は可能ですが、施設内で調理が必要です。外部からの搬入 は認められません。 ・3歳児以上については、給食の提供は自由ですが、保育に欠ける欠けないを問わず給食が同じ ように提供されることが望ましいです。また、3歳児以上については、外部で調理したものを搬 入することも可能です。 Q2.幼保連携型認定こども園の保育所部分の1~2歳の保育室に、現在、幼稚園で行っている プレスクールの児童も一緒に保育を行うことは可能ですか。 A2.現行の制度では、保育室の面積、保育士の人数等の要件を満たしているのであれば保育所部 分の1~2歳の保育室に、現在、幼稚園で行っているプレスクールの児童も一緒に保育を行うこ とができます。ただし、平成27年度以降、新制度に変わったときには、保育所部分の1~2歳 の保育室に、現在、幼稚園で行っているプレスクールの児童も一緒に保育を行うことは認められ なくなる可能性があります。 Q3.子育て支援事業について、一時保育を受け入れる場合の保育室と保育士の条件を教えてく ださい。 A3.保育室に関しては面積の要件を満たしていれば、入所児童と同一の部屋で一時預かり事業を 行うことが可能ですが、一時保育利用児童は一定でないため、入所児童の保育環境に配慮し、苫 小牧市内の認可保育所では入所児童とは別に一時保育専用の保育室を確保しています。また、保 育士は一時保育利用児童が少数の場合でも2名を下回ることができません。ただし、一時保育の 年間平均利用児童数が1名を下回る場合(年間延べ利用児童数300人未満)、最低保育士数の 要件を満たし、1名の一時預かり専任保育士と通常保育との兼任保育士が対応すれば合計2名の 確保が可能となります。 Q4.認定こども園の開設が平成26年度中でも可とありましたが、選定に当たっては、平成2 6年度中に開設する園の方が平成27年4月に開設を検討している園よりも優先されるのでし ょうか。また、空き教室のある幼稚園が優先されるのでしょうか。 A4.開園日、空き教室も含めて提案内容全体で総合的に判断します。 Q5.事前登録した園数、園名は公表されるのでしょうか。 A5.園名は公表致しません。 Q6.質問の回答はホームページで行いますが、質問者や園名は載りますか。 A6.質問者並びに園名は公表しません。 Q7.「応募書類の審査並びに面接等を行い選定する」とあり、面接時にプレゼンテーションす ると伺いましたが、プレゼンのテクニックが必要となるのでしょうか。 A7.プレゼンテーションでは、提案した認定こども園の施設整備内容、施設運営内容についてご 説明いただくこととなります。また、別資料の配布やプロジェクター等を使用することも可能で す。具体的には、1事業者につき3名までの参加で、プレゼンテーション15分、質疑応答5分 程度を予定しております。 (※プロジェクターは音声無しでの利用をお願いします。)プレゼンテ ーションの日時、場所等につきましては後日、応募者に連絡致します。 Q8.審査基準を明確にしていただけないでしょうか。 A8.審査基準については公募中のため、お示しできません。 Q9.特別な支援を要するお子さんの入園について、応諾義務を幼稚園が引き受けると聞いてお りますが、ルール作りはできていますか。 A9.平成26年度については、特別な支援を要するお子さんについては、受け入れる認定こども 園と苫小牧市が協議した上で入園の決定を行います。また、必要に応じて心身障害者福祉センタ ー(おおぞら園)とも連携していきます。平成27年度以降、新制度になった時のルール作りは まだ、できておりませんが、国の動向を確認し、ルール作りを進めてまいります。 Q10.給食に係る職員に必要な資格を教えてください。また、何人必要でしょうか。 A10.調理員の資格は問いません。委託しない場合、定員40人以下は1人必要となります。 Q11.保育所に係る人件費に対しての助成金(補助)について教えてください。 A11.募集要項の別紙3「幼保連携型認定こども園整備事業」運営費補助(国・道・市からの補 助)に記載されている保育所運営費補助(保育単価)には事業費、人件費、管理費、児童の一般 生活費が含まれております。また、後期分には児童用採暖費(暖房料)も含まれております。 Q12.