可部高等学校 校内研修会 平成21年10月2日 総合的な学習の時間の目標 横断的・総合的な学習や探究的な学習を通して,自ら 課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よ りよく問題を解決する資質や能力を育成するとともに,学 び方やものの考え方を身に付け,問題の解決や探究活 動に主体的,創造的,協同的に取り組む態度を育て,自 己の在り方生き方を考えることができるようにする。 可部高等学校 1学年の目標 自己の在り方生き方や進路について考察 する学習活動を進め,設定した課題につ いて,知識や技能の深化,総合化を図る 学習活動を行う。 五つの要素を踏まえた目標(例) 横断的・総合的な諸問題の探究を通して, 多様な問題解決の方法とその背後にある 見方・考え方を身に付け,そこに潜む問題 を主体的に発見し,他者と協同して問題を 解決・克服しようとするとともに,自己の在 り方生き方を明らかにしようとする。 計画の作成 全体計画及び年間指導計画の作成に当たっては,学 校における全教育活動との関連の下に,目標及び内容, 育てようとする資質や能力及び態度,学習活動,指導方 法や指導体制,学習の評価の計画などを示すこと。 全体計画に盛り込むべきもの 1 必須の要件として記すもの ①各学校において定める目標, ②育てようとする資質や能力及び態度, ③内容 2 基本的な内容や方針等を概括的に示すもの ④学習活動, ⑤指導方法, ⑥指導体制, ⑦学習の評価 3 その他,各学校がそれぞれの全体計画を示す上で必要と考えるもの ⑧教育目標, ⑨年度の重点, ⑩地域の実態, ⑪学校の実態, ⑫生徒の実態, ⑬保護者の願い, ⑭地域の願い, ⑮教職員の願い, ⑯各教科との関連, ⑰地域等との連携 など 全体計画の構成(例) 生徒の実態 学校の教育目標 保護者の願い 地域の実態 各学校において定める目標 地域の願い 育てようとする資質や能力及び態度 学習活動 各教科との関連 指導方法 地域との連携 内容 (学習対象,学習事項) 指導体制 学習の評価 中学校や就職先, 進学先との連携 総合的な学習の時間と各教科 ○各教科・科目及び特別活動で身に付けた知識や技能 等を相互に関連付け,学習や生活において生かし,そ れらが総合的に働くようにすること。 ○各教科・科目及び特別活動の目標及び内容との違い に留意しつつ,第1の目標並びに第2の各学校におい て定める目標及び内容を踏まえた適切な学習活動を行 うこと。 探究的な学習 ①課題の設定:日常生活や社会に目を向けたときに 湧き上がってくる疑問や関心に基づい て自ら課題を見付ける ②情報の収集:課題解決に必要な情報を収集する ③整理・分析 :情報を比較したり,分類したり,関連 付けたりして,情報内の整理を行う ④まとめ・表現:情報の整理・分析を行った後,それを 他者に伝えたり,自分自身の考えとし てまとめたりする 可部高等学校 2学年の学習活動 月 時間数 具 体 的 指 導 内 容 4月 2 ○自分の進路について考える ○大学・短大等の上級学校について調べる 5月 3 ○大学・短大等の上級学校について調べる ○社会の動き(現代社会キーワード)について調べる ○新聞記事を使って社会の動きを調べる 6月 4 ○教育実習生の話(大学生活について) ○社会の動きについてのレポートを作成し,発表する 7月 2 ○学ぶことの意義について考える ○オープンキャンパスの情報について調べる 8月 2 ○オープンキャンパス参加のレポートを作成し,発表する 探究的な学習のイメージ まとめ
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