スライド 1

<3日目内容>
• 出席点呼
• 班分けとテーマの確認
• 今後のスケジュール
• HP更新内容の確認
• 前回のプレゼンについての補足
• 課題3~5の説明 (i-sys)
• プレゼンテーション方法論,情報収集方法論の講義
• ネタ探し,班討論
スケジュール
• 3日目(4月25日)
プレゼンテーション方法論講義(内容と構成)
情報検索方法
5月8日までに「調査結果」と「お薦めブックリスト」提出
• 4日目(5月9日)
高原のプレゼン(2回目)
プレゼンテーション方法論講義(プレゼン技術)
• 5日目(5月16日) 予行演習準備
5月22日までにアウトライン提出
• 6日目(5月23日) 予行演習準備
• 7日目(5月30日)~ 予行演習
5月末までに読書感想文提出
プレゼンテーション準備の流れ
ネタ探し
アウトラインの作成
パワーポイントファイルの作成
発表練習
アウトラインの作成
アウトライン: 発表内容を箇条書きにしたもの
(1) テーマの限定
テーマをできるだけ限定する.
結論の内容(本ネタ)を決め,それにあわせて内容を厳選.
(2) アウトラインの作成
• タイトル: 発表内容の本質を一言で.
サブタイトルで内容を限定するという手もある.
• 序論:
発表テーマの紹介.テーマ選択理由,テーマの意義.
問題提起という形式も有効.
聴衆をひきつけることを意識する.
• 本論:
結論の根拠となる内容を述べる.
• 結論:
話の概略,メッセージ,問題提起に対する回答など.
アウトラインの作成時の注意点
• アウトラインはまず結論から書き始めるとよい.
• 本論の部分は聞きやすい自然な流れになるように内容を配列する.
マクロからミクロへ,時系列などを意識する.
参考:
冒険物語に共通なストーリーを利用(いつもできるとは限らない).
「「超」文章法 伝えたいことをどう書くか」野口悠紀雄,中公新書
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故郷を離れて旅に出る(歴史世界という非日常へトリップ)
仲間が現れる(原子論者:デモクリトス,ドルトン,ボルツマンなど)
敵が現れる(反原子論者:アリストテレス,マッハ,オストワルトなど)
最終戦争に勝利(アインシュタイン,ペランの活躍)
故郷への帰還(科学についての見方が変わる)
対立軸(原子論vs反原子論など)があると話が面白くなることが多い.
アウトラインの具体例
<タイトル> 原子が実在する根拠
<序論>
• 原子の実在が認められるようになった歴史的経緯を説明する.
• 原子・分子のことを学んでいる化学科の学生なら知っておいてほしいこと.
• 科学的とはどういうことかについて考えるよい素材.
<本論>
• 古代ギリシャ原子論の誕生とその衰退
• 原子論復活までの歴史(4元素説からの脱却,新元素の発見)
• ドルトン・アボガドロの原子説・分子説
• 19世紀の化学者による原子論に関連する研究(原子量,原子価,周期律)
• 原子論者とエネルギー論者の論争(原子論の危機)
• アインシュタインのブラウン運動の理論
• 原子論の最終的な勝利
<結論>
• 今では当たり前の「原子」という概念も,多くの科学者の努力の末に確立された.
• 科学は大いなる空想をともなう仮説から始まる.
• 仮説は,批判に耐え,多面的で大量の実験データにより支持されて,初めて真
理となる.