幼保連携型認定こども園の保育所部分の定員が20名だと非効率なため、定員40名で 申請させていただけないでしょうか。 A12.現在の苫小牧市の0~2歳の待機児童の数と今回の建設補助や運営費補助の予算が決ま っているため、定員が20名での申請となります。 Q13.平成26年度中に開設したいのですが、補助金は間に合うのでしょうか。 A13.この事業は、平成26年度の補助事業となります。平成25年度に事業者選定後、平成2 6年度に認定こども園の施設整備と認定こども園の認可申請手続きを同時並行で進めることと なります。施設整備終了後、平成26年度中に補助金を交付する予定となっております。 Q14.現在、認可外保育を補助活動として行っています。長時間預かり、短時間預かり等の制 度があります。このような施設でも「幼保連携型認定こども園」の設置応募は可能でしょうか。 A14.幼保連携型認定こども園の幼稚園部分と認可保育所部分の連携がしっかりと取れており、 幼保連携型認定こども園が認可外保育と分離した形をとることができれば、幼保連携型認定こど も園の設置応募は可能です。 Q15.平成27年度以降において、幼稚園が希望すれば「幼保連携型認定こども園」はどの年 度でも移行可能ですか。 A15.幼稚園を運営している学校法人が幼保連携型認定こども園を開設するためには、北海道か ら保育所部分の認可を受ける必要があります。北海道は認可にあたって、市に意見を求め、地域 の状況を把握することとなっており、市のニーズ調査や待機児童の状況により作成した意見書を 踏まえ、認可を行います。平成27年度以降の状況によっては認可保育所として認可を受けられ ない場合も考えられますので、「幼保連携型認定こども園」へ、どの年度でも移行できるとは限 りません。 Q16.教育のみのお子さんの「預かり保育」は施設型給付の対象とならないそうですが、「地域 子ども・子育て支援事業」として財政措置をとる予定があるのでしょうか。 A16.教育のみのお子さんの「預かり保育」は、現在のところ、施設型給付の対象とするかしな いか、財政措置をとるかどうかについて、国で検討されており、確定はしていません。 Q17.認定こども園の幼稚園部分で3~5歳について給食は外部搬入でもよろしいでしょう か。その内容について、市の提供献立表に準ずる必要はありますか。 A17.Q1の回答である A1を参照してください。 Q18.今後、幼稚園部分で保育に欠ける児童が発生しますが、この児童の保育料はどのように なるのでしょうか。また、このとき、保育に欠ける児童に関して市は認定するのでしょうか。 A18.平成27年度以降、幼稚園部分の授業料は認定こども園が決定します。また、平成26年 度に幼保連携型認定こども園を開設しても、平成26年度につきましては、市で認定する3歳以 上の保育に欠ける児童はいませんが、平成27年度以降は、順次、保育所部分の2歳児が進級す るため幼稚園部分で、保育に欠ける児童が発生します。この幼稚園部分で保育に欠ける児童につ いて、保育に欠ける児童の基準が満たされれば、施設型給付の対象となり、保護者は市が定める 保育料に準じる保育料を支払う方針で検討されております。しかし、今後、国の方針が変更とな る場合があります。 Q19.同一敷地内で認定こども園と幼稚園、預かり保育、未就園児のプレスクール、子育て支 援等を行っておりますが、同一敷地内で一体的に利用し、総合的に運営してもよろしいでしょう か。 A19.保育所部分の保育士の必要数、保育室の面積等の要件を満たし、それぞれが明確に区分さ れていれば、同一敷地内で認定こども園と幼稚園、預かり保育、未就園児のプレスクール、子育 て支援等を一体的に行うことは可能です。ただし、建設費補助金額算定のため、部屋の用途ごと の面積を明確にしておく必要があります。また、平成27年度以降の新制度に変わった場合には、 取扱いが変更される可能性もあります。 Q20.保育所部分の運営費補助について、制度上、認定こども園は福祉法人運営保育所より3/ 4の基準となっているのは、総合的一体的運営を前提としていると推察しますが、その基準価格 差の根拠はどこにあるのでしょうか。 A20.「幼保連携型施設を構成する保育所に適用する保育単価等について」 (H21.7.9雇児発 0709第5号)を参照してください。 