タバコが肺がんに及ぼす影響 - Test Page for

タバコを吸うとがん
になる！？
清家瞳
○調査目的

１９６５年から２０００年までの喫煙率と肺がん死
亡率との関係を解析するとともに男女との喫煙
率の変化と社会的情景をふまえて喫煙率と肺が
んの因果関係を明確化する。
○調査目的

１９６５年から２０００年までの喫煙率と肺がん死
亡率との関係を解析するとともに男女との喫煙
率の変化と社会的情景をふまえて喫煙率と肺が
んの因果関係を明確化する。
○背景
がんは1981年以来日本人の死亡原因の第１位となり（そのうちがんになる原因
の３０％は喫煙となっている。また肺がんになる原因の70％も喫煙である。）、
疾病対策上の最重要課題として対策が進められてきた。
○がんの研究
1963年・・・・・厚生省及び文部省にがん研究助成金等の制度が
設けられた。１９８１年以降がんは日本の死亡原因
の第１位となり、その後、緊急な対策が求められてきた。
1983年・・・・・厚生大臣を含む5人関からなる「がん対策関係閣僚会議」を
開催した。「がん対策専門家会議」を設け「対がん10年総合略」
を策定した。（厚生省、文部省、科学技術庁の３省庁共同事業）
1994年・・・・・「がん克服新１０ヶ年戦略」が発足。
（厚生省、文部省、科学技術庁の３省庁共同事業）
○男性の年代別喫煙率の推移（単位：％）
西暦
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
20歳代
80.5
83.5
83.2
78.0
78.5
79.9
79.2
80.0
80.1
82.9
81.5
80.8
79.9
78.2
80.3
77.1
76.4
76.2
70.9
71.3
71.8
70.8
71.2
66.1
67.5
66.3
68.5
66.4
65.4
63.4
64.7
63.4
62.5
63.7
60.4
60.9
30歳代
84.7
84.8
84.1
79.3
80.6
78.4
77.3
77.0
78.8
79.7
77.0
74.8
76.0
76.0
76.1
73.4
75.9
74.7
71.3
70.9
70.2
70.0
68.7
67.4
68.5
68.7
68.4
66.7
66.2
68.9
66.3
63.3
62.4
61.4
62.0
63.4
40歳代
86.7
87.3
85.8
82.5
83.7
81.0
79.7
81.0
82.2
80.6
76.3
75.4
74.5
75.3
71.2
69.1
68.6
67.5
65.2
64.1
63.1
61.2
60.5
63.1
64.5
62.7
64.3
65.1
65.6
62.0
62.1
62.1
60.6
60.2
63.0
60.0
50歳代
81.4
83.4
82.3
81.3
80.3
78.3
78.8
79.8
77.7
78.0
78.6
77.5
75.5
76.3
74.6
70.0
69.6
72.2
65.7
67.2
63.3
60.1
58.8
59.7
57.3
57.0
57.3
53.4
53.9
55.5
57.5
54.8
55.1
54.7
54.7
54.1
60歳以上喫煙率（
男）
74.6
78.0
73.3
70.8
71.1
67.8
69.8
68.5
70.1
69.7
65.8
64.4
67.4
65.5
62.0
60.0
60.9
58.8
56.5
52.8
55.2
51.7
50.2
50.2
49.5
49.4
51.3
49.2
46.7
46.4
44.7
44.7
44.1
40.9
38.6
37.7
82.3
83.7
82.3
78.5
79.1
77.5
77.4
77.6
78.3
78.8
76.2
75.1
75.1
74.7
73.1
70.2
70.8
70.1
66.1
65.5
64.6
62.5
61.6
61.2
61.1
60.5
61.2
60.4
59.8
59.0
58.8
57.5
56.1
55.2
54.0
53.5
成人喫煙率（JT全国喫煙者率調査によるデータ）（HP）http://www.health-net.or.jp/tobacco/menu02.html
男性の年代別喫煙率の推移（単位：％）の基本統計量
30歳代
40歳代
20歳代
平均
73.09
平均
72.59
平均
標準誤差
1.24
標準誤差
1.10
標準誤差
中央値
74
中央値
72.35
中央値
最頻値
79.9
最頻値
77
最頻値
標準偏差
7.42
標準偏差
6.61
標準偏差
分散
55.00
分散
43.63
分散
尖度
-1.47
尖度
-0.88
尖度
歪度
-0.22
歪度
0.08
歪度
範囲
23.1
範囲
23.4
範囲
最小
60.4
最小
61.4
最小
最大
83.5
最大
84.8
最大
合計
2631.4
合計
2613.3
合計
標本数
36
標本数
36
標本数
50歳代
平均
標準誤差
中央値
最頻値
標準偏差
分散
尖度
歪度
範囲
最小
最大
合計
標本数
60歳以上
67.66
1.79
68.4
57.3
10.77
115.91
-1.73
0.00
30
53.4
83.4
2435.7
36
平均
標準誤差
中央値
最頻値
標準偏差
分散
尖度
歪度
範囲
最小
最大
合計
標本数
57.73
1.89
57.65
50.2
11.34
128.68
-1.22
-0.03
40.3
37.7
78
2078.3
36
70.49
1.51
66.55
81
9.09
82.58
-1.27
0.53
27.3
60
87.3
2537.8
36
喫煙率（男）
平均
68.32
標準誤差
1.55
中央値
68.1
最頻値
82.3
標準偏差
9.31
分散
86.76
尖度
-1.44
歪度
0.03
範囲
30.2
最小
53.5
最大
83.7
合計
2459.4
標本数
36
喫煙率（％）
男性の年代別喫煙率の推移（単位：％）
100
20歳代
90
30歳代
80
40歳代
70
50歳代
60
60歳以上
50
喫煙率
（男）
40
30
1965
1975
1985
西暦（年）
1995
○女性の年代別喫煙率の推移（単位：％）
西暦
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
20歳代
6.
