ミュンヘン日本人国際学校 11月号 NO.10 2010.11.2

ミュンヘン日本人国際学校
11月号 NO.10
2010.11.2
Japanische Internationale
Schule München e.V.
Bleyerstr.4 D-81371 München
『 笑顔の花、友情の光
~目ざせ17番目のGoalへ!~ 』
このスローガンは、児童生徒が各クラスで考えたも
のをもち寄り、まとめたものです。そこには、子ども
達が今年の文化祭をどのように創りあげたいかとい
う意志と希望が含まれています。
文化祭当日、たくさんの笑顔が花開き、どのクラス
も友情の光がまばゆく輝いていたのではないでしょ
うか。スローガンに掲げられた願いが形になった
瞬間、力一杯真剣に取り組んでいる姿は、観ている全
ての観客に感動をプレゼントしてくれました。
文化祭という大きな行事を通して、大事なことは何
か。それは文化祭当日、大勢のお客さんに観てもらう
ために、舞台の上で今までの成果や力を100%出し
切ること!…それだけではありません。本番という瞬間も大切ですが、それも含めてそこに至る全ての
過程や積み重ねに大きな意味があります。文化祭という目標に向かって起こる様々な出来事の中に、本
当に大切なものがたくさん隠れています。
例えば、文化祭にどんなことをするか自分達で決めたり、台本作りをしたりする想像力。舞台に必要
な大道具作りを通して、大きな段ボールを切ったり、太い刷毛で絵の具を塗ったりする経験。繰り返し
台本を読み、台詞を覚え、何度も同じ場面を練習する…その忍耐力。演技をしながら友達と息を合わせ
ること、意見が食い違ったり、逆に友達の知らなかった一面を発見したりして生まれた新たな友情。舞
台に立ち、勇気を出して大きな声を出す解放感や緊張感。自分ではない別人を演じることの面白さ。ク
ラスや学団で心をひとつにして協力すること。…取り上げると切りがありませんが、子ども達は文化祭
を通して、たくさんの学びをします。我々教師は、子ども達のいろいろな想いを導き、時には遠回りを
させながら、環境や場所を整えていきます。文化祭は、子ども達自身が創り上げるものです。
子ども達は、文化祭で培った豊かな力を、自分の自信につなげ、これからの学校生活の中で発揮して
いくことでしょう。大きな声をなかなか出せなかった子は、声のものさしの幅が豊かになったかもしれ
ません。恥ずかしがり屋だった子は、尐し勇気をもって前に立つことができるようになったかもしれま
せん。演じることが面白いと思った子は、他人の気持ちをよりよく理解できるようになったかもしれま
せん。
忘れてならないのは、文化祭の舞台裏での文化祭実行委員会の児童生徒の陰ながらの活躍です。ほと
んどの休み時間を、スローガン決定やオープニング計画、体育館装飾などの活動に当ててきました。そ
れから、文化祭の最後の仕上げをしてくれたのは、中学生を中心とした小学部5、6年生の児童生徒で
す。体育館の舞台設置に始まり、文化祭後の片付けに至るまで、本当に快く働いてくれました。
文化祭はひとつのピリオドを打ちました。しかし、児童生徒の学校生活はこれからも続きます。行事
を通してつけた力や豊かな心を、次につなげてくれることを期待しています。
保護者の皆様には、衣装などのご協力や温かい励ましのお言葉、そして文化祭では大きな拍手や声援
を頂き、本当にありがとうございました。
(文責 加藤 貴子)
【文化祭・児童生徒のひとこと感想】
きょう、がっこうでぶんかさいがありました。一ばんはじめにげきをしました。まくがひらいた
ら、おきゃくさんがいっぱいいて、びっくりしました。どきどきして、せりふのばんがくると、大
きなこえをだせるかな、とおもいました。ぶんかさいは、すごくたのしかったです。(小1年)
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はじまる前は、ちょっときんちょうしました。だから「人」というかん字を手に書いて食べまし
た。セリフを早口で言わずにはっきりと言うように、気をつけました。うまくできておわった後は、