Q21.職員の欠勤がある場合、認定こども園の保育所職員でなければ、認定こども園の保育所 の児童と関れないのでしょうか。 A21.保育士あるいは、幼稚園の教員免許状を有する者で知事が承認し保育士とみなした者であ れば保育所の児童と関ることができます。ただし、いずれの時間帯においても幼稚園部分の幼稚 園教諭の配置基準、保育所部分の保育士の配置基準を満たす必要があります。 Q22.幼稚園と認可保育所の会計処理はどのようになるのでしょうか。 A22.詳しくは「学校法人会計問答集(Q&A) 学校法人の設置する認可保育所に係る会計処 理について」をご覧ください。また、不明点につきましては会計士等にお問い合わせください。 Q23.認定こども園、保育所、幼稚園の園長、所長は兼任が可能でしょうか。また、兼任の場 合認可保育所部分の運営費補助の扱いはどのようになるでしょうか。 A23.いずれも兼任は可能です。また、運営費補助は、募集要項の別紙3の〔所長設置単価適用 者〕の要件を満たせば、所長設置単価になります。 Q24.質問の締め切りは12月12日とありますが、12日以降の質問はどのようにすればよ ろしいでしょうか。 A24.すべての応募者との公平性を保つため、質問の受付期間以外、質問は受付けませんので、 ご了承ください。 Q25.認定こども園で歯科検診、健康診断を行う基準はありますか。また、認定こども園に嘱 託医は必要ですか。必要な場合は幼稚園と認定こども園との兼任は可能ですか。 A25.歯科検診、健康診断については、認定こども園の保育所では、北海道児童福祉施設の設備 及び運営に関する基準を定める条例(以下「基準条例」といいます。)第15条、同じく幼稚園 にあっては、学校保健安全法(以下「法」といいます。)第13条、同じく認可外保育施設にあ っては、認可外保育施設指導監督基準(以下「基準」といいます。)に規定する健康診断等の実 施が必要となります。苫小牧市の認可保育所では、健診については、0歳児は月1回、その他児 童は年2回、歯科検診については全児童、年1回行っています。保育所部分につきましては、市 の基準にしたがってください。嘱託医については、認定こども園である保育所については基準条 例第47条、同じく幼稚園については法第23条の規定により、また、同じく認可外保育施設に ついては、認可保育所と同等の基準を求めていることから、嘱託医の配置が必要となります。幼 稚園、認可保育所及び認可外保育施設の施設間における嘱託医の兼任は可能です。なお、平成 27年度以降の新制度施行後について、幼保連携型認定こども園以外の類型については、現行基 準どおりとする予定ですが、新たな幼保連携型認定こども園の認可基準については、現在、国で 検討されているところです。 Q26.認定こども園に耐震の基準はあるのでしょうか。また、認定こども園の許可を受けるに あたり、耐震は必要な基準となるのでしょうか。 A26.北海道認定こども園の認定の要件に関する条例第8条に基づき、耐震診断が必要な施設に ついては、耐震診断を実施しているか又は未実施の場合、実施計画を策定している必要がありま す。なお、平成27年度以降の新制度施行後について、幼保連携型認定こども園以外の類型につ いては、現行の基準どおりとする予定ですが、新たな幼保連携型認定こども園の認可基準につい ては、現在、国で検討されているところです。 Q27.認定こども園でアレルギー児を受け入れるにあたり、児童アレルギーであることを証明 する医者の診断書の提出は必要となるのでしょうか。 A27.認定こども園である幼稚園、保育所、認可外保育施設いずれの施設であっても、アレルギ ー児の受け入れに際して、診断書等の提出が義務付けられているものではありません。ただし、 施設の種別を問わず、アレルギー児の受け入れには、特に配慮が必要であるのもと考えます。な お、平成27年度以降の新制度施行後についても、同様であるものと思われます。 ※「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」について(H23.3.17雇児保発0317 第1号)をご参照ください。
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