第五章 結論 1. 陽 圧 換 気 方 式 無 窓 豚 舎 の 空 気 分 布 に 関 す る 研 究 小屋組妻面に設けられた換気 扇から屋根裏空間に空気を導入 し 、 天 井 に 設 け ら れ た 2列 の ス リ ッ ト か ら 舎 内 に 空 気 を 送 り 込 み、両側側壁下部に設けられたスリットから空気を排出する陽 圧換気方式の無窓豚舎の模型実験から得られた結果は次の通り である O (1) 換 気 量 の 多 い 場 合 、 吹 出 気 流 速 の 奥 行 き 方 向 に よ る 分 布 は 屋根裏空聞が大きいため、スロット開度に関係なく、 不 均ー で あった。特に換気扇近くでは、屋根裏空間に吹き込まれた気流 の誘導現象によって、舎内空気が屋根裏空間へ逆流する可能性 がある 。 (2) 夏 期 条 件 に お け る 気 流 分 布 は 、 主 に 、 吹 出 気 流 方 向 に よ っ て左右される 。 (3) 奥 行 き 方 向 の 舎 内 の 気 流 分 布 お よ び 温 度 分 布 は 天 井 ス ロ ッ トからの吹出気流速を同じにすることにより均 ー になる O (4) 冬 期 条 件 に お け る 無 次 元 温 度 分 布 は 換 気 回 数 が 少 な い 方 が 均 ー になる O 舎内代表温度と吹出温度との差が大きくなると、 豚房付近はより 高温になるが、この温度差が舎内全体に及ぼす 影響は小さい O (5) 換 気 扇 位 置 か ら 遠 く 、 吹 出 気 流 速 が 大 き い 所 で の 舎 内 無 次 元温度は小さくなる O 2 .通 風 式 二 重 被 覆 無 窓 豚 舎 に 関 す る 研 究 夏期における測定結果からは次のことがわかった O (1) 舎 内 気 温 は 外 気 温 に 対 し て 日 中 で 約 1K 、 夜 間 で 1.5K か ら 1.9K そ れ ぞ れ 上 昇 し て い た O 舎内気温は外気温に追従して変 化しており、日射が、 直接的に、舎内気温に影響しない 1 3 9 O (2) 舎 内 熱 収 支 か ら 、 日 中 の 土 壌 が 舎 内 気 温 上 昇 抑 制 に 大 き く 影響することがわかった O また、飼 育 密度の調節によって、夜 間の舎内外気温差の調節はできるが、日中はあまり効果がない O (3) 外 側 被 覆 材 の 吸 収 放 射 熱 量 が 少 な い こ と 、 お よ び 外 側 被 覆 材から内側被覆材へ伝達される対流熱量の一部が通気層空気に よって外部へ排出されるために、二重被覆壁体構造と従来型豚 舎に用いられる部材とで壁体からの舎内取得熱量は同程度であ る O (4) 日 中 、 舎 内 外 気 温 差 を 約 lK以 下 に 抑 え る に は 、 換 気 回 数 は 、 最 低 で も 、 約 20回/hが 必 要 で あ る O (5) 舎 内 気 流 分 布 は 吹 出 口 1穴 が 、 そ れ 以 上 の 吹 出 口 数 と 比 較 し て、良い結果をもたらす O 吹 出 口 1穴 で も 、 気 流 誘 導 シ ー ト 有 りは、気流誘導シート無しと比較して、豚に均 一 な気流を 当て ることができる。 冬期における測定結果からは次の結果が得られた O (6) 舎 内 発 生 顕 熱 量 3950w、 換 気 回 数 4回 /hの 条 件 下 で 、 舎 内 平 均 気 温 は 、 外 気 温 よ り 、 平 均 6.9 i : 0.9K高 く な っ た 動係数は O その変 o. 1で 、 舎 内 外 気 温 差 は 日 射 に 影 響 さ れ な い 。 こ れ か ら、通風式二重被覆構造壁体は従来の豚舎壁体と同程度以上の 断熱性能を備えている。 (7) 壁 体 の 断 熱 性 が 優 れ て い る こ と か ら 、 冬 期 に お い て 舎 内 気 温上昇に関係する熱量は豚体からの発生熱である O (8) 放 射 冷 却 に よ る 損 失 熱 は 、 通 気 層 空 気 の 熱 量 で 補 わ れ 、 さ らに、それは内側被覆材から舎内へも熱を伝える O (9) 舎 内 温 度 分 布 、 舎 内 気 流 方 向 お よ び 舎 内 無 次 元 温 度 分 布 か ら 、 冬 期 に お い て は 、 吹 出 口 2穴 が 舎 内 環 境 に 適 し て い る O 気 流誘導シート有りの利点が大きくないことから、気流誘導シー ト 無 し 、 吹 出 口 2穴 が 冬 期 に は 適 し て い る O (10) 東 側 壁 体 に 透 過 性 部 材 を 用 い る こ と に よ り 、 日 中 の 直 達 日 140 射の取得熱があるが、夜間の放射冷却によって熱が損失するこ とから、そのメリットはない 待できない O また、透過日射の土壌蓄熱は期 O 3 .舎 内 気 温 予 測 数 学 モ デ ル に 関 す る 研 究 (1) 数 学 モ デ ル に よ る 計 算 値 と 実 験 に よ る 測 定 値 を 比 較 し た 結 果 、 両 者 の 差 は 0.1 : t0.6Kと な り 、 計 算 値 と 測 定 値 は ほ ぼ 一 致 した O したがって、ここで提案するモデルが有用であるといえ るO (2) 暑 熱 対 策 に つ い て 検 討 し た 結 果 、 換 気 回 数 と 舎 内 外 気 温 差 の逆数は、 2次 曲 線 的 な 傾 向 を 示 す O (3) 年 間 の 計 算 結 果 か ら 、 透 明 壁 体 を 用 い る こ と に よ っ て 、 日 中、舎内気温を上昇させるが、夜間、放射冷却で舎内気温を下 げ、また土壌蓄熱効果も期待できないことなどから日射を透過 させる意味はない O (4) 通 風 式 二 重 被 覆 構 造 豚 舎 を 東 西 棟 と 南 北 棟 に し た 場 合 の 舎 内気温を比較した結果、両者の差は認められない O これは壁体 構造が日射の影響を受けにくいことからもたらされている O (5) 通 風 式 二 重 被 覆 構 造 豚 舎 を 全 国 に 普 及 さ せ る た め に 、 各 地 での舎内環境の計算結果から、関東以南の地域では冬期に補助 暖房無しで、北海道、東北地方では補助暖房を用いれば生産豚 舎としての管理ができる。 4. 今 後 の 課 題 本研究は、舎内の温度環境および気流環境について考察した O しかし、豚の健康状態にエアロゾルが関係することから、今後、 エアロゾル環境についても検討する必要がある。また、長期間 に渡って実際に豚を肥育した場合に、どの様な反応を豚が示す か検討する必要がある O 通風式 二 重被覆無窓豚舎で豚を実際に 1 4 1 飼育する場合、床面にオガクズを敷いて、糞尿 等 をオガクズに 吸収させる方法が考えられる O その場合、舎内の湿度環境およ びせん虫発 生等の問題が考えられる O しかし、これらの問題は、 実際に豚を肥育しなければ、わからない点が多いので、今後の 検討を要する O さらに、豚舎構造面では通風層に外部からの風が逆流する場 合があるので、その対応について検討する必要がある O 材料で は、壁体にフィルムを用いているために、半永久的に使用でき るという物ではない O そこで、フィルム等の耐久年数を考慮、し て経済性について検討する必要が今後、必要であると考えられ るO 温度環境および気流速環境の検討から、通風式ニ 重被覆無窓 豚舎の実用は可能であると考えられる 。 しかし、より適した環 境を作るには、以上の課題を解決することが望まれる 1 4 2 O 謝辞 本研究を遂行するにあたって、岩手大学大 学 院連合農学研究 科生物環境科学専攻生産環境学講座、教授 懇切丁寧な御指導を終始賜わった O 原 道宏博士、山形大 小林四郎博士、弘前大学農学部教授 博士、岩手大学農学部助教授 導と御助 言 をいただいた す 賞博士には また、本論文の御閲覧をし ていただいた、岩手大学農学部助教授 学農学部教授 伊藤 O ト蔵健治 黒田栄喜博士には、貴重な御指 ここに、慎んで感謝の意を表わしま O 本研究における実験に際しては、農林水産省農業工学研究所 農業施設環境制御研究室長 谷敏郎博士、同研究官 奈良 誠博士、同主任研究官 大 奥島里見氏、北海道農業試験所室長 佐瀬勘紀博士の御協力を賜わりました O 厚く感謝いたします