ほっとしました。どきどきしたけど楽しかったです。(小2年)
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文化祭がありました。文化祭は楽しかったけど、ちょっと悲しい気持ちになりました。なぜかと
いうと、みんなでするぶたい練習が明日からできないからです。毎日毎日練習をしていって、わた
したちが尐しずつ尐しずつじょうたつしていくのがうれしかったです。当日は、わたしがのぞんで
いた百点をとることができたと思います。けんこうかんさつなどで大きな声を出し、来年の文化祭
では今年をこえるえんぎをしたいです。(小3年)
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私たち四年生のげきは大成功でした。みんながセリフの途中でつっかえたりまちがえたりしませんでした。
大きな声ではっきりと気持ちをこめてセリフを言うことができました。また、話している人の方に顔を向けた
り、セリフにあった振り付けをしたりをすることもできました。ドイツ語だったので覚えられるか不安だった
けど、まちがわずにセリフを全て言えたのでほっとしました。(小4年)
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こんなに楽しく文化祭が終わったのは、練習の時からみんなが協力して、一人一人が頑張ったか
らだと思う。練習の時はつらいことや楽しいこと色々なことがあった。でも、それをみんなで乗り
越えたり、助け合ったりしてこんな劇ができたんだと思う。今まで、頑張ってきたものがこれで終
わるのはもったいない気がするけど、来年もまた文化祭があるからもっと上を目指してがんばりた
いと思う。(小5年)
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私が一番大変だったのは、「声」です。私は、はじめは全然上手にできませんでした。心ではど
んな声がいいのか分かっていても、声に出して言うのは難しかったです。だから本番の時のような
声を出すのにはとても苦労しました。小学校最後の文化祭としてとてもふさわしい文化祭だったと
思いました。(小6年)
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文化祭当日、とても緊張しました。なぜなら、これまでで一番いい劇にしようと思ったからです。
九月、「第九」と「風になりたい」を歌おうと決めました。そこから、KPT(カルチャー フェスティバル
プロジェクトチーム)を中心に、文化祭への練習が始まりました。KPTを中心に本番に近づくと、朝・昼・放課
後を使って、細部まで練習しました。台詞を言うときの姿勢や言い方(感じ)など完璧を目指して練習に励みまし
た。校内発表会では、失敗してしまい、かなり焦りました。
文化祭当日では、劇の他にもう一つ仕事がありました。ビデオ係です。そこまで難しい仕事ではありませんでし
たが、自分の撮ったビデオが一生残ると思うと責任を持って取り組むことができました。
劇は、一番良いものにできたと思います。また、先生方が「笑って」というプラカードを上げていたのが見えた
ので、楽しい雰囲気で合唱ができました。
最後の台詞、「これからもこの中学部でがんばっていこうね。」と聞いたとき、尐し寂しい気持ちになると同時
に、充実した文化祭になったと実感しました。(中1年)
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今年の中学部の劇の課題は、二つの合唱を成功させることと、今の自分たちの等身大を表現することだった。大
変だった事や苦労は尐なくなかったが、それの代わりに、もっと大事なものを学べたと思う。
提案された二つの合唱を織り込み、自分たちの現在、そして経験してきた出会いと別れを見てて面白い劇にする
にはとても苦労した。KTP メンバー全員で台本を何度も読み深め修正し、また演出や演技、舞台の使い方には中
