WIT2004 報告 sada 第6回インターネットテクノロジー ワークショップ 場所 北陸先端科学技術大学院大学 (JAIST) 日程 12月14,15日 論文16本、参加者約50名 形式 シングルセッション 一人当たり40分(議論の時間が長い) 配布論文は持ち込み、カメラレディは来月提出 WITに備えて こんなWebを作りました 準備は万端 WIT初日 ~羽田空港~ 飛行機出発は8:45でした 7:40 集合時間・・・なのですが、まさとさんは 見えず(あと65分) 8:15 まさとさん登場! (あと30分) 8:20 とりあえずチェックイン(あと25分) 8:25 ビュッフェで朝食?!(あと20分) 8:30 朝食終了(あと15分) 8:35 大急ぎで手荷物検査へ(あと10分) 8:37 sada手荷物検査に3回ひっかかる 原因はiPodでした 8:40 なにやらアナウンスが・・・ 「小松空港行きにご搭乗されるアオヤギサダノリ様、 サイトウマサト様・・・・」 僕たちじゃん! 8:41 よりによって、搭乗ゲートは一番奥・・・ 久々に全力ダッシュしました 8:43 飛行機搭乗!! 8:45 飛行機は無事出発しました。。。 WIT初日 ~小松空港~ 無事小松空港に到着 ただ、これからバスに30分も乗らないと北陸 先端大に着かない それはとてもしんどい 北陸先端大は山の上にあるから、自由に行動 できない それでは石川県は堪能できない なにか良い方法はないものか・・・ というわけで レンタカーを借りました♪ WIT初日 ~北陸先端大~ 途中経路を時速130キロで疾走し到着! 北陸先端大は人がほとんどいませんでし た WIT初日 ~会場~ WIT初日 ~昼食~ 地元で有名な蕎麦や「草庵」 先生方にばったり遭遇 WIT初日 ~自分の発表~ 自分も発表しました 5番目でした 発表を長くして質疑応答を減らす作戦 発表中にウィルススキャンが・・・ WIT初日 ~自分の質疑応答~ それでも色々と質問が来ました 認証部分 分散ハッシュテーブルの利用 評価実験 WIT初日 ~StarBEDの見学~ ネットワークシミュレータ施設 ノード数512台、Vmwareを用いて仮想的に約 5000台のノードが存在 トポロジはVLANで容易に変更可能 WIT初日 ~宿泊先~ 金沢辰口温泉「まつさき」 とにかく豪華 旅館の前には大きな池 入り口まで橋を渡っていく 風水でこうしているとか WIT初日 ~夕食~ 夕食も豪華でした 海鮮尽くし 刺身盛り ゆでカニ カニごはん 日本酒が大量消費されました WIT二日目 ~会場~ 一日目と同じ要領でスタート この時点ではほぼ全員いました WIT二日目 ~酒屋めぐり~ 昼休みに地酒を造っているところへ 一軒目、白山 二軒目、菊姫 多くの人が買っていました WIT二日目 ~寿司~ 北陸先端大に別れを告げて ふき寿司 1000円のランチを食べました WIT二日目 ~兼六園~ 日本三大庭園の一つ ちょっと寂しかった 紅葉が終わってた 雪もふってなかった NTTみらいねっと研の人を発見 WIT二日目 ~金沢~ 飛行機出発は19:00でした 18:00 Sadaがそのころ車を運転していました 金沢市内で泉鏡花にゆかりのある名所に行く? 試しに今から小松空港に行ったら何時に着くのか カーナビで調べてみた 「到着予定時刻:19:00」 飛行機の出発時間じゃん! 急遽masatoさんにドライバーチェンジ!! WIT二日目 ~北陸自動車道~ カローラ爆走 一般道では間に合わないので高速道路で 平均140キロで北陸自動車道を爆走 最高瞬間速度160キロ オービス(らしきもの)の手前で急ブレーキ なんと18:20に小松空港に到着 WIT二日目 ~小松空港~ 無事小松空港に到着 今回は余裕ありました Sada、地味にまた手荷物検査でひっかかる 今度はデジカメでした WIT二日目 ~羽田空港~ 羽田空港に予定より早く到着 寺岡さん、塩井さんにばったり遭遇 というわけで、WITは無事終了しました 