O 研究の端緒を開いて下さった、筑波大学農林工学系名誉教授 相原良安博士、同教授 士、同講師 佐原侍三博士、同助教授 山口智浩氏、同助手 瀬能誠之博 池口厚男博士、多方面から の御助 言 をしてくださった株式会社ケンコーマヨネーズ筑波研 究所研究員 益氏、同 藤田世界氏、筑波大学大学院農学研究科 福田直哉氏の方々に御礼申し上げます 黄 O 平成五年 二 月 岩手大学大学院連合農学研究科 生物環境科学専攻 田中 章浩 裕 参考文献 1 )相 原 良 安 ・ 野 附 巌 ・ 佐 原 伝三 ・山口智治 (1 982) 畜舎における湿度調節に関 す る 研 究 , 昭 和 55から 56年 度 文 部 省 科 学 研 究 補 助 金 (一 般 研 究 B) に よ る 研 究 報 告 書 , 3 9 . 2 )相 原 良 安 (1984) 畜 舎 の 環 境 と 構 造 . 畜 産 施 設 基 本 設 計 作 成 の て び き , 改 訂 版 〈全国農業協同組合連合会施設・資材部) .全国農業協同組合連合会施設・資材部, 4 3 3 )相 原 良 安 (1984) ウインドウレス豚舎の実態調査.豚舎の換気に関する研究報 告書,全国農業協同組合連合会施設・資材部. 4)ASAED a t aD270.4 . (1984) :D e s i g no fv e n t i l a t i o ns y s t e m sf o rp o u l t r yandl i v e s t o c k, ASAES t a n d a r d s,3 5 0 3 5 2 . 5 )ASHRAE( 1 9 6 8 ) :P r o p o s e dp r o c e d u r e sf o rd e t e r m i n i n gh e a t i n ga n dc o o l i n gl o a d sf o r Energyc a l c u l a t i o n s, ASHRAE. 6 ) ASHRAE ( 1 9 7 6 ) P r o c e d u r e f o rd e t e r m i n i n g h e a t i n ga n d c o o l i n g l o a d sf o r , ASHRAE. c o m p u t e r i z i n g .Energyc a l c u l a t i o n s1 19 8 5 ) :ASHRAEHANDBOOKF u n d a m e n t a l s .ASHRAE,C h a p t e r2 7 . 7 )ASHRAE( 8 )Bond,T .E .,Heitman,H .a n dK e l l y,C .F .( 1 9 6 5 ):E f f e c t so fI n c r e a s e dAirV e l o c i t i e so n sandGrowtho fS w i n e .T r a n s a c t i o n so ft h eASAE:1 6 7 1 7 4 . HeatandM o i s t u r eLos 9 )Boon,C .R .( 1 9 7 8 ) :A i r f l o wp a t t e r n sa n dt e m p e r a t u r ed i s t r i b u t i o ni na ne x p e r i m e n t a l p i g g e r y .J .A g r i c .EngngR e s .,2 3:1 2 9 1 3 9 . 1 0 )Car p e n t e r,G .A e ta l .( 1 9 7 2 ):V e n t i l a t i o ni n v e s t i g a t i o n su s i n gas e c t i o no fal i v e s t o c k 門 b u i l d i n ga n da i rf 10wv i s u a l i z a t i o nb yb u b b l e s .1 .A g r i c .EngngR e s ., 1 7:3 2 3 3 31 . 