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2005年 夏の学校・事務局企画
AstroEconomics入門
座長 高梨直紘/平松正顕(東京大学)
今日のメニュー
1. 座長より話題提供
2. 講演 永井智哉氏 (JST)
3. 講演 家正則氏 (国立天文台)
4. 質疑応答
社会と天文学の関わり
天
文
学
研究成果
社
会
お金
最近の報道より
配付資料 1. Astro E-II報道
2. Discovery打ち上げ報道
3. 効率悪い科学研究報道
“お金”は、社会との共通言語のひとつ
お金って、なんだっけ?
お金は可能性
(予算配分は可能性の奪い合い)
国家予算の木
(品種:ニホン)
基礎科学
天文学
社会還元
納税者
日本の場合
国家予算(歳出)
82兆円
国家予算
日本の場合
科学技術関係経費
3兆6000億円
科学技術関係経費
日本の場合
例えば
国立天文台歳出
1. 122億円
2. 641億円
3. 1015億円
詳しくは配付資料を参考にして下さい
国立天文台
天文学はどう応えているか
国立天文台の予算額
120億円
= 400万円
≒
天文学会所属人数
3000人
投資:インプットした金額よりも、大きな
アウトプットがある場合に行われる経済行為
あなたの研究には、400万円の価値がありますか?
座長提言のまとめ
(初級レベル)
・自分と社会の関わりについて知ること
(中級レベル)
・使った金額に対して説明を求められた時に、
自信をもってこたえる責任を持つこと
(上級レベル)
・研究のためにさらなる予算を獲得し、
納得してもらえる使い方をすること