強い特許 2004.11.24 発明の範囲 • • • • 生物 ソフトウェア ビジネスの方法 遺伝子 保護期間の長さ • 長いと、発明者にとっては独占的な権利を 有する期間が長くなる • 1993年のWTO・TRIPS協定 – 特許期間は出願日から20年より前に終了して はならない – 医薬品は製造承認に時間がかかるので、特 許の存続期間の延長制度がある(日米欧) 特許の幅 • 個々の特許がカバーする技術の範囲が大 きい – 後から類似の技術が特許出願された場合、同 じなら後の技術は特許として認められない、類 似なら問題が難しい – どの程度類似すると、先の出願から見て進歩 性がないか • 日本では、98年に特許の幅を広く解釈する 均等論の要件を明確にした 執行の強さ • 特許を侵害され、訴訟を起こしてもそれが決着す るまで長い期間がかかる • 侵害した者から少額の損害賠償しかとれない • このとき、侵害されても泣き寝入り • 日本: – 裁判にかかる期間の短縮化の措置 – 損害賠償の金額の高額化 – 侵害行為の立証の容易化
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