6
10.
6
11.
0
8.
1
9.
9
9.
8
10.
2
12.
7
11.
0
12.
9
12.
7
14.
3
16.
0
14.
9
16.
4
16.
2
17.
4
17.
4
15.
0
17.
1
16.
6
15.
5
15.
9
15.
2
16.
4
19.
5
17.
5
16.
7
20.
8
20.
1
23.
3
20.
3
22.
3
23.
5
23.
6
21.
9
30歳代
13.
5
14.
3
16.
4
13.
6
13.
1
13.
0
13.
7
13.
4
12.
4
14.
1
13.
5
14.
4
13.
2
15.
7
14.
0
14.
2
14.
9
16.
2
14.
8
15.
0
14.
2
13.
3
15.
3
15.
1
14.
7
17.
2
17.
5
17.
9
17.
6
18.
9
19.
3
20.
6
17.
5
16.
7
17.
6
17.
7
40歳代
19.
0
22.
0
20.
9
17.
8
16.
8
16.
1
16.
1
14.
9
15.
5
17.
6
15.
7
14.
6
14.
5
16.
6
15.
5
14.
4
16.
5
15.
7
13.
4
13.
3
13.
2
12.
3
13.
2
12.
8
13.
8
14.
0
13.
7
12.
6
13.
0
15.
3
14.
1
14.
0
17.
2
13.
2
17.
1
16.
8
50歳代
23.
0
24.
1
23.
1
21.
1
20.
7
23.
3
17.
9
20.
6
18.
0
21.
1
17.
9
17.
4
16.
0
16.
8
16.
3
12.
8
13.
5
14.
1
11.
8
11.
3
12.
6
11.
0
12.
1
11.
6
10.
4
12.
2
11.
6
11.
8
10.
8
11.
6
12.
6
11.
0
12.
0
12.
5
13.
2
12.
0
60歳以上喫煙率（
女）
23.
0
24.
1
20.
3
20.
4
19.
8
20.
0
19.
4
18.
5
21.
2
20.
5
16.
8
17.
5
17.
0
17.
3
15.
4
14.
6
14.
1
13.
3
12.
4
13.
3
12.
4
10.
7
10.
6
10.
6
8.
6
9.
4
9.
7
8.
2
8.
2
8.
3
7.
9
7.
8
7.
5
6.
5
6.
8
6.
7
15.
7
18.
0
17.
7
15.
4
15.
4
15.
6
14.
7
15.
5
15.
1
16.
7
15.
1
15.
4
15.
1
16.
2
15.
4
14.
4
15.
3
15.
4
13.
5
14.
0
13.
7
12.
6
13.
4
13.
1
12.
7
14.
3
14.
2
13.
3
13.
3
14.
8
15.
2
14.
2
14.
5
13.
3
14.
5
13.
