隠岐勝(テレビ朝日モスクワ支局)

ポーランドに苛立つプーチン政権
隠岐勝
ロシア祝日を今年から変更
●11月7日の「ロシア革命記念日」廃止
●11月4日「国民統一の日」新たに制
定
プーチン大統領記者会見
●クワシニエフスキ大統領批判
苛立ちを隠せず、公然と批判
●OSCEでもポーランド批判
ウクライナ問題でポーランド活躍
●ユシチェンコ野党候補の招きでワレサ
元大統領キエフ訪問
●クチマ大統領の要請でEUのソラナ共
通外交・安保上級代表とともにクワシ
ニエフスキ大統領仲介工作
●ロシアが反対した決選投票のやり直し
でまとめ
選挙監視団でも活躍
●12000人の国際選挙監視団が編成され
たが、その内の4分の1はポーランドから
とも言われる程だった
●「オレンジ革命」を国を挙げて支持
キエフで見た反プーチン感情
プーチンなしのウクライナ
路上のギャラリー
我々皇帝を簡単に考えてるの?
シュバルナゼに賛成
シュバルナゼに賛成
アルジンバに賛成
アルジンバに賛成
カディロフに賛成
ヤヌコビッチに賛成
平和、民主主義、福祉の国
危険に陥った帝国
ポーランドの存在感
東ウクライナの現状
(映像著作権の関係で省略)
プーチン政権の特徴
●強いロシアの復活を目指す
●マスコミ、特にテレビをコントロール
●政治的な反対勢力の存在を認めない
●国民の根強い支持
拡大EUに対する考え
●基本的に敵対するとは考えていない
●しかし、加盟を希望しない
●その最大の理由は 大国主義
●NATOには警戒、背景に反米主義
●EU拡大が新NATO加盟国に実質的な政治
社会的基盤を与えていると感じている
再度ウクライナ
●東欧革命後、ロシア外交の最大の失敗
●EUの仲介外交を理解せず
●ウクライナのEU加盟を認めるがNATO加
盟は認めない
●国家の政策は国民が選ぶものとの民主主
義の原則を理解出来ない
●実際にはNATO加盟が先行?
ロシアの現実
●人口1億4500万人
●GDP 日本の9分の1
●国家予算 日本の8分の1
●現実には中規模の国家でありながら 大
国主義 を捨てきれない
● ソフト・パワー の欠如
厄介な隣人
●世論調査で両国民の嫌悪感強い
ポーランド10対39、ロシア9対20
(TNS OBOP 2004年10月)
●カチンの森事件解明、更に進む
●プーチン今月末ポーランド訪問
●今後のポーランド・ロシア関係、EU・ロシ
ア関係は好転せず