国立天文台 スペース重力波アンテナWG

国立天文台スペース重力波アンテナWG
第2回ミーティング(第2回DECIGO検討会)
イントロダクション
2003年5月12日
@国立天文台
国立天文台
川村静児
これまでの経過
• 199?年 宇宙研で河島先生・高野先生によりスペース重
力波アンテナの可能性を検討
• 1999年 坪野さんを中心にLISAのスタディーを行なう
• 2000年 川村が短距離型スペースアンテナを提唱
• 2001年 国立天文台将来計画委員会においてスペース
重力波アンテナWG発足
• 2001年 瀬戸さんが宇宙膨張加速度の計測に関する論
文発表(中村さんがDECIGOと命名)
• 2002年 WG第1回ミーティング開催
• 2002-3年 2つのR&D実験のたちあげ
• 2003年 WG第2回ミーティング開催
DECIGO
(Deci-hertz Interferometer Gravitational Wave Observatory)
衛星1
宇宙空間
(太陽周回軌道)
重力波
衛星2
レーザー光
5万km
衛星3
DECIGOの狙う周波数帯
DECIGOの感度は任意
DECIGO-WGの目的
「得られる科学的成果」と「フィージビリティー」につ
いてそれぞれ検討
• 「科学的成果」 感度がどれだけあればどんなこ
とが分かるか?
• 連星からの重力波雑音の評価?
• 「フィージビリティー」 どれだけの感度を出すこと
が可能であるか?
• R&D実験のたちあげ
LISAの現状
• R&D実験も進みつつある
• 来年度のPresident Budgetにのった(~$30M)
DECIGOに必要な技術
3台の衛星
フォーメーションフライト
太陽輻射圧など
重力場による動き
ドラッグフリー衛星
光が広がる
位相ロックして増幅反射
ヘテロダイン検出
R&Dの立ち上げ


精密衛星測位による地球環境監視技術の開発
(科学技術振興調整費)のサブテーマの一つとし
て通総研・新潟大・天文台で衛星間測距のシミュ
レータを製作開始
⇒長野君のトーク
LISAの技術開発の一環としてドラッグフリー技
術に伴う低周波での雑音の確認実験を
NASA(Goddard)・東大・天文台との間で共同研
究を行なう
⇒沼田君のトーク
ビューグラフ
• 発表者はビューグラフのpdfファイルを作り
1週間以内に川村まで適当な方法で提出し
てください
• Webに置きます
• ハードコピーを外部の人に配布する?