コンピュータ・リテラシーa 第5回 電子メールの一歩進んだ利用法 担当: 遠藤 美純 [email protected] 1 Tips ~画面を分ける 2 前回の授業より ~全角と半角 メールアドレスは必ず半角にすること – 全角で宛先などを指定するとメールが届か ない – 英数字は常に半角で入力する ショートカット – [漢字]キーで日本語モードのon/off 3 ジャンクメールコントロール 4 ジャンクメールの処理 ジャンクメールを一括して削除する – 「ツール」→「フォルダ内のジャンクメール付 きメッセージを削除」 自動的に別のフォルダに移動するなど、 高度な設定を行ないたい場合 – 「ツール」→「ジャンクメールコントロール」 5 送信済みトレイ 送信したメールを手元にも残しておく 自分で設定する必要がある – 受信トレイのアイコンをクリックしてフォルダ を作成する 送信済みトレイ 下書きフォルダ 6 設定 7 設定すると… 送信したメールは送信済みトレイに残る 書いている途中のメールを保存すると下 書きフォルダに保存される – 下書きフォルダに保存されたメールをダブル クリックすれば、編集を再開することができる 8 今回学ぶこと Cc と Bcc 電子メール特有の表現 電子メールの整理 エラーメールへの対処 メールの自動転送 電子メールを使ったさまざまなサービス 9 1. Cc と Bcc 通常の「宛先」の他に Cc、Bcc がある 10 Cc と Bcc の意味と機能 Cc (カーボンコピーの略) – 同じメールの写しを他の人に送る場合に使う。 「ついでに」とか、「参考のために」送りますと いう意味。受信側には差出人や宛先と同様 に表示される。 Bcc (ブラインドカーボンコピーの略) – 機能は Cc と同じだが、受信者側にはアドレ スが表示されない。 11 Ccの場合 受信者である鈴木さんはもちろん山 田さんも Cc が鈴木さんに送信され ていることが分かる。 送信者 (遠藤) From: 遠藤 To: 山田 Cc: 鈴木 受信者 (山田、鈴木) → From: 遠藤 To: 山田 Cc: 鈴木 12 Bccの場合 鈴木さんは自分宛てに Bcc でメールが 送られてきたことは想像できるが、 山田 さんは Bcc で誰に同時にメールが送られ たのかは分からない。 送信者 (遠藤) From: 遠藤 To: 山田 Bcc: 鈴木 受信者 (山田、鈴木) From: 遠藤 → To: 山田 (表示されない) 13 2. 電子メール特有の表現 電子メールには、特有の表現方法がいく つかある 便利な場合が多いが、あまり多用しすぎ ないようにすること 14 引用 ">" を用いて、他のメールを引用する 15 コメント (独り言) "#" を用いて、ちょっとしたコメント (独り 言) を挿入する 16 顔文字 記号を使った顔文字を使って、言葉じりに 微妙なニュアンスをつけ加えたりする。 – 例: 笑顔、 (^^) 日本式、 :-) 欧米式 フォーマルなメールなどでは使わないこと 17 3. 電子メールの整理 受け取った電子メールは分類して、整理 しておくことができる。 – フォルダを作る まずは分類のためのフォルダを作る。 – (例: 家族用のフォルダ、友人用のフォルダ、大学関係 用のフォルダなど) – メールを振り分ける ドラッグ & ドロップでメールを移動することができ る。 18 メールの自動振り分け ドラッグ & ドロップでいちいちメールを移 動するのは面倒 メールを受信した時点で、自動的にメー ルを分類できる – メールソフトのメニューから – 「ツール」→「メッセージの振り分け」を選択 19 メッセージ振り分けの設定画面 新規に振り分けを設定 する場合は「新規」を、 既存の振り分けを変更 する場合は「編集」をク リックする。 20 家族から来たメールを 振り分ける 家族である一郎、優子、太郎のいずれか を含むメールを 家族専用のフォルダに振 り分ける。 – 対象: 差出人の名前に一郎、優子、太郎の いずれかを含むメール – 動作: 「家族」というフォルダに移動 21 設定方法 (家族) 以下のように設定 22 振り分けの注意 注意: 実際は家族でない一郎、優子、太 郎からのメールも 「家族」フォルダに振り 分けられてしまう。 振り分けの条件はよく考えてメールアドレ スなどを用いた方が適切である。 23 4. エラーメールへの対応 メールの配送に何か問題がある場合は、 メールの送受信を行なうプログラムか ら (例えば "Mail Delivery Subsystem" とい う名前で) 英文のエラーメールが届く 場 合がある。 エラーメッセージが来たら、(英文だが)よ く読んでから対処する。 24 エラーメールの例と対処 件名が Returned mail: User unknown – ユーザー名 (@の左側) が間違っている 件名が Returned mail: Host Unknown – ホスト名 (@の右側) が間違っている 件名が Warning: could not send message – 送信先のコンピュータが一時的にトラブル 25 5. 電子メールを使った さまざまなサービス メールマガジン メーリングリスト 26 メールマガジン 雑誌あるいはミニコミ誌の電子メール版。 登録しておくことによって、定期的 (不定 期) に特定の話題に関する 情報などを メールにまとめたものを送信してくれる サービス。 27 メーリングリスト メーリングリストとは、特定のグループに 対する電子メールサービスの一つ 特定の電子メールアドレス宛てに電子 メールを送信すると、そのメールはグ ルー プ全員に配信される これを利用してメールを用いて、グループ 間の連絡や情報交換などを行なう 28 メーリングリストの仕組み 29 6. メーリングリストの利用 グループの情報交換に便利 – たくさんの人に一度にメールを送る – そのメールへの返事もメンバー全員に送る 30 cla 受講生用メーリングリスト [email protected] 登録手続き – 本文にsubscribe (自分の名前)と書いたメー ルを[email protected]に送信 – 帰ってきたメールを全文引用してそのまま返 信 31 メーリングリストへ投稿 登録が完了したら、簡単な自己紹介 [email protected] に送る そのメールは遠藤の授業の受講生全員 に送られる 今後、授業に関する質問などあればメー リングリストを利用すること 32 投稿の際の注意 誰かのメールに返信する場合は「返信」 を使う。 そうでない場合は「作成」を行う 33 実習 基本実習 1 – 送信済みフォルダの設定 基本実習 2 – メーリングリストの利用 応用実習 – メールの振り分けやメールに関する調査など 34 ページ内の検索 特定のウェブページの内容を検索する – [Ctrl] + F 35 (ネットニュース) 電子メールや WWWとならぶサービス 世界中にある相互接続されたニュース サーバを介して、 メッセージを交換する 仕組み。 – 議題となるテーマごとにグループが分かれて おり、 個々のグループをニュースグループと 呼ぶ。 36 (創価大学で利用できる ネットニュース) 創価大学では、残念ながら世界規模の ネットニュースは利用できないが、ローカ ルネットニュースは利用できる。 創価大学で利用できるニュースグループ については、 創価大学情報センターの ページを参照すること 37
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