1 1 )C h i s t i a n s o n,L .L .a n dH e l l i c k s o n,M.A .( 1 9 7 7 ):S i m u l a t i o na n do p t i m i z a t i o no fe n e r g y r e q u i r e m e n t sf o rl i v e s t o c kh o u s i n g .T r a n s a c t i o n so ft h eASAE, 2 0 ( 2 ):3 2 7 3 3 5 . .,Heavens,R .P .a n dBrown,D .( 1 9 8 1 ):Thee f f e c t so fa m b i e n tt e m p e r a t u r e 1 2 )C l o s e,W.H a n da i rmovementon h e a tl o s sfromt h ep i g .Ani m a lP r o d u c t i o n,32:7 5 8 4 . l a r e s P e r e i凧 M.a n dR a b l,A .( 1 9 7 9 ):Thea v e r a g ed i s t r i b u t i o no fs o l a rr a d i a t i o n 1 3 )Col c o r r e l a t i o n sbetween d i 任u s ea n dh e m i s p h e r i c a la n db e t w e e nd a1 iy and h o u r l yi n s o l a t i o n 1 4 4 v a l u e sS o l a rEnergy,22:1 5 5 1 6 4 . ヲ 1 4 )C u r t i s,S .E . (1 9 7 5 ) :E f f e c t so fa e r i a lammonia h y d r o g e ns u l f i d ea n ds w i n e -h o u s e ヲ d u s tonr a t eo fg a i na n dr e s p i r a t o r y t r a c ts t r u c t u r ei ns w i n e,J o u r n a lo fAni m a lS c i e n c e,7 3 5 7 3 9 . 1 5 )D i e s c h, M.A .a n dF r o e h l i c h, D .P .( 1 9 8 8 ):P r o d u c t i o na n de n v i r o n m e n t a ls i m u l a t i o n s 3 1 ( 5 ) :1 5 3 2 1 5 3 9 . i nl i v e s t o c kh o u s i n g .T r a n s a c t i o n so ft h eASAE, 堂腰 1 6 ) 純 (1978) 寒冷地における畜舎と舎内環境(1) ,畜産の研究, 3 2 ( 4 ) : 4 9 9 5 0 5 .A .a n d Beckman,W.A .( 1 9 8 0 ):S o l a re n g i n e e r i n go ft h e r r n a lp r o c e s s e s . 1 7 )D u f f i e,J nt e r s c i e n c e,1 2 6 . W i l e y -I .P .a n d Brown D .( 1 9 8 6 ) 18)Esmay,M.H.,Heavens,R ヲ E n v i r o n m e n t a lc o n t r o lf o r e s t p o r t,7 7 9 9 . a g r i c u l t u r a lb u i l d i n g s .1 s te d . .TheAVIp u b l i s h i n gcompany,W 藤J 1洋一 郎 ( 1 9 8 6 ) 1 9 ) 偏微分方程式の解法,初版,サイエンス社, 9 1 7 . 