『なぜ、わかっていても実行できないのか 知識を行動に変えるマネジメント』 第1章 知識は、実行しなければ価値がない 2014年10月1日 C班 岡田・宇野澤・赤見・太田 知識は実行しなければ価値がない • • • あふれるビジネス書 経営セミナー マネジメント研修 ・・・・・・etc. 述べられている内容、助言はほぼ同じ 知識を吸収するチャンスはたくさんあるのに、マネジャーや組織のやり方は一向に変わらない 「すべきことは分かっているのに、実行できない」 =知識と行動のギャップ このギャップはなぜ生まれるのか どうすればギャップを埋められるのか 研究からわかってきたこと 「本当に実行できる知識は、本を読んだり人に聞いたり、考えたりして学ぶよりも、行動から得られる」 知識と行動のギャップは本当にあるのか? ■ギャップは存在するのか? ・素晴らしい経営手法が提案されても、なかなか浸透していかない。 (例)モジュール生産を推進しても、衣料品の約8割は大量生産されている。 ・マネジメントの違いにより、同会社内でも業績に差が出る。 ⇒ギャップは存在する。 ■ギャップの深さは? ・何をすべきかの考えには組織内に差はない。 ・実行すべきとわかっていても、実行できていない現状(p22 図表1-1) (25項目のうち17項目で大きなギャップ) ⇒大きなギャップがある。 知識と行動のギャップは問題か? ■結論 ・経営や業績に対する理解度の差は、業績を左右する一因にすぎな い。 ・知識を行動に移す能力の違いの方が、業績への影響力大。 ■理由 ・経営手法の知識を拾いあさり、ばらまく商売が多すぎる。 ・成功した企業は、誰でも知っているようなやり方を実践しただけ。 3節 ナレッジ・マネジメントの功罪 ・知識の価値が重みを増す byトマス・スチュワート →知識やノウハウの解釈を巡り、2つの問題が生じる 数量化できる商品としての知識 実践に使う具体的な知識 →知識を蓄積することが重視される <1つ目の問題> 区別が つけにくい!! ・かつては知識を行動として移すことは逆効果として捉えられていた(教科書P29参照) が…大 きな間違い ☆知識が社内で活用されていることが重要☆ →知識を生み出す人が先頭に立ち、実践すること!! <2つ目の問題> ・知識を具体的なものと考える点 →行動の底に流れる哲学を見過ごすことになる… ∴知識と行動のギャップが生じる ・価値観や哲学重視の会社 (例)トヨタ、ホンダ、スターバックスなど ☆哲学抜きでは成功を望めない☆ →知識の具体的な面だけを強調するのは良くない!! 実践から学べば知識と行動のギャップは生まれな い! 知識を得る=何をすべきかを知ること • だけではだめ! ・ビジネス書・自己啓発本を読む ・研修プログラムに参加する ・大学などの講義に出席する 知識を行動に移す • 難しい(^^;; 行動から知識を得ていく! これで知識と行動のギャップを少なくする 行動から学ぶ知識は実行するのも難しくない! 日本やアジアの経営者から生まれた考え方 「聞いて、みて、やってみよ」…医学実習生に伝わる言葉 実践例)ホンダ、キングストン・テクノロジー社(就職したい企業第2位に選ばれ た)、米軍など しかし 多くのビジネスの場やビジネス教育では「聞いて、みて、言っ てみよ」が基本となってしまっている
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