7
成人喫煙率（JT全国喫煙者率調査によるデータ）（HP）http://www.health-net.or.jp/tobacco/menu02.html
20歳代
平均
標準誤差
中央値
最頻値
標準偏差
分散
尖度
歪度
範囲
最小
最大
合計
標本数
15.81
0.74
16.10
11.00
4.46
19.90
-0.59
-0.03
17
6.6
23.6
569.3
36
50歳代
平均
標準誤差
中央値
最頻値
標準偏差
分散
尖度
歪度
範囲
最小
最大
合計
標本数
女性の年代別喫煙率の推移（単位：％）の統計量
30歳代
40歳代
平均
15.40
平均
標準誤差
0.34
標準誤差
中央値
14.85
中央値
最頻値
13.50
最頻値
標準偏差
2.06
標準偏差
分散
4.23
分散
尖度
-0.36
尖度
歪度
0.70
歪度
範囲
8.2
範囲
最小
12.4
最小
最大
20.6
最大
合計
554.5
合計
標本数
36
標本数
60歳以上
15.27
0.72
13.00
11.60
4.33
18.78
-0.86
0.76
13.7
10.4
24.1
549.8
36
平均
標準誤差
中央値
最頻値
標準偏差
分散
尖度
歪度
範囲
最小
最大
合計
標本数
13.86
0.89
13.30
13.30
5.36
28.75
-1.30
0.23
17.6
6.5
24.1
498.8
36
15.37
0.38
15.10
13.20
2.25
5.08
1.30
1.09
9.7
12.3
22
553.2
36
喫煙率（女）
平均
14.73
標準誤差
0.21
中央値
14.75
最頻値
15.40
標準偏差
1.26
分散
1.58
尖度
0.51
歪度
0.56
範囲
5.4
最小
12.6
最大
18
合計
530.4
標本数
36
喫煙率（％）
女性の年代別喫煙率の推移（単位：％）
30
20歳代
25
30歳代
40歳代
20
50歳代
15
60歳以上
10
喫煙率
（女）
5
0
1965
1975
西暦（年）
1985
1995
○肺がんによる死亡率（単位：％）
肺がん死亡率（男）
18.1
18.5
19.6
20.4
21.6
22.5
23.8
24.9
25.7
26.8
28.1
29.3
30.4
31.5
33.2
35.5
36.1
37.2
38.6
39.8
41.2
42.3
42.9
43.5
44.2
45.0
45.3
45.8
46.1
46.7
47.5
48.1
47.3
47.3
47.0
47.5
肺がん死亡率（女）
6.5
6.4
6.6
6.9
7.1
7.3
7.6
7.9
8.1
8.2
8.3
8.6
8.9
9.1
9.6
10.2
10.2
10.4
10.5
10.8
11.2
11.4
11.3
11.3
11.5
11.6
11.9
12.3
12.1
12.3
12.5
12.6
12.5
12.6
12.5
12.4
肺がん死亡率（男）
肺がん死亡率（女）
肺がんによる死亡率
60
死亡率（年）
西暦
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
50
40
30
20
10
0
1965
成人喫煙率（JT全国喫煙者率調査によるデータ）
1970
1975
1980
1985
1990
1995
2000
西暦（年）
（HP）http://www.ncc.go.jp/jp/statistics/2001/index_j.html
肺がんによる死亡率（単位：％）の統計量
肺がん死亡率（男）
肺がん死亡率（女）
平均
35.81
平均
10.03
標準誤差
1.71
標準誤差
0.35
中央値
37.90
中央値
10.45
最頻値
47.50
最頻値
12.50
標準偏差
10.26
標準偏差
2.11
分散
105.28
分散
4.44
尖度
-1.38
尖度
-1.34
歪度
-0.37
歪度
-0.36
範囲
30
範囲
6.2
最小
18.1
最小
6.4
最大
48.1
最大
12.6
合計
1289.3
合計
361.2
標本数
36
標本数
36
○喫煙率と肺がん死亡率の変化
比率（％）
喫煙率（男）
肺がん死亡率（女）
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
1965
1970
1975
肺がん死亡率（男）
喫煙率（女）
1980
1985
西暦（年）
1990
1995
2000
喫煙率と肺癌死亡率の推移
http://www.ncc.go.jp/jp/statistics/2001/index_j.html
男女の喫煙率と肺がん死亡率とその統計量
喫煙率（
男･女）
1965～1979
1980～1994
98
84.6
101.7
86.1
100
85.5
93.9
79.6
94.5
79.5
93.1
78.3
92.1
75.1
93.1
75
93.4
74.3
95.5
73.8
91.3
74.8
90.5
75.4
90.2
73.7
90.9
73.1
88.5
73.8
平均
標準偏差
中央値
最小
最大
標本数
93.78
3.71
93.1
88.5
101.7
15
平均
標準偏差
中央値
最小
最大
標本数
77.51
