教育心理学 第1回 教育心理学とは 今日の流れ 講師の自己紹介 この授業について 教育心理学とは ミニ・レポート 講師の自己紹介 基本情報 氏名:伊藤大幸 – – 所属 – 「だいこう」でも「だいすけ」でもなく 「ひろゆき」と読みます 浜松医科大学子どものこころの発達研究センター 連絡先 – [email protected] 研究分野 認知心理学、社会心理学、発達心理学、臨床心 理学といった分野の研究を幅広くやっています – – – – 人はなぜ笑う(おもしろいと感じる)のか? プレッシャーがかかると、なぜうまくやれなくなるの か? 小中学生のメンタルヘルスの問題は、どのようなメカ ニズムで引き起こされるのか? 自閉症などの発達障害が社会生活への適応にどの ような影響を与えるか? この授業について 授業の目標 子どもを発達主体として理解し、その発達を促 す教育的働きかけとは何か、心理学的な視点か ら考える – – – – – 発達:幼少期から学齢期に至る子どもの発達 学習:学習や動機づけのメカニズム 学級運営:学級内の人間関係 適応:不登校、いじめ、非行などの不適応行動 特別支援教育:発達障害による適応の問題 講義計画 第1回:教育心理学とは 第2回:子どもの発達(1):発達の基本原理 第3回:子どもの発達(2):愛着関係の発達 第4回:子どもの発達(3):遊びと友人関係の発達 第5回:子どもの発達(4):社会性の発達 第6回:子どもの発達(5):認知能力の発達 講義計画 第7回:やる気を高める 第8回:学習のメカニズム 第9回:学習指導の原理 第10回:学級の心理学 第11回:個性を理解する 講義計画 第12回:メンタルヘルスと問題行動 第13回:発達障害と適応(1) 第14回:発達障害と適応(2) 成績評価基準 ミニレポート30% – – 期末試験50% – 毎時間終了時に講義の要点をまとめてもらいます 講義を聞き取れないと書けないので、講義中の私語 は厳禁です ミニレポートと同様の問題が出題されるため、毎回の 授業をきちんと聴いて、真剣にミニレポートをまとめる ことが試験対策にもなります 平常点(出席、授業への参加など)20% 教育心理学とは 教育心理学 教育活動に関する心理学的な法則や事実を研 究し、教育活動をより効率的に行うための新た な知見や技術を提供する心理学の一分野 教職課程における位置づけ – – 「教職に関する科目」-「教育の基礎理論に関する科 目」-「幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習 の過程(障害のある幼児、児童及び生徒の心身の発 達及び学習の過程を含む。)」 必修科目 教育心理学の内容 子どもの特性 – 子どもの発達のプロセス – 社会性の発達 知的能力の発達 子どもたちの間に認められる個人差 知的能力 パーソナリティ 発達障害 教育心理学の内容 学習指導・生徒指導 – 学習指導 – 学習のメカニズム 理解を促進する授業 相互作用を取り入れた授業 生徒指導 学級経営 不登校、非行、自傷行為、いじめなどの不適応問題への対 処 心理学の特徴 科学的 目に見えない対象を扱う 個人に着目する 心の構成要素 認知 感情 動機づけ 心理学における測定対象 主観 行動 生理的活動 心理学の領域 認知心理学 社会心理学 発達心理学 性格心理学 臨床心理学 教育心理学 ミニレポート テーマ 1. 2. 3. 心理学の基本的な特徴について説明せよ 心理学における測定対象は何か (この授業に対する質問・要望など) 評価の観点 問題に適切に答えているか わかりやすく書けているか(友達が読んでも理解 できるように) 自分の言葉でまとめられているか(スライドの丸 写しではなく)
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