お店でキャラメルコーンを買うときに、言います。 「キャラメルコーン一つください!」と ところが・・・・でてきたのは はい、一 個! ふざけるな!と思いつつ考える。 「いくら払えばいいのだろう?」 というわけで、1個1円以下のキャラメルコーン1粒?は 1個単位での売買は不可能なのだ! だからこそ、キャラメルコーンはいくつかが袋詰されて キャラメルコーン このようにすれば 販売できる! ピーナッツ増量中 ようするに、小さいものでも、幾つか集まれば大きな単位に なるのだ! これを原子に当てはめると・・・・・ 炭素原子1個の質量はちいさすぎて計れない! だから架空の質量を作らなければ・・・・・・ 炭素原子を解剖すると・・・・ 粒の数をとって炭素原子1個を12とする。 だけど、これは12gではない。もっとずっと小さい量なのだ! だから、キャラメルコーンのように何個か集めてしまうと ある程度の重さ・・・例えば12gにするためには炭素原子は 何個必要なのだろう? C C 23 6.0×10 個集めて固めると・・・ C C C C C ちょうど12gになる! この束を1molという風に決めると、いろいろいいことがある。 物質1molの質量は 物質1mol中の原子(分子) の個数は 気体1molの体積は 原子量(分子量)にgをつけた大きさ 23 6.0×10 個 標準状態で22.4㍑ 化学反応式でもモルは大活躍! CH4 +2O 2 → CO 2 +2H 2O この式の意味は・・・ H C H H H O O H O O H C O O O H O H 1分子のメタンと 1分子の二酸化炭素と 2分子の酸素が反応して 2分子の水ができた! CH4 +2O 2 → CO 2 +2H 2O 23 6.0×10 個 23 さらにこれを 6.0×10 倍 すると 23 6.0×10 個 23 6.0×10 個 23 6.0×10 個 23 23 6.0×10 個 6.0×10 個 CH4 +2O 2 → CO 2 +2H 2O つまり・・・ メタン1molと 二酸化炭素1molと 酸素2molから 水2molができる。 ということは メタン16gと 二酸化炭素44gと 酸素64gから 水36gができる。 このように、モルは個数と質量とを結ぶ重要な手がかりとなるのだッ! だから、水溶液同士の反応なんかではモル濃度が使われるよ。 モル濃度とは、 1リットルの溶媒の中に H Cl H H 1mol Cl 溶質が何molとけているのかを表す 濃度である。 左図の場合は、3.0mol/lになる。 Cl 1㍑
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