加熱気体による短時間除去システム コア・バーン:CORE BURN 現在、アルミダイカスト鋳造では ・鋳造圧に中子が耐えられない ・鋳造圧に耐える中子を使用した場合、中子が除去できない という理由で中子は使用できないというのが常識となっています。 このジレンマを解決するプロセスを実現する装置として弊社が開発したものが 「コア・バーン:CORE BURN」です。 この崩壊プロセスの大きな特徴は、鋳造圧に耐える程の高強度中子で あっても、高温の加熱気体を通気させることで中子を脆くすることが 可能というところです。 強度劣化を起こした中子はわずかな衝撃を加えるだけで簡単に中子除 去が行えます。 実用化に向けて開発中ですが、先日完成した実験機と中子を組み込ん だアルミダイカスト製品を用いてこのプロセスの検証を行いました。 中子を組込んだ アルミダイカスト製品 加熱気体吐出口 加熱気体 発生装置 実験機 概要(2015年3月完成) 中子を組み込んだアルミダイカスト製品 加熱気体入口 赤丸部分:内部にこのように中子が入っていた 中子強度 長さ 1100N/cm2 330mm 出てきた砂はレジンが燃えており ほぼ新砂状態だった 加熱気体入口から高温の加熱気体を約3分間通気させたところ、 中子は完全に脆弱化し木ハンマーで軽く叩くだけで完全に中子を除去できました。 現在も実用化に向けて開発を行っております。 ウィンズテック㈱ 案納 亨介
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