2 0 )藤田世界 (1990) 陽圧換気無窓豚舎の屋根裏空間の熱収支に関する研究,筑波 3 4 6 . 大学修士論文, 2 長谷川 房雄 ( 1965) 2 1 ) 不定常熱伝導,建築計画原論 I I (渡部 要編) ,丸善株式 2 3 1 3 5 . 会社, 1 2 2 )H e l l i c k s o n,M.A.,Walker,J .N .a n dS a i n s b u r y,D .( 1 9 8 3 ):V e n t i l a t i o no fa g r i c u l t u r a l s t r u c t u r e s .ASAE,1 5 0 . 2 3 )HendersonM .A.(1983):V e n t i l a t i o no fa g r i c u l t u r a ls t r u c t u r e s,ASAE. 2 4 )干場信司・堂腰 純・鮫島良次・浦野慎 一 ・佐藤義和・金谷尚智 ( 1981) 豚舎 4 ) 豚舎内環境の衛生的環境,昭和 5 6年度農 の環境と生産に関する実証的比較研究 ( 業施設学会大会講演要旨, 7 8 . 2 5鴻田谷光利 (1972) 仕上げ肥育豚舎の換気養豚便り, 2 2, 3 6 3 9 . 26 浴田谷光利 (1972) 仕上げ肥育豚舎の換気 ( 2 ) .養豚便り, 22,7 0 7 3 . 2 7 )市田浩三 ・吉本富士市 ( 1 9 9 0 ) スプライン関数とその応用,初版,教育出版, 2 9 7 9 2 8 ) 池口厚男・相原良安・山口智治・佐瀬勘紀・奈良 誠 ( 1 9 8 6 ) 無窓分娩豚舎の 7 ( 2 ) :3 1 5 . 舎内気動に関する研究(1)一夏期条件における模型実験農業施設, 1 1 4 5 ー 一 一 一一 _ ・ . 2 9 )池口厚男・相原良安・佐瀬勘紀・奥島里見 (1988) 関する研究 (I II)有限要素法による気流分布の予測 無窓分娩豚舎の舎 内気動に その1.昭和 63年度農業施設学 3 3 4 . 会大会講演要旨集:3 3 0 )池口厚男・相原良安 (1988) 要素法による気流分布の予測 無窓分娩豚舎の舎内気動に関する研究 (I II)有限 その 2 . 昭和 63年度農業施設学会大会講演要旨集: 35-36 a 民 Y .,Yamaguchi,Y.,Nara,M. and S蹴, S .( 1 9 8 8 ) :S t u d i e s on 3 1 )I k e g u c h i人Aih v e n t i l a t e da i rmovement w i t h i ns w i n eb r e e d i n gh o u s e( 1 1 )Model e x p e r i m e n tf o rw i n t e r 8 ( 3 ):3 4 4 8 . v e n t i l a t i o n .J o u r n a lo ft h eS o c i e t yo fA g r i c u l t u r a lS t r u c t u r e s .J a p a n,1 3 2 )池内俊策・山本あや・山本禎紀 (1984)豚の生理反応に及ぼす環境温度と風速 の影響および風速を含めた体感温度表示の試み. 日本畜産学会会報, 55(11): 815820 空衛工学会方式動的熱負荷計算プログラ 3 3 )石野久弥 (1988) :HASP/ACLD/8001 ( ム・第 3版)解説.空調設備の動的熱負荷計算入門,第 1 版 〈日本空調衛生設備士協 5 7 8 . 会コンビュータ・フログラム委員会) , 日本空調衛生設備士協会, 4 3 4 )板硝子協会編 (1 9 8 5 ) :HASP-L 利用者マニュアル, 日本建築設備士協会, 8 5 8 9 . 勝目高司・土屋喬雄 (1967):室内空気分布の模型実験法について.日本建築学会論 3 5 ) 2 7 . 文報告集,号外:5 3 6 )空気調和・衛生工学会 (1971) 計算機による動的空調負荷計算法.空調負荷計 算に関するシンポジウムテキスト,空気調和・衛生工学会, 4 6 ( 3 ) ,3 3 7 . 