学部全員が頭を抱えた。それでも、自分たちで作る劇、自分たちで演じる劇である。中学部全員が協力して意欲的
に練習に参加した。演技は心を込めて感情がうまく伝わるように努めたし、他の人もみんな自分のベストをつくし
ていたと思う。
そして何より、「第九」の合唱は私たちの絆があったからこそ、最高のものにできたのだと感じた。互いの音を
聴き合い、合わせて奏でる。誰とも言わず自発的な練習を休み時間中、何度も何度も繰り返し、支え合い、教え合
ってきた。その全ての友情と努力の集大成として、歌い切れた合唱だった。
私たちの中学校生活は無限じゃない。だからこそ、今の限りある「青春」の時を、仲間と過ごすことが何より楽
しい。全員で作り上げた劇を終えたときに感じた、達成感と深い友情。そして合唱に感じた最高の「絆」を胸に、
これからも私たちの青い春を歩んでいきたいと思った。
「友情の光」の先にあるゴールに、仲間と共に到達することができた文化祭だった。(中2年)
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今回の文化祭では昨年よりも準備時間が短くとてもいそがしかったです。劇をKPTで作り始めてから、本番ま
で本当にあっという間でした。
それでも、なんとか中学部が一丸となって乗り切ることができました。文化祭では、歌やダンスも取り入れ、その
練習を放課後にしたり、部活の時間も利用したりしました。ですが、今回の文化祭が本当にいい文化祭になった
のは、中学部全員が全力を出して、力を合わせたからだと思います。
今回は、僕たち中学3年生にとって、中学校最後の文化祭でした。この文化祭の成功で学んだことを思い出に、こ
れからの勉強を頑張っていこうと思います。(中3年)
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児 童 生 徒 数
2010年11月2日現在
小
学
部
中
学 部
1年
2年
3年 4年
5年
6年
合計
1年 2年 3年 合計
9
12
9
6
9
3
48
9
5
1
15
男
9
9
8
6
13
8
54
3
6
2
11
女
18
21 17 12 22 12 102 12 11
3
26
計
転入生:小1、小2、小3、小6各 1 名
総計
63
65
128
後期児童会・生徒会始動・・活発な活動を期待しています・・・
小学部・中学部共に 10 月から後期の児童会・生徒会がスタートしました。
「どんな活動をしたらみんなが楽しく有意義に過ごせるか」を考えて活動を工夫してください。
後期は、クリスマス集会、餅つき大会、卒業おめでとう集会などが計画されています。
素晴らしい活動をしてくれるものと期待しています。
~小学部~
後期児童会活動が始まりました
10月に入り、学校生活においては後期の活動が始まりました。小学部でも児童会活動・クラブ
活動において新しいメンバーに入れ替わり、新たな活動を計画中です。今回は各児童会活動につい
て紹介します。
<集会委員会>
学期末に行われる児童集会や、編入生が来た時の歓迎会、退学生が
出た時のお別れ会を企画します。みんなが楽しめる会にできるよう、
集会委員全員が協力して会の運営に当たります。
<図書委員会>
主な仕事は、図書の貸し出し・返却を管理することです。定期的に
読み聞かせや、紙芝居、クイズ大会など楽しい行事も計画しています。
本を借りるごとにもらえるスタンプを集めると素敵な賞品ももらえま
す。
<交流委員会>
毎週水曜日、昼休みの「ふれあいタイム」の時間を、低学年から高
学年の児童までみんなで楽しめるように楽しい企画を考えています。
異学年交流を通じてみんなが仲良くなれるように頑張っています。ま
た、学期に一度、全学年を対象にしたスポーツ大会を実施します。2
学期・3学期も楽しみにしていてください。
<広報委員会>
学校生活の月目標を知らせるためのポスターを作成したり、朝会
で月目標をげきにして伝達したり、その月にちなんだ広報新聞を作
成したりします。今年から昼食の時間にみんなが楽しめるようなク