4.57
75.1
73.1
86.1
15
肺がん死亡率（
男･女）
1965～1979
1980～1994
24.6
45.7
24.9
46.3
26.2
47.6
27.3
49.1
28.7
50.6
29.8
52.4
31.4
53.7
32.8
54.2
33.8
54.8
35
55.7
36.4
56.6
37.9
57.2
39.3
58.1
40.6
58.2
42.8
59
平均
標準偏差
中央値
最小
最大
標本数
32.77
5.85
32.8
24.6
42.8
15
平均
標準偏差
中央値
最小
最大
標本数
53.28
4.47
54.2
45.7
59
15
仮説検定 Ⅰ
○喫煙率
◎ 母集団
1965年から1994年までの男女合わせた喫煙率を1980年を境にⅠ期間：（1965年～
1979年）、Ⅱ：（1980年～1994年）の2つに分けて、そのⅠ期間とⅡ期間の喫煙率平均は
変化するか、しないかどうか。即ち、1980年を境に変化は現れたかどうか。
μ１：Ⅰ期間（1965年～1979年）の男女合わせた喫煙率の母平均。
μ2：Ⅱ期間（1980年～1994年）の男女合わせた喫煙率の母平均。
◎ 仮説
Ho：（μ１＝μ2）
男女合わせた喫煙率について、Ⅰ期間とⅡ期間では喫煙率は変化していない。
即ち、1980年を境に変化はなかった。
H１：（μ１≠μ2）
男女合わせた喫煙率について、Ⅰ期間とⅡ期間では喫煙率は変化した。
即ち、1980年を境に変化が現れた。
ンプルの統計量
間（1965年～1979年)の男女合わせた喫煙率
n1=30
X1=93.78
S1=3.708
サンプル２： Ⅱ期間（1980年～1994年)の男女合わせた喫煙率
n2=30
X2=77.51
S2=4.571
検定統計量の公式
Z=
X1- X2
S12 S22
+
n1 n2
より
サンプルサイズ
標本平均
n1=30
n2=30
X1=93.78
X2=77.51
X1- X2
Z=
2
2
S1 S2
+
n1 n2
=
標本標準偏差
S1=3.708
S2=4.571
| 93.78-77.51 |
3.7082 4.5712
+
30
30
=15.140
危険率両側検定１％について検定
○１％両側検定・・・・CV=2.58
Z=15.140＞2.58
∴ Z＞CV
Zは棄却域にあるので、Hoは棄却されH１は採択される。
よって
Ⅰ期間とⅡ期間では、男女合わせた喫煙率において変化している。
即ち、1965年～1994年の期間で1980年を境に喫煙率に変化があった。
仮説検定 Ⅱ
○肺がん死亡率
◎ 母集団
1965年から1994年までの男女合わせた肺がん死亡率を1980年を境にⅠ期間：（1965年
～1979年）、Ⅱ：（1980年～1994年）の2つに分けて、そのⅠ期間とⅡ期間の肺がん死亡
率平均は変化するかどうか。即ち、1980年を境に変化は現れたかどうか。
μ１：Ⅰ期間（1965年～1979年）の男女合わせた肺がん死亡率の母平均。
μ2：Ⅱ期間（1980年～1994年）の男女合わせた肺がん死亡率の母平均。
◎ 仮説
Ho：（μ１＝μ2）
男女合わせた肺がん死亡率について、Ⅰ期間とⅡ期間では肺がん死亡率は
変化していない。即ち、1980年を境に変化はなかった。
H１：（μ１≠μ2）
男女合わせた肺がん死亡率について、Ⅰ期間とⅡ期間では肺がん死亡率は
変化している。即ち、1980年を境に変化が現れた。
サンプルの統計量
Ⅰ期間（1965年～1979年)の男女合わせた肺がん死亡率
n1=30
X1=39.77
S1=5.85
サンプル２： Ⅱ期間（1980年～1994年)の男女合わせた肺がん死亡率
n2=30
X2=53.28
S2=4.47
検定統計量の公式
Z=
X1- X2
S12 S22
+
n1 n2
より
サンプルサイズ
標本平均
n1=30
n2=30
Z=
X1=39.767
X2=53.28
X1- X2
2
標本標準偏差
2
S1 S2
+
n1 n2
=
S1=5.85
S2=4.469
| 32.77-53.28 |
5.852 4.472
+
30
30
=15.262
危険率両側検定１％について検定
○１％両側検定・・・・CV=2.58
Z=15.262＞2.58
∴ Z＞CV
Zは棄却域にあるので、Hoは棄却されH１は採択される。
よって
Ⅰ期間とⅡ期間では、男女合わせた肺がん死亡率において変化している。
即ち、1965年～1994年の期間で1980年を境に肺がん死亡率に変化があった。
○考察・結論
仮説検定ⅠとⅡは、背景である1981年以降の
「がん対策」が進められたことにより1980年位を
境に肺がんの死亡率の増加傾向が変化し、喫
煙率は（肺がんの原因の70％が喫煙だというこ
とが注目されてきたので）より、減少傾向に変化
したものと考えられる。
○感想
喫煙が最近、大変問題視され、対策が進められる事により喫煙
者の数が減り肺がんの死亡者数も後を追うように増加傾向に
変化が現れた事は、確実にタバコががんになる原因という正し
い認識がされ始めていると言える。
正しい認識、タバコの恐ろしさをより理解させる対策をこれから
もっと増やしていけば、喫煙者が誰もいなくなる日がくると思う。

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