3 7 )空気調和・衛生工学会 (1972) 手計算による最大負荷計算法.空調負荷計算に 関するシンポジウムテキスト,空気調和・衛生工学会, 4 6 ( 3 ) ,3 9 7 6 . 3 8 )空気調和・衛生工学会 (1972) 手計算による最大負荷計算法.空調負荷計算に 関するシンポジウムテキスト,空気調和・衛生工学会, 4 6 ( 3 ) ,70-71 . 3 9 )空気調和・衛生工学会 (1981) 空気調和・衛生工便覧(第 10版)第 2巻,空気 調和・衛生工学会, 1 1 3 2 4 0 . 1 9 5 9 ):室内の熱対流の近似相似則.日本建築学会論 4 0 )前田敏男・石黒一 郎・松本衛( 文報告集,第 63号 : 1 7 2 0 . 4 1 ) 前田敏男・石黒一郎 ( 1 9 6 0 ) :強制換気のある室の熱対流の近似相似則. 日本建築学 1 4 6 ・ ー~--_. 会論文報告集,第 6 6号 : 7 3 7 6 . 42 帰 浦 邦 男 (1 9 7 4 ) 建築環境工学 1 ,初版,朝倉書庖, 2 8 . 版 〈渡 辺 一 4 3 )皆 川 秀 夫 (1987) 湿 り 空 気 線 図 の 使 い 方 . 農 業 環 境 実 験 法 , 第 1 郎) .サイエンスハウス, 2 3 2 2 3 6 . 9 8 9 ) 4 4 )森山則男・五十嵐員哉・石塚明・徳、重英明 (1 豚産肉性の選抜に及ぼす気 4 4 0 . 温の影響. 日本畜産学会北陸支部会報, 59:3 .E .,S t a r tI .B . andBrown D .( 1 9 8 0 ) :A n o t eont h ee 百e c t so ff o r c e da i r 4 5 )MountL m a l movementande n v i r o n m e n t a lt e m p e r a t u r eonw e i g h tg a i ni nt h ep i ga f t e rw e a n i n g .Ani 30:2 9 5 2 9 8 . p r o d u c t i o n, 奈良 4 6 ) 誠・小綿寿志 ( 1 9 8 9 ) 生産補助エネルギーを利用した施設園芸加温シス テムのシミュレーション.北部地域における自然エネルギーの効率的利用による栽 7 3 2 8 5 . 培植物生産システムの開発.農林水産技術会議事務局, 2 4 7 )NienaberJ .A.,S h a n k l i nM.D .,HahnG .L .andManakR .C .( 1 9 8 5 ):Performanceo f tT r a n s a c t i o n so ft h e n e o n a t a landnewly-weanedp i g sa sa f f e c t e d byt e m p e r a t u r eand d i e. 5 ) :1 6 2 6 1 6 3 3 . ASAE 28( ヲ 9 6 9) 建築設計資料集成 6,丸善, 2 6 . 4 8 )日本建築学会編 (1 4 9 )西 川 兼 康 ・ 北 方 直 方 (1990) 図解伝熱工学の学び方,第1 版,オーム社, 1 9 5 - 205 5 0 )農 林 統 計 協 会 (1991) 農 業 白 書 附 属 統 計 表 , 平 成2年度版.農林統計協会, 8 9 1 0 0 5 1 )沼 田 尚 登 ・ 菅 野 勇・土倉道之 ( 1985) 簡易吸排気装置による豚舎の換気とそ の効果,畜産の研究, 3 9 ( 9 ) :6 7 6 8 . 5 2 )岡 田 光 弘 (1986) 豚の知識と豚舎構造.畜舎設計資料,第1 版.全国農業協同 I3 5 . 組合連合会施設・資材部,環境I 5 3 )P a t t i e,G .R . andM i l i n eW.R .( 1 9 6 6 ):V e n t i l a t i o na i r f l o wp a t t e m sbyu s eo fm o d e l s . T r a n s a c t i o n so fASAE,9 ( 5 ) :646ω. h i l i p p s, H. ( 1 9 4 0 ) :ZurT h e o r i ed e rWarmestrahlungi n Bodennahe,G r e r l .B e i tr .Z . 