イズやお話を放送しています。
~中学部~
中3進路先決定のための三者面談実施
10 月 28 日(木)に中学 3 年生は、三者面談を行いました。いよいよ 3 年生にとって今後の進路
を決定するための大切な面談が始まりました。生徒が自信を持って自らの進路に向かうために、職
員一同応援態勢を整えています。中学 3 年生はもちろんですが、他の学年の1,2年生のご家庭で
も機会があれば、今後のことについて話し合いをお願いいたします。
さて、中学部の進路相談ですが、これに際しては大きな前提があります。それは、「決断は生徒
自身がする」ということです。生徒が自分の意志で決定することは、自分の進路に責任を持つとい
うことにつながります。しかし、「好きなように決めなさい」では保護者や教師は必要ありません。
進路を考えるうえでの良きアドバイザーでありたいと思います。
ご家庭で進路の話をする場合、進路説明会でもお話しましたように、忘れてならないのは将来の
希望との関わりです。進学した学校・学科が将来の希望進路とつながっていることが大切です。職
業に就くまでの経緯を考えて中学卒業時の進路を選択するのが最善です。このことを相談する柱と
して忘れないでいただきたいと思います。その上で、生徒の将来にとってどうすることが一番良い
のか(海外での経験をどの様に位置付けるかも含めて)、生徒の個性・能力・適正を考え、相談を
進めていただきたいと思います。また、帰国時期やお子さまの文化的なバックグランドも考慮する
必要があると思います。進学先として偏差値や点数は受験の難易度を測る尺度でしかありません。
「自分を生かしてくれる」「自分の選んだ学校は素晴らしい」と誇りを持って進めることが大事な
ことです。
日本から高校案内資料も送られてきています。中学部図書室にファイルしていますので参考にし
ていただきたいと思います。
バイエルン放送交響楽団リハーサル見学
10 月 20 日(水)の午後からバイエルン放送交響楽団のリハーサルを見学に行きました。このリハ
ーサルは、ミュンヘン市内の 7・8・9 年生向けの学習の一環として公開されていて、世界でも十指
に入るオーケストラの演奏を直接聴くことは、生徒にとって非常に貴重な体験となりました。
今回の見学を通して、プロの意識と演奏に対する集中力など今後の様々な活動に生かせることが
学習できました。
生徒の感想より
・ ぼくが最初に思ったことは、明日が本番なのに楽しそうに解説し、観客を笑わせていたオーケ
ストラの人たちの気持ちです。演奏が始まると空気が変わり、こちらもその空気で圧縮されるよ
うな感じを味わいました。
・ 今回の演奏を見学して気がついたことは、プロの人たちでもリハーサルでメモを取り、より良
い演奏にしようとしていたことです。
私たちもこの気持ちを持って行事に取り組みたいと思いま
した。
・ 私は、演奏中、一人ひとりが指揮者の指揮をしっかりと見て、全ての音を聴き、一体感のある
心地よいメロディーを創り出していることに感動しました。
この見学の次の日が、校内文化祭でしたので、
生徒達はこの経験を生かし、すばらしい演技や合
唱を行なってくれました。今後の中学部の活動で
も、これまで以上に、気持ちの切り替えを行い、
集中力を高めて取り組んでいってくれると思いま
す。
~ドイツ語授業~
ドイツ語の A2 検定試験の実施について
今年本校ではゲーテ・インスティトゥートの協力を得て2010年10月2日に二回目のドイツ
語検定試験(A1)を実施致しました。皆さん緊張しましたが、一生懸命試験に取り組みました。結
果は全員合格でした。当日の試験官の話によると全員が素晴らしい成績を修めて、次の段階(A2)
へ向かうことが可能だということです。
受験者の皆さん、おめでとうございます。
(文責
ドイツ語部主任
マウアーズィッヒ
マルティン)
教育(共育)講演会開かれる
10月27日(水)NHKテレビ講座でおなじみ
の上田浩二先生を講師にお招きして教育(共育)講
演会を実施いたしました。中学生のキャリア教育の
