古庄隼也 松山裕敬 土師早央里 * 血管運動と血圧、血流の関係について * 血管運動について →外因的調節、局所的調節 * 血圧について * まとめ * 発展事項~血圧の測定~ ☆血管運動によって血流を調節する。 ☆血流は二点間の血圧の差によって 生じる。 中枢的に神経系により、局所的に血 管周辺の環境条件によって調節され る。 抵抗血管である細動脈や小動脈で調 節。 平滑筋繊維を含む→収縮、弛緩で調 節 この調節は常にどこかで起こっている 筋原性機構・・・血管中の平滑筋が血管の変化を妨げ る形で血流を一定に保とうとする機構。 筋原性機構により血液の自己調節がなされる。 組織への酸素供給が妨げられる状態 組織から血管拡張性の代謝産物が放出される 内皮細胞は血流を感知し内皮細胞由来弛緩因子 (一酸化炭素)によって血管が拡張する 血管壁には血管運動神経があり、延髄が支配する。 血管運動神経には血管拡張神経と血管収縮神経 がある。 血管拡張神経・・・主に副交感神経(アセチルコリン) 血管収縮神経・・・すべて交感神経支配(ノルアドレナ リン) 心拍出量(心臓が1回の収縮で送り出す血液 量)と末梢血管の抵抗性によって決まる 血流は血圧が0になる前に止まる→臨界閉 鎖圧 心臓が縮んだときの血圧が収縮期血圧(上の 血圧) 心臓が広がったときの血圧が拡張期血圧(下 の血圧) 血管運動とは血管収縮または血管拡張 による血管の内径の変化をいう 血管壁には平滑筋があり、その収縮・弛 緩によって血管の内径が変化し、循環 の調節を行っている 血圧は心拍出量(心臓が1回の収縮で 送り出す血液量)と末梢血管の抵抗性 によって決まる ①上腕に巻きつけた空気袋に空気を入れ、上腕動脈 の血流を完全に止める ②脈を採りながら空気を抜いていくとある圧力で脈が触 れ、聴診器で雑音が聞こえる→最大血圧 ③さらに空気を抜いていくと聴診器で雑音が聞こえなく なる→最小血圧 看護師は血圧測定の時、この血流の雑音 を聞いている。(コロトコフ雑音) 袋の圧力が最大血圧より大きいときは血 流がない →雑音はない 袋の圧力が最小血圧より小さいとき血流 は血管内をスムーズに動く →雑音はない バーン/レヴィ カラー基本生理学 講談社サイエンティフィック 生理学 講義録 循環器学 東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科 食機能保全科学専攻石川千賀子修士学位 論文
© Copyright 2024 ExpyDoc