制度経済学Ⅰ① 2008年までの好景気がつづいた 世界経済が現在同時不況 日本経済? 評価の方法 • 1 DVD上映→質問に回答 • 2 15本のDVDについてノートを作成 • 3 前期末試験 講義のテーマ、DVDの内容について質問 DVD質問 Q1 インドの現在の自動車生産台数 Q2 アセアンの人口規模 Q3 「産業の集積」とはなにか Q4 なぜ日本に利益は戻らないのか Q5 「フルセット生産」とは何か DVD クローズアップ現代 2010.4.6. DVD回答 • • • • Q1 インドの自動車生産台数 200万台 6年後には、600万台に Q2 アセアン人口規模 6億 Q3 部品製造から加工組立まで存在する企 業 • Q4 コスト高の日本市場 • Q5 すべての産業部門を国内でそろえる DVD質問 • • • • • Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 現在の日本の平均所得の水準? 安売りスーパーの3戦略? 日本のデフレの背景? デフレ・スパイラルとは何か? デフレ脱出の方法? • クローズアップ現代 2010.4.9. 質問の回答 1 日本の平均所得 09年 378万円 過去最大の4.8%ダウン 2 三つの戦略 品揃え限定、見た目こだわら ず、消費期限間近商品、 3 正社員の所得水準抑制、少子化 4 物価下落、企業収益ダウン、賃金ダウン 5 一時的解決、長期的解決 制度経済学とは? • 経済学といえば、市場メカニズムが中心 • だが、実際には市場は制度なしに機能せず • 制度とは、法律、契約、合意、ルール、慣習 などの全体を示すことば 要するに、 • 制度経済学とは、市場プラス制度の重要性 • 市場がうまく機能するために、さまざまな制度 が必要 • これを日本経済について考えてみよう 2008年夏までの日本経済? • 変化は急激におこった 大地震 大津波 • 2004-2008の時期 世界同時好景気 • 1990-2004 「失われた10年」日本経済 • 1980-1990 バブル好景気 • 1945-1990 日本型フォーディズム • 日本経済のマクロ的な調整(レギュラシオン) の変化を分析する 日本型フォーディズムの時期 ・大量生産・大量消費 ・賃金所得の規則的な上昇(賃金=需要) ・そのための労働生産性上昇の実現 ・高賃金=高生産性=高成長の好循環 • このフォーディズムの時期からバブル好景気 (不動産市場の投機化)、バブル崩壊をへて 2004-2008の世界同時好況は・・・・ ・ 日本経済にとって、輸出主導による景気 回復が中心 賃金=コスト 質問力 • Q フォーディズム(高賃金、インフレ、高成 長)から現代(賃金抑制、デフレ、低成長)へ の移行、変化の原因は何か。現在のヨーロッ パのインフレ国の特徴は何か? • 耐久消費財の生産・消費を中心とする高度成 長(1945-1990)からポスト・フォーディズムへ • 労働側の攻勢、攻めの戦略⇒企業が受容 • なぜ? 企業にとって生産コストアップを売上 高アップによって吸収する • ポスト・フォーディズム(1990-)では労働側 は守勢、守りの戦略⇒企業の論理が強い • なぜそうなったのか? • 製造業から金融業へ、リーディングインダスト リーの交替(アメリカ合衆国) • そして、株主利害の重視、短期的利益の重視 • さらに、企業の収益率重視⇒コスト重視 そして、ヨーロッパ EUのなかで英、独、仏はデフレ経済。 • それに対して、EU加入によって高度成長に入った 国々、スペイン、アイルランド、ギリシアは、インフレ をともなう高い成長を記録した。 ⇒一定のキャッチアップ効果 → ギリシアの財政破綻、IMF出動
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