卒業研究

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9.30 中村直子
目次
・ECMの実験
実験環境
実験工程
実験結果
・次回の予定
ECMの実験
NZMATHの中にあるECMを実験した。
・それぞれ20桁, 25桁,30桁の数を
10個ずつ実験し、結果をもとに
平均,最大,最小,中央値を出した。
実験環境
ハードウェア:DELL OPTIPLEX 980
CPU
2.93GHz
メモリ 4.00 GB
ソフトウェア:OS
windows 7
python
2.7.2
NZMATH 1.1.0
実験工程
1, NZMATHの中のnextPrimeにて小さい
素数を持たず,かつある程度の大きさ
の数を見つける.
2, 1で見つけた二つの数を掛け合わせ
る.
3, 2で作った数をNZMATHの中のECM
を使い,時間をはかる.
実験結果
(少数第4位以下四捨五入)
15桁
20桁
25桁
平均
1.087
20.340
130.448
最大時間
5.117
37.995
348.879
最小時間
0.026
1.461
28.175
中央値
0.029
22.098
110.358
考察
同じ桁数でも25桁になると入力した数により計算
時間の開きが大きくなった.
15桁では,0.02秒台が多かった.(6/10)
次回(今後)の予定
・試割り算よりECMの方が有効になる時は何桁く
らいからなのかを調べる.
・Pari-GPやMaple,MAGMAでのECMの
速さの検証。
プログラム上の違いを検証.
・ジャニスさんの修士論文の理解、紹介.