平成 20 年 12 月 10 日政策決定会議資料子ども部箕面森町における幼稚園・保育所施設の設置について１．幼保施設の整備について ①大阪府による箕面森町の入居計画をもとに止々呂美・箕面森町の就学前児童数を推計平成 40 年度までに最大約 450 人。うち保育所または幼稚園に入所・入園する児童は、約 150 人から最大約 250 人。 500 就学前児童数及び幼保施設入所見込児童数（推計）人就学前児童数 400 300 入所見込 (3∼5歳児 100％) 200 入所見込 (3∼5歳児 87％) 100 0 H20 H22 H24 H26 H28 H30 H32 H34 H36 H38 H40 ②現在、保育所及び幼稚園に係るニーズについては、保育所の他市委託及びとどろみ幼稚園での受け入れ（増築にかかる経費を 12 月補正予算計上中）で対応しているが、早急に抜本的な対策を講じないと、待機児童が急速に増加するおそれ。 ③箕面森町には、幼保施設用に、止々呂美小中学校（とどろみの森学園）の敷地内に用地 2,000 ㎡を確保しており、幼保施設の平成 23 年４月開設を目指す。２．幼保施設の概要について（１）設置・運営主体市の財政状況、職員体制や公立保育所の民営化を進めていること等を鑑み、新しい施設については、民設置・民運営とする。箕面森町に幼稚園が設置されれば、市立とどろみ幼稚園は閉園する。（２）定員及び形態形態は、認可保育所及び認可幼稚園を一体化した「認定こども園」を目指す。幼稚園の新規認可には、大阪府の基準では３クラス以上、定員 95 人以上となっているため、幼稚園部分の定員 95 人（３∼５歳児）および保育所部分の定員 20 人（０∼２歳児）、の「一貫型」幼保施設の設置を目指す。要件・年齢保育に欠ける 0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児認可幼稚園＋長時間保育（預かり保育）認可保育所保育に欠けない認可幼稚園 1 平成 20 年 12 月 10 日政策決定会議資料子ども部３．幼保施設にかかる要件等について（１）主な要件ア．用地は無償貸し付けとする。イ．保育に欠ける児童の入所手続及び保育料については、市と協議の上決定する。ウ．幼稚園および保育所の認可とともに、認定こども園の認定を得る。エ．保育所及び長時間保育児童は、完全給食とする。オ．障害児保育（支援教育）、園庭開放、育児相談、一時保育を実施する。カ．保育所部分では延長保育、幼稚園部分では長時間保育（預かり保育）を実施する。キ．施設として、看護師１人を配置する。ク．通園バスを運行する。ケ．施設開設前の所要の期間で市立とどろみ幼稚園の引き継ぎを実施する。（２）スケジュール別紙のとおり。４．幼保施設開設までの暫定策（１）幼稚園幼保施設開設までの幼稚園児の増加に対して、とどろみ幼稚園の増築により対応する。（２）保育所箕面森町において、幼保施設開設までの期間限定で簡易保育所を委託することなどを調整中。 2