面白かった発表 インターネットにおける不要トラ フィックの解析 発表者 安田 歩、須藤 年章、水越 一郎(NTTコミュニ ケーションズ株) 背景 発表者はOCNのネットワークオペレータ OCNのバックボーンのトラフィックをダンプし、 その結果を解析 トラフィックの傾向 早朝の時間帯は全体的に少ない ISDNは深夜から早朝は少ない 地域によって量の差はあるが、傾向は同じ 不要トラフィックの定義 WANにおいてIPアドレスのあて先が不正なもの 127.0.0.1, 192.168.0.1など 解析 不要トラフィックの割合 15Mbps前後 あて先ポート番号別の集計 上位は著名なワームが名を連ねる 送信元IPアドレス ほとんどが正規アドレス 上位10ユーザが全体の37%を占める あて先IPアドレス 一定の規則がある場合 (MS Blaster, ポートスキャンなど) ランダムである場合 (Slammerなど) パケットサイズ別の集計 一番多いのはTCPの48バイト Synパケット トラフィック量の多いワーム service UDP 1434 MS-SQ-Monitor Slammer TCP 445 Microsoft-ds Sasser, Dabber TCP 135 Location Service Blaster UDP 137 NetBIOS Blaster, etc SFSを利用したKNOPPIXの起動 と処理性能の評価 発表者 後藤和弘(大分県産業科学技術センター),須 崎有康(産業技術総合研究所),飯島賢吾(産 業技術総合研究所),八木豊志樹(産業技術 総合研究所),丹英之(アルファシステムズ) SFSとは Self Certifying File System の略称 NFS over SSH2 Mount操作にルート権限不要 SFS-KNOPPIX 起動に必要な最低限だけCDに格納(約20MB) 残りはSFSで取得 CD一枚で様々な用途に対応、バージョンアップの必 要なし 評価 ローカルネットワーク内にSFSサーバ、クライアントを 設置 KDE起動までに40秒かかる 78MBをSFSで受信 最大スループットは40Mbps ハードウェアチェック時はほとんど受信なし KDEなどの起動時は大量の受信 恵まれたネットワーク環境下ではCD起動より早い レイヤ間情報伝達機構LIES 発表者 渋井理恵、神谷 弘樹、寺岡 文男(慶應義塾 大学) 目的 モバイルなどでは環境が動的に変化 各OSIレイヤの情報を用いて、変化への動的 対応を行いたい LIESを用いた例 L2情報を利用したL3の高速ハンドオーバー L2情報を利用したL4の最適化 実装方針 各レイヤの情報を抽象化するAE (Abstract Entity) AEの情報を仲介させるILS (Inter Layer System) 課題 仕組みはよく出来ているが情報をどう抽象化 するかに触れられていない StarBEDにおける実験の自動遂 行機構 発表者 宮地利幸、知念賢一、篠田陽一(北陸先端科 学技術大学院大学) 目的 StarBEDにおいて、多数ノードによる容易なシ ミュレーションの実行 Scenario Master Global Scenario Node Node Node Node Scenario Node Scenario Node Scenario ScenarioはCライクな 言語で記述 検証項目 Scenario Masterから受け取ったIPアドレスに従い、 Nodeはpingおよびnetperfを実行 ノード100台でも成功 今後の課題 エラー発生時の処理 Nodeの複数コンテキストの対応 感想 自分のシステムの実証実験にも使ってみたい 感想 学会は小規模 全体で50人程度 全体的にネットワークより 自分にも理解できて面白かった 次回もぜひ参加したいです
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