一環として、ドイツ語の時間を通して得られるこ
とや今後役立つことをクイズも織り交ぜながら
分かりやすくお話をしていただきました。保護者
の皆様にもご出席いただき、講演会の後半では、普
段悩んでおられるドイツ語学習の進め方やドイツ語
活用について具体的に教えていただくことが出来ま
した。その中で、ドイツ語を高めていく上で如何に
母語である日本語が大切かということも強調されて
いました。その他、上田先生には、本校のドイツ語
授業を参観していただき、教職員対象に「若いときに外国語を学ぶ意味やドイツ語学習について」
また、翌日にはドイツ語教員対象に「日本人の子供たちがドイツ語を学ぶ素晴らしさについて」ご
指導いただきました。
【講演会に参加した中学生の感想をご紹介いたします】
・ぼくが上田先生のお話を伺った中で一番印象に残ったのは、「外国語を学ぶ時、実際に活用しや
すい外国で学んでいることはとても有利です。」という言葉です。この一言でぼくのドイツ語を
学びたいという意識が高まりました。〔中1〕
・日本では経験できないようなことをたくさん経験できていること知り、これをうまく活用してド
イツ語の上達やその他の経験を大切にしていきたいです。〔中1〕
・上田先生の話を、自分のこれまでのことと照らし合わせながら聴くことができました。私は、こ
れまで色々な国でいろんな言語を耳にしてきました。そのおかげか、上田先生が言っていた通り
外国人と話をしたりすることにとても興味があります。たまたま住むことになったドイツでドイ
ツ語を学べるということはとても素晴らしい感謝すべきことなんだと思いました。〔中2〕
・ドイツ語は得意でなく、英語の方が好きだったですが、話を聴いて、子供の頃から言語に触れる
ことの意味がわかり、言語の学習を頑張ることの大切さを実感しました。〔中2〕
・今回の講演会で納得することがたくさんありました。一つは考え方の違いです。日本の常識と海
外の常識について海外に来たからこそわかることだと思いました。〔中3〕
・ドイツ語は難しいし、わからないことがいっぱいあり「将来役に立つのかな?」と感じたことも
何度もありました。だけど、今やることに価値があるというお話を聴いてよくわかりました。こ
れからもドイツ語の授業をしっかり聞いていきたいです。〔中3〕
避難訓練が実施されました
10 月6日(水)に火災を想定した今年 2 回目の避難訓練を行いました。今回は、より実際に近い
状況で訓練するために、子ども達には、学年の実態に応じた最低限の事前連絡のみで実施しました。
当初は、消防署の協力を得て、訓練用の煙を焚き、煙の中からでもあわてず安全に避難ができるた
めの訓練を予定していました。しかし当日、ミュンヘン市内で火災が発生して消防署の方に来てい
ただくことが出来なくなりました。放送指示だけの避難訓練となりましたが、全員、真剣に訓練に
取り組むことが出来ました。放送と教員の指示に従い、『お(さない)・か(けない)・し(ゃべ
らない)・も(どらない)』の原則を守り、避難することができ、子ども達の意識の高さに感心し
ました。校長先生からは、火事は、火よりも煙が怖いことを話していただきました。ほとんどの人
が自分の口を押さえて口を開かないで避
難することが出来ました。全体的に良く
できましたという講評をいただき訓練は
終了しました。訓練のまとめとして、担
当の南先生からは、本校校舎は耐火性が
あるので、慌てて逃げてけがをすること
がないよう、落ち着いて行動することが
大切だという話がありました。
学校では、このように避難訓練と毎月
末に校内の「安全点検」を実施しています。今後も事故などの未然防止に努めていきます。
また今回の訓練を通して、本校の電話が不通になったときに関係機関や保護者の方との緊急連絡
の取り方について話し合われました。その結果、本校の電話回線が故障・その他使用不可となっ
た場合のみに、緊急連絡用電話を開設することになりました。
非常用電話番号(緊急連絡用)は、
(0151)21086 049
(本校の電話回線が不通になった場合のみの使用となります。)