5 4 )P Geophys, 56: 2 2 9 . 5 5 )Randall,J .M.( 1 9 7 5 ): TheP r e d i c t i o no fa i r f l o wp a t t e r n si nl i v e s t o c kb u i l d i n g s .J .A g r i c . EngngR e s .,20:1 9 9 2 1 5 . 5 6 )R a n d a l l,J . M. a n dB a t t a m sV .A .( 1 9 7 9 ):S t a b i l i t i l yc r i t e r i af o ra i r f l o wp a t t e r n si n l i v e s t o c kb u i l d i n g s .1 .A g r i c .EngngR e s .,2 4:3 6 1 3 7 4 . 5 7 )R i s k o w s k i,G . L .a n d Bundy,D . S .( 1 9 9 0 ):E f f e c to fa i rv e l o c i t ya n dt e m p e r a t u r eon 3 ( 5 ) :1 6 6 9 1 6 7 5 . growthp e r f o r m a n c eo fweaningp i g s .T r a n s a c t i o n so fASAE,3 .L .,Bundy,D . S .a n d MatthewsJ .A .( 1 9 9 0 ) :H u d d l i n gb e h a v i o ra n d 5 8 )R i s k o w s k i,G 百e c t e dby a i rv e l o c i t ya n dt e m p e r a t u r e .T r a n s a c t i o n so f h e m a t o l o g yo fweaningp i g sa sa 3 3 ( 5 ) :1 6 7 7 1 6 8 5 . ASAE, .a n dWalberg,K .( 1 9 8 4 ):Thee f f e c t so fa i rv e l o c i t ya n dt e m p e r a t u r eont h e 5 9 )S a l l v i kK ヲ 0:3 0 5 3 1 2 . b e h a v i o ra n dg r o w t ho fp i g s .J .A g r i c .EngngR e s .3 ヲ 瀬能誠之・中村善光・沢口勝一・皆川秀夫 (1988) 6 0 ) 農業施設空間内における浮 9( 1 ) , 1 6 21 . 遊紛塵と浮遊微生物環境に関する研究(1)乳牛舎の環境特性,農業施設 1 6 1 )瀬能誠之 (1 9 8 8 ) 農業施設空間内における浮遊紛塵と浮遊微生物環境に関する 研究( I I )無窓ブロイラー鶏舎の環境特性,昭和 63年度農業施設学会大会講演要旨, 2 9 3 0 6 2 )奏 寛 ・ 小 泉 徹 ・ 宮 崎 元 ・ 阿 部 英 則 ・ 杉 本 亘 之 ・ 藤 田 保 (1986) 環境温 1 0 ):7 9 6 8 0 0 . 度に対する群飼離乳子豚の行動と成長の反応. 日畜会報, 57( 6 3 )正田良次・土屋喬雄・市川智章・勝田高司 ( 1 9 6 9 ) 集会室内の空気分布に関す 3 1 2 3 2 . る実測および模型実験.日本建築学会大会学術講演梗概集(北海道):2 6 4 )田中章浩 (1 9 8 9 ) 無窓豚舎の陽圧換気による環境調節に関する研究,筑波大学 5 2 7 . 農学修士論文, 2 .