1 市場調査の手順 1. 2. 3. 4. 5. 6. 問題の設定 調査方法の決定 データ収集方法の決定 データ収集の実行 データ分析と解釈 報告書の作成 2 マーケティング・リサーチ データ収集方法の決定3 一次データの収集方法 3 一次データの収集方法 購買 観 質 文化 社会 個人 心理 行動 察 問 宗教 年齢 家族 人種 職業 ライフスタ 態度 イル 認知 製品 ○ ○ 時期 ○ 4 データ収集方法の決定 • 誰に質問するべきか? • 何を質問するべきか? • どの様に質問するべきか? – タイプ – 媒体 • 客観的・正確な回答が入手できる か? 5 収集方法のタイプ • 観察法 • 質問法(コミュニケーション法) • 実験法 6 観察法 •例 – 来店客調査 – 動線調査 – アイカメラ調査(消費者視線) – ピープルメーター調査(視聴率) 7 観察法の特徴 • 長所 – 客観性 – 正確性 • 短所 – 消費者の心理等を直接測定できな い 8 質問法の特徴1 • 長所 – 心理状態も測定できる – 実際には発生しにくい条件下での 行動や心理を測定できる 9 質問法のタイプ 構造化 非構造化 非偽装 代替質問固定方式 自由回答方式 偽装 投影法 10 代替質問固定方式 例: 栄養ドリンクは好きですか? 非常に 好き [ ] 好き どちら でもない 嫌い 非常に 嫌い [ ] [ ] [ ] [ ] 11 自由回答方式 例: 栄養ドリンクについてどう思い ますか? 12 構造化された質問の特徴 • 長所 – 管理や分析が容易 – 回答者の理解を助ける – 回答者の負担が少ない • 短所 – 妥当性が低い • 誘導質問 • 選択肢以外の回答 13 自由回答方式の特徴 • 長所 – 経験豊かな質問者ならば、豊かで 正確な回答を導出可能 • 短所 – 経験豊かな質問者の確保が困難 – 時間がかかる 14 偽装した質問の特徴 • 長所:真の回答が得られる • 自分自身の感情や意見に気づかない • 自分のイメージを悪くする事を認めた がらない • 自分を合理化しようとする反応 • 短所 • 質問の作成や解答の解釈が難しい 15 投影法 回答者に対してある状況などを見 せて、解釈や説明をしてもらう – 語句連想法、文章完成法 – 漫画完成法、絵画解釈法 16 語句連想法 • 例: 次の言葉から連想することを 言って下さい – 暑い夏の日 – 男勝り – スタミナ – ダイエット – 栄養 17 媒体,TV × 双 × 方 向 性 ○ マルチメディア性 △ ○ 手紙 ホームページ 電子メール 電話 面接 18 質問法・メディア選択の基準1 • 回答者が質問を正確に理解できること & 豊富な内容の回答が期待できること – 質問文や質問者の吟味 – マルチメディア性、双方向性 • 回答率を上げること – 回答者の負担・環境 – 匿名性 • 時間や費用の節約 質問法選択・メディアの基準2: バイアス(偏り) 質問方法等によって、回答が変わ ること – 質問文の表現、質問者 – 自己の合理化 – 調査への過度な協力意識 19 20 面接調査 • 特徴 – 質問内容の理解度:良 – 柔軟な調査:可 – 回収率:高 – 金銭的・時間的コスト:高 – 調査員の個人差の影響:大 – 被調査者不在、拒否:多 21 留置/郵送調査 • 特徴 – 解答にかけられる時間:長 – 調査範囲:広(郵送調査法) – 回収率:低 – 回収にかかる時間:長 – 回答者の特定:不可能 – 質問内容の理解度:悪 22 電話調査 • 特徴 – 費用:安 – 調査範囲:広 – 特定の時間に調査できる – 反発を買う危険性 23 質問法の特徴2 • 短所 – 外部要因を除去するのが困難 – 因果関係を調査できない 24 実験法 • 目的 – 独立変数の従属変数に対する影響 を測定し、要因間の因果関係を調 査 • 分析方法 – 横断分析 – 時系列分析
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