今年の研究テーマは「伝え合う力を高める指導の工夫」です。
学校教育目標の一つ「自ら学ぶ向上心の育成」の実現
を目指し、児童生徒が自分の思いや考えを十分に表現でき
る力を育てるために、本年度の研究テーマを「伝え合う力
を高めるための指導の工夫」としました。発達段階に応じ
て3つの研究グループに分かれ、それぞれの実態に即し
たサブテーマを考えました。低学団(小学校1年から3
年)は「国語科と他教科との関連を考えながら」、高
学団(小学校4年から6年)は「考えをまとめ、発信す
る力の育成」、中学部は「尐人数グループによるコミュ
ニケーション能力の育成」に決まりました。それぞれの
授業に意図的に伝える場を設定し、言語活動を取り入れ、
思考力・判断力・表現力の育成に取り組んでいます。また、各自が研究テーマを念頭に置き日々の
授業実践を進めています。その実践をお互いに研修していくものとして年3回(6月、11月、2月)各
学団代表の先生方の研究授業があります。お互いの授業を参観し、その後の意見交流を通して日々
実践していることを検証し、学びあい、授業力の向上につなげていきます。
お知らせ・お願い
日本人会バザーについて
保護者の皆様方からのバザーの提供ありがとうございます。
今年も日本人会の主催によるバザーが行われます。本校保護者会及び補習授業校保護者の皆様の
ご協力で、手芸品・くじの準備と当日の運営がなされます。ミュンヘンに住む日本人の行事です。
みんなで協力して盛り上げていきたいものだと思います。当日も是非お出かけください。
1.開催日時 11 月 20 日(土) 午後2時より4時まで
2.開催場所 本校体育館
11月歯科相談会の実施について
昨年度実施いたしました歯科医師の田中先生による歯の健康診断(無料)及びフッソ塗布が非常
に好評でしたので、本年度も海外邦人医療基金(JOMF)の協力を得て次の日程で実施すること
が可能となりました。詳しくは、後日お知らせいたします。
1.実施日時 11 月 24 日(木)、25 日(金)
2.開催場所 本校会議室
3.内容
歯の健康診断(無料)及びフッソ塗布(実費として当日 11 ユーロ徴収)
小学部・中学部部活動終了後の下校時刻について
学部便りでお知らせいたしましたように、文化祭以降の部活動につきましては、16 時 30 分
完全下校となっております。日照時間も短くなってきていますので十分気をつけて安全に登下
校をしてください。
授業料納付証明書(Schulgeldbescheinigung)の発行
について
本年もあと 2 ヶ月となりましたが、所得税申告時に授業料納付証明書を必要とされる方は、
例年通り、「前年分のみ」発行可能ですので、早めにお申し出ください。
本年2010年は2009年分(2009年1月~12月)を発行。2008年以前の分は
発行不可能となります。また、企業が代行されます場合、担当課へも上記のご連絡をお願い申
し上げます。
なお、ご不明な点は事務局(089-74857312 シューマッハ)までお問い合わせください。
日
曜
11
1 月 Allerheiligen
2
火
合同朝会⑥ 中・部活
3
水
小・部活⑯
4
木
中・部活
5
金
職員会議
6
土
中 3:実力模試
月
行
事
予
定
7
日
8
月
小・委員会(後②)
9
火
中・部活
10
水
中 2・職場体験
11
木
プール(12 年⑦789 年⑦)
12
金
小・ふれあいランチ⑧ 中・部活
13
土
土曜授業参観
14
日
英語検定2次
15
月
土曜授業参観振替休業日
16
火
中・部活
17
水
小・部活⑱
18
木
中・朝会⑦ 中・校外学習(聖ルカス教会)
19
金
お別れ会
20
土
日本人会バザー
21
日
22
月
小・クラブ(後②)
23
火
小 MT 打ち合わせ
24
水
小・部活⑲
25
木
中・期末テスト
26
金
小・朝会⑨ 小・ふれあいランチ⑨ 中・部活
27
土
28
日
29
月
小・委員会(後③)
30
火
中・部活
小・部活⑰
読
書
週
間
※歯科検診
中・教育相談(~12/6)
中学校交流学習