( 1 9 8 4 ):Useo fp h y s i c a lm o d e l st op r e d i c tt h ef l u i dm o t i o ni ns l o t 6 5 ) )Timmons,M.B v e n t i l a t e dl i v e s t o c ks t r u c t u r e s .T r a n s a c t i o n so ft h eASAE: 5 0 2 5 0 7 . M.B .,H o s h i b aS .,S a s eS .a n dl k e g u c h iA .( 1 9 9 1 ):E n g i n e e r i n ga n a l y s i so f 6 6 )Timmons, economicr e t u r n s台omJ a p a n e s ep o u l t r yl a y e rs y s t e m s .Thej o u m a lo fs o c i e t yo fa g r i c u l t u r a l J a p a n, 2 1( 3 ):5 1 6 0 . s t r u c t u r e s, 6 7 )戸原三郎・川端麻夫・古郡 浩・石井忠雄・鈴木俊二 (1971) 豚舎の構造と機 ( 2 ) :1 3 0 . 能に関する研究,家畜の管理, 6 6 8 )戸原三郎 (1980) 豚の呼吸エネルギー代謝に関する研究 1 4 8 4 )豚の熱発生量に及 ー&~ ぼす温度調節の影響, 日畜研報, 1 7 ( 3 ) :1 9 0 . ゆ)戸原三郎 ( 1 9 8 7 ) 環境と豚のストレス.養豚便り,全国養豚協会, 2 7,2 0 2 7 7 0 )所 和 暢 ( 1 9 7 3)寒冷環境が肉豚の生産性に及ぼす影響と防寒対策養豚便り, 2 3 .1 0 1 4 . 東京天文台 ( 1 9 8 7 ) 理科年表昭和 6 2 年,丸善株式会社, 2 0 0 2 0 3 . 7 1 ) 7 2 )富 家 武 男 ・ 青 笠 悟 ・ 関 島 忠 人 ・ 林 正 生 ・ 山 内 弘 ( 1 9 8 5) 夏季のダクト送 9 ( 8 ) :6 9 7 0 . 風が肉豚の生産性に及ぼす影響,畜産の研究, 3 7 3輝 直 樹 ( 1 9 9 0) 湿 気 環 境 工 学 , 初 版 , 朝 倉書庖 , 5 8 6 5 . 7 4 )土屋喬雄・勝田高司・寺沢達二 ( 1 9 6 9 ) 室内の渦動粘性係数について. 日本建 築学会大会学術講演梗概集〈北海道) :2 2 9 2 3 0 . 7 5 ) 字国川光弘 ( 1 9 8 6 ) 空気調和計算法,第 1 版,オーム社, 7 0 7 3 . 7 6 )山口智治・相原良安 (1 9 7 7 ) 換気用多孔膨張ダクトの送風特性.農業施設, 8 ( 1 ):4 8 5 6 . 7 7 )山口智治・相原良安 ( 1 9 7 9 ) 畜舎内空気分布に関する研究 無窓鶏舎内気流分 布の数値解析と現場担J I 定一,昭和 5 4年度農業施設学会大会講演要旨集:5 6 . 7 8 )山口智治・相原良安・奈良 誠・桜井喜十郎 ( 1 9 8 0 ) 畜舎内空気分布に関する 5年度農業 研究(11) -強 制 換 気 時 の 畜 舎 内 気 流 分 布 に つ い て の 模 型 実 験 昭 和 5 施設学会大会講演要旨集:1 2 . 7 9 )山口智治・相原良安・奈良 誠 ( 1 9 8 1) 畜 舎 内 空 気 分 布 に 関 す る 研 究 (I II )- 非 等 温 、 強 制 換 気 に お け る 舎 内 温 度 と 気 流 分 布 に つ い て 昭 和5 6年度農業施設学 2 . 会大会講演要旨集: 1 米田裕紀 ( 1 9 7 5 ) 寒冷地における豚の飼養管理.養豚便り, 2 5,9 11 . 8 0 ) 8 1 ) 脇本和 昌 ( 1 9 9 1 ) 統計学,第 1 版 , 日本評論社, 1 4 1 1 5 4 . 8 2 )渡辺 要 ( 1 9 6 4 ) 暖冷房設計用地中温度,空気調和・衛生工学会, 3 8 ( 2 ) :2 3 - 3 2 渡辺要 (1 9 6 5 ) 建築計画原論 I I,丸善, 6 3 6 4 . 8 3 ) 1 4 9
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