資料3 教育・保育の量の見込みと確保方策の主な変更点 1.量の見込みの変更点 ① 幼稚園預かり保育の量の見込みの変更 幼稚園の「預かり保育」の子どもを、1号認定から差し引き、保育が必要な2号 認定の子どもに加えた。 【説明】 計画期間中の教育・保育の量の見込みのベースとなる、平成 25 年度における保育 施設の利用者総数に上記「預かり保育」の子どもの数を加え、従来どおり、潜在的 保育ニーズや女性就業率の上昇による補正を加え、各年次の量の見込を算定した。 幼稚園の預かり保育の子ども(3歳から5歳児が対象)は、これまで幼稚園利用 者として1号認定(教育標準時間認定 3歳以上)の量の見込みとしていた。 しかし、実態としては長時間の保育が必要とされる子どもであるため、2号認定 (保育認定 3歳以上)の要素が強いことから、預かり保育の子どもは1号認定から 2号認定の量の見込みに分類替した。 また、要保育率を算定するうえで、これまで「保育未利用児童数」に加えていた 預かり保育の子どもを、「保育利用児童数」として、保育施設・保育事業を利用する 子どもの利用実績数に加える。 ○幼稚園預かり保育利用園児数 514/日(H25 年度平均値を園毎に集計、県調査) ○要保育率 見直し前:46.6% → 見直し後:50.3% 2.確保方策の変更点 ① 利用定員調査時と確認認申請時における利用定員の変更 県に「量の見込みと確保方策」を事前に報告する必要から、正式な確認申請によ る利用定員の設定の前に、あらかじめ各施設に利用定員の調査を行い、それに基づ き保育園・認定こども園の確保方策を算定した。しかし、正式な確認申請におい て、利用定員の見直しを行った施設が8施設あった。 ○認可保育所 6園 ○幼保連携型認定こども園 2園 ② 小規模保育事業の施設数及び利用定員の減少 現計画時点から実施施設が1減となった。また、現計画時点では各施設の利用定 員を認可定員の最大値 19 人で算定し、19 人×11 施設で 209 人の確保方策とした。 ○現計画時点の確保方策 11 施設 利用定員 209 人 ○見直し後の確保方策 10 施設 利用定員 165 人 ③ 幼稚園保育事業をしている幼稚園型認定こども園の取り扱い 現計画時点では、幼稚園保育事業をしている幼稚園は、すべて1号認定の確保方 策として算定していた。 見直し後では、確認申請で幼稚園型認定こども園に移行する園は、認定こども園 として算定し、もともとすべて1号認定の確保方策していたものを、1号認定及 び2号認定の確保方策とした。 ○幼稚園 → 幼稚園型認定こども園 4 園 ④ 平成 28 年度に開園する認可保育所の施設数の増(4 園増) ○認可外運営支援A型からの移行 2園 ○認可外運営支援A型以外からの移行 1園 ※現計画時点では平成 29 年度の確保方策として算定 ○新規創設園 1園 ※みはらしの丘保育園用地に建設予定 ⑤ 平成 28 年度に実施する事業所内保育事業の施設数の増(1 施設増) ○定員 30 名の事業所内保育事業(うち地域枠定員 7 名を確保方策とする) ※事業所内保育事業については、当該企業の労働者に係る定員を除いた利用 定員のみ確保方策に見込むことが可 (子ども・子育て支援法第 61 条第 2 項第 1 号) ⑥ 市立保育園の整備計画年度の変更 ○改築 1園 ○廃止 1園 ○定員調整1園 平成 29 年度の確保方策 → 平成 29 年度の確保方策 → 平成 30 年度の確保方策 → 平成 30 年度の確保方策 平成 30 年度の確保方策 平成 31 年度の確保方策 ⑦ 幼稚園における預かり保育を2号認定の確保方策に追加 新制度において認定こども園に移行しない幼稚園 15 園の平成 25 年度における預 かり保育の利用実績 309 名を2号認定の確保方策に加える。 認定こども園は2号認定の利用定員の設定が必須であり、長時間の保育が必要な 子どもは、預かり保育ではなく2号認定の枠内で保育する。 ○認定子ども園に移行しない幼稚園預かり保育利用園児数 309/日 (H25 年度平均値